JPS582825Y2 - 建築用石膏ボ−ド - Google Patents
建築用石膏ボ−ドInfo
- Publication number
- JPS582825Y2 JPS582825Y2 JP4842479U JP4842479U JPS582825Y2 JP S582825 Y2 JPS582825 Y2 JP S582825Y2 JP 4842479 U JP4842479 U JP 4842479U JP 4842479 U JP4842479 U JP 4842479U JP S582825 Y2 JPS582825 Y2 JP S582825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paperboard
- board
- gypsum board
- architectural
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は繊維壁の下地などに使用する建築用石膏ボード
に関するものである。
に関するものである。
繊維壁の下地として端縁部上面にテーパ一部を設けた石
膏ボードを多数枚並夕１ルて相隣る石膏ボードのテーパ
一部により形成される谷部にジヨイントセメントを埋め
込んで全表面を同一平面としこの全表面に繊維壁材を塗
着乾燥させる工法が近時普及されてきたが、在来のこの
種建築用石膏ボードは各部の吸水性が等しい板紙を石膏
芯板の表裏に添着したものであるためにテーパ一部に埋
め込まれたジヨイントセメントの表面に塗着された繊維
壁材の水分を石膏芯板に吸収する力が他の部分に比較し
て劣化して全体を均一に仕上げできないという問題点が
ある。
膏ボードを多数枚並夕１ルて相隣る石膏ボードのテーパ
一部により形成される谷部にジヨイントセメントを埋め
込んで全表面を同一平面としこの全表面に繊維壁材を塗
着乾燥させる工法が近時普及されてきたが、在来のこの
種建築用石膏ボードは各部の吸水性が等しい板紙を石膏
芯板の表裏に添着したものであるためにテーパ一部に埋
め込まれたジヨイントセメントの表面に塗着された繊維
壁材の水分を石膏芯板に吸収する力が他の部分に比較し
て劣化して全体を均一に仕上げできないという問題点が
ある。
本考案は前記のような問題点を解決した建築用石膏ボー
ドを目的として完成されたもので、図示の実施例に示す
ように、端縁部上面にテーパ一部１を設けたボード主体
２の表面の板紙３のうち該テーパ一部１の部分のみを吸
水性を高めた板紙部３としたことを特徴とするものであ
る。
ドを目的として完成されたもので、図示の実施例に示す
ように、端縁部上面にテーパ一部１を設けたボード主体
２の表面の板紙３のうち該テーパ一部１の部分のみを吸
水性を高めた板紙部３としたことを特徴とするものであ
る。
このように構成されたものは、ボード主体２が石膏芯板
２１の表裏面に板紙３を添着したもので工場生産段階に
おいて乾燥されているから、釘打ちによりその多数枚を
並列させたうえ相隣るボード主体２．２のテーパ一部１
．１により形成される谷部にジヨイントセメントイを埋
め込めば即座に繊維壁材をこて塗りできる耐火性に優れ
た下地が得られるもので、この下地表面に繊維壁材口１
を塗着した場合にボード主体２の板紙３のうちテーパ一
部１の部分のみは第１図に示す第１の実施例のように吸
水性剤を予め塗布乾燥しておくか第２図に示す第２の実
施例のようにピンホールを多数設けておく等の処理を施
して吸水性を高めた板紙部３′としであるから、塗着さ
れた繊維壁材口に含まれる水分のうち蒸発されることな
くテーパ一部１．１間の谷部に小孔ハ付のジヨイントセ
メント・とともに埋め込まれたジヨイントセメントイに
一旦吸い取られた水分はこの吸水性を高めた板紙部３′
を通じ積極的に石膏芯板１に移行拡散されることとなり
、従って、ジヨイントセメントイの吸水性は常に板紙３
のテーパ一部１以外の部分に劣らない程度に保持され、
表面の繊維壁材口が全体的に略同時に乾燥されるように
なってむらのない表面仕上げを行うことができる利点が
ある。
２１の表裏面に板紙３を添着したもので工場生産段階に
おいて乾燥されているから、釘打ちによりその多数枚を
並列させたうえ相隣るボード主体２．２のテーパ一部１
．１により形成される谷部にジヨイントセメントイを埋
め込めば即座に繊維壁材をこて塗りできる耐火性に優れ
た下地が得られるもので、この下地表面に繊維壁材口１
を塗着した場合にボード主体２の板紙３のうちテーパ一
部１の部分のみは第１図に示す第１の実施例のように吸
水性剤を予め塗布乾燥しておくか第２図に示す第２の実
施例のようにピンホールを多数設けておく等の処理を施
して吸水性を高めた板紙部３′としであるから、塗着さ
れた繊維壁材口に含まれる水分のうち蒸発されることな
くテーパ一部１．１間の谷部に小孔ハ付のジヨイントセ
メント・とともに埋め込まれたジヨイントセメントイに
一旦吸い取られた水分はこの吸水性を高めた板紙部３′
を通じ積極的に石膏芯板１に移行拡散されることとなり
、従って、ジヨイントセメントイの吸水性は常に板紙３
のテーパ一部１以外の部分に劣らない程度に保持され、
表面の繊維壁材口が全体的に略同時に乾燥されるように
なってむらのない表面仕上げを行うことができる利点が
ある。
しかも、施工後においても石膏芯板２′の表裏面に板紙
３が添着されているボード主体２は耐火性、断熱性、防
音性に優れていて温度や湿度による狂いや亀裂がないか
ら、下地として優れた機能を発揮して長期耐用できる繊
維壁が得られることとなる。
３が添着されているボード主体２は耐火性、断熱性、防
音性に優れていて温度や湿度による狂いや亀裂がないか
ら、下地として優れた機能を発揮して長期耐用できる繊
維壁が得られることとなる。
なお、テーパ一部１の角度や長さ等はジヨイントセメン
トを埋め込むための谷部が形成できるものであれば図示
の実施例のようなものに限定されることのないことは勿
論である。
トを埋め込むための谷部が形成できるものであれば図示
の実施例のようなものに限定されることのないことは勿
論である。
従って、本考案は繊維壁用下地などの塗壁用下地に使用
する在来の建築用石膏ボードの問題点を解決したものと
して実用的価値極めて犬なものである。
する在来の建築用石膏ボードの問題点を解決したものと
して実用的価値極めて犬なものである。
第１図は本考案の第１の実施例を示す一部切欠斜視図、
第２図は本考案の第２の実施例を示す一部切欠斜視図、
第３図は使用状態において示す部分断面図である。 １：テーパ一部、２：ボード主体、３：板紙、３Ｉ：吸
水性を高めた板紙部。
第２図は本考案の第２の実施例を示す一部切欠斜視図、
第３図は使用状態において示す部分断面図である。 １：テーパ一部、２：ボード主体、３：板紙、３Ｉ：吸
水性を高めた板紙部。
Claims (1)
- 端縁部上面にテーパ一部１を設けたボード主体２の表面
の板紙３のうち該テーパ一部１の部分のみを吸水性を高
めた板紙部３′としたことを特徴とする建築用石膏ボー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4842479U JPS582825Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 建築用石膏ボ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4842479U JPS582825Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 建築用石膏ボ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55147428U JPS55147428U (ja) | 1980-10-23 |
| JPS582825Y2 true JPS582825Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=28932119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4842479U Expired JPS582825Y2 (ja) | 1979-04-12 | 1979-04-12 | 建築用石膏ボ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582825Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624092Y2 (ja) * | 1980-12-17 | 1987-01-29 |
-
1979
- 1979-04-12 JP JP4842479U patent/JPS582825Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55147428U (ja) | 1980-10-23 |
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