JPS5827582Y2 - 撮像管ビ−ム調整装置 - Google Patents
撮像管ビ−ム調整装置Info
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- JPS5827582Y2 JPS5827582Y2 JP1978078603U JP7860378U JPS5827582Y2 JP S5827582 Y2 JPS5827582 Y2 JP S5827582Y2 JP 1978078603 U JP1978078603 U JP 1978078603U JP 7860378 U JP7860378 U JP 7860378U JP S5827582 Y2 JPS5827582 Y2 JP S5827582Y2
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- Japan
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- voltage
- grid
- image pickup
- point
- pickup tube
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は撮像管ビーム調整装置に関する。
上記撮像管を最良の状態で使用するための調整回路のひ
とつに上記ビーム調整装置がある。
とつに上記ビーム調整装置がある。
上記ビーム調整装置は撮像管の光導電膜に当るビームを
適当な量に調整する回路である。
適当な量に調整する回路である。
これは、撮像管の第1グリツドG1に印加される負電圧
を調整することでビーム量を調整できる。
を調整することでビーム量を調整できる。
また、ビーム調整とは別に常に第1グリツドG1には水
平帰線消去信号電圧を印加し、ビーム調整とともに水平
帰線消去の動作も行わせている。
平帰線消去信号電圧を印加し、ビーム調整とともに水平
帰線消去の動作も行わせている。
第1図に上記動作を行なう従来のビーム調整装置を示す
が、この装置は次に示す欠点があった。
が、この装置は次に示す欠点があった。
それは、一般にビーム量を調整する時、ビーム量はジャ
ストビームに対して2倍のビーム量にまで調整される。
ストビームに対して2倍のビーム量にまで調整される。
この調整方法は撮像管のカソードとアース間に接続され
ている抵抗(第1図において抵抗12)の電圧を測定し
、この電圧を適当な電圧V。
ている抵抗(第1図において抵抗12)の電圧を測定し
、この電圧を適当な電圧V。
にすることにより、ビーム量を調整できる。
voの求め方を次式に示す。Vo = (V2 Vl
) +V2 ・・・・” (1)ここで、■1
・・・・・・撮像管をカットオフ、すなわち映像が消え
た時の前記抵抗 の両端電圧。
) +V2 ・・・・” (1)ここで、■1
・・・・・・撮像管をカットオフ、すなわち映像が消え
た時の前記抵抗 の両端電圧。
v2・・・・・映像が消えた状態から丁度映像が現れた
時の前記抵抗の両 端電圧(ジャストビーム電圧)。
時の前記抵抗の両 端電圧(ジャストビーム電圧)。
Vly V2はビーム調整用可変抵抗器を調整して求め
られる。
られる。
上記(1)式において、従来例の回路で問題になるのが
、■1を求める時である。
、■1を求める時である。
すなわち、Vlを求めるためには撮像管をカットオフの
状態にしなげればならないので、撮像管のカットオフ電
圧に等しい負電圧が最低でも必要であるが、従来例の回
路においては、後述するように上記負電圧を第1グリツ
ドG1に印加することが出来なかった。
状態にしなげればならないので、撮像管のカットオフ電
圧に等しい負電圧が最低でも必要であるが、従来例の回
路においては、後述するように上記負電圧を第1グリツ
ドG1に印加することが出来なかった。
以下第1図を用いて従来例を説明する。
第1図において水平出力トランジスタ1、共振用コンデ
ンサ2、ダンパーダイオード3.8字補正用コンデンサ
4、フライバックトランス5は周知の水平偏向回路を構
成している。
ンサ2、ダンパーダイオード3.8字補正用コンデンサ
4、フライバックトランス5は周知の水平偏向回路を構
成している。
6,7はフライバックトランス5のダンパ一端子の負の
パルス電圧を整流平滑して、撮像管8の第1グリツドG
1電圧を調整する負電圧を供給するためのダイオード、
コンデンサ、9は撮像管8の第1グリツドG1の電圧を
調整してビーム量を調整するための可変抵抗器、10お
よび11は撮像管8の第1グリツドG1に水平帰線消去
パルスを印加するための抵抗、およびコンデンサである
。
パルス電圧を整流平滑して、撮像管8の第1グリツドG
1電圧を調整する負電圧を供給するためのダイオード、
コンデンサ、9は撮像管8の第1グリツドG1の電圧を
調整してビーム量を調整するための可変抵抗器、10お
よび11は撮像管8の第1グリツドG1に水平帰線消去
パルスを印加するための抵抗、およびコンデンサである
。
また、第2図に可変抵抗器9の可動端子がB点にある場
合、すなわち第1グリツドG1に印加される負圧圧が最
大になるときのA点の電圧波形とB点の電圧を示す。
合、すなわち第1グリツドG1に印加される負圧圧が最
大になるときのA点の電圧波形とB点の電圧を示す。
ここで、vAはA点の電圧波形、vBはB点の電圧、t
8は水平走査期間、trG’!71(平帰線期間、Vp
は水平帰線消去パルス電圧のピーク値、vAは水平走査
期間t8におけるA点の電圧、十Bは水平偏向回路の電
源電圧をおのおの示す。
8は水平走査期間、trG’!71(平帰線期間、Vp
は水平帰線消去パルス電圧のピーク値、vAは水平走査
期間t8におけるA点の電圧、十Bは水平偏向回路の電
源電圧をおのおの示す。
第2図より明らかなようにVAs すなわち第1グリツ
ドG1の最大負電圧は次式で示される。
ドG1の最大負電圧は次式で示される。
VA=VB−(+B) ・−−−−−−−−(2)
(2)式より、vAはB点の電圧より高くなり、ダイオ
ード6およびコンデンサ7によって得られた負電圧を有
効に使用できないことがわかる。
(2)式より、vAはB点の電圧より高くなり、ダイオ
ード6およびコンデンサ7によって得られた負電圧を有
効に使用できないことがわかる。
これは第3図に示す等価回路より容易に理解される。
第3図において、抵抗Rは第1図のA点より見た抵抗1
0と可変抵抗器9の合成抵抗、SGは第1図のD点より
水平偏向回路側を見た信号源を表している。
0と可変抵抗器9の合成抵抗、SGは第1図のD点より
水平偏向回路側を見た信号源を表している。
ここで、コンデンサ11のインピーダンスが抵抗Rに比
し、十分中さい場合は信号源SGの電圧が直接抵抗Rに
印加されることがわかる。
し、十分中さい場合は信号源SGの電圧が直接抵抗Rに
印加されることがわかる。
一方、水平走査期間t8は水平出力トランジスタ1、ダ
ンパーダイオード3のいずれかが必ずオンになっており
、D点の電圧はほぼ十B電圧に等しい。
ンパーダイオード3のいずれかが必ずオンになっており
、D点の電圧はほぼ十B電圧に等しい。
したがってA点にはD点のパルス波形がそのまま表れ、
このパルス電圧の水平走査期間における電圧はほぼ十B
電圧に等しくなる。
このパルス電圧の水平走査期間における電圧はほぼ十B
電圧に等しくなる。
従ってvAは(0式%式%
上記構成において、B点の電圧vBはダンパーパルス電
圧を整流して得られるので、その値は一80V前後の値
となる。
圧を整流して得られるので、その値は一80V前後の値
となる。
もちろん、十B電圧を高くしたり、水平帰線期間trを
短かくすればvBは大きくなるが、十B電圧は消費電力
、電子機器がバッテリ動作等の関係で12V以下、また
水平帰線期間t r+m像信号のブランキング期間を決
定するため、標準映像信号の関係から1O16μS前後
と、おのおのその値は制限を受ける。
短かくすればvBは大きくなるが、十B電圧は消費電力
、電子機器がバッテリ動作等の関係で12V以下、また
水平帰線期間t r+m像信号のブランキング期間を決
定するため、標準映像信号の関係から1O16μS前後
と、おのおのその値は制限を受ける。
一方、撮像管8のカットオフ電圧は一80V前後なので
、(2)式よりvAを計算すると、+B=12Vとして
vAは一68Vとなる。
、(2)式よりvAを計算すると、+B=12Vとして
vAは一68Vとなる。
従って従来回路においては所要の負電圧を第1グリツド
Gに印加することができず、この給熱り式の関係よりビ
ーム調整が困難になるという欠点がある。
Gに印加することができず、この給熱り式の関係よりビ
ーム調整が困難になるという欠点がある。
本考案は上記従来の欠点を除去するもので、所要の負電
圧を撮像管の第1グリツドに印加することができ、ビー
ム調整可能な装置を提供しようとするものである。
圧を撮像管の第1グリツドに印加することができ、ビー
ム調整可能な装置を提供しようとするものである。
第4図に本考案の回路例を示す。
なお、図中第1図と同一機能を有する素子には同一番号
を附し、説明は省略する。
を附し、説明は省略する。
第4図においては、抵抗10に代わってダイオード13
を、そのアノード側が第1グリツドG1に接続されるよ
うに挿入するとともに、ダイオード13が帰線期間にカ
ットオフになるため第1グリツドG1のインピーダンス
が高くなり不安定になるのを防止するための安定用の抵
抗14を第1グリツドG1とアースとの間に挿入してい
る。
を、そのアノード側が第1グリツドG1に接続されるよ
うに挿入するとともに、ダイオード13が帰線期間にカ
ットオフになるため第1グリツドG1のインピーダンス
が高くなり不安定になるのを防止するための安定用の抵
抗14を第1グリツドG1とアースとの間に挿入してい
る。
その他の回路構成は第1図に示すものと同様である。
第5図に従来と同じように可変抵抗器9の可動端子がB
点にある時のA点の電圧波形とB点の電圧を示す。
点にある時のA点の電圧波形とB点の電圧を示す。
ここで、VA/はA点の電圧波形、VBはB点の電圧波
形、vA/は水平走査期間t8におけるA点の電圧値、
vFはダイオード13の順方向電圧をそれぞれ示す。
形、vA/は水平走査期間t8におけるA点の電圧値、
vFはダイオード13の順方向電圧をそれぞれ示す。
■A/の電圧は次式で示される。
VA’=VB −VF −”・(3)前記順方
向電圧vFは0.8 V前後の値であるから(3)式は
、 V A−=VB (4)と
表される。
向電圧vFは0.8 V前後の値であるから(3)式は
、 V A−=VB (4)と
表される。
(4)式よりA点の電圧はほぼB点の電圧まで利用出来
ることになり、ビーム調整が可能となる。
ることになり、ビーム調整が可能となる。
次に(3)式について、第6図に示す等価回路を用いて
説明する。
説明する。
ここで、抵抗14の定数R14はR14>Rに選ぶ。
水平走査期間t8は11の電流がダイオード13を通り
流れる。
流れる。
抵抗14にも電流11は流れるがR14)Rより極くわ
ずかであり無視出来る。
ずかであり無視出来る。
前述のように、水平走査期間t8はD点には十B電圧が
印加されているので、コンデンサ11は電流11により
十B電圧に充電される。
印加されているので、コンデンサ11は電流11により
十B電圧に充電される。
また、水平帰線期間trにはD点の電圧はマイナスパル
ス電圧になるので、12の電流が抵抗14を通ってil
と逆方向に流れ、A点には帰線消去パルス電圧が表れる
。
ス電圧になるので、12の電流が抵抗14を通ってil
と逆方向に流れ、A点には帰線消去パルス電圧が表れる
。
この時、ダイオード13はカットオフになる。
なお第3図、第6図において、抵抗RにはB点の負電圧
が印加されていないものとして考えてきたが、もちろん
可変抵抗器9の中点電圧がそのままコンデンサ11に充
電される。
が印加されていないものとして考えてきたが、もちろん
可変抵抗器9の中点電圧がそのままコンデンサ11に充
電される。
すなわち、第3図においてはコンデンサ11の電圧はO
〜SOV。
〜SOV。
第6図においては12〜92Vの範囲で、可変抵抗器9
の可動端子の位置により変化する。
の可動端子の位置により変化する。
この様子を第7図al bに示す。
ここで、aが第1図におけるコンデンサ11の充電電圧
範囲イおよびvAの変化範囲口を、bが第4図のコンデ
ンサ11の充電電圧範囲イおよびvAの変化範囲口をお
のおの示す。
範囲イおよびvAの変化範囲口を、bが第4図のコンデ
ンサ11の充電電圧範囲イおよびvAの変化範囲口をお
のおの示す。
以上説明したように本考案によれば、十B電圧。
帰線期間trを変更することなく、撮像管の第1グリツ
ドG1への印加電圧範囲を大きくすることができ、従っ
てビーム調整可能な回路が提供できるものである。
ドG1への印加電圧範囲を大きくすることができ、従っ
てビーム調整可能な回路が提供できるものである。
第1図は従来の撮像管ビーム調整装置の回路図、第2図
は第1図の各部の電圧波形図、第3図は第1図の等価回
路図、第4図は本考案の一実施例における撮像管ビーム
調整装置の回路図、第5図は第4図の各部の電圧波形図
、第6図は第4図の等価回路図、第7図a、bは従来と
本考案装置の各都電圧の変化範囲を比較して示す図であ
る。 1・・・・・・水平出力トランジスタ、5・・・・・・
フライバックトランス、6・・・・・・ダイオード、I
・・・・・・コンデンサ、8・・・・・・撮像管、9・
・・・・・ビーム調整用可変抵抗器、11・・・・・・
コンデンサ、13・・・・・・ダイオード、14・・・
・・・抵抗。
は第1図の各部の電圧波形図、第3図は第1図の等価回
路図、第4図は本考案の一実施例における撮像管ビーム
調整装置の回路図、第5図は第4図の各部の電圧波形図
、第6図は第4図の等価回路図、第7図a、bは従来と
本考案装置の各都電圧の変化範囲を比較して示す図であ
る。 1・・・・・・水平出力トランジスタ、5・・・・・・
フライバックトランス、6・・・・・・ダイオード、I
・・・・・・コンデンサ、8・・・・・・撮像管、9・
・・・・・ビーム調整用可変抵抗器、11・・・・・・
コンデンサ、13・・・・・・ダイオード、14・・・
・・・抵抗。
Claims (1)
- 撮像管の第1グリツドにビーム調整のための負電圧を供
給する負電圧調整用可変抵抗器の可動端子と前記撮像管
の第1グリツドとの間に、アノード側を前記第1グリツ
ドに接続してダイオードを挿入し、かつ前記撮像管の第
1グリツドと基準電位との間に抵抗を接続するとともに
、前記第1グリツドと水平偏向回路出力端子との間にコ
ンデンサを接続することを特徴とする撮像管ビーム調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978078603U JPS5827582Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 撮像管ビ−ム調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978078603U JPS5827582Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 撮像管ビ−ム調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179019U JPS54179019U (ja) | 1979-12-18 |
JPS5827582Y2 true JPS5827582Y2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=28995830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978078603U Expired JPS5827582Y2 (ja) | 1978-06-07 | 1978-06-07 | 撮像管ビ−ム調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827582Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-07 JP JP1978078603U patent/JPS5827582Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179019U (ja) | 1979-12-18 |
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