JPH0619693Y2 - 天井材 - Google Patents
天井材Info
- Publication number
- JPH0619693Y2 JPH0619693Y2 JP1987127619U JP12761987U JPH0619693Y2 JP H0619693 Y2 JPH0619693 Y2 JP H0619693Y2 JP 1987127619 U JP1987127619 U JP 1987127619U JP 12761987 U JP12761987 U JP 12761987U JP H0619693 Y2 JPH0619693 Y2 JP H0619693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- ceiling material
- closed
- fiber board
- inorganic fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は独立気泡セメント板をベースとした天井材に関
する考案である。
する考案である。
[背景技術] 従来の天井材としては岩綿板、ガラス繊維板等の無機質
繊維板製の天井材が知られている。この岩綿板やガラス
繊維板等の無機質繊維板製の天井材は着色や凹凸模様付
与が容易であるが、その反面、強度が弱く、とくに吸湿
した際に強度低下が激しいという問題があった。また他
の従来例として、例えば実開昭59−71714号公報
には、軽量気泡コンクリート板の表面に多孔質の繊維板
或いは合成樹脂板を貼着積層する構造が開示されている
が、かかる従来例では、火災時に繊維板の孔から炎が侵
入して軽量気泡コンクリート板に直接炎が当たったり、
或いは合成樹脂板自体が燃焼し易くなったりして、天井
材全体の断熱性、防火性(不燃性)を確保できなくなる
という問題がある。
繊維板製の天井材が知られている。この岩綿板やガラス
繊維板等の無機質繊維板製の天井材は着色や凹凸模様付
与が容易であるが、その反面、強度が弱く、とくに吸湿
した際に強度低下が激しいという問題があった。また他
の従来例として、例えば実開昭59−71714号公報
には、軽量気泡コンクリート板の表面に多孔質の繊維板
或いは合成樹脂板を貼着積層する構造が開示されている
が、かかる従来例では、火災時に繊維板の孔から炎が侵
入して軽量気泡コンクリート板に直接炎が当たったり、
或いは合成樹脂板自体が燃焼し易くなったりして、天井
材全体の断熱性、防火性(不燃性)を確保できなくなる
という問題がある。
[考案の目的] 本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは全体の防火性(不燃性)
に優れた天井材でありながら、その表面に凹凸模様を容
易に付与でき、尚且つ施工強度を高めることができるよ
うにした天井材を提供するにある。
って、その目的とするところは全体の防火性(不燃性)
に優れた天井材でありながら、その表面に凹凸模様を容
易に付与でき、尚且つ施工強度を高めることができるよ
うにした天井材を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の天井材は、独立気泡セメント板1の表面に岩綿
板、ガラス繊維板等の薄い無機質繊維板2を積層し、上
記独立気泡セメント板1の一方の側端部に接続用凹部3
を設けると共に他方の側端部に接続用凸部4を設け、上
記無機質繊維板2の表面に凹凸模様を付与して成るもの
であって、このような構成を採用することで上記した従
来の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。すなわち本考案の天井材Aにあっては、叙述のよう
に独立気泡セメント板1をベースとし、この独立気泡セ
メント板1の表面に岩綿板、ガラス繊維板等の薄い無機
質繊維板2を積層し、独立気泡セメント板1の両方の側
端部を実加工して接続用凹部3と接続用凸部4とを形成
したことにより、接続用凹部3及び接続用凸部4の強度
が夫々強いものとなり、天井材Aを施工する場合には、
隣合う天井材A同士を接続用凹部3と接続用凸部4との
嵌合により強固に接続できるようになる。そのうえ、無
機質繊維板2の表面に凹凸模様を容易に付与できるの
で、従来の無機質繊維板性の天井材と同じ外観とするこ
とができ、しかも独立気泡セメント板1をベースとする
ことで、軽量で取扱いやすく、また強度が強く、特に吸
湿しても強度の低下がなく、また断熱性、防火性も向上
するようになったものである。
板、ガラス繊維板等の薄い無機質繊維板2を積層し、上
記独立気泡セメント板1の一方の側端部に接続用凹部3
を設けると共に他方の側端部に接続用凸部4を設け、上
記無機質繊維板2の表面に凹凸模様を付与して成るもの
であって、このような構成を採用することで上記した従
来の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。すなわち本考案の天井材Aにあっては、叙述のよう
に独立気泡セメント板1をベースとし、この独立気泡セ
メント板1の表面に岩綿板、ガラス繊維板等の薄い無機
質繊維板2を積層し、独立気泡セメント板1の両方の側
端部を実加工して接続用凹部3と接続用凸部4とを形成
したことにより、接続用凹部3及び接続用凸部4の強度
が夫々強いものとなり、天井材Aを施工する場合には、
隣合う天井材A同士を接続用凹部3と接続用凸部4との
嵌合により強固に接続できるようになる。そのうえ、無
機質繊維板2の表面に凹凸模様を容易に付与できるの
で、従来の無機質繊維板性の天井材と同じ外観とするこ
とができ、しかも独立気泡セメント板1をベースとする
ことで、軽量で取扱いやすく、また強度が強く、特に吸
湿しても強度の低下がなく、また断熱性、防火性も向上
するようになったものである。
以下本考案を添付図面に示す実施例により詳述する。独
立気泡セメント板1は例えばプレフォーム法によって形
成したものであり、この独立気泡セメント板1の表面
(すなわち下面)に薄いシート状をした無機質繊維板2
を貼着一体化することにより本考案に係る天井材Aが形
成してある。ここで無機質繊維板2としては岩綿板やガ
ラス繊維板等のように無機質繊維よりなるシート状体が
用いられ、この無機質繊維板2には凹凸模様が施してあ
る。つまり、本考案の天井材Aは独立気泡セメント板1
をベースとし、且つ表面は従来の岩綿板やガラス繊維板
製の天井材と同じ無機質繊維板2としたものである。と
ころで本考案の天井材Aにおいてベースとなる独立気泡
セメント板1の側端部には第1図に示すように接続用凹
部3や接続用凸部4の実加工が施してあり、天井材Aを
施工する際に接続用凹部3と接続用凸部4とを嵌合する
ことで隣合う天井材A同士を接続することができる。こ
の場合、天井材Aのベースとなる独立気泡セメント板1
に実加工して接続用凹部3や接続用凸部4等を形成する
もので接続用凹部3や接続用凸部4の強度が強いもので
ある。
立気泡セメント板1は例えばプレフォーム法によって形
成したものであり、この独立気泡セメント板1の表面
(すなわち下面)に薄いシート状をした無機質繊維板2
を貼着一体化することにより本考案に係る天井材Aが形
成してある。ここで無機質繊維板2としては岩綿板やガ
ラス繊維板等のように無機質繊維よりなるシート状体が
用いられ、この無機質繊維板2には凹凸模様が施してあ
る。つまり、本考案の天井材Aは独立気泡セメント板1
をベースとし、且つ表面は従来の岩綿板やガラス繊維板
製の天井材と同じ無機質繊維板2としたものである。と
ころで本考案の天井材Aにおいてベースとなる独立気泡
セメント板1の側端部には第1図に示すように接続用凹
部3や接続用凸部4の実加工が施してあり、天井材Aを
施工する際に接続用凹部3と接続用凸部4とを嵌合する
ことで隣合う天井材A同士を接続することができる。こ
の場合、天井材Aのベースとなる独立気泡セメント板1
に実加工して接続用凹部3や接続用凸部4等を形成する
もので接続用凹部3や接続用凸部4の強度が強いもので
ある。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように独立気泡セメント板の
表面に岩綿板、ガラス繊維板等の薄い無機質繊維板を積
層し、上記独立気泡セメント板の一方の側端部に接続用
凸部を設けると共に他方の側端部に接続用凸部を設け、
上記無機質繊維板の表面に凹凸模様を付与してあるの
で、全体が防火性(不燃性)に優れた天井材でありなが
ら、その表面に凹凸模様を容易に施すことができる。ま
た天井材を施工する場合には、独立気泡セメント板の両
方の側端部に実加工された接続用凹部及び接続用凸部の
強度が夫々強いものであるから、隣合う天井材同士を強
固に接続できる。しかも、表面は従来の岩綿板やガラス
繊維板製の天井材と同じ外観をしたものでありながら、
独立気泡セメント板がベースとなることで天井材全体の
強度が向上し、特に吸湿した場合でも強度低下が生じな
いものであり、また独立気泡セメント板であるため強度
が強いといえども軽量で取扱いやすく、また断熱性、防
火性、防音性にも優れているのである。更に無機質繊維
板が薄いので全体の厚みも比較的薄くできるものであ
る。
表面に岩綿板、ガラス繊維板等の薄い無機質繊維板を積
層し、上記独立気泡セメント板の一方の側端部に接続用
凸部を設けると共に他方の側端部に接続用凸部を設け、
上記無機質繊維板の表面に凹凸模様を付与してあるの
で、全体が防火性(不燃性)に優れた天井材でありなが
ら、その表面に凹凸模様を容易に施すことができる。ま
た天井材を施工する場合には、独立気泡セメント板の両
方の側端部に実加工された接続用凹部及び接続用凸部の
強度が夫々強いものであるから、隣合う天井材同士を強
固に接続できる。しかも、表面は従来の岩綿板やガラス
繊維板製の天井材と同じ外観をしたものでありながら、
独立気泡セメント板がベースとなることで天井材全体の
強度が向上し、特に吸湿した場合でも強度低下が生じな
いものであり、また独立気泡セメント板であるため強度
が強いといえども軽量で取扱いやすく、また断熱性、防
火性、防音性にも優れているのである。更に無機質繊維
板が薄いので全体の厚みも比較的薄くできるものであ
る。
第1図は本考案の天井材の一実施例の断面図であって、
1は独立気泡セメント板、2は無機質繊維板である。
1は独立気泡セメント板、2は無機質繊維板である。
Claims (1)
- 【請求項1】独立気泡セメント板の表面に岩綿板、ガラ
ス繊維板等の薄い無機質繊維板を積層し、上記独立気泡
セメント板の一方の側端部に接続用凹部を設けると共に
他方の側端部に接続用凸部を設け、上記無機質繊維板の
表面に凹凸模様を付与して成る天井材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987127619U JPH0619693Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | 天井材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987127619U JPH0619693Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | 天井材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431819U JPS6431819U (ja) | 1989-02-28 |
JPH0619693Y2 true JPH0619693Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31380213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987127619U Expired - Lifetime JPH0619693Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 | 天井材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619693Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0750607Y2 (ja) * | 1990-06-13 | 1995-11-15 | 三菱重工業株式会社 | メカニカルシール |
JPH081259B2 (ja) * | 1991-03-25 | 1996-01-10 | 日本ピラー工業株式会社 | 非接触シール装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5971714U (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-16 | ト−エイ工業株式会社 | 複合板 |
-
1987
- 1987-08-22 JP JP1987127619U patent/JPH0619693Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431819U (ja) | 1989-02-28 |
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