JPS5829131Y2 - プレストレストコンクリ−ト用シ−ス - Google Patents
プレストレストコンクリ−ト用シ−スInfo
- Publication number
- JPS5829131Y2 JPS5829131Y2 JP7721376U JP7721376U JPS5829131Y2 JP S5829131 Y2 JPS5829131 Y2 JP S5829131Y2 JP 7721376 U JP7721376 U JP 7721376U JP 7721376 U JP7721376 U JP 7721376U JP S5829131 Y2 JPS5829131 Y2 JP S5829131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- concrete
- prestressed concrete
- curing
- heating wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プレストレストコンクリートの構築に際して
使用されるコンクリートの養生を促進させる電熱線を備
えたシースに関するものである。
使用されるコンクリートの養生を促進させる電熱線を備
えたシースに関するものである。
従来、プレストレストコンクリートの構築に際し、ポス
トテンショニング工法ではシースを用い、このシー又は
型枠内にコンクリートが打設され、その後養生を行い、
コンクリートが所定強度に達したならばPCM材を挿入
、緊張、定着し、これによってコンクリートに圧縮応力
を導入して、プレストレストコンクリートが構築される
。
トテンショニング工法ではシースを用い、このシー又は
型枠内にコンクリートが打設され、その後養生を行い、
コンクリートが所定強度に達したならばPCM材を挿入
、緊張、定着し、これによってコンクリートに圧縮応力
を導入して、プレストレストコンクリートが構築される
。
かかる構築に際し、コンクリートが固って所要の強度が
出るまでに、養生期間として通常数日から数十日を要し
、工期の短縮を図る上で大きな障害となっていた。
出るまでに、養生期間として通常数日から数十日を要し
、工期の短縮を図る上で大きな障害となっていた。
そこで、従来型枠上にシートを被覆して蒸気養生を行っ
て養生期間を短縮せんとしていたが、このような従来方
法では設備、燃料等に多額の費用を要し、且つ労力を必
要とするなどの欠点があった。
て養生期間を短縮せんとしていたが、このような従来方
法では設備、燃料等に多額の費用を要し、且つ労力を必
要とするなどの欠点があった。
そこで、本考案は上述の如き欠点を解消するため、プレ
ストレストコンクリート用シースに電熱線を取付け、そ
の電熱線に通電して安価で、簡単かつ効率よくその内部
からも温熱養生を行い、コンクリートの養生を促進する
ことができるシースを提供せんとするものである。
ストレストコンクリート用シースに電熱線を取付け、そ
の電熱線に通電して安価で、簡単かつ効率よくその内部
からも温熱養生を行い、コンクリートの養生を促進する
ことができるシースを提供せんとするものである。
以下、本考案の実施の一例を図面について詳細に説明す
る。
る。
図中1は本考案に係るプレストレストコンクリート用シ
ースを示し、そのシース1の筒状本体部2に対して長手
方向に電熱線3を取付けている。
ースを示し、そのシース1の筒状本体部2に対して長手
方向に電熱線3を取付けている。
その電熱線3は筒状本体部2の外周面に螺旋状に巻回し
て固着されている。
て固着されている。
またシース1の端部にはPC鋼材4の緊張、定着用ナツ
ト支圧板5が設けられている。
ト支圧板5が設けられている。
6は型枠(図示せず)内に打設されたコンクリート部材
である。
である。
かかるシース1をポストテンショニング工法において、
型枠内にコンクリート打設前に配置しておき、予めシー
ス1が配設された型枠内にコンクリート部材6の打設を
行い、振動機などを用いて十分締固める。
型枠内にコンクリート打設前に配置しておき、予めシー
ス1が配設された型枠内にコンクリート部材6の打設を
行い、振動機などを用いて十分締固める。
その後、シース1の筒状本体部2に取付けた電熱線3に
通電することにより発熱させ、内部より温熱養生を行い
、コンクリート全体の養生を促進させる。
通電することにより発熱させ、内部より温熱養生を行い
、コンクリート全体の養生を促進させる。
養生後コンクリートの圧縮強度が所定の値となってコン
クリート部材6で、型枠内に形成されればそのシース1
内にPC鋼材4を挿通し、シース1の端部のナツト支圧
板5においてPCfi材4を緊張、定着してコンクリー
ト部材6に圧縮応力を導入し、次いでシース1内にグラ
ウチングを行C゛)プレストレストコンクリートが構築
される。
クリート部材6で、型枠内に形成されればそのシース1
内にPC鋼材4を挿通し、シース1の端部のナツト支圧
板5においてPCfi材4を緊張、定着してコンクリー
ト部材6に圧縮応力を導入し、次いでシース1内にグラ
ウチングを行C゛)プレストレストコンクリートが構築
される。
なお、シース1の電熱線3はプレストレストコンクリー
ト構築後もシース1と共にコンクリート部材6内に埋設
されるものである。
ト構築後もシース1と共にコンクリート部材6内に埋設
されるものである。
上述の如く、本考案はプレストレストコンクリート用シ
ースに螺旋状の電熱線を備えるようにしたことにより、
型枠内にコンクリート部材の打設が行われた後の養生は
、従来蒸気を用いた場合に建築現場において行われてい
た、予め養生を行うための設備、燃料等の用意をする必
要をなくシ、電熱線に通電するだけという簡単な操作で
養生の促進を行うことができ、養生作業能率が良くなる
と共に、安価で簡単に効率よく温熱養生ができるものと
なったものである。
ースに螺旋状の電熱線を備えるようにしたことにより、
型枠内にコンクリート部材の打設が行われた後の養生は
、従来蒸気を用いた場合に建築現場において行われてい
た、予め養生を行うための設備、燃料等の用意をする必
要をなくシ、電熱線に通電するだけという簡単な操作で
養生の促進を行うことができ、養生作業能率が良くなる
と共に、安価で簡単に効率よく温熱養生ができるものと
なったものである。
このため、養生期間も短縮され、工期の短縮を図ること
が可能となり、しかも、コンクリート部材の内部から養
生を行うようにしているので、コンクリート部材全体が
均一に養生され、コンクリート部材の圧縮強度も確実に
得られるものなどの諸効果が達成できてその効用は甚だ
大きい。
が可能となり、しかも、コンクリート部材の内部から養
生を行うようにしているので、コンクリート部材全体が
均一に養生され、コンクリート部材の圧縮強度も確実に
得られるものなどの諸効果が達成できてその効用は甚だ
大きい。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案に
係るシースの斜視図、第2図は同シースをプレストレス
トコンクリートの構築に使用した状態を示す長手方向拡
大断面図、第3図は同シースを使用した状態の全体を示
す断面図である。 1・・・・・・シース、2・・・・・・筒状本体部、3
・・・・・・電熱線、4・・・・・・PC鋼材、5・・
・・・・ナツト支圧板、6・・・・・・コンクリート部
材。
係るシースの斜視図、第2図は同シースをプレストレス
トコンクリートの構築に使用した状態を示す長手方向拡
大断面図、第3図は同シースを使用した状態の全体を示
す断面図である。 1・・・・・・シース、2・・・・・・筒状本体部、3
・・・・・・電熱線、4・・・・・・PC鋼材、5・・
・・・・ナツト支圧板、6・・・・・・コンクリート部
材。
Claims (1)
- 1.プレストレストコンクリート用シースの筒状本体部
に対して長手方向に電熱線を取付けたことを特徴とする
プレストレストコンクリート用シース。 2、筒状本体部の外周面に螺旋状に巻回した電熱線を固
着したことを特徴とする請求 項記載のプレストレストコンクリート用シース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7721376U JPS5829131Y2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | プレストレストコンクリ−ト用シ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7721376U JPS5829131Y2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | プレストレストコンクリ−ト用シ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52168950U JPS52168950U (ja) | 1977-12-21 |
JPS5829131Y2 true JPS5829131Y2 (ja) | 1983-06-25 |
Family
ID=28552922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7721376U Expired JPS5829131Y2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | プレストレストコンクリ−ト用シ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829131Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-15 JP JP7721376U patent/JPS5829131Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52168950U (ja) | 1977-12-21 |
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