JPS6142088Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142088Y2 JPS6142088Y2 JP12669881U JP12669881U JPS6142088Y2 JP S6142088 Y2 JPS6142088 Y2 JP S6142088Y2 JP 12669881 U JP12669881 U JP 12669881U JP 12669881 U JP12669881 U JP 12669881U JP S6142088 Y2 JPS6142088 Y2 JP S6142088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- vibrating mass
- limit switch
- mass
- vibration detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 240000008042 Zea mays Species 0.000 description 1
- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 description 1
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 235000005822 corn Nutrition 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、所定値に設定された特定のチユー
ニング周波数に対してのみ高感度特性を有する振
動検出器に関するものである。
ニング周波数に対してのみ高感度特性を有する振
動検出器に関するものである。
第1図は、従来の振動検出器の概略的なブロツ
ク図であり、図において、1は例えば動コイル形
の振動センサ、2は振動センサ1の出力信号を増
幅する増幅器、3は増幅された信号の中から特定
の周波数のみを通過させるフイルタ、4はフイル
タ3を通過した信号の大きさを判定して判定結果
を出力する判定回路、5は判定回路4の出力を受
けて判定結果を表示する表示器である。
ク図であり、図において、1は例えば動コイル形
の振動センサ、2は振動センサ1の出力信号を増
幅する増幅器、3は増幅された信号の中から特定
の周波数のみを通過させるフイルタ、4はフイル
タ3を通過した信号の大きさを判定して判定結果
を出力する判定回路、5は判定回路4の出力を受
けて判定結果を表示する表示器である。
以下、このように構成された従来の振動検出器
の動作を、機械装置のモータの異常振動検出器に
適用した場合を例に取り上げて説明する。
の動作を、機械装置のモータの異常振動検出器に
適用した場合を例に取り上げて説明する。
振動検出器を機械装置へ取り付けると、機械装
置に発生している振動は振動センサ1によつて電
気信号に変換された後、増幅器2で増幅される。
その後、電気信号はフイルタ3を通過するが、こ
のフイルタ3は機械装置に組み込まれているモー
タの回転数と等しい周波数成分をもつ信号のみを
通過するように設定されているため(以下、チユ
ーニング周波数と称す)、フイルタ3を通過した
後の電気信号は、機械装置のモータの振動成分が
主成分になる。そして、電気信号は判定回路4に
入力され、電気信号が小さい場合にはモータの振
動に異常のないことを表示器5で表示する。も
し、判定回路4に入力された電気信号が大きい場
合には、モータの振動が異常であることを表示器
5で表示する。
置に発生している振動は振動センサ1によつて電
気信号に変換された後、増幅器2で増幅される。
その後、電気信号はフイルタ3を通過するが、こ
のフイルタ3は機械装置に組み込まれているモー
タの回転数と等しい周波数成分をもつ信号のみを
通過するように設定されているため(以下、チユ
ーニング周波数と称す)、フイルタ3を通過した
後の電気信号は、機械装置のモータの振動成分が
主成分になる。そして、電気信号は判定回路4に
入力され、電気信号が小さい場合にはモータの振
動に異常のないことを表示器5で表示する。も
し、判定回路4に入力された電気信号が大きい場
合には、モータの振動が異常であることを表示器
5で表示する。
従来の振動検出器は以上のように構成されてい
るために、各回路は十分その特性を調整して使用
することが必要であり、取扱い法が繁雑であつ
た。また、複雑な回路で構成されているために、
高価なものとなつてしまう欠点を有している。
るために、各回路は十分その特性を調整して使用
することが必要であり、取扱い法が繁雑であつ
た。また、複雑な回路で構成されているために、
高価なものとなつてしまう欠点を有している。
この考案は上述した従来の振動検出器の欠点に
鑑みてなされたもので、振動センサに特定の周波
数の振動に対してその感度を特にめる機構と、設
定値以上の振動を受けた時作動するリミツトスイ
ツチ機構とを具備することにより、従来の振動検
出器に比べて大幅に構造の簡略化できる振動検出
器を提供することを目的としている。
鑑みてなされたもので、振動センサに特定の周波
数の振動に対してその感度を特にめる機構と、設
定値以上の振動を受けた時作動するリミツトスイ
ツチ機構とを具備することにより、従来の振動検
出器に比べて大幅に構造の簡略化できる振動検出
器を提供することを目的としている。
以下、図面を用いてこの考案による振動検出器
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第2図において、11はV形溝を側面に有する
振動マス、12は振動マス11と共に図中P方向
に自由度の振動系を構成するバネ、13は振動マ
ス11のV形溝と距離Rを隔てて設置されたリミ
ツトスイツチ、14はケース、15はケース14
と共にネジを構成し、その回転により図中Q方向
への移動が可能なトツプリング、16は磁石、1
7は磁石16とトツプリング15とケース14と
で磁路を構成するポール、18はケース14とポ
ール17の間の磁界に挿入され、振動マス11と
ともに振動するコーン、19はリミツトスイツチ
13と振動マス11のV形溝との距離Rを調整す
るための感度調整ネジである。
振動マス、12は振動マス11と共に図中P方向
に自由度の振動系を構成するバネ、13は振動マ
ス11のV形溝と距離Rを隔てて設置されたリミ
ツトスイツチ、14はケース、15はケース14
と共にネジを構成し、その回転により図中Q方向
への移動が可能なトツプリング、16は磁石、1
7は磁石16とトツプリング15とケース14と
で磁路を構成するポール、18はケース14とポ
ール17の間の磁界に挿入され、振動マス11と
ともに振動するコーン、19はリミツトスイツチ
13と振動マス11のV形溝との距離Rを調整す
るための感度調整ネジである。
この場合、振動マス11の自由振動時の振動数
は、特別にその振動検出感度を高めたい特定の周
波数、すなわちチユーニング周波数に設定されて
いる。この第2図に示した実施例では、振動マス
11の重さとバネ12のバネ定数を予め所定値に
設定することにより、上記振動マス11の振動数
が上記したチユーニング周波数に設定されるよう
になつている。また、コーン18は振動マス11
と共に磁界の中を振動することによつて内部に渦
電流を発生し、この時の電流損による振動減衰力
を振動マス11に与える。この振動減衰力によつ
て、上記チユーニング周波数における振動マス1
1の応答倍率を任意に設定することができる。ま
た、トツプリング15を回転させてQ方向へ移動
することで、コーン18に作用する磁界を変化さ
せて、上記振動減衰力の大きさを連続的に変える
ことができる。
は、特別にその振動検出感度を高めたい特定の周
波数、すなわちチユーニング周波数に設定されて
いる。この第2図に示した実施例では、振動マス
11の重さとバネ12のバネ定数を予め所定値に
設定することにより、上記振動マス11の振動数
が上記したチユーニング周波数に設定されるよう
になつている。また、コーン18は振動マス11
と共に磁界の中を振動することによつて内部に渦
電流を発生し、この時の電流損による振動減衰力
を振動マス11に与える。この振動減衰力によつ
て、上記チユーニング周波数における振動マス1
1の応答倍率を任意に設定することができる。ま
た、トツプリング15を回転させてQ方向へ移動
することで、コーン18に作用する磁界を変化さ
せて、上記振動減衰力の大きさを連続的に変える
ことができる。
なお、20a,20bは振動マス11がP方向
以外の方向へ振動するのを防止するための板バネ
である。
以外の方向へ振動するのを防止するための板バネ
である。
以上のように構成した振動検出器において、ケ
ース14が所期のチユーニング周波数で振動する
と、振動マス11とバネ12で構成する振動系が
共振し、小さな振動入力でも大きな振動が振動マ
ス11に発生する。振動マス11の振幅が距離R
以上になると、リミツトスイツチ13が動作する
ので、所望の振動を敏感に検知することができ
る。また、上記チユーニング周波数以外の周波数
成分をもつた振動がケース14に入力した場合に
は、振動系は共振しないので、振動マス11の振
幅は大きくならず、当然その検出精度は下がる。
特にチユーニング周波数の√2倍以上の周波数の
振動に対しては、バネ12の防振作用により、そ
の上方の振動マス11への振動伝達は小さくなる
ので、この帯域の周波数に対しては作動しにくい
検出器とすることもできる。
ース14が所期のチユーニング周波数で振動する
と、振動マス11とバネ12で構成する振動系が
共振し、小さな振動入力でも大きな振動が振動マ
ス11に発生する。振動マス11の振幅が距離R
以上になると、リミツトスイツチ13が動作する
ので、所望の振動を敏感に検知することができ
る。また、上記チユーニング周波数以外の周波数
成分をもつた振動がケース14に入力した場合に
は、振動系は共振しないので、振動マス11の振
幅は大きくならず、当然その検出精度は下がる。
特にチユーニング周波数の√2倍以上の周波数の
振動に対しては、バネ12の防振作用により、そ
の上方の振動マス11への振動伝達は小さくなる
ので、この帯域の周波数に対しては作動しにくい
検出器とすることもできる。
なお、上記実施例ではリミツトスイツチ13を
1個具備したものを示したが、振動マス11との
距離Rが異なり、かつ振動マス11の移動を拘束
しない複数個のリミツトスイツチ13を具備させ
ることによつて、振動の大きさを段階的に検出す
ることもできる。また、上記実施例の振動検出器
を複数台用い、それぞれのチユーニング周波数を
変えることによつて、複数の振動を同時に検出す
る振動検出器とすることもできる。
1個具備したものを示したが、振動マス11との
距離Rが異なり、かつ振動マス11の移動を拘束
しない複数個のリミツトスイツチ13を具備させ
ることによつて、振動の大きさを段階的に検出す
ることもできる。また、上記実施例の振動検出器
を複数台用い、それぞれのチユーニング周波数を
変えることによつて、複数の振動を同時に検出す
る振動検出器とすることもできる。
以上のように、この考案によれば、振動マスの
振動をリミツトスイツチで検出するように構成し
たので、振動検出器を安価かつ取扱いの容易なも
のが得られる効果がある。
振動をリミツトスイツチで検出するように構成し
たので、振動検出器を安価かつ取扱いの容易なも
のが得られる効果がある。
第1図は従来の振動検出器の回路図、第2図は
この考案の一実施例を示す振動検出器の断面図で
ある。 11……振動マス、12……バネ、13……リ
ミツトスイツチ、14……ケース、15……トツ
プリング、16……磁石、17……ポール、18
……コーン。
この考案の一実施例を示す振動検出器の断面図で
ある。 11……振動マス、12……バネ、13……リ
ミツトスイツチ、14……ケース、15……トツ
プリング、16……磁石、17……ポール、18
……コーン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バネによつて支持された振動マスと、磁路を
形成するトツプリングおよびポールと、振動マ
スの振動とともに磁路の中で振動するコーン
と、振動マスの振動で作動するリミツトスイツ
チとによつて構成された振動検出器。 (2) 振動によつてリミツトスイツチと接触する部
分がV形の溝の振動マスを具備したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の振
動検出器。 (3) リミツトスイツチを複数個具備したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
振動検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669881U JPS5832442U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 振動検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12669881U JPS5832442U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 振動検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832442U JPS5832442U (ja) | 1983-03-03 |
JPS6142088Y2 true JPS6142088Y2 (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=29920477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12669881U Granted JPS5832442U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 振動検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832442U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009192522A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-08-27 | Railway Technical Res Inst | 高精度加速度測定装置 |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP12669881U patent/JPS5832442U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832442U (ja) | 1983-03-03 |
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