JPS5827984A - アルミニウム及びその合金のアルカリエツチング液の再生方法 - Google Patents

アルミニウム及びその合金のアルカリエツチング液の再生方法

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JPS5827984A
JPS5827984A JP56125499A JP12549981A JPS5827984A JP S5827984 A JPS5827984 A JP S5827984A JP 56125499 A JP56125499 A JP 56125499A JP 12549981 A JP12549981 A JP 12549981A JP S5827984 A JPS5827984 A JP S5827984A
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F1/00Etching metallic material by chemical means
    • C23F1/46Regeneration of etching compositions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発FjAはアルミニウム及びその合金、例えばジュラ
ルミンなどのアルミニウムを主成分とする合金(以下ア
ルミニウム類と云う)をアルカリエツチングした際のア
ルカリエツチング族の再生方法に関するものである。
アルミニウム、川を唱剪β;?1ヒする1℃に、その前
処理として一般に水酸化すトリウム水溶液によるアルカ
リエツチングが行なわれる。その際、アルきニウムがア
ルミン酸ソーダの形で濱出う−るので、エツチングが進
む知つれて遊Ft+It水酸化ナトリウムの濃度が下が
り遂にはエツチングできなくなる。
このエツチング膵液は、従来は中和!IIL理され、一
般に高含水率の多量のスラッジを発生し、環境汚染の原
因になっていた。又、バイヤー法の原理の一部を利用し
たアルカリエツチング液の再生も行なわれているが、そ
れらのシステムではエツチング液がすでに水酸化アルミ
ニウムについて充分に過飽和な状態にある場合にのみ有
効で、エツチング液が水酸化アルミニウムについて未飽
和か過飽和度が小さい場合には再生できないものであっ
た。最近、これに対してバイヤー法の1ネ理を利用して
、エツチング液を水で希釈して、水酸化アルミニウムを
析出させ、液を分離濃縮してエツチング槽に循環使用す
る方法(特公昭51−22901号)が提案されたが、
この方法は、水洗水への持出し水酸化ナトリウムをも回
収する目的で、エツチング液用を3〜8賠という多量の
水洗水でそのまま希釈しているため、その濃縮に膨大な
熱エネルギーを必要とし、経済的に有利とは言えない。
又、エツチング液の循環再使用による不純物の蓄積を防
ぐ方策が考慮されていない。
上記事情にかんがみ、本発明は濃縮の為の熱エネルギー
の使用量が少ないアルカリエツチング液の再生方法を提
供すると共に、エツチング液中の不純物の蓄積を防ぐ方
法を提供するものである。
その目的を達成するだめの本発明の方法は、アルミニウ
ム類を水酸化ナトリウムを含むエツチング液でアルカリ
エツチングし、エツチング液中の遊離水酸化ナトリウム
濃度(本明#I書で遊離水酸化す) IJウムとは化学
量論的過剰水酸化ナトリウムのことを云う。即ち、全ナ
トリウムのうち、硫化ナトリウムに由来するものを除外
したものを1.全。
Iし 水(ナトリウムで表わし、これから溶存アルミニウムを
アルミン酸ナトリウムと考え、その結合ナトリウムを水
酸化ナトリウムとして差し引いたものを云う。数式で表
現すれば[遊離水酸化ナトリウム濃度]=[全水酸化ナ
トリウム濃度]−[溶存アルミニウム濃度×朋]となる
。)が100〜2401t 、溶存アルミニウム濃度が
30〜21)(1fV/eの範囲内の適宜の組成に達し
たとき、該エツチング液の一部または全部を抜き出し、
これにそのまま或いは硫化物固体等の不純物を除去した
後、その0.5〜2.5倍容計の水を加え、適宜の温度
好ましくは40〜70℃で加水分解反応により水酸化ア
ルミニウムを晶析し、固液分離により析出水酸化アルミ
ニウムとアルカリ液とを分離し、そのアルカリ液を遊離
水酸化す) IJウム濃度が110〜300 gj’l
の範囲内の適宜の濃度となるまで濃縮してエツチング液
として再使用することを特徴とするものである。
第1図は、適宜な温度範囲の代表として60℃に於ける
水酸化ナトリウノ、−水酸化アルミニウムー水系の相関
係を示したもので、縦軸は、遊離水酸化ナトリウム、横
軸は溶存アルミニウム濃度を示し、水酸化アルミニウム
の飽和溶解度曲線がOA′Aで表わされている。飽和曲
線OA’Aの上方部分は遊離水酸化ナトリウムとアルミ
ン酸ナトリウムの均一液相を、下方部分は、遊離水酸化
ナトリウムとアルミン酸ナトリウムからなる液相と水酸
化アルミニウムの固相とが共存する不均一相を表わして
いる0図中で全水酸化す) IJウム濃度が一定の状態
は右下りの直線、例えば(1)、(2)で示される。硫
化す) IJウムが存在する場合でも、本発明に係る範
囲(501以下)であれば水酸化アルミニウムの飽和溶
解度は実質的に可ら影響を受けない。
仮に、点Pで示される組成のエツチング液が再生のため
取り出され、水で2倍に希釈されると、いわゆる重心の
法則にしたがい点Qとなる。点Qは本来不均一相であり
、理論的には点Qを通る全水酸化ナトリウム濃度が一定
な線(2)と飽和曲線OA’Aとの交点Tまで加水分解
により水酸化アルミニウムを晶析して、溶存アルミニウ
ム濃度を低下する事ができる。しかし、実用的工業的に
は滞留時間の関係から、点T以前の点Rが操作上の終了
点となる。ここで析出する水酸化アルミニウム量は、線
分Q−Hの水・F距離ハ−コで示される溶存アルミニウ
ム濃度差に相当する量である。従って線分Q、−Rが長
い程、析出する水酸化アルミニウム量が多く、エツチン
グ液が良く再生される事になる。
図から明らか々様に、再生処理に供するエツチング液の
組成、即ち、点Pの位+fftが図の右下方に移動する
程、イi沢した場合の水酸化アルミニウムの析出清−1
多くなるが、一方速度論的には遊離水酸化ナトリウム濃
度の低下によりエツチング速度が遅くなり、またエツチ
ング槽内で水酸化アルミニウムの析出が起こるようにな
り、均一なユーツチングが行なえず、事実上エツチング
操作ができなくなる。従って本発明の処理対象となるエ
ツチング液の組成範囲は、点Pの位置として飽和曲線O
A′A伺近か、或いはOA′Aより上方部分で遊離水酸
化ナトリウム濃度が100〜240 F!J’l s溶
存アルミニウム濃度が30〜200 g7’lの範囲に
あることが望ましい。
上記した範囲の点Pで示されるエツチング液を水で希釈
[7、水酸化アルミニウムを析出させる時、その0.5
〜2.5倍量の水で希釈した場合に最も効率が良いこと
も第1図より明らかである。
析出した水酸化アルミニウムは遠心分離、真空脱水器そ
の他の方法で分離される。アルカリ液は、分離ろ液或は
晶析槽からの上澄み液として回収され、濃縮器で11に
縮される。第1図における濃縮操作の軌跡は、重心の法
則にしたがい線分R−8で示され、再生液は蒸発した水
分量に応じ、例えば点Sの組成になる。点Sの組成の再
生液は、補給薬品を加え、または加えずにエツチング檜
原液と混合され、全水酸化す) IJウム浪度が一定な
線(1)に沿って組成変化し、回分操作であればアルミ
ニウム類のエツチングにより、最終的に点Pの組成に戻
る。一方連続操作であれば、点Sの組成の投入、アルミ
ニウム類のエツチング、エツチング液の抜出■7が、1
1′行して行なわれるので原理的には常に点Pの組成一
定の状態が作たれる。
第31′:’+は、60℃に卦ける相関係を示したもの
であり、だ1和曲ぼりOA’A lゴ゛温度が高くなる
といくぶん下方へ温1(が低くなるといくぶんに方へ4
・’1. j′、I9するが、本発明で好ましい温変範
囲40〜70”Cの間では操作上、何ら大きな変化はな
l/’laエツチング液を循]リド七用すると、当然の
ことながら、アルミニウム類に含′8:れる水酸化ナト
リウム溶液に溶解可能な不縄物、伺え(・ず礪、亜鉛、
クロムなどが蓄積し、アルミニウム、頬のエツチングの
仕上がりを悪くする。しかし、これはエツチング液中に
、50σl以下の硫化ナトリウムを加えて硫化物固体に
変えることにより、沈殿除去することができる。硫化物
を沈降させる為、ポリアクリルアミド部分加水分解物、
ポリエチレンイミンなどの高分子凝集剤を添加すると沈
降速度が増すので除去が容易になる。
第2図は、アルミニウム及びその合金のアルカリエツチ
ング液再生工程実施の1例を示I7たものである。エツ
チング槽(1)内のエツチング液の一部を貯槽(2)に
抜き出した。更にシックナー(3)にて、導管(4)か
ら高分子凝集剤を加え、ノズル(5)から硫化物固体を
除去t7た。シックナーの上澄み流出液t:を晶析槽(
6)に導びかh−1導管(7)から希釈水を加えて、水
酸化アルミニウムを晶析させた。析出した水酸化アルミ
ニウムは、晶析槽内の液の一部を遠心分離機(3)に循
環させることにより、分離除去した。晶析槽の上澄みオ
ーバーフロー液として流出する溶存アルミニウム濃度の
低下したアルカリ液は、回収液槽(9)に導入された。
回収液槽内のアルカリ液は、濃縮器(1(2)により濃
縮され、濃縮液は、補給用水酸化ナトリウム及び硫化ナ
トリウムを添加され或いは添加されずにエツチング槽に
送り戻された。濃縮器からの蒸発水蒸気は、凝縮器(1
′4で捩水され、希釈水とI7て再使用さハた。
この再生工程で貯槽(2)内のエツチング匣液温度は9
5°Cでその組成は、 全水酸化ナトリウム    340./I!遊離水酸化
ナトリウム   147 、41溶存アルミニウム  
  130σl 硫化ナトリウム      7゜Bg/e金属硫化物 
       7g/J でるり7と。晶析イ曹ra)内のアルカリ’/(k I
CJ−1洲7’e 6 o℃で、そのml成r、を 全水酸化ナトリウム   ]、70jS/1遊離水鏝:
化ナトリウム  113 tx、/1溶存アルミニウム
     30 m 5g/l倣化すトリウム    
  3 、9 dpであった。また挿晶及び析出水r・
β化fルミニウムを15〜30重石係含、伯した。しか
して、アルミニウムは流入量の約41チが加水分解して
水酸化アルミニウムとなり遠心分離便で分離さhlこ。
分殖された水酸化アルミニウムは良質の結晶沈水酸化ア
ルミニウムであり、その含水率は15東ト″%以下であ
った。回収液槽(9)内のtir生エツチング液の組成
は、全水酸化ナトリウム   325 FV’1遊離水
酸化ナトリウム  21 s 、 9 g/lr溶存ア
ルミニウム     73.6F!/1硫化ナトリウム
      7 、5Jl金属硫化物    0σj であった。しかして、1サイクル尚りの有効成分の回収
率は86.7 %であった。
本発明は前述のごとくアルミニウム及びその合金のアル
カリエツチング液の再生回収が可能であり、同時に良質
の結晶性の水酸化アルミニウムが副産物として回収され
るので、これを吸着剤、研摩剤など多方面に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、60℃における水酸化ナトリウム−水酸化ア
ルミニウムー水系の相関係を示した乎衡図である。再生
工程のサイクル例ヲP −+ Q、 −R−S−Pで示
した。 第2図は本発明の実施の一例を示す工程図である。 (1)・・・エツチング摺、(2)用貯槽、(3)・・
・シックナー、(6)・・・晶析槽、(8)・・・遠心
分離機、(9)・・・回収液槽、(10)・・・濃縮器
、(11)・・・薬液補給、θ→・・・凝縮器。 出願人  クリスタルエンヂニアリング株式会社出願人
   東洋技研工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルミニウム及びその合金の水酸す) IJウムを
    含むエツチング液でのアルカリエツチング処理に於ける
    遊離水酸化ナトリウム濃度が100〜240 g/l 
    、溶存アルミニウム濃度が30〜200 g/lの範囲
    の内で水酸化アルミニウムについて未飽和か又はそれに
    近い組成領域にあるエツチング液の一部又は全部にその
    0.5〜2.5倍容歇の水を加えて希釈し、水酸化アル
    ミニウムについて充分に過飽和な液にせしめ、適宜な温
    度において、余剰溶存アルミニウムを加水分解する事に
    より水酸化アルミニウムを晶析し、固液分離による液体
    部分を遊離水酸化す) IJウム濃度が110〜aoo
     g/lの範囲内の適宜の濃度になるまで濃縮してエツ
    チング液として再使用することを特徴とするアルミニウ
    ム及びその合金のアルカリエツチング液の再生方法。 2、アルミニウム及びその合金の水酸化ナトリウムと硫
    化ナトリウムとを含むエツチング液でのアルカリエツチ
    ング処理に於ける遊離水酸化ナトリウム濃度が100〜
    240 g7/I!、硫化ナトリウム濃度が0〜50V
    /溶存アルミ溶存アルミニウムー200 rV′lの範
    囲の内で水酸化アルミニウムについて未飽和か又はそれ
    に近い組成領域にあるエツチング液の一部又は全部から
    金属硫化物固体及びアルミニウム以外の金属水酸化物固
    体を除去し、これにその0.5〜2.5倍容量の水を加
    えて希釈し、水酸化アルミニウムについて充分に過飽和
    な液にせしめ、適宜な温度において、余剰溶存アルミニ
    ウムを加水分解する事により水酸化アルミニウムを晶析
    し、固液分離による液体部分を遊離水酸化ナトリウム濃
    度が110〜aoo Itの範囲内の適宜の濃度になる
    まで濃縮してエツチング液として再使用することを特徴
    とするアルミニウム及びその合金のアルカリエツチング
    液の再生方法。
JP56125499A 1981-08-10 1981-08-10 アルミニウム及びその合金のアルカリエツチング液の再生方法 Granted JPS5827984A (ja)

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