JPS5827866Y2 - 車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置 - Google Patents

車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置

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Publication number
JPS5827866Y2
JPS5827866Y2 JP3558679U JP3558679U JPS5827866Y2 JP S5827866 Y2 JPS5827866 Y2 JP S5827866Y2 JP 3558679 U JP3558679 U JP 3558679U JP 3558679 U JP3558679 U JP 3558679U JP S5827866 Y2 JPS5827866 Y2 JP S5827866Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
parking cable
plate member
parking
support device
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Expired
Application number
JP3558679U
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JPS55136669U (ja
Inventor
明 谷
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等に設けられるパーキングブレーキレ
バーの操作力をブレーキ装置に伝えるパーキングケーブ
ルのための支持装置に関する。
パーキングブレーキレバーから伸びるパーキングケーブ
ルは、一般に、車輛懸架装置を経由してブレーキ装置に
連結されている。
前記パーキングケーブルは車輛走行中の振動等により揺
動しやすく、前記懸架装置の構成部材等への当接によっ
てパーキングケーブルが損傷を受けることを防止するた
め、従来では、第1図に示すようにパーキングケーブル
12は金属性クランプ部材14により車体あるいは車輛
懸架装置の構成部材等に支持され、または第2図に示す
ようにパーキングケーブル12と前記クランプ部材14
との間に鍔付きのゴム材からなるブツシュ16を介在さ
せて前記パーキングケーブル12が支持されていた。
しかし、従来の前記支持装置では、いずれも前記クラン
プ部材14の締め付は力により該クランプ部材に対する
パーキングケーブルの遊びが許されていないため該パー
キングケーブル全体に張力あるいはねじり力が作用した
場合該パーキングケーブルの弾性材からなる表面保護層
に局部的に応力集中を生じ、このパーキングケーブルに
損傷を与えることがあった。
本考案の目的は、パーキングケーブルに損傷を与えるこ
となく該パーキングケーブルを確実に支承t[るパーキ
ングケーブルのための支持装置を提供することにある。
本考案は、パーキングケーブルの外周を被うべくこれに
固定された保護管と、該保護管を遊びをもって受は入れ
る開口が設けられた弾性体からなる板部材と、該板部材
の前記開口近傍に釦ける弾性変形を拘束することなく前
記板部材を位置決めるための取付ブラケットとを含み、
前記保護管が前記パーキングケーブルの表面を保護する
と共に前記板部材がその弾性変形により前記パーキング
ケーブルを遊びをもって確実に支承することを特徴とす
る。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
本考案に係る支持装置20は、第3図に示されているよ
うに、パーキングケーブル12を受は入れるための開口
22が設けられた板部材24と、該板部オを車体あるい
は車輛懸架装置の揺動アーム等に支持するための一対の
取付ブラケット26と、前記パーキングケーブル12に
装着された金属管等からなる保護管28とを含む。
前記ケーブル12内のワイヤ30の一端は従来よく知ら
れているように、パーキングブレーキレバー(図示せず
)に接続され、またその他端はブレーキ装置(図示せず
)に接続され、前記パーキングブレーキレバーの操作力
は前記ワイヤ30の張力として前記ブレーキ装置に伝え
られる。
前記板部材24ば、ゴム等の弾性部材からなりその下端
部において前記一対のブラケット26に挾持されている
このブラケット26は、前記車体あるいは揺動アーム等
への取付部となる基部32と、該基部から立ち上がる挟
持部34とを備える。
両ブラケット26は、その挾持部34間で前記板部材2
4の下端を挾み込む。
前記ブラケット26はその挾持部34に設けられたねじ
孔36およびこれに整合して前記板部材24に設けられ
た孔(図示せず)を貫通して挿入されるボルト(図示せ
ず)と、該ボルトに螺合するナツト(図示せず)とによ
り互いに締結されており、これにより前記ブラケット2
6は前記板部材24の前記開口22近傍における弾性変
形を拘束することなく該板部材を支承する。
前記保護管28は、前記ケーブル12が前記板部材24
を貫通する箇所において前記ケーブル12にかしめ等に
より固定されている。
この保護管28は前記板部材24の厚さ寸法より充分に
大きな長さ寸法を有する。
渣た、前記開口22は前記保護管28が固定された前記
ケーブル12に遊びを与えるべく前記保護管28の外径
よりも充分に大きな口径を有する。
前記保護管28は前記ケーブル12の表面層と前記板部
材24の開口縁部との直接の摺動を防止して前記ケーブ
ル120表面層を保護する。
図示の例では前記保護管28の両端にはフランジ28a
が形成されている。
このフランジ28aは前記ケーブル12が全体にその長
手方向に移動しようとする際前記板部材24の開口縁部
に当接することにより該板部材に対する大きなずれを防
止する。
このフランジ28aは、不要とすることができる。
本考案に係る前記支持装置10においては、前記ケーブ
ル12に装着された保護管28が前記ケーブル120表
面層を保護する。
また、前記保護管28を介して前記ケーブル15を受は
入れる前記板部材24ばその間口22により遊びをもっ
てこれを受は入れ、しかも該開口の近傍にあ・いて前記
板部材240弾性変形が拘束されることはない。
従って、前記揺動アームの運動等により前記パーキング
ケーブルが全体的に張力あるいはねじり力を受けても該
パーキングケーブルの支持点に従来のような局部的な応
力が集中することはなく、これによりパーキングケーブ
ルの損傷を防止することができる。
また、本考案によれば、パーキングケーブルのワイヤに
張力が作用した場合においてもパーキングケーブルの支
持点で大きな曲げ角度を生じることがなく、これにより
パーキングブレーキレバーの操作力を損失の小さい状態
でブレーキ装置に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパーキングケーブル支持装置を示す斜視
図であり、第2図は従来の他のパーキングケーブル支持
装置を示す断面図であり、第3図は本考案に係るパーキ
ングケーブル支持装置ヲ示す斜視図である。 12・・・パーキングケーブル、22・・・開口、24
・・・板部材、26・・・ブラケット、28・・・保護
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドブレーキレバーの操作力をブレーキ装置に伝える
    ためのパーキングケーブルを支持する装置であって、前
    記パーキングケーブルの周面を被うべくこれに固定され
    た保護管と、該保護管を遊びをもって受は入れるための
    開口が設けられた弾性体からなる板部材と、該板部材の
    前記開口近傍の弾性変形を拘束することなく前記板部材
    を位置決めるための取付ブラケットとを含む、車輌用パ
    ーキングケーブルのための支持装置。
JP3558679U 1979-03-22 1979-03-22 車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置 Expired JPS5827866Y2 (ja)

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JP3558679U JPS5827866Y2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置

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JP3558679U JPS5827866Y2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS55136669U JPS55136669U (ja) 1980-09-29
JPS5827866Y2 true JPS5827866Y2 (ja) 1983-06-17

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JP3558679U Expired JPS5827866Y2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 車輌用パ−キングケ−ブルのための支持装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58121971U (ja) * 1982-02-12 1983-08-19 株式会社城南製作所 自動車用ウインドレギユレ−タ

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JPS55136669U (ja) 1980-09-29

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