JPS5827372Y2 - ステレオ式テ−プレコ−ダ−のalc回路 - Google Patents
ステレオ式テ−プレコ−ダ−のalc回路Info
- Publication number
- JPS5827372Y2 JPS5827372Y2 JP2535777U JP2535777U JPS5827372Y2 JP S5827372 Y2 JPS5827372 Y2 JP S5827372Y2 JP 2535777 U JP2535777 U JP 2535777U JP 2535777 U JP2535777 U JP 2535777U JP S5827372 Y2 JPS5827372 Y2 JP S5827372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alc
- circuit
- alc circuit
- compression ratio
- tape recorder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はステレオ式テープレコーダーのALC回路の改
良に関する。
良に関する。
録音レベルを手動的に調整する手段を有しない普及型の
テープレコーダーは一般に自動的に録音レベルを調整す
る所謂ALC回路を備えている。
テープレコーダーは一般に自動的に録音レベルを調整す
る所謂ALC回路を備えている。
斯かるALC回路をステレオ式のテープレコーダーに実
施する場合には一般に左右のチャンネルに夫々ALC回
路を設けると共に一方のチャンネルに大きなレベルの信
号が到来した場合他方のチャンネルのALC回路も動作
するように構成されている。
施する場合には一般に左右のチャンネルに夫々ALC回
路を設けると共に一方のチャンネルに大きなレベルの信
号が到来した場合他方のチャンネルのALC回路も動作
するように構成されている。
斯様に構成されたテープレコーダーでは各チャンネルの
ALC回路を構成するALC用トシトランジスター上り
特性及びコレクタ・エミッタ間インピーダンスのバラツ
キにより各ALC回路のレベル圧縮率が異なる場合があ
り、この様なときにはALC用トシトランジスター換に
よりレベル圧縮率を同一にするようにしていた。
ALC回路を構成するALC用トシトランジスター上り
特性及びコレクタ・エミッタ間インピーダンスのバラツ
キにより各ALC回路のレベル圧縮率が異なる場合があ
り、この様なときにはALC用トシトランジスター換に
よりレベル圧縮率を同一にするようにしていた。
また斯かるALC用トシトランジスター換という作業を
無くするために立上り特性やコレクタ・エミッタ間イン
ピーダンスが等しいトランジスターを選別するというこ
とも行なわれているが前述したトランジスターの交換作
業と同様に作業性の要いものであった。
無くするために立上り特性やコレクタ・エミッタ間イン
ピーダンスが等しいトランジスターを選別するというこ
とも行なわれているが前述したトランジスターの交換作
業と同様に作業性の要いものであった。
本考案は斯かる点を改良したALC回路を提供しようと
するものであり、以下図面を参照して詳細に説明する。
するものであり、以下図面を参照して詳細に説明する。
図示した回路は本考案の一実施例であり、同図に釦いて
1及び2はマイクロフォン等から得られる録音信号の入
力端子、3及び4は前置増幅器、5及び6は主増幅器、
7及び8は出力端子であり、その出力信号は録音ヘッド
(図示せず)へ導かれる。
1及び2はマイクロフォン等から得られる録音信号の入
力端子、3及び4は前置増幅器、5及び6は主増幅器、
7及び8は出力端子であり、その出力信号は録音ヘッド
(図示せず)へ導かれる。
9は第1のALC回路であり信号路10と接地間にコレ
クタ・エミッタ間が接続されている第1のALC用トシ
トランジスター11該トランジスター11のベースに整
流した制御信号を印加せしめるダイオード12より構成
されている。
クタ・エミッタ間が接続されている第1のALC用トシ
トランジスター11該トランジスター11のベースに整
流した制御信号を印加せしめるダイオード12より構成
されている。
13は第2のALC回路であり、信号路14と接地間に
コレクタ・エミッタ間が接続されている第2のALC用
トシトランジスター15該トランジスター15のベース
に整流した制御信号を印加せしめるダイオード16より
構成されている。
コレクタ・エミッタ間が接続されている第2のALC用
トシトランジスター15該トランジスター15のベース
に整流した制御信号を印加せしめるダイオード16より
構成されている。
また前記第1 ALC回路9及び第2 ALC回路13
とは他方のチャンネルの制御信号によってもALC動作
を行うべくその制御信号路17゜18が互いに接続され
ている。
とは他方のチャンネルの制御信号によってもALC動作
を行うべくその制御信号路17゜18が互いに接続され
ている。
19は前記第1ALC回路9及び第2ALC回路130
制御信号を平滑するコンデンサー、20及び21はAL
C回路の動作時間を制御する抵抗である。
制御信号を平滑するコンデンサー、20及び21はAL
C回路の動作時間を制御する抵抗である。
22は信号路10に接続されている可変抵抗器であり、
第1ALC回路9の信号レベル圧縮率を調整する作用を
成すものである。
第1ALC回路9の信号レベル圧縮率を調整する作用を
成すものである。
以上の如く本考案は構成されており、次に動作について
説明する。
説明する。
第1ALC用トランジスター11と第2ALC用トラン
ジスター15の特性が異なることにより第1ALC回路
9と第2 ALC回路13の圧縮率が異なり、例えば第
1ALC回路且の方が圧縮率が大きい場合について説明
する。
ジスター15の特性が異なることにより第1ALC回路
9と第2 ALC回路13の圧縮率が異なり、例えば第
1ALC回路且の方が圧縮率が大きい場合について説明
する。
この場合入力端子1,2に入った録音信号はALC回路
9,13の圧縮率が異なるため出力端子7゜8にはレベ
ルが大きく異なる出力信号が現われることになり磁気テ
ープには異なるレベルにて録音される。
9,13の圧縮率が異なるため出力端子7゜8にはレベ
ルが大きく異なる出力信号が現われることになり磁気テ
ープには異なるレベルにて録音される。
その結果斯かる磁気テープを再生すると左゛右のチャン
ネルの信号レベルが異なるため聴取者に不自然な印象を
与えることになる。
ネルの信号レベルが異なるため聴取者に不自然な印象を
与えることになる。
斯かる第1ALC回路9と第2ALC回路13との圧縮
率の差は夫々のALC回路を構成する第1ALC用トラ
ンジスター11と第2ALC用トランジスター15のコ
レクタ・エミッタ間のインピーダンスの差から生じるも
のであり、この場合には第1ALC用トランジスター1
1の方がインピーダンスが小さいことになる。
率の差は夫々のALC回路を構成する第1ALC用トラ
ンジスター11と第2ALC用トランジスター15のコ
レクタ・エミッタ間のインピーダンスの差から生じるも
のであり、この場合には第1ALC用トランジスター1
1の方がインピーダンスが小さいことになる。
ここで圧縮率について説明すると、斯かる回路にち−け
る圧縮率は信号路10.14に接続されている可変抵抗
器22及び抵抗23と第1ALC用トランジスター11
及び第2ALC用トランジスター15のコレクタ・エミ
ッタ間インピーダンスとの比によって決定される。
る圧縮率は信号路10.14に接続されている可変抵抗
器22及び抵抗23と第1ALC用トランジスター11
及び第2ALC用トランジスター15のコレクタ・エミ
ッタ間インピーダンスとの比によって決定される。
それ故前述した如く第1ALC回路9の圧縮率の方が第
2ALC回路13の圧縮率より大きい場合には可変抵抗
器22を調整して該抵抗器22の抵抗値を小さくすれば
良い。
2ALC回路13の圧縮率より大きい場合には可変抵抗
器22を調整して該抵抗器22の抵抗値を小さくすれば
良い。
また反対に第1ALC回路9の圧縮率の方が第2ALC
回路13より小さい場合には前記可変抵抗器22の抵抗
値を大きくすれば良い。
回路13より小さい場合には前記可変抵抗器22の抵抗
値を大きくすれば良い。
斯かるALC回路の圧縮率を調整するには可変抵抗器2
2の抵抗値を20〜30%可変すれば一般に十分であり
、斯かる範囲で該抵抗値を可変しても該抵抗より後段を
みたインピーダンスが十分に高いので増幅器の利得には
何等影響を与えることはない。
2の抵抗値を20〜30%可変すれば一般に十分であり
、斯かる範囲で該抵抗値を可変しても該抵抗より後段を
みたインピーダンスが十分に高いので増幅器の利得には
何等影響を与えることはない。
尚本実施例では一方の信号路のみに圧縮率調整用の可変
抵抗器を接続したが両方の信号路に接続しても良くこの
場合には更に正確な圧縮率の調整を行なうことが出来る
。
抵抗器を接続したが両方の信号路に接続しても良くこの
場合には更に正確な圧縮率の調整を行なうことが出来る
。
以上に説明したように本考案のALC回路は、左右のチ
ャンネルの信号路の少なくとも一方の信号路内に可変抵
抗器を挿入接続し、該可変抵抗器を可変することにより
ALC回路の圧縮率を調整し、以って第1第2ALC回
路の圧縮率のバラツキを改善するようにしたことを特徴
とするものであり、このようにしたので各ALC回路を
構成するトランジスターの動作点に何等影響を与えるこ
となく圧縮率を調整することが出来、本考案はステレオ
式テープレコーダーのALC回路として最適なものであ
る。
ャンネルの信号路の少なくとも一方の信号路内に可変抵
抗器を挿入接続し、該可変抵抗器を可変することにより
ALC回路の圧縮率を調整し、以って第1第2ALC回
路の圧縮率のバラツキを改善するようにしたことを特徴
とするものであり、このようにしたので各ALC回路を
構成するトランジスターの動作点に何等影響を与えるこ
となく圧縮率を調整することが出来、本考案はステレオ
式テープレコーダーのALC回路として最適なものであ
る。
図示した回路は本考案の一実施例である。
主な図番の説明、9・・・第1ALC回路、10゜14
・・・信号路、11・・・第1 ALC用トランジスタ
、13・・・第2ALC回路、15・・・第2ALC用
トランジスター 22・・・可変抵抗器。
・・・信号路、11・・・第1 ALC用トランジスタ
、13・・・第2ALC回路、15・・・第2ALC用
トランジスター 22・・・可変抵抗器。
Claims (1)
- 左右のチャンネルを有するステレオ式テープレコーダー
において、各チャンネルの信号路と接地間にコレクタ・
エミツタ路が接続されている第1第2のALC用トシト
ランジスター該第1第2のALC用トシトランジスター
ースに整流された制御信号を印加せしめるべく該トラン
ジスターの夫夫のベースに接続されている第1第2の整
流回路を各々有し且つ該第1第2の整流回路の出力信号
路が互いに接続されている第1第2のALC回路と、前
記各チャンネルの信号路の少なくとも一方の信号路内に
挿入接続された可変抵抗器とより成り、前記可変抵抗器
を可変することによりALC回路の圧縮率を調整し、以
って第1第2ALC回路の圧縮率のバラツキを改善する
ようにしたことを特徴とするステレオ式テープレコーダ
ーのALC回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2535777U JPS5827372Y2 (ja) | 1977-02-28 | 1977-02-28 | ステレオ式テ−プレコ−ダ−のalc回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2535777U JPS5827372Y2 (ja) | 1977-02-28 | 1977-02-28 | ステレオ式テ−プレコ−ダ−のalc回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53119913U JPS53119913U (ja) | 1978-09-25 |
JPS5827372Y2 true JPS5827372Y2 (ja) | 1983-06-14 |
Family
ID=28865572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2535777U Expired JPS5827372Y2 (ja) | 1977-02-28 | 1977-02-28 | ステレオ式テ−プレコ−ダ−のalc回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827372Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-28 JP JP2535777U patent/JPS5827372Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53119913U (ja) | 1978-09-25 |
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