JPS5828586B2

JPS5828586B2 - カンジナドノモジヒヨウジセイギヨホウシキ

Info

Publication number: JPS5828586B2
Application number: JP50006457A
Authority: JP
Inventors: 真寿堀口
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1975-01-16
Filing date: 1975-01-16
Publication date: 1983-06-16
Also published as: JPS5181527A

Description

【発明の詳細な説明】本発明はリフレッシュタイプでラスク走査形の漢字など
の文字表示装置（以下リフレッシュ形表示装置と称する
）を多重に制御する方式に関するものである。

従来、リフレッシュ形の表示装置（たとえば陰極線管を
用いた表示装置）に漢字を表示する際、文字コードから
漢字パターンの交換方法としてコード・リフレッシュ方
式が採用されてきた。

このコード・リフレッシュ方式とは、１画面表示文字分
の文字コード列を表示装置対応に記憶しておき、表示装
置に依存したタイミングで文字コードから漢字パター
ンへの変換を順次行ないこの動作をリフレッシュサイク
ルに応じて繰り返えしてリフレッシュ形表示装置に漢字
を表示する方式である。

かかる方式は文字コード漢字パターン変換を走査速度に
応じて順次繰り返えさなくてはならないため漢字パター
ン発生装置のパターン発生速度が制限になって１システ
ムで制御可能な多重合数が多くならず漢字表示システム
の経済性を悪くしていた。

たとえば標準テレビ方式の陰極線管を用いた表示装置に
３０字×１０行−３００字程度表示する既存の漢字表示
システムでは多重合数が４台程度である。

本発明はこれらの欠点を解決するため、リフレッシュメ
モリとして１画面表示分の文字コード量に相当する容量
の文字コードバッファおよび表示１行分のドツトパター
ン量に相当する容量の行パターン記憶部を２個それぞれ
各リフレッシュ形表示装置に対応して具備せしめ、上記
リフレッシュ形表示装置からの表示要求に対応する１画
面表示分の文字コード列を一旦上記文字コードバソファ
に記憶し、該文字コードバッファから文字パターン発生
装置へ文字コードを送り文字パターンに変換して一方の
行パターン記憶部に表示１行分のドツトパターンを書き
込み、該行パターン記憶部のドツトパターンを読み出し
ている間に他方の行パターン記憶部に次の表示１行分の
ドツトパターンを書き込み、これを交互に行なってリフ
レッシュ形表示装置に文字を表示するようにしたもので
、その目的とするところは文字表示システムにおける表
示装置の多重合数を増し、端末当りの経済性を向上させ
ることにある。

以下図面について詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例を示すシステム構成図であって
、１は表示情報の蓄積および表示のための制御をつかさ
どる中央処理装置、２は前記中央処理装置１からの情報
を後記する表示端末対応部に分配する表示共通制御部、
３は漢字パターンを記憶し、後記表示端末対応部からの
要求に従って漢字パターンを発生する漢字パターン発生
装置、４．５．６は、後記表示装置対応に必要な１画面
分の文字コードバッファや表示１行分のドツトパターン
に相当する容量の行パターン記憶部をもつ表示端末対応
部、７，８．９はリフレッシュ形表示装置である。

上記構成において、上記リフレッシュ形表示装置から表
示要求があると、中央処理装置１内に記憶されている表
示情報（文字コード群で記憶されていると仮定する）は
表示共通制御部２を介して表示端末対応部４．５．６に
分配される。

今表示装置７から漢字の表示要求があると仮定すれば、
それと１対１で接続されている表示端末対応部４に１画
面表示分（たとえば３０字×１０行−３００字分）の文
字コード列が中央処理装置１から、表示共通制御部２を
介して送られる。

表示端末対応部４は、その文字コード列を記憶し、その
後１文字コードづつ読み出し、表示共通制御部２を介し
て漢字パターン発生装置３に送出する。

文字コードを受信した漢字パターン発生装置３は所定の
漢字パターンを発生しそのパターンを表示共通制御部２
を介して表示端末対応部４に送る。

表示端末対応部４では、このパターンを表示１行分に相
当するドツトパターンメモリ（以下行パターン記憶部と
称す）に書き込む。

この、パターン書き込み動作を表示１行の文字弁だけ繰
り返えし、行パターン記憶部への書き込みを終了する。

その後表示装置７と表示フォーマットに依存した表示タ
イミングでその行パターン記憶部の内容を順次読み出し
、ビデオ信号に変換して表示装置に送出するようになっ
ている。

以上が本システムの動作概要である。

つぎに第２図を用いて上記表示端末対応部の構成と動作
を更に詳細に説明する。

第２図において第２図中の１０は表示共通制御部インタ
フェース１１は後記文字コードバッファへの文字コード
書き込み、読み出しの制御を行なう読み書き制御部、１
２は全画面表示分の文字コードを記憶する文字コードバ
ッファー、１３は第１図に示す漢字パターン発生装置３
への情報としての行番号（マトリクス表現した文字パタ
ーンの第何行目のサブパターンが指示した数字）を作成
するインタフェース情報付加部、１４は漢字パターン発
生装置３から送られた文字ドツトパターンを後記行パタ
ーン記憶部に書き込むための書き込み制御部、１５゜１
６は１行表示分の文字パターンを記憶する行パターン記
憶部、１７は前記行パターン記憶部から並列１６ビツト
パターンを読み出し画信号クロックで直列信号に変換す
る並直列変換部、１８は読み出されたドツトパターンを
表示装置に合致した信号に変換するビデオ信号作成部で
ある。

次に動作を説明すると第１図に示された中央処理装置１
から転送された文字コード列は表示共通制御部２を通っ
て表示端末対応部４に到達する。

表示端末対応部４内では、まず表示共通制御部インタフ
ェース１０で文字コード列を受信し、この文字コード列
を読み書き制御部１１を介して文字コードバッファ１２
に記憶する。

全画面表示分の文字コード列が文字コードバッファ１２
に記憶された後、読み書き制御部１１は第１番目の表示
用文字コードを読み出し、インタフェース情報付加部１
３で漢字パターン発生装置３で必要な行番号（マトリク
スで表現した文字パターンの第何行目のサブパターンが
指示する数字第３図参照）を付加して、表示共通制御部
インタフニス部１０、表示共通制御部２を介して漢字パ
ターン発生装置３ニ送出する。

この文字コードと行番号とによって漢字パターン発生装
置３は指示された文字の１行サブパターンを読み出し表
示共通制御部２を介して表示端末対応部４に返送する。

表示端末対応部４ではその１行サブパターンを表示共通
制御部インタフェース１０で受信し、書き込み制御部１
４を介して第１の行パターン記憶部１５に書き込む。

この動作を（マトリクス表現された文字パターンの桁数
分）×（１行表示文字分）回繰り返えすことにより表示
１行分の文字コード漢字パターン変換を終了する。

その後第４図のｔｃｌのタイミングに相当する走査線上
のｔｌｌの時点で第１の行パターン記憶部１５から１行
サブパターンを並直列変換部１７に読み出し、直列信号
に直し、この信号をビデオ信号作成部１８に入力し、ビ
デオ信号にして表示装置７に送出するのである。

この動作をｔ１２．ｔ１３・・・・・・・・・・・・・
・・のタイミングの時繰り返えして１走査線の表示を終
了し、またこの１走査線上の動作を文字パターンの桁数
分（１８回）繰り返えして１行分の文字表示を行なう。

これと同時にｔｃｉ時点から表示文字分子１＋行間隔Ｔ
２の時間に第２行目の表示外の文字コードを上述と同様
の動作で文字コードバッファ１２か■［相］ら読み出し
文字パターンに変換して第２の行パターン記憶部１６に
記憶する。

すなわち読み出し中でない行パターン記憶部に次に表示
すべき行の文字パターンを書き込むのである。

このように２つノ行ハターン記憶部１５，１６を制御す
ることにより文字コード・漢字パターン変換のための時
間に余裕がつくれるから１システム内の表示装置の多重
制御台数を多（することができる。

例えば、標準テレビ走査方式（％飛越走査）の表示装置
に横１６×縦１８のマトリクスサイズの文字を３２字／
行表示し、表示行と行間隔が同一の１８走査線、文字パ
ターンの発生単位が１行サブパターンで、発生速度を０
．５μｓｅｃとした場合、多重合数は、８台となる。

もしも漢字パターン発生装置のパターン発生単位を９行
サブパターンにすれば多重合数は７２台程度になる。

つぎに前述の行パターン記憶部の構成例について、第５
図、第６図を用いて説明する。

第５図は１６ビツトの１行サブパターンを並列に書き込
んで、そのパターンを順次シフトして表示装置の１走査
線上のパターンを記憶するための１走査線パタ一ン記憶
部の構成例であり、図中の１９，２０゜２１．２５，２
６，２７は２人力ＡＮＤゲート回路、２２．２３，２４
は１行表示文字数（たとえば３２字×１６ビツト）の容
量のシフトレジスタである。

この動作を説明すると、Ｄｊ、Ｄｊ＋１゜・・・・・
・・・・・・・・・・Ｄｊ＋１５のデータ線から入力さ
れるデータはストローブ信号ＳＴによって開かれたＡＮ
Ｄゲート回路１９，２０，２１を通り、シフトレジスタ
２２．２３．２４０最左端にセットされる。

つぎにまたＤｊ、Ｄｊ＋１、・・・・・・・・・・
・・・・・。Ｄｊ＋１５からデータが入力される時スト
ローフ信号ＳＴによって前述したシフトレジスタ２２゜
２３．２４０内容がさきに１ビツト右にシフトされると
同時にそのストローブ信号ＳＴで開かれたＡＮＤゲート
回路１９，２０．２１を通ってデータ１６ビツトがシフ
トレジスタ２２．２３．２４０最左端にセットされる。

これらのシフトレジスタの内容は選択信号ＳＬＩの信号
の到来によってＡＮＤゲート回路２５，２６，２７が開
かれ１６ビツトずつ並列に出力されるのである。

つぎに、このシフトレジスタ群を用いて行パターン記憶
部を構成した例を第６図を用いて説明する。

図中２８．２９．３０は第５図に示した１走査線パタ一
ン記憶部に相当する部分、３１，３２゜３３は９人力の
ＯＲゲート回路、３４は１６人力のＯＲゲート回路、３
５，３６，３７，３８は２人力ＡＮＤゲート回路、３９
は並直列変換レジスタである。

つぎに、との構成例の動作を説明する。

漢字パターン発生装置３から表示共通制御部２等を介し
て転送されるデータ（今９行サブパターンが同時に発生
されると仮定する）はデータ線ＤＩ、Ｄ２゜・・・・・
・・・・・・・・・・、Ｄｉ６、Ｄｌ７、ＤＩ
８、・・・・・・・・・・・・・・・、Ｄ３２．Ｄ
１２９、・・・・・・・・・・・・・・・、Ｄ１４４
にストローブ信号ＳＴをともなって到来する。

これを受けた■走査線パターン記憶部２８，２９゜３０
は９行サブパターン分の１４４ビツトを同時にセットす
る。

この動作を３２回繰り返えして３２字分のドツトパター
ンの記憶を終了する。

１走査線パタ一ン記憶部２８，２９，３０に記憶された
文字パターンは表示タイミングＴＬＩに選択信号ＳＬ１
を入力することによって１走査線パタ一ン記憶部２８か
ら読み出される。

同時にＳＬＩはＯＲゲート回路３４を通ってＡＮＤゲー
ト回路３５．３６．３７を開き１走査線パタ一ン記憶部
２８から読み出された１６ビツトの１行すフハターンを
並直列変換レジスタ３９にセットする。

その後ＡＮＤゲーｌ−回路３８をシフトスタート信号Ｓ
Ｓで開き１６回のシフトをシフトクロック信号５ＬＣＫ
で実行する。

この動作を１走査表示文字分（ここでは３２回）だけ繰
り返えし１走査線上の表示を終了する。

つぎの走査線は１走査線パタ一ン記憶部２９に選択信号
ＳＬ２を入力して上述の動作を行なう。

この動作をＳＬ９まで９回繰り返えして１行表示分のド
ツトパターンの表示を終了するのである。

以上説明したように本発明によれば、１つの文字パター
ン発生装置を複数のリフレッシュ形表示装置で共有する
漢字などの文字表示制御方式において、上記リフレッシ
ュ形表示装置のリフレッシュメモリとして１画面表示分
の文字コード量に和尚スる容量の文字コードバッファお
よび表示１行分のドツトパターン量に相当する容量の行
パターン記憶部を２個それぞれ上記各リフレッシュ形表
示装置に対応して具備せしめ、上記リフレッシュ形表示
装置からの表示要求に対応する１画面表示分の文字コー
ド列を一旦上記文字コードバッファに記憶し、該文字コ
ードバッファから上記文字パターン発生装置へ文字コー
ドを送り文字パターンに変換して一方の行パターン記憶
部に表示１行分のドツトパターンを書き込み、該行パタ
ーン記憶部のドツトパターンを読み出している間に他方
の行パターン記憶部に次の表示１行分のドツトパターン
を書き込み、これを交互に行なってリフレッシュ形表示
装置に文字を表示するようにしたので、各表示装置にお
いて文字コード・文字パターン変換のための時間に余裕
が生じ、１つの文字パターン発生装置で同時に表示処理
できる表示装置の多重制御台数を増やすことができ、端
末当りの経済性を向上した文字表示システムを構成でき
る等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のシステム構成図、第２図はシ
ステム構成のうち端末対応部の機能を示したブロック図
、第３図はマｌ−’Ｊクス表現した文字パターンを示し
た図、第４図は文字表示フォーマットとタイミングを示
した図、第５図は端末対応部の行パターン記憶部を構成
する１走査線パタ一ン記憶部の構成図、第６図は行パタ
ーン記憶部の構成図である。１・・・・・・中央処理装置、２・・・・・・表示共通
制御部、３・・・・・・漢字パターン発生装置、４，５
，６・・・・・・表示端末対応部、７，８，９・・・・
・・表示装置、１０・・・・・・表示共通制御部インタ
フェース、１１・・・・・・読み書き制御部、１２・・
・・・・文字コードバッファ、１３・・・・・・インタ
フェース情報付加部、１４・・・・・・書き込み制御部
、１５・・・・・・第１の行パターン記憶部、１６・・
・・・・第２の行パターン記憶部、１１・・・・・・並
直列変換部、１８・・・・・・ビデオ信号作成部、１９
゜２０．２１．２５，２６，２７，３５，３６゜３７．
３８・・・・・・ＡＮＤゲート回路、２２、２３。２４・・・・・・シフトレジスタ、２８，２９，３０・
・・・・・１走査線パタ一ン記憶部、３１，３２，３３
゜３４・・・・・・ＯＲゲート回路、３０・・・・・・
並直列変換レジスタ。

Claims

【特許請求の範囲】

１１つの文字パターン発生装置を複数のリフレッシュ形
表示装置で共有する漢字などの文字表示制御方式におい
て、上記リフレッシュ形表示装置のリフレッシュメモリ
として１画面表示分の文字コード量に相当する容量の文
字コードバッファおよび表示１行分のドツトパターン量
に相当する容量の行パターン記憶部を２個それぞれ上記
各リフレッシュ形表示装置に対応して具備せしめ、上記
リフレッシュ形表示装置からの表示要求に対応する１画
面表示分の文字コード列を一旦上記文字コードバソファ
に記憶し、該文字コードバッファから上記文字パターン
発生装置へ文字コードを送り文字パターンに変換して一
方の行パターン記憶部に表示１行分のドツトパターンを
書き込み、該行パターン記憶部のドツトパターンを読み
出している間に他方の行パターン記憶部に次の表示１行
分のドツトパターンを書き込み、これを交互に行なって
リフレッシュ形表示装置に文字を表示するようにしたこ
とを特徴とする漢字などの文字表示制御方式。