JPS5828225Y2 - 金属検出機 - Google Patents
金属検出機Info
- Publication number
- JPS5828225Y2 JPS5828225Y2 JP9453679U JP9453679U JPS5828225Y2 JP S5828225 Y2 JPS5828225 Y2 JP S5828225Y2 JP 9453679 U JP9453679 U JP 9453679U JP 9453679 U JP9453679 U JP 9453679U JP S5828225 Y2 JPS5828225 Y2 JP S5828225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- metal detector
- metal
- receiving coil
- excitation coil
- Prior art date
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- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、励磁コイルとその励磁コイルがつくる磁界の
中に置かれた受信コイルによって構成される金属検出機
に関するものである。
中に置かれた受信コイルによって構成される金属検出機
に関するものである。
第1図に金属検出機の構造原理図な示す。
コイル1は励磁コイルである。
コイル1には角周波数ωなる交番電流iωが流れていて
、交番磁界Hωをつくっている。
、交番磁界Hωをつくっている。
コイル2及びコイル3は受信コイルである。
コイル2,3は、互いに逆極性で相互接続されて一組の
受信コイルを構成しているが。
受信コイルを構成しているが。
この各々のコイルは、大きさが等しく且つ励磁コイル1
に対して立体的に左右が同一の位置関係となるように配
置されている。
に対して立体的に左右が同一の位置関係となるように配
置されている。
従って、磁界Hωによってコイル2,3に誘起される電
圧の大きさは略等しい。
圧の大きさは略等しい。
この結果、受信コイルの出力端a −bには、この各々
の誘起電圧が相殺されて出力電圧な発生せず、いわゆる
ゼロ平衡状態を保つ。
の誘起電圧が相殺されて出力電圧な発生せず、いわゆる
ゼロ平衡状態を保つ。
いま。この状態で励磁コイル1と受信コイル2,3が構
成する空間内を金属体Pが矢視の方向に通過すると、そ
の進行方向の位置の移動に応じて、構成する磁界に局部
的な変化を生じ、コイル2及びコイル3の鎖交磁束数が
変化するので、この変化分だけが、金属体の検出信号と
して、受信コイル2゜3の出力端a bKeoとして
現われる。
成する空間内を金属体Pが矢視の方向に通過すると、そ
の進行方向の位置の移動に応じて、構成する磁界に局部
的な変化を生じ、コイル2及びコイル3の鎖交磁束数が
変化するので、この変化分だけが、金属体の検出信号と
して、受信コイル2゜3の出力端a bKeoとして
現われる。
第2図は上記の動作原理による金属検出機の従来、一般
に使用されている状態における構造図である。
に使用されている状態における構造図である。
ここで、第2図Aは、正面断面図であり。第2図Bはそ
の側面図である。
の側面図である。
又、第2図Aは。第2図Bの矢視方向a−a’における
金属検出機の断面構造を示している。
金属検出機の断面構造を示している。
第2図A、Hにおいて4.5は、樹脂のような非金属体
のプレートで。
のプレートで。
これらに励磁コイル6及び受信コイル7をそれぞれ密着
して固定する。
して固定する。
又これらのプレート4,5は、更に金属ケース8,9に
それぞれ取り付けられ、各々の金属ケース8,9でカバ
ーをされて一体化されたコイルとして取り扱われろ。
それぞれ取り付けられ、各々の金属ケース8,9でカバ
ーをされて一体化されたコイルとして取り扱われろ。
このように、金属ケー太8,9に封入された各々のコイ
ル6.7は、更に、スペーサー10,11な介して相互
に移動しないように固定されるが、この際励磁コイル6
と受信コイル7の位置関係は、前述の通り受信コイル7
の出力信号がゼロ平衡して出力されないように調整して
、堅牢に固定されている。
ル6.7は、更に、スペーサー10,11な介して相互
に移動しないように固定されるが、この際励磁コイル6
と受信コイル7の位置関係は、前述の通り受信コイル7
の出力信号がゼロ平衡して出力されないように調整して
、堅牢に固定されている。
ここで問題となるのは、一般に受信コイル7の金属体検
出時の出力信号は極めて微小な信号出力であるため、受
信コイル7には高増幅寒をもつ図示しない増幅器が接続
されていることである。
出時の出力信号は極めて微小な信号出力であるため、受
信コイル7には高増幅寒をもつ図示しない増幅器が接続
されていることである。
このため、金属検出機[710えもれる外からの力によ
って、励磁コイル6と受信コイル7との位置関係が僅か
に変化しても、その平衡状態の変化は拡大増幅されて雑
音信号として出力される。
って、励磁コイル6と受信コイル7との位置関係が僅か
に変化しても、その平衡状態の変化は拡大増幅されて雑
音信号として出力される。
特に、金属検出機はベルトコンベヤーで搬送される製品
の検査工程で使用される場合が多く、このような場合に
は、金属検出機は第2図に示す支持台12によってコン
ベヤーのフレームに取り付ケられることが多い。
の検査工程で使用される場合が多く、このような場合に
は、金属検出機は第2図に示す支持台12によってコン
ベヤーのフレームに取り付ケられることが多い。
従って、コンベヤーフレームの振動が定状的に支持台を
介して金属検出機に伝わり、この結果連続した雑音信号
出力として、金属検出信号に重畳されるので、S/N比
が劣化し、実効感度が低下して非常に問題である。
介して金属検出機に伝わり、この結果連続した雑音信号
出力として、金属検出信号に重畳されるので、S/N比
が劣化し、実効感度が低下して非常に問題である。
本考案は外からの衝撃や振動に対しても殆んど雑音出力
を発生することなしに安定した金属検出機能を発揮し得
る金属検出機を提供するものである。
を発生することなしに安定した金属検出機能を発揮し得
る金属検出機を提供するものである。
以下本考案を詳細に説明する。
本考案者の検討の結果によれば前記の雑音出力の現象は
1通常の場合金属検出機が第2図Cに示される如く、金
属検出機の底部に取り付けられた支持台12を介して固
定されていることに起因している。
1通常の場合金属検出機が第2図Cに示される如く、金
属検出機の底部に取り付けられた支持台12を介して固
定されていることに起因している。
すなわち、このように金属検出機がその底部において、
固定されている場合、これが外部からの力によって、微
視的には同図に示す如く歪むので、下部コイル14と上
部コイル15との位置関係に変化な生じ、この結果前述
したように。
固定されている場合、これが外部からの力によって、微
視的には同図に示す如く歪むので、下部コイル14と上
部コイル15との位置関係に変化な生じ、この結果前述
したように。
雑音信号として出力されてしまうものである。
本考案においては、この問題の解決のために。
第3図に示す支持構成を用いる。
第3図Aは1本考案に従って支持された金属検出機の正
面図を示し、第3図Bはその側面図を、又第3図Cはこ
の支持構成で支持された金属検出機が外力を受けて歪む
場合の状態を図示している。
面図を示し、第3図Bはその側面図を、又第3図Cはこ
の支持構成で支持された金属検出機が外力を受けて歪む
場合の状態を図示している。
本考案の金属検出機においては、第3図A、Bれ丹すよ
うに、支持板16.25とこれに取り付けられた可撓性
を持ったシャツN7,26によって、金属検出機のスペ
ーサーio、1iの中央部の点18,23の部分が支持
される。
うに、支持板16.25とこれに取り付けられた可撓性
を持ったシャツN7,26によって、金属検出機のスペ
ーサーio、1iの中央部の点18,23の部分が支持
される。
従って。下部コイル部14と上部コイル部15は、この
両コイルを固定しているスペーサー10.11を通して
点18,23で吊り下げられる構造となる。
両コイルを固定しているスペーサー10.11を通して
点18,23で吊り下げられる構造となる。
このため1本考案における支持構造では、この金属検出
機が外部から力を受けた場合でも構成要素となる上、下
部のコイル自体は不規則に歪むことはなく、微視的には
、第3図Cに示すように、支持点24を中心として、コ
イル全体が微小な回転又は上下左右に均等に僅かに変形
することになる。
機が外部から力を受けた場合でも構成要素となる上、下
部のコイル自体は不規則に歪むことはなく、微視的には
、第3図Cに示すように、支持点24を中心として、コ
イル全体が微小な回転又は上下左右に均等に僅かに変形
することになる。
このため、下部コイルと上部コイルは一体となって均等
に変化するので、その相対的位置関係には変化は生ずる
ことはない。
に変化するので、その相対的位置関係には変化は生ずる
ことはない。
従って、雑音信号が出力されることもない。
以上のように金属検出機が、外部から加えられる衝撃や
振動によって、雑音信号を発生させる問題の解決のため
に1本考案は極めて有効である。
振動によって、雑音信号を発生させる問題の解決のため
に1本考案は極めて有効である。
本考案による金属検出機の実際の使用において。
通常の場合、従来の支持構成における金属検出機で発生
する雑音信号出力の10分の1以下に減少させることが
出来ることが確認されている。
する雑音信号出力の10分の1以下に減少させることが
出来ることが確認されている。
第1図は本考案に用いる励磁コイルと受信コイルとの構
造を示す斜視図、第2図A、B、Cは従来の装置におけ
るコイル保持構造を示す断面図及び側面図、第3図A、
B、Cは本考案装置におけるコイル保持構造を示す正面
図及び側面図である。 1.6・・・・・・励磁コイル、2,3,7・・・・・
・受信コイル、4,5・・・・・・非金属体のプレー)
、8.9・・・・・・金属ケース、10,11・・・・
・・スペー?−12・・・・・・支持台、14・・・・
・・下部コイル部、15・・・・・・上部コイル部、1
6,25・・・・・・支持板、17.26・・・・・・
シャツ)、18,23・・・・・・スペーサー10゜1
10中央部の点、24・・・・・・支持点。
造を示す斜視図、第2図A、B、Cは従来の装置におけ
るコイル保持構造を示す断面図及び側面図、第3図A、
B、Cは本考案装置におけるコイル保持構造を示す正面
図及び側面図である。 1.6・・・・・・励磁コイル、2,3,7・・・・・
・受信コイル、4,5・・・・・・非金属体のプレー)
、8.9・・・・・・金属ケース、10,11・・・・
・・スペー?−12・・・・・・支持台、14・・・・
・・下部コイル部、15・・・・・・上部コイル部、1
6,25・・・・・・支持板、17.26・・・・・・
シャツ)、18,23・・・・・・スペーサー10゜1
10中央部の点、24・・・・・・支持点。
Claims (1)
- 励磁コイルと平衡形受信コイルとの間に搬送物を搬送さ
せて前記励磁コイルから発生する交番磁界による前記平
衡形受信コイルの出力が前記搬送物内に金属物が混入し
ているときに不平衡出力として得られるように構成する
とともに、前記励磁コイルと前記平衡形受信コイルな収
納した収納体を該励磁コイルと該平衡形受信コイルの中
間位置にて支持する構成娶とることにより、外部から印
加される衝撃及び振動等による雑音出力を抑圧し得るよ
うに構成した金属検出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9453679U JPS5828225Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 金属検出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9453679U JPS5828225Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 金属検出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612881U JPS5612881U (ja) | 1981-02-03 |
JPS5828225Y2 true JPS5828225Y2 (ja) | 1983-06-20 |
Family
ID=29327416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9453679U Expired JPS5828225Y2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 金属検出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828225Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3000094B2 (ja) * | 1994-04-28 | 2000-01-17 | ニッカ電測株式会社 | 金属検出用コイルの製造方法 |
JP6412688B2 (ja) * | 2013-12-06 | 2018-10-24 | アンリツインフィビス株式会社 | 金属検出機の診断装置および金属検出機 |
-
1979
- 1979-07-11 JP JP9453679U patent/JPS5828225Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612881U (ja) | 1981-02-03 |
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