JPS5828828Y2 - 型締装置 - Google Patents

型締装置

Info

Publication number
JPS5828828Y2
JPS5828828Y2 JP1977060948U JP6094877U JPS5828828Y2 JP S5828828 Y2 JPS5828828 Y2 JP S5828828Y2 JP 1977060948 U JP1977060948 U JP 1977060948U JP 6094877 U JP6094877 U JP 6094877U JP S5828828 Y2 JPS5828828 Y2 JP S5828828Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie rod
nut
die head
flange
mold clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977060948U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53155574U (ja
Inventor
英夫 黒田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1977060948U priority Critical patent/JPS5828828Y2/ja
Publication of JPS53155574U publication Critical patent/JPS53155574U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5828828Y2 publication Critical patent/JPS5828828Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は型締装置に関する。
射出成形機において金型1a、lbを締付ける従来の型
締装置は、第1図及び第2図に示すようにダイヘッド2
と、該ダイヘッド2にタイロッド3及びナツト4を介し
て一体に連結された型締シリンダ5と、該シリンダ5の
ラム6に一体に連結されかつ前記タイロッド3に可摺動
的に嵌装されたプラタン7と、前記タイロッド3を前記
ダイヘッド2または型締シリンダ5に固定するスプリッ
トキー8とにより戊る。
ホイスト等に吊下された金型1を前記上方の1対のタイ
ロッド3の間から上方より下降させて組付けているが、
金型1の巾が前記上方の1対のタイロッド3の間隙より
大きい場合には第2図の左方に示されるように側方から
金型1を送込んで取付けざるを得ない。
しかし金型重量が30トンを越すような金型を側方から
送り込むことは頗る困難でありまたプラタン7を正確に
かつ軽快に摺動させるために最上級の仕上げが施されて
いるタイロッド3に金型1が衝突し損傷される惧れが充
分にある。
又、タイロッド3に金型1が衝突しないように、ナツト
4をはずす場合、手作業によって行うことは可能である
が、ナツト4が大きくナツト4をはずすためには約1m
の長さのレンチを用いねは゛ならず、ナツト4をはずす
のに相当時間がかかり、又、ナツト4をはずしても移動
させるためにはクレーン等を必要とし、タイロッド3を
移動させるためにはかなりの労力を必要としていた欠点
がある。
そこで本考案は、機械的にナツトをはずしタイロッドを
引抜く手段を備えることにより手作業で約60分かかつ
ていた作業時間をわずか2分で行いうる型締装置を提供
することを目的としてなされたものである。
すなわち本考案は、型締シリンダのフランジ、同フラン
ジと間隔を保って固定されたダイヘッドとを貫通した複
数本のタイロッド、同タイロッドの端部近傍の途中に取
付られたスプリットキー、前記タイロッドの端部に取付
られて前記フランジとダイヘッドとを前記スプリットキ
ーの夫々とはさみ込んで前記タイロッドを固定するナツ
ト、前記フランジとダイヘッドとの間を前記タイロッド
に沿って摺動するプラタンとからなる型締装置において
、前記ダイヘッド側の前記ナツトの端部に固定されたギ
ア、同ギアとかみあったピニオン、同ピニオンを前記ダ
イヘッドに固定した固定部材、前記ギアを前記ピニオン
にかみあったまま保持する保持部材、前記ピニオンを回
転させる回転手段、前記フランジ側の前記ナツトの端部
に固定されたリング、同リングを貫ぬいた前記タイロッ
ドの端部に固定されたブラケット、前記リングを回動さ
せる回動手段、及び、前記ブラケットに力を加え前記タ
イロッドを伸長方向に摺動させる摺動手段とからなるタ
イロッド引抜手段を有することを特徴とし、回転手段を
駆動させてピニオンを回転させ、ピニオンとかみあった
ギアを回転させることにより、ギアと一体化となったナ
ツトを回転させて、タイロッドからナツトをはずしたり
、又締付けることを可能とし、さらに回動手段でリング
を回転させてリングと1体となったナツトをゆるめたり
、締付けたりすることが可能となり、ナツトがゆるんだ
とき、フランジ側のスプリットキーをはずすことにより
タイロッドの引抜可能となり、そして、摺動手段により
タイロッドを引抜くためフランジ側のナツトを取りはず
すことを不要となし、又、ダイヘッド側のナツトは、と
りはずした後は保持部材でギアとともに保持されている
ので移動させる必要がなく、作業時間をきわめて短縮す
ることができる型締装置を提供している。
次に本考案を第3図ないし第7図に示す1実施例に基づ
いて具体的に説明する。
第3図ないし第7図においてタイロッド13はダイヘッ
ド12、プラタン17、型締シリンダ15のフランジを
貫通し、ダイヘッド12の方ではナツト14とスプリッ
トキー19によって型締シリンダ15の方ではナツト2
0とスプリットキー18によってそれぞれ固定されてい
る。
型締ラム16は型締シリンダ15に内装され、また型締
ラム16とプラタン17は結合されている。
ギヤ21はナツト14に取付けられピニオン27とかみ
合っている。
ロッド22はギア21に取付けられ軸受24により支え
られていて保持部材を構成している。
またスプリング23はロッド22にはまっている。
一方ピニオン27は一端をブラケット28により支えら
れ、他端を板26により支えられている。
板26はブラケット28に取付けられ、軸受24および
回転手段としての油圧モータ25は板26に取付けられ
ている。
一方油圧モータ25とピニオン27はキーによって連結
され、油圧モータ25の回転力はピニオン27へ伝達さ
れる。
なおブラケット28はダイヘッド12に取付けられてい
る。
ピニオン27は板26、ブラケット28に対して回転可
能な関係にある。
リング板29はナツト20に取付けられ、ブラケット3
0はタイロッド13に取付けられている。
リング板29とブラケット30の間には回動手段として
の油圧シリンダ37が金具38、ピン39.40を介し
て取付けられ、油圧シリンダ37のシリンダストローク
分だけリング板29、ナツト20を回転できる。
一方ナット31はブラケツ) 30に取付けられかつ送
りねじ32にはめ込まれて摺動手段を構成している。
送りねじ32は両端を軸受33.35に回転可能に支え
られている。
油圧モータ34は軸受33に取付けられかつモータ軸は
キーによって送りねじ32の一端に連結され、油圧モー
タ34の回転力は送りねじ32へ伝達される。
軸受33,35はブラケット36に取付けられ、ブラケ
ット36は型締シリンダ15に取付けられている。
スプリットキー18゜19はボルト41によって一対ず
つ固定されている。
なお、油圧モータ25.34のかわりに電動機その他の
回転動力装置を使用することができる。
油圧モータ25は正逆両方向に回転できる。
正転方向がナツト14を取外す方向であると定める。
油圧モータ25、を回転させると、モータ軸に連結され
たピニオン27が回転し、さらにピニオン27、にかみ
合うギヤ21が回転し従ってギヤ21と結合しているナ
ツト14も回転する。
よって油圧モータ25を正転させるとナツト14はゆる
められ、ついにはタイロッド13から外れてしまうが、
ギヤ21に取付けられたロッド22が軸受け24に支え
られているため、ナツト14も取り外された位置で保持
される。
ナツト14を取付ける時は上記の逆で油圧モータ25を
逆転させればよいが、スプリング23はナツト14を記
号タイロッド13にはめ込むための押付力を与えるもの
である。
また油圧モータ25の逆転力によってナツト14に締付
トルクを与えることができる。
油圧シリンダ37のストロークによりリング板29が回
転させられ、従ってリング板29と結合しているナツト
20も回転させられる。
従って油圧シノンダ37のストローク方向の正逆により
ナツト20も回転させられたり締付けられたりする。
一方、油圧モータ34も正逆両方向に回転でき、油圧モ
ータ34を回転させると、そのモータ軸に連結された送
りねじ32が回転する。
送りねじ32とナツト31はかみ合っているため、送り
ねじ32の回転によってナツト31は送りねじ32の軸
方向へ移動し、従ってブラケット30およびナツト31
は連結しているタイロッド13も軸方向へ移動する。
ただしタイロッド13の移動に先立ってスプリットキー
18を外しておくことが必要である。
以上のことから次の手順によりタイロッド13を引抜く
ことができる。
まずダイヘッド12側のナツト14を取外し、次いで型
締シリンダ15側のナツト20をゆるめてスプリットキ
ー18を取外し、最後に送りねじ32の回転によりタイ
ロッド13を引抜く。
以上の手順のうちスプリットキー18を取外すこと以外
はすべて人手によらず機械動作により行なわれる。
また引抜いたタイロッド13を元へ戻すには上記手順の
逆を行なえばよい。
従って、タイロッド13を左方へ引抜きタイロッド13
の右端がAの位置に来るまで移動させれば、金型11を
取付けたり取外したりする際タイロッド13が支障にな
らなくなり作業を容易に能率良く行なうことができる。
本考案の型締装置はタイロッド引抜手段を従来の型締装
置にもそのまま取付けるだけでよくまたタイロッド引抜
のストロークは自由に決めることができかつその全スト
ロークを送りねじの回転による1動作により引抜くこと
ができる。
さらに、ダイヘッド側および型締シリンダ側のナツト共
締付トルクを与えることができる。
従って、本考案により従来の型締装置の主要部品を変更
したり、その機能を損うことなく、迅速にタイロッドを
引抜きまた元へ戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の型締装置の正面断面図、第2図は側面図
、第3図は本考案に基づく型締装置の正面断面図、第4
図は第3図中B部の拡大図、第5図は第3図中C−C矢
視図、第6図は第5図中DD矢視図、第7図は第5図E
−E矢視図である。 1.11・・・・・・金型、2.12・・・・・・ダイ
ヘッド、3,13・・・・・・タイロッド、4,14,
20.31・・・・・・ナツト、5,15・・・・・・
型締シリンダ、6,16・・・・・・型締ラム、7.1
7・・・・・・プラタン、8゜18.19・・・・・・
スプリットキー、21・・・・・・ギヤ、22・・・・
・・ロッド、23・・・・・・スプリング、24,33
.35・・・・・・軸受、25゜34・・・・・・油圧
モータ、26・・・・・・板、27・・・・・・ピニオ
ン、28゜30.36・・・・・・ブラケット、29・
・・・・・リング板、32・・・・・・送りねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型締シリンダのフランジ、同フランジと間隔を保って固
    定されたダイヘッド、前記フランジとダイヘッドを貫通
    した複数本のタイロッド、同タイロッドの端部近傍の途
    中に取付られたスプリットキー、前記タイロッドの端部
    に取付られて前記フランジとダイヘッドとを前記スプリ
    ットキーの夫々とはさみ込んで前記タイロッドを固定す
    るナツト、前記フランジとダイヘッドとの間に前記タイ
    ロッドに沿って摺動するプラタンとからなる型締装置に
    おいて、前記ダイヘッド側の前記ナツトの端部に固定さ
    れたギアとかみあったピニオン、同ピニオンを前記ダイ
    ヘッドに固定した固定部材、前記ギアを前記ピニオンに
    かみあったまま保持する保持部材、前記ピニオンを回転
    させる回転手段、前記フランジ側の前記ナツトの端部に
    固定されたリング、同リングを貫ぬいた前記タイロッド
    の端部に固定されたブラケット、前記リングを回転させ
    る回動手段、及び前記ブラケットに力を加え前記タイロ
    ッドを伸長方向に摺動させる摺動手段とからなるタイロ
    ッド引抜手段を有することを特徴とする型締装置。
JP1977060948U 1977-05-13 1977-05-13 型締装置 Expired JPS5828828Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977060948U JPS5828828Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 型締装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977060948U JPS5828828Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 型締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53155574U JPS53155574U (ja) 1978-12-06
JPS5828828Y2 true JPS5828828Y2 (ja) 1983-06-23

Family

ID=28961869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977060948U Expired JPS5828828Y2 (ja) 1977-05-13 1977-05-13 型締装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5828828Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4429053Y1 (ja) * 1967-01-24 1969-12-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4429053Y1 (ja) * 1967-01-24 1969-12-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53155574U (ja) 1978-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100734099B1 (ko) 몰드 클램핑 장치
EP0314794B1 (en) Motor-driven mold clamping mechanism for injection molding machines
DE3226958A1 (de) Vorrichtung zum wenden eines werkstuecks
US4285384A (en) Apparatus and method for tie bar nut drive system
US4299145A (en) Ratchet wrench
JPS5828828Y2 (ja) 型締装置
JP3530232B2 (ja) 型締装置におけるタイバー抜取り装置
JP2002225100A (ja) 電動式トグル型締装置及び電動式ハーフナット開閉装置
US4395848A (en) Billet reverser
CN216152188U (zh) 一种油缸检修治具
JPH01280521A (ja) ダイレクトドライブ式型締装置
CN211029831U (zh) 一种汽车维修用拔销装置
CN210876874U (zh) 一种新型钣金件弯曲生产装置
JPH0546431U (ja) 輪転印刷機において周方向見当を調整する装置
JP3860934B2 (ja) 射出成形機の型締装置
CN219312064U (zh) 一种刹车软管总成接头铆压装置
CN218224159U (zh) 一种套筒生产用卷圆装置
CN215508343U (zh) 一种轧钢用模具固定装置
CN221252997U (zh) 一种卷框机用筛框下料装置
JPS6334788Y2 (ja)
CN216616894U (zh) 一种钢筋连接套筒的衔接固紧装置
CN220347679U (zh) 一种双轴自动拧紧机
CN110252850B (zh) 一种卷板下料机
JP3246393B2 (ja) 横型射出成形機における射出ユニットの移動装置
CN215236871U (zh) 一种高质量钢材收卷机