JPS5828357B2 - メツキ用ハンガ− - Google Patents
メツキ用ハンガ−Info
- Publication number
- JPS5828357B2 JPS5828357B2 JP55183226A JP18322680A JPS5828357B2 JP S5828357 B2 JPS5828357 B2 JP S5828357B2 JP 55183226 A JP55183226 A JP 55183226A JP 18322680 A JP18322680 A JP 18322680A JP S5828357 B2 JPS5828357 B2 JP S5828357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- branch
- main rod
- branch rod
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
- C25D17/06—Suspending or supporting devices for articles to be coated
- C25D17/08—Supporting racks, i.e. not for suspending
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は枝杆が主杆に強固に固着されており、かつ金属
被覆層を有するメッキ用バンガーに関する。
被覆層を有するメッキ用バンガーに関する。
一般にこの種メッキ用バンガーは、枝杆端部に被メッキ
物を引掛けあるいは挾持すると共に、主杆より枝杆へと
電流を通じるために、枝杆が主杆(こ対してガタッキな
く強固に固着されていること、電気抵抗が極力小さいこ
と、製造が容易であることなどが要求される。
物を引掛けあるいは挾持すると共に、主杆より枝杆へと
電流を通じるために、枝杆が主杆(こ対してガタッキな
く強固に固着されていること、電気抵抗が極力小さいこ
と、製造が容易であることなどが要求される。
従来のメッキ用バンガーとしては、主杆lこ孔を穿設し
、これに枝杆を通した後、溶着あるいは押しつぶして固
着したものがあげられるが、この構成のものは枝杆が軸
方向に動きガタックことがあるだけでなく、その製造に
多工程を要し、しかも熟練が必要であるといった欠点が
ある。
、これに枝杆を通した後、溶着あるいは押しつぶして固
着したものがあげられるが、この構成のものは枝杆が軸
方向に動きガタックことがあるだけでなく、その製造に
多工程を要し、しかも熟練が必要であるといった欠点が
ある。
そこで、出願人は先に、枝杆に少なくとも1つの馬蹄形
の屈曲部を形成し、この屈曲部を含む枝杆の部分を主杆
に打込み固着してなるメッキ用バンガーを提供した(特
願昭54−140239号)。
の屈曲部を形成し、この屈曲部を含む枝杆の部分を主杆
に打込み固着してなるメッキ用バンガーを提供した(特
願昭54−140239号)。
しかし、枝杆は被メッキ物を引掛けまたは挾持するため
にバネ効果に優れたステンレス鋼製のものが多いが、こ
れは電気伝導度が比較的小さいこと、及び固着部が存在
することのため依然として電気抵抗が問題となっている
。
にバネ効果に優れたステンレス鋼製のものが多いが、こ
れは電気伝導度が比較的小さいこと、及び固着部が存在
することのため依然として電気抵抗が問題となっている
。
本発明は上記の点に鑑み、特願昭54−
140239号のものをさらに改良したもので、枝杆に
がたつきがなく、製造容易で、しかも、伝導度の点にお
いてもより優れたメッキ用バンガーを提供することを目
的とするものである。
がたつきがなく、製造容易で、しかも、伝導度の点にお
いてもより優れたメッキ用バンガーを提供することを目
的とするものである。
本発明のメッキ用バンガーは枝杆に少なくとも1つの屈
曲部を形成し、枝杆のこの屈曲部を含む部分を主杆に打
ち込み固着すると共に、少なくともこの固着部に溶射に
より良導電性金属の金属被覆層を設けていることを特徴
とする。
曲部を形成し、枝杆のこの屈曲部を含む部分を主杆に打
ち込み固着すると共に、少なくともこの固着部に溶射に
より良導電性金属の金属被覆層を設けていることを特徴
とする。
以下本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、同図中
、1は銅製の主杆で、その上部にはかぎ形部2が設けら
れた棒杆であり、3はバネ効果を有するステンレス鋼製
の枝杆であり、その中央部にはオメガ形の屈曲部4が形
成されている。
、1は銅製の主杆で、その上部にはかぎ形部2が設けら
れた棒杆であり、3はバネ効果を有するステンレス鋼製
の枝杆であり、その中央部にはオメガ形の屈曲部4が形
成されている。
第2図に示すように、この屈曲部4を含む枝杆3の部分
が主杆1に載置され、上から強圧が加えられて主杆1に
固着される(第3図参照)。
が主杆1に載置され、上から強圧が加えられて主杆1に
固着される(第3図参照)。
このようにして、はぼ同間隔にあるいは被メッキ物の形
状等に合わせて枝杆3は順次主杆1に固着される。
状等に合わせて枝杆3は順次主杆1に固着される。
この場合、主杆1には枝杆3の屈曲部の形状に合わせて
浅い溝を設けておいてもよい。
浅い溝を設けておいてもよい。
枝杆3の端部3aは被メッキ物の形状等に合わせて適宜
加工される。
加工される。
5は良導電性金属である銅の被覆層であり、溶射により
、上記固着部及び枝杆3の端部3aを除く部分に被覆さ
れている。
、上記固着部及び枝杆3の端部3aを除く部分に被覆さ
れている。
点線で示す6は絶縁用合成樹脂ライニングまたはコーテ
ィング層であり、主杆1と枝杆3の銅被覆層5を完全に
覆っており、銅の腐食を防止すると共に不必要な個所に
メッキがつくのを防止する。
ィング層であり、主杆1と枝杆3の銅被覆層5を完全に
覆っており、銅の腐食を防止すると共に不必要な個所に
メッキがつくのを防止する。
以下説明したように、上記実施例においては、屈曲部4
を含む枝杆3の部分を主杆1に打ち込んだとき、屈曲部
4の膨大部4aによって押し出された銅がくびれた形状
の基部4bに流れて、この基部4bに対し側方力として
働くので枝杆3は主杆1に強固に挾持される。
を含む枝杆3の部分を主杆1に打ち込んだとき、屈曲部
4の膨大部4aによって押し出された銅がくびれた形状
の基部4bに流れて、この基部4bに対し側方力として
働くので枝杆3は主杆1に強固に挾持される。
しかも余った銅は枝杆3の上方に盛り上がるのでさらに
強固かつ緊密に固着される。
強固かつ緊密に固着される。
したがって固着部がガタックこともなく、電気的接触抵
抗も小さい。
抗も小さい。
そして、これらの作業は、枝杆3を主杆1に載置して、
上からプレスなどにより強圧するだけの数少ない工程で
完了できる。
上からプレスなどにより強圧するだけの数少ない工程で
完了できる。
また銅が溶射により被覆されているので、枝杆3が主杆
1より離脱するといったことが完全に防止され、また主
杆1と枝杆3の接触をよりよくするための半田盛り作業
も省ける。
1より離脱するといったことが完全に防止され、また主
杆1と枝杆3の接触をよりよくするための半田盛り作業
も省ける。
しかも銅はステンレスよりも電気伝導度が大きいのでメ
ッキ用ハンガー自体としての電気抵抗も小さくなる。
ッキ用ハンガー自体としての電気抵抗も小さくなる。
従って被メッキ物に短時間で均一なメッキ層を設けるこ
とができる。
とができる。
なお、上記実施例においては、屈曲部4は第2図に示す
ようにオメガ形であるが、本発明においては先端部が膨
大し基部がくびれた形状のものであればよく、馬蹄形の
ほか、たとえば第4図に示す三角フラスコ形のもの、ま
た第5図に示すS字形に屈曲したものであってもよい。
ようにオメガ形であるが、本発明においては先端部が膨
大し基部がくびれた形状のものであればよく、馬蹄形の
ほか、たとえば第4図に示す三角フラスコ形のもの、ま
た第5図に示すS字形に屈曲したものであってもよい。
また本発明においては溶射に用いる金属は銅に限らず、
たとえば枝杆のそれよりも大きい電気伝導度をもつ良導
性金属であればよい。
たとえば枝杆のそれよりも大きい電気伝導度をもつ良導
性金属であればよい。
本発明は以上説明した如く、枝杆に少なくとも1つの屈
曲部を形成し、この屈曲部を含む枝杆の部分を主杆(こ
打込み固着すると共に、少なくともこの固着部に溶射に
より良導性金属の金属被覆層を設けてなるので、次の効
果を有する。
曲部を形成し、この屈曲部を含む枝杆の部分を主杆(こ
打込み固着すると共に、少なくともこの固着部に溶射に
より良導性金属の金属被覆層を設けてなるので、次の効
果を有する。
まず、枝杆を主杆に打込み固着するものであるので、主
杆に穴をあけたり、溝を形成したりしておく必要がなく
、製作がすこぶる少ない工程でなされる。
杆に穴をあけたり、溝を形成したりしておく必要がなく
、製作がすこぶる少ない工程でなされる。
しかも、屈曲部を形成した枝杆を主杆に打込み固着する
ものであるので、固着強度が強く、枝杆がその軸方向(
こずれたり、がたついたりすることがない。
ものであるので、固着強度が強く、枝杆がその軸方向(
こずれたり、がたついたりすることがない。
さらに、固着部に金属被覆層を設け、この金属被覆層を
溶射により形成しているので、凹凸が生じ易い枝杆と主
杆との固着部の表面においても全面に密に金属被覆層が
形成され、しかも、この金属被覆層は良導電性であるか
ら電気伝導度が高くなった。
溶射により形成しているので、凹凸が生じ易い枝杆と主
杆との固着部の表面においても全面に密に金属被覆層が
形成され、しかも、この金属被覆層は良導電性であるか
ら電気伝導度が高くなった。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は枝杆
を主杆に固着した部分の部分正面図、第3図は第1図の
A−A部分断面図、第4図および第5図は枝杆の屈曲部
の他の実施例を示す部分正面図である。 1・・・・・・主杆、3・・・・・・枝杆、4・・・・
・・屈曲部、5・・・・・・金属被覆層。
を主杆に固着した部分の部分正面図、第3図は第1図の
A−A部分断面図、第4図および第5図は枝杆の屈曲部
の他の実施例を示す部分正面図である。 1・・・・・・主杆、3・・・・・・枝杆、4・・・・
・・屈曲部、5・・・・・・金属被覆層。
Claims (1)
- 1 枝杆に少なくとも1つの屈曲部を形成し、枝杆のこ
の屈曲部を含む部分を主杆に打ち込み固着すると共に、
少なくともこの固着部に溶射により良導電性金属の金属
被覆層を設けてなるメッキ用バンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55183226A JPS5828357B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | メツキ用ハンガ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55183226A JPS5828357B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | メツキ用ハンガ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57104698A JPS57104698A (en) | 1982-06-29 |
JPS5828357B2 true JPS5828357B2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=16131992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55183226A Expired JPS5828357B2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | メツキ用ハンガ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828357B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105316750B (zh) * | 2014-08-04 | 2017-10-24 | 亚硕企业股份有限公司 | 电镀夹具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH035109U (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-18 |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP55183226A patent/JPS5828357B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH035109U (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57104698A (en) | 1982-06-29 |
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