JPS5828520Y2 - 農作物の保護カバ− - Google Patents
農作物の保護カバ−Info
- Publication number
- JPS5828520Y2 JPS5828520Y2 JP5924879U JP5924879U JPS5828520Y2 JP S5828520 Y2 JPS5828520 Y2 JP S5828520Y2 JP 5924879 U JP5924879 U JP 5924879U JP 5924879 U JP5924879 U JP 5924879U JP S5828520 Y2 JPS5828520 Y2 JP S5828520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- synthetic resin
- side pieces
- crops
- crop protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は農作物を霜、雪、雨1強い日射等から保護する
ための保護カバーに関するものである。
ための保護カバーに関するものである。
従来よシこの種の保護カバーとしては、■紙。
合成樹脂フィルムあるいはポリエチレン等の合成樹脂発
泡シートに針金を縫うように挿し通したもの、および、
■合成樹脂発泡シートに一字形またはV字形に折り曲げ
た針金の二つの直線部分を縫うように挿し通し、シート
を屈曲せしめてなるものが良く知られている。
泡シートに針金を縫うように挿し通したもの、および、
■合成樹脂発泡シートに一字形またはV字形に折り曲げ
た針金の二つの直線部分を縫うように挿し通し、シート
を屈曲せしめてなるものが良く知られている。
さらに、■硬質の合成樹脂発泡シートの中間部に二つ折
用のヒンジ部を設け、接地側の両端部に土中への突刺片
を連設してなる保護カバーも提案されている。
用のヒンジ部を設け、接地側の両端部に土中への突刺片
を連設してなる保護カバーも提案されている。
第1図および第2図にそれぞれ上記のおよび■の具体例
を示す。
を示す。
第1図に示す場合には、農作物は上面釦よび二側面のみ
が覆われ、筐た第2図に示す場合には上面および一側面
のみが覆われるため、霜除け、雪除け9日除けには効果
を示すが保護カバー内を風が通り抜けるのを防ぐことが
できなかった。
が覆われ、筐た第2図に示す場合には上面および一側面
のみが覆われるため、霜除け、雪除け9日除けには効果
を示すが保護カバー内を風が通り抜けるのを防ぐことが
できなかった。
そのため、寒冷時、特に夜間には保護カバー内の温度は
大気と同一になるので、農作物の育成を促進することが
できないという欠点があった。
大気と同一になるので、農作物の育成を促進することが
できないという欠点があった。
すなわち農作物の育成を促進するためには、農作物の周
辺を適度な温度に保持する必要があるが、そのためには
温室栽培を行なわなければならず、多大の労力と費用を
要していた。
辺を適度な温度に保持する必要があるが、そのためには
温室栽培を行なわなければならず、多大の労力と費用を
要していた。
さらに害虫の飛来に対しては保護効果が少なく、また降
雨時に肥料が流出するという問題点もあった。
雨時に肥料が流出するという問題点もあった。
本考案は上記に鑑みて考案した農作物の保護カバーであ
って、合成樹脂の偏平な主体と、それに延設した可撓性
を有する側片とよりなシ、主体の中央には針金を前記側
片と平行に縫うよに挿し通してなる保護カバーであり、
農作物の上面および四側面、すなわち農作物の地上郡全
体を保護することによム上記欠点を解消しようとしたも
のである。
って、合成樹脂の偏平な主体と、それに延設した可撓性
を有する側片とよりなシ、主体の中央には針金を前記側
片と平行に縫うよに挿し通してなる保護カバーであり、
農作物の上面および四側面、すなわち農作物の地上郡全
体を保護することによム上記欠点を解消しようとしたも
のである。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に示すのは、合成樹脂発泡体よシなる長方形の主
体片5に合成樹脂フィルム6をラミネートすることによ
り主体1釦よび側片2を構成し、容易に変形可能な針金
3を主体1の中央に、側片2と平行に縫うように挿し通
して表裏交互に出現させ、その両端部を主体1の長手方
向に若干突出してなる保護カバーである。
体片5に合成樹脂フィルム6をラミネートすることによ
り主体1釦よび側片2を構成し、容易に変形可能な針金
3を主体1の中央に、側片2と平行に縫うように挿し通
して表裏交互に出現させ、その両端部を主体1の長手方
向に若干突出してなる保護カバーである。
このような構成の農作物の保護カバーの使用に当っては
、第4図および第5図に示すように、主体1をその中央
で折曲げてほぼV形状あるいは口形状とし、この状態で
主体1よジ突出している針金3の両端部を農作物4が植
られている土中に実利して農作物4を覆うものである。
、第4図および第5図に示すように、主体1をその中央
で折曲げてほぼV形状あるいは口形状とし、この状態で
主体1よジ突出している針金3の両端部を農作物4が植
られている土中に実利して農作物4を覆うものである。
この際、側片2は合成樹脂フィルムで構成されているた
め可撓性を有し、容易に下方へ垂れ下がジ、主体1にょ
b覆われない他の二側面を覆う状態となる。
め可撓性を有し、容易に下方へ垂れ下がジ、主体1にょ
b覆われない他の二側面を覆う状態となる。
このような特徴を有する保護カバーの他の実施例を第6
図に示す。
図に示す。
aに示すものは同一の合成樹脂材を用いて側片2を主体
1より薄くした例であり所定形状に押出して成形するか
あるいは別々に所定形状に成形した後、接着等により一
体とすることができる。
1より薄くした例であり所定形状に押出して成形するか
あるいは別々に所定形状に成形した後、接着等により一
体とすることができる。
またbに示すものは主体1に、これと異なった材質の薄
い側片2を接合したものである。
い側片2を接合したものである。
なお側片2として主体1よりも可撓性の犬なる材質を用
いて両者を接合する場合、第1図のように側片2と主体
1が同じ厚さであっても、本考案の目的を達することが
できる。
いて両者を接合する場合、第1図のように側片2と主体
1が同じ厚さであっても、本考案の目的を達することが
できる。
主体1としては、適度な腰の強さおよび保形性を具えて
いるもの、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−塩化ビニル共重合体等の発泡あるいは
非発泡の合成樹脂もしくは上記材質の合成樹脂発泡体に
非発泡の合成樹脂フィルムをラミネートしたものが適し
ている。
いるもの、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−塩化ビニル共重合体等の発泡あるいは
非発泡の合成樹脂もしくは上記材質の合成樹脂発泡体に
非発泡の合成樹脂フィルムをラミネートしたものが適し
ている。
一方、側片2としては可撓性を有するもの、例えば発泡
あるいは非発泡の合成樹脂が適している。
あるいは非発泡の合成樹脂が適している。
ただいずれの場合にもこれら具体例に限定されるもので
はなく、上記主体1、側片2に必要な特性を有するもの
であれば何を用いてもよい。
はなく、上記主体1、側片2に必要な特性を有するもの
であれば何を用いてもよい。
また第8図に示すように、側片2の端部より主体1まで
スリットIを設けると、側片2をより容易に折曲げるこ
とができ効果的である。
スリットIを設けると、側片2をより容易に折曲げるこ
とができ効果的である。
以上では、主体1釦よび側片2が長方形の実施例を示し
たが、この他層作物を覆うのに適した形状であれば正方
形、菱形、丸形等いかなる形状でもよい。
たが、この他層作物を覆うのに適した形状であれば正方
形、菱形、丸形等いかなる形状でもよい。
本考案の農作物の保護カバーは上述のように構成されて
いるものであって、主体1を折曲げて農作物を覆う際、
可撓性を有する側片2は容易に下方へ垂れ下がb1主体
1により覆われない側面を覆うため、地上に出ている農
作物の全面を保護することができる。
いるものであって、主体1を折曲げて農作物を覆う際、
可撓性を有する側片2は容易に下方へ垂れ下がb1主体
1により覆われない側面を覆うため、地上に出ている農
作物の全面を保護することができる。
したがって農作物を霜、雪、雨。強い日射しから従来以
上に保護することができるのみならず、保護カバー内を
風が通シ抜けるのを防止して保護カバー内の保温が行な
え、農作物の育成を促進することができる。
上に保護することができるのみならず、保護カバー内を
風が通シ抜けるのを防止して保護カバー内の保温が行な
え、農作物の育成を促進することができる。
すなわち、寒冷時、特に夜間においても風の通過を防止
するため農作物周辺の温度の低下はさほど起らず、いわ
ば温室と同様な状態を手軽かつ安価に作す出すことがで
きる。
するため農作物周辺の温度の低下はさほど起らず、いわ
ば温室と同様な状態を手軽かつ安価に作す出すことがで
きる。
さらに、害虫の飛来による被害、降雨時の肥料の流出と
いう従来解決できなかった問題も併せて解決することが
できるという効果があるとともに、使用に際しても取扱
いが容易であり、能率的に作業を行なうことができる。
いう従来解決できなかった問題も併せて解決することが
できるという効果があるとともに、使用に際しても取扱
いが容易であり、能率的に作業を行なうことができる。
第1図釦よび第2図は従来の農作物の保護カバーの使用
状態を示す斜視図、第3図は本考案の保護カバーの一実
施例を示す斜視図、第4図は本考案の保護カバーで農作
物を覆う前の状態を示す斜視図、第5図は保護カバーで
農作物を覆った状態を示す斜視図、第6図は本考案の保
護カバーの他の実施例を示す断面図、第1図および第8
図は本考案のさらに他の実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・主体、2・・・・・・側片、3・・・・
・・針金、4・・・・・・農作物、5・・・・・・主体
片、6・・・・・・合成樹脂フィルム、1・・・・・・
スリット。
状態を示す斜視図、第3図は本考案の保護カバーの一実
施例を示す斜視図、第4図は本考案の保護カバーで農作
物を覆う前の状態を示す斜視図、第5図は保護カバーで
農作物を覆った状態を示す斜視図、第6図は本考案の保
護カバーの他の実施例を示す断面図、第1図および第8
図は本考案のさらに他の実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・主体、2・・・・・・側片、3・・・・
・・針金、4・・・・・・農作物、5・・・・・・主体
片、6・・・・・・合成樹脂フィルム、1・・・・・・
スリット。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 10合成樹脂ようなる偏平な主体と、その両側に延設し
た可撓性を有する側片とよりなり1主体の中央には針金
を前記側片と平行に縫うように挿し通してなる農作物の
保護カバー。 2、前記側片が主体より薄く構成されていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の農作物の保
護カバー。 3、合成樹脂発泡体に、それより幅の広い合成樹脂フィ
ルムをラミネートすることにより前記主体および側片を
構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
項記載の農作物の保護カバー。 4、前記側片が主体よりも可撓性を有する材質であるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または第
2項記載の農作物の保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5924879U JPS5828520Y2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 農作物の保護カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5924879U JPS5828520Y2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 農作物の保護カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55157852U JPS55157852U (ja) | 1980-11-13 |
JPS5828520Y2 true JPS5828520Y2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=29293246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5924879U Expired JPS5828520Y2 (ja) | 1979-05-01 | 1979-05-01 | 農作物の保護カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828520Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5503067B1 (ja) * | 2013-09-09 | 2014-05-28 | 日新産業株式会社 | 植生保護装置、植生保護構造及び植生保護方法 |
JP5586775B1 (ja) * | 2013-12-25 | 2014-09-10 | 日新産業株式会社 | 植生保護装置及び植生保護構造 |
-
1979
- 1979-05-01 JP JP5924879U patent/JPS5828520Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5503067B1 (ja) * | 2013-09-09 | 2014-05-28 | 日新産業株式会社 | 植生保護装置、植生保護構造及び植生保護方法 |
JP5586775B1 (ja) * | 2013-12-25 | 2014-09-10 | 日新産業株式会社 | 植生保護装置及び植生保護構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55157852U (ja) | 1980-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4647491A (en) | Corrugated landscaping edging | |
US5293715A (en) | Reversible dual-purpose self-standing pot cover | |
US5832660A (en) | Decorative plant cover | |
US3555728A (en) | Mulch | |
JPS5828520Y2 (ja) | 農作物の保護カバ− | |
US3161887A (en) | Protective garment | |
JPS5828521Y2 (ja) | 農作物の保護カバ− | |
US9101116B1 (en) | Awning device for bee hive | |
JP3862727B2 (ja) | 農業用被覆シート | |
US4379351A (en) | Debris trap for pool cover | |
US20070039219A1 (en) | Garden marker device | |
JPS586274Y2 (ja) | 農作物の保護用カバ− | |
JP3031523U (ja) | 苗保護カバー | |
KR102274869B1 (ko) | 상추 보호용 덮개 | |
JPH022219Y2 (ja) | ||
JP3014589U (ja) | 植設物の保護フィルム | |
US6035445A (en) | Non-floppy sun hat | |
JPS5828523Y2 (ja) | ぶどうの枝覆 | |
JP3012089U (ja) | 園芸用シート | |
JPS5830453Y2 (ja) | 果実用保護カバ− | |
JPS585479Y2 (ja) | 農業用被覆フイルム | |
JPH1118591A (ja) | 果実育成保護袋 | |
JPS5850854Y2 (ja) | 果実用保護カバ− | |
JPH0626144Y2 (ja) | 幼苗保護用被覆材 | |
JPS6023532Y2 (ja) | ビニルシ−ト用止め具 |