JPS5829180Y2 - 粗紡機における自動給油装置 - Google Patents

粗紡機における自動給油装置

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JPS5829180Y2
JPS5829180Y2 JP7422479U JP7422479U JPS5829180Y2 JP S5829180 Y2 JPS5829180 Y2 JP S5829180Y2 JP 7422479 U JP7422479 U JP 7422479U JP 7422479 U JP7422479 U JP 7422479U JP S5829180 Y2 JPS5829180 Y2 JP S5829180Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
bobbin
bobbin rail
motor
chain
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Expired
Application number
JP7422479U
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JPS55176374U (ja
Inventor
義徳 猿渡
隆 小木曽
Original Assignee
豊和工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、チェン式のスイングモーションとボビンレー
ル昇降用モーターを具備した粗紡機のスイングモーショ
ン用チェンに、定期的に給油を行う自動給油装置に関す
るものである。
粗紡機におけるチェン式のスイングモーションは、その
チェノの最高速度が200 m7分にも達するため、ポ
ンプ等による強制潤滑を行う必要がある。
しかし、この強制潤滑を行うためには、オイルタンク、
ポンプは勿論のこと、そのポンプを駆動するモーターと
その制御回路を必要とし、このために自動給油装置が高
価なものになった。
本考案は、上記に鑑み、粗紡機のボビンレール昇降用モ
ーターを利用してポンプを駆動するように威し、給油装
置専用のモーターとその制御回路を不要にした安価でか
つ、設置の容易な自動給油装置を提供せんとするもので
ある。
以下、本考案を図面に示す実施例によって詳細に説明す
る。
上記支持式のフライヤー1を具備した粗紡機は、第1図
に示す如く、ドライビングシャフト(図示せず)と連繋
した遊星歯車機構2の出力軸2aと、ボビンレール3と
共に昇降するコピーエンド4内に収容したボビンシャフ
トホイール5間にボビンレール3の昇降運動に伴って上
下方向に揺動しながらボビンシャフトホイール5、ボビ
ンシャフト6、歯車7を介してボビンホイール8を駆動
するチェン式のスイングモーション9が装備されている
このチェン式のスイングモーション9は、遊星歯車機構
2の出力軸2aに固着したチェノホイール10と中間の
ダブルナエンホイール11間にチェノ12が懸回され、
かつ、ダブルチェンホイール11とボビンシャフトホイ
ール5に噛合した歯車13と一体のチェノホイール14
間にチェノ15が懸回され、その両チェン12と15が
カバー16及び17によって夫々囲撓されている。
又18は、ボビンレール昇降用モーターで、その出力軸
19の歯車20が伝導機構21を介してリフターシャフ
ト22に連繋され、そのリフターシャフト22のピニオ
ン23がボビンレール3に取付けたラック24と噛合し
、満管後に、該ボビンレール昇降用モーター18を起動
させると、ボビンレール3が巻取位置から管換位置まで
下降し、その管換位置で満管ボビン25と空ボビン(図
示せず)の交換が行われる。
又、管換完了後にボビンレール昇降用モーター18を逆
回転させると、ボビンレール3が管換位置から巻始め位
置迄上昇する。
更に、このボビン昇降用モーター18には、プーリー2
6、ベルト27、プーリー28を介して給油装置のポン
プ29が連結され、そのポンプ29の吐出側に接続した
パイプ32がジャンクションを介して分枝され、その分
枝した配管33及び34がスイングモーション9のカバ
ー16及び17を通じて内部のチェノ12及び15の上
部側へ給油できるように配管されている。
又、この給油したオイルを回収するパイプ35及び36
がカバー16とカバー17の下方のコピーエンド4の下
部に接続され、そのパイプ35及び36は夫々オイルタ
ンク31内へ挿入されて循環式の自動給油装置が構成さ
れている。
以上の様な構成の粗紡機は、満管になって機台が停止し
た後に、図示しないボビンレール下降用の押釦スイッチ
を押すと、ボビンレール昇降用モーター18が正回転(
矢印方向)シ、巻取位置にあったボビンレール3が管換
位置へ下降する。
又、ボビンレール昇降用モーター18の正回転によりポ
ンプ29が同時に回転し始めオイルタンク31内のオイ
ルを吸入し、その吸入したオイルがポンプ29の吐出口
から吐出し、パイプ32及び33.34を通じて停止中
のスイングモーション9のチェノ12及ヒ15の上部側
へ給油される。
給油されたオイルは傾斜したチェノ12及び15上を下
方へ向けて流れ、その間に滴下したオイルが下側のチェ
ノにも給油され、更に、カバー16及び17の下部へ滴
下したオイルは回収用のパイプ35.36を通じてオイ
ルタンク31内へ回収される。
尚、回収されたオイルは図示しないフィルター等を介し
て浄化されたのち循環使用される。
この給油中に、ボビンレール3が管換位置に達しボビン
レール昇降用モーター18が停止すると、ポンプ29も
同時に停止してスイングモーション9のチェノ12及び
15への給油が停止する。
その後、粗紡機の運転が再開され、満管になる度毎に前
記の如くボビンレール昇降用モーター18の回動に伴っ
てポンプ29が作動し、スイングモーション9のチェノ
12及び15への給油が定期的に行われる。
以上の様に本考案は、粗紡機のスイングモーション用チ
ェンへの給油を行うにあたって、給油装置のポンプをボ
ビンレール昇降用モーターと連繋して自動給油装置を構
成し、管換時毎に給油を行うようにしたので、給油装置
専用のモーターとその制御回路が不要となり、かつ、−
回の給油量が少くオイルタンク及びポンプを小型化でき
、従来のように専用モーターとその制御回路を用いて連
続的に給油するものに比べ、コスト及び取付スペースを
大巾に低減することができる。
又、給油周期も管換時毎のため2〜3時間に1回の割合
で定期的に給油されチェノ及びチェノホイールが油切れ
となることがなく、オイルの交換周期も長期化すること
ができる等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す略示図である。 9・・・・・・スイングモーション、12.15・・・
・・・チェノ、18・・・・・・ボビンレール昇降用モ
ーター、29・・・・・・ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チェン式のスイングモーションとボビンレール昇降用モ
    ーターを具備した粗紡機に、スイングモーション用チェ
    ンの給油装置を設け、その給油装置のオイルポンプをボ
    ビンレール昇降用モーターと連繋し、管換時毎に給油を
    行うようにした粗紡機における自動給油装置。
JP7422479U 1979-05-31 1979-05-31 粗紡機における自動給油装置 Expired JPS5829180Y2 (ja)

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JP7422479U JPS5829180Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 粗紡機における自動給油装置

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JPS55176374U JPS55176374U (ja) 1980-12-17
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ID=29307810

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JP7422479U Expired JPS5829180Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 粗紡機における自動給油装置

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JP2585205B2 (ja) * 1988-08-20 1997-02-26 豊和工業株式会社 給脂装置付き粗紡機

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JPS55176374U (ja) 1980-12-17

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