JPS5829083Y2 - リ−ル付電磁連結装置 - Google Patents

リ−ル付電磁連結装置

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JPS5829083Y2
JPS5829083Y2 JP1978158458U JP15845878U JPS5829083Y2 JP S5829083 Y2 JPS5829083 Y2 JP S5829083Y2 JP 1978158458 U JP1978158458 U JP 1978158458U JP 15845878 U JP15845878 U JP 15845878U JP S5829083 Y2 JPS5829083 Y2 JP S5829083Y2
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JP
Japan
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reel
spheres
recesses
coupling device
elastic
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Application number
JP1978158458U
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JPS5574758U (ja
Inventor
清秀 岡本
繁己 山本
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は線状物、帯状物等のウェブの巻取、または巻
出装置に使用される電磁連結装置で、特にその装置にテ
ープが巻かれるリールを直接取付けるための構造に関す
るものである。
線状物や帯状物等のウェブ、例え+−mの小さい磁気テ
ープは磁性材がコーテングされた幅広のテープをl/2
インチ等の所定の幅のテープにスリットして製作され、
そのスリットされたテープは一本の回転軸に固定された
複数個のリールに、夫夫同時にその巻取条件に応じた最
適張力で巻取られ、そして所定の径に巻取られた磁気テ
ープはリールと共に回転軸から取外されて次工程に移行
される。
ところで、上述した磁気テープは、その幅が極めて小さ
いため、リール径が制限され、又スペースが確保できな
いこととが絡み合って複数の磁気テープの張力は複数個
のリールが固定された一本の回転軸を制御するか、回転
軸とリール間に夫々フリクション機構を設け、機械的な
摩擦力で制御しているのが実状である。
この考案は、上記実状に鑑みてなされたもので、電磁連
結装置の第2の連結主体の外周部にリールを着脱可能に
取付けるようにし、そのリールに巻取られたり、また巻
出される線状物、帯状物等のウェブの張力を常に所望の
値に制御することを可能とするリール付電磁連結装置を
提供するものである。
以下、第1図第2図に示すこの発明の一実施例について
説明する。
図において、1は図示しない電動機等の駆動源により回
転駆動される一本の回転軸、1aはこの回転軸1の外周
部に軸方向に沿って形成された連通溝、2は回転軸1に
図示しないボルトにより嵌着された駆動体で、円周方向
に交互に異極を構成するように環状に配置された複数の
磁極爪2a、2bとヨーク2cを有する。
3は上記駆動体2の磁極爪2a、2bとヨーク2c間で
ボビン4に巻回された励磁コイル、5は該励磁コイル3
のリードワイヤで、一端は回転軸1の連通溝1aに導か
れ、この連通溝1aに配設された母線11を通じて外部
に導出され電源装置に接続され、他端は駆動体2の適当
な位置に接地される。
6は上記回転軸1にベアリング7を介して回転自在に支
承された筒状の被動体、6aはこの被動体6の外周部に
その円周方向に所定距離だけ離隔して影付された凹部、
8は上記被動体6の内周面に固着され、複数個の磁極爪
2a、2bに所定の空隙を介して対向するヒステリシス
材、9は上記被動体6の凹部6a内に圧入された円筒形
の金属ブツシュ、10は上記凹部6a内に挿入された弾
性体であるコイルスプリング、11.12は凹部6a内
に、このコイルスプリング10を介して収納保持された
球体で、回転自在である。
13はこれら球体11.12の内、一方の球体11の外
周部に挿入され、他方の球体12にて矢印方向への移動
が阻止されるリング状のリールで、被動体6の外周部に
対し、各球体11,12及びコイルスプリング10を介
して着脱可能に取付けられる。
尚、このリール13は、例えば内径76mm程度の小径
のものである。
また、このリール13の内周部にはNABU 規格によ
り120度間隔でもって3ケ所に凹部13aが形成され
ている。
従って、これら凹部13aに一方の球体11が嵌合しな
いように被動体6の外周部には凹部6aが形成され、且
つこの凹部6a内にコイルスプリング10及び球体11
.12が収納保持されている。
この実施例にあっては四部6aは90度間隔に4ケ所形
成されている。
以上の通り、この実施例における電磁連結装置はヒステ
リシスクラッチで、このクラッチは、リール13の内径
からも判るように、その径方向及び軸方向寸法は非常に
小さく小形化されており、またこのクラッチは図示する
如く、一本の回転軸1に複数個(例えば20個)並置さ
れ、これらクラッチの励磁コイル3は連通溝1aに配置
された一本の母線11を通じて電源装置に並列接続され
ている。
次に、このように構成されたものの動作について説明す
る。
先ず、電源装置から母線11とリードワイヤ5を通じて
各クラッチの励磁コイル3に励磁電流が通電されると各
駆動体2の複数個の磁極爪2a、2bには交互にN、
Sの異極が生じ、しかも空隙を介して対向している被
動体6のヒステリシス材8にも誘導極が生じる。
これと同時に電動機によって回転軸1が回転駆動されて
各クラッチの駆動体2が所定の速度で回転されると、上
記磁極爪2a、2bとヒステリシス材8との間に生じる
磁気吸引力によって被動体6には=定の回転トルクが伝
達され被動体6は所定の速度で回転する。
従って、一方の球体11及びコイルスプリング10によ
り被動体6の外周部に位置保持、即ち固定されたリール
13は=定の回転力で回転し、−万巻出し側の幅広の磁
気テープは上述した如くスリットされて小さな幅とテー
プWとなり、このテープWは図示しない送りロールを介
して各り−ル10に夫々巻取られる。
ここで、ヒステリシスクラッチは周知の通り駆動体2と
被動体6との相対回転数の変化に対して一定トルクを示
す所謂定トルク特性を有しており、又励磁電流によりそ
の伝達トルクが自由に制御できるものであるから、巻取
り径が徐々に増加して、リール100回転敷部ら被動体
6の回転数が減少しても、磁気テープの巻取り張力を常
に所望の値に制御することができるものである。
さて、ここでリール13の取付は及び取外し作業につい
て詳述するに先ず、取付けは軸方向に並設された各クラ
ッチの被動体6の外周部に各り−ル13を挿入し順次矢
印方向に移動させる。
このとき、各クラッチに於げる球体11,12はコイル
スプリング100弾性力によって大径方向に押圧され被
動体6の外周部より所定量だけ突出した状態となってい
る。
而して、リール13をこれら球体11.12及びコイル
スプリング10に抗シて移動させ、各クラッチに対しリ
ール13を1個配置し、このリール13を一方の球体1
1の外周にその弾性力に抗して挿入し、そのリール13
の矢印方向端部を他方の球体12に当接して係合させる
その結果、リール13の内周には一方の球体11を介し
てコイルスプリング10の比較的大きい弾性力が作用し
、また、コイルスプリング100弾性力を受けて突出し
ている他方の球体12によってリール13の矢印方向へ
の移動は阻止され、従って、リール13はその状態に強
固に位置保持されることになる。
しかも1リール13の内周に対する各球体11.12及
びコイルスプリング10に基づく弾性力は磁気テープW
を巻取るに必要な回転トルクよりは充分大きく設定して
いるので、運転中にリール13と被動体6との間で回転
方向及び軸方向にすべりが生ずることはない。
これは球体11.12及びコイルスプリング10の設置
箇所を増せば更に充分となる。
本実施例にあっては4箇所に設置している。
一方、テープWが各リール13に所定の径まで巻取られ
れば各リール13を被動体6から取外し、次の工程に移
行させなげればならない。
即ち、各リール13の取外しはり−ル13の内周及び端
部に作用する球体11.12及びコイルスプリング10
0弾性力以上の力でもって各リール13を矢印方向(ま
たは反矢印方向)に押圧して移動すれば取外しは行なえ
る。
この取付は及び取外し時にリール13を押圧する力を得
るための手段としてプレス等を使用し自動機等により取
付は取外しを行なうことも可能である。
また、リール13の移動は球体11.12が球状で回転
自在であるため極めてスムーズに行なえ作業は非常に容
易である。
更に、各球体11.12及びコイルスプリング10を収
納保持する凹部6aをクラッチの被動体6に形成してい
るので、リール13は何ら手を加えることなく汎用のも
のが使用でき、また、リール13の軸方向への阻止は他
方の球体12により行なえるのでリール13と被動体6
との円周方向の相対位置は任位にでき融通性の点におい
ても優れたものとなる。
しかも、NABU規格により規定されているり−ル13
の各凹部13a内に各球体11が全て嵌合してリール1
3の位置保持ができないことを防止するために被動体6
の外周部に四部6aを90度間隔をもって4ケ所形威し
ているので、仮に1個の球体11がリール13の凹部1
3a内に嵌合することはあっても他の3個の球体11は
リール13の内周部にコイルスプリング100弾性力に
より押圧しているためリール13の位置保持は確実、且
つ強固に行なえる。
このことは、球体11の数を増せばより一層強固となる
尚、以上は球体を軸方向に並設するものであるが、単一
の球体により回動方向及び軸方向への移動を阻止して位
置保持することも可能である。
更に、上記の実施例ではヒステリシスクラッチについて
例示したが、これに限定されることなくパウダクラッチ
等のすべりが可能でトルク制御のできるクラッチを使用
しても同様な効果が得られることは勿論である。
以上のように、この考案は、第1の連結主体とこの連結
主体に連結可能な第2の連結主体とを有する電磁連結装
置において、上記第2の連結主体の外周部の円周方向に
各々形成された少なくとも2個の凹部と、これら各凹部
に弾性体を介して各々収納保持された少なくとも2個の
球体とを設け、ウェブの巻取りまたは巻出しリールの内
周部にその円周方向に等間隔をもって形成された3個の
凹部に上記中なくとも2個の球体が各々嵌合しないよう
に上記第3の連結主体の各凹部を各々配置すると共に上
記リールを上記第2の連結主体の外周部に上記弾性体を
抗する上記中なくとも2個の球体を介して位置保持しそ
の弾性体及び球体を介して巻取材の巻取り、または巻出
しリールを上記第2の連結主体に着脱自在に取付けるよ
うに構成したので、球体がリールの凹部に嵌合すること
なく簡単な構成によりリールを第2の連結主体の回転方
向、軸方向の両方向の固定が確実に行い得・またリール
の取付け、取外しは弾性体の弾性力に抗して回転軸又は
リールを軸方向に押圧するが、引き抜くことにより複数
個同時に行うことができ、更にリールと第2の連結主体
の円周方向の相対位置は任意であり、特別な位置合せ治
具が不要となる等の効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す部分断面図、第2図
はり−ル13の正面図である。 図において、1は回転軸、2は駆動体、2 a、 ’
l bは磁極爪、3は励磁コイル、6は被動体、6aは
凹状の溝、8はヒステリシス材、9はブツシュ、10は
コイルスプリング、11.12は球体、13は1j−ル
、13aは凹部である。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の連結面を有する第1の連結主体、この連結主体に
    対し回転自在に支承され上記第1の連結面に空隙を介し
    て対向し、且つ上記第1の連結面と連結可能な第2の連
    結面を有する第2の連結主体、上記第1、第2の連結主
    体の連結状態を制御し得る励磁コイル、上記第2の連結
    主体の外周部の円周方向に各々形成された少なくとも2
    個の凹部、及び上記各凹部に弾性体を介して各々収納保
    持された少なくとも2個の球体を備え、ウェブの巻取り
    または巻出しリールの内周部にその円周方向に等間隔を
    もって形成された3個の凹部に上記中なくとも2個の球
    体が各々嵌合しないように上記第2の連結主体に上記中
    なくとも2個の凹部を各々配置すると共に上記リールを
    上記第2の連結主体の外周部に上記弾性体を抗する上記
    中なくとも2個の球体を介して位置保持し、且つ着脱可
    能に取付けることを特徴とするリール付電磁連結装置。
JP1978158458U 1978-11-16 1978-11-16 リ−ル付電磁連結装置 Expired JPS5829083Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5574758U JPS5574758U (ja) 1980-05-23
JPS5829083Y2 true JPS5829083Y2 (ja) 1983-06-25

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ID=29150340

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530039Y2 (ja) * 1986-10-22 1993-07-30
JPH0733194B2 (ja) * 1991-07-10 1995-04-12 株式会社セイワ 巻芯支持装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010281U (ja) * 1973-05-25 1975-02-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642857Y2 (ja) * 1976-06-22 1981-10-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5010281U (ja) * 1973-05-25 1975-02-01

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JPS5574758U (ja) 1980-05-23

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