JPS58272A - 塗工機における塗布量制御方法 - Google Patents
塗工機における塗布量制御方法Info
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- JPS58272A JPS58272A JP9878781A JP9878781A JPS58272A JP S58272 A JPS58272 A JP S58272A JP 9878781 A JP9878781 A JP 9878781A JP 9878781 A JP9878781 A JP 9878781A JP S58272 A JPS58272 A JP S58272A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は製紙工程において用いられる塗工機に係シ、
特に、基材(未塗工紙)に塗布する塗液の量を制御する
塗布量制御方法に関する。 〔幻 背景技術 (1−1) 塗工機とは 塗工機とは、グラビア印刷用紙あるいはオフセット印刷
用紙等の製紙工程において用執られるもので、抄紙婁で
作られた基材に適宜成分調整され九**を必要量塗布す
るものである。 この塗工機は、一般に、 (、) アンワインダ部!基材が巻回され九ロールを
巻戻す部分、 (b) :1−タヘッド部客塗液を基材に塗布し、ま
た、4′塗布量を調整する部分、 (0) ドライヤ部!塗IIlが塗布された紙を乾燥
する部分、 (Q ワインメ部:加工を完了した紙を巻取る部分、か
ら構成され、また、両面塗工機の場合は上記(b)およ
び(、)が各にエセット設けられる。また、(b)コー
タヘッド部は塗布量調整方法の違いによシ、ブレードコ
ータ、ロールコータ、エアドクタコータ等に分類される
。 そして、この発明a (b)コータヘッド部におけも塗
液の塗布量制御方法に関するものである。 (1−z) 塗工機の構成 第1図社コータヘッド部にブレードコータを用いた塗工
機の概略構成を示す図であシ、この図において符号10
1〜104が各々アンワインダ部、コータヘッド部、ド
ライヤ部、ワインダ部を示している。アンワインダ部1
01杖現在塗工中の基材が巻回されている第10−ル1
05と、次に塗工が行なわれる基材が巻回されている第
20−ル106とから構成されている。この場合、第2
四−ル106の基材の先端は第10−ル105の基材の
終端に自動的に接着され、したがって第10ル105の
基材は、装置を止めることなく、第10−ル105の基
材に連続して塗工工程に導入される。 第10−ル105からIIk戻された基材は多数のロー
ラに案内されてコータヘッド部102へ到達する。コー
タヘッド部102は、基材に塗液を噴射するファウンテ
ンヘッド107、このファウンテンヘッド107によっ
て基材に塗布された塗液を必要量だけを残して余剰分を
かき落すブレード108、このブレード108の線圧(
ブレード108を基材に押つける際の圧力(kli’f
/cs+) )を制御する制御部(図示略)、バッキン
グ四−ル10Q、および7アウンテンヘツド107から
噴射され九ih*t*はブレード108によってかき落
とされた塗液を受けるトレイ110等から構成される。 そして、基材に塗布される塗液の量が常に一定に保たれ
るようにブレード108の線圧が制御される。 コータヘッド部102において適量の塗液が塗布された
紙は、7アンドライヤ111およびシリンダドライヤ1
12かもなるドライヤ部108によ〉乾燥される。 以上のニーによって基材の一方の面のコーティングが完
了する。次いで、この紙は多数のローラによ)搬送され
、第五のコータヘッド部102′によって他方の面に塗
Ilが塗布され、第2のドライヤ部108′において乾
鋤され、そして、ワインダ部104に巻き取られる。 (1−1) コータヘッド部における塗布量変動要因 上述したブレード塗ニブ四セスは、抄紙プロセス等に比
較し、宿命的な外乱および頻繁な過渡状態を有し、これ
が塗布量に大きな影響を与えると同時に、操業能率を悪
くしている。 以下、ブレードコータの場合の塗布量変動要因を記す。 なお、ロールコータ、エアドクタコータにおいても一部
同様な変動要因が存在する。 (A) 変動パターンの予測される経時ドリフト要因
■ ブレード摩耗 ブレードが摩耗するとブレード線圧が減少し、塗布量が
増加する。 ■ スタートアップ時のラインスピードラインスピード
が増大すると塗布量が増加する。なお、ツインスピード
は定常状態において線一定であるがラインのスタートア
ップ時に急増し、この場合の塗布量の急変が問題となる
。 ■ 塗液の粘度(又は濃度)の長周期的変動塗液の粘度
が増大すると塗布量が増加する。 (B) 変動が予測されるステップ状変化■ 定常状
態におけるツインスピードの変更定常状態におけるライ
ンスピードは基材の種類、塗液の種類、塗布量等の変更
にしたがって変更される。 ■ 基材の坪量、銘柄勢の変更 基材の坪量(単位面積尚シの重さ)、銘柄等が変更され
ると、ラインスピード一定の状態においても塗布量が変
化する。 ■ 塗液の種類の変更 塗液の種類が責わると塗布量が変化する。 (0)予測できない短周期的外乱 ■ 基材の短周期的坪量変動 ■ 基材のストリーク(基材の一部が線状に薄くなるこ
と)の影響 (1−4) 従来の塗布量制御方法およびその欠点 ((転)ライ−ドパツク制御 ドライヤ部の後にベータ線ゲージ、水分検出器シよび演
算器からなる塗布量検出装置を設け、この塗布量検出装
置の出力に基づいてブレード線圧をフィトパック制御し
、塗布量を一定に保つ。 このフィードバック制御は常時塗布量を連続的に監視す
ることがでキ、シたがって、安心できる利点がある。し
かしながら、ベータ線ゲージは価格が非常に高価である
割には信頼性が未だ絶対的とは言えず、さらに、取扱う
にあたって資格を必要とするという欠点もある。また、
コータヘッド部において塗液を塗布してから塗布量検出
装置が塗布量を検出するまでの間にかなシの遅れ時間が
存在し、このため、前述した(1−3)項■■の変動要
因あるいは(1−1)項φ)の変動要因等に起因する急
激な変化には対応することができない。 (9)人手によるフィードフォワード制御上述したよう
に、塗布量検出装置を備えた場合においても、(1−1
)項■■、(1−5)項(B)の変動要因には対処する
ことができない。 したがって、(1−1)項(B)の変動要因に対しては
ラインを止め過去のデータに従って人手でブレード線圧
の設定やシなおしを行なっている。 壕九、全ての塗工機が塗布量検出装置を備えているわけ
で紘ない。そして、塗布@構出装置を具備しない場合状
、熟練者が過去のデータおよび視覚等による勘を含む経
験−の集積をもとにブレード線圧の調整を行なっている
。この場合状に述べるサンプリングデータに基づく制御
も合わせて行なわれる。 なお、前述した(1−1)環体)■の変動要因に対して
は、人手によっても塗布量を一定に制御すること線不可
能である。この結果、従来、ラインのスタートアップ時
(約2分間)に塗工された紙は不良として除去されてお
夛、無駄が多かった。 (0) サンプリングデータに基づく制御市塗工済の
紙を適宜サンプリングして塗布量を調査し、この結果得
られたサンプリングデータに基づいてブレード線圧を制
御する。 前述したように、塗布量検出装置を有する場合において
も、その検出結果は必ずしも絶対的なもので蝋なく、シ
たがってこの制御が必要である。 (2)この発明の目的 この発明は以上述べた事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、高価かつ資格を必要とする塗布
量検出装置を必要とせず、また、熟練者の勘と経験をも
必要としない新規な塗布量制御方法を提供することにあ
る。 そしてこの目的を達成するために、この発明は、予め記
憶部内に塗布量を変化させる要素(例えば、ブレード摩
耗、ラインスピード等)の変化量と、この変化量に対応
する塗布量調整部の制御量(例えば、ブレードの制御量
)との関係式を記憶させておき、この記憶させ次関係式
に基づいて前記塗布量調整部をフィードフォワード制御
するようにしたものである。 e〕 実施例の説明 第2図に、この発明による方法を適用した塗布量制御装
置の構成例を示す。以下、この塗布量制御装置について
詳述する。なお、この塗布量制御装置においては、ブレ
ードコータが用いられている。 (3−13構成 図において、塗工開始釦1および塗工停止釦2は各々、
ラインを制御するシーケンス部(図示略)等へ塗工開始
および塗工停止を指示する釦であり、その出力は上記シ
ーケンス部等へ供給されると共に、演算部3へ供給され
る。塗工条件設定部4は塗工開始の際の初期条件あるい
紘後述する咎演算式において用いられる定数の設定を行
なうためのもので、テンキーあるいはデジタルスイッチ
等を有して構成され、その出力紘演算郁3へ供給される
。リセット釦5はブレード交換時に内部時間画数発生器
出力の値を実質塗工時間ゼロの状態にクリアーするもの
で、その出力は演算部3へ供給される。ラインスピード
検出器6はラインのスピードを検出するためのもので、
例えばライン中のいずれかの回転軸に取付けられ九タコ
ジェネレータ、あるいは、回転式パルス発振器と周波数
カウンタとの組合せ等が用いられる。粘度計7は基材に
塗布すべき塗液の粘度を常時針側するものであ6゜そし
て、ラインスピード検出器6の出力および粘度針7の出
力が各々演算部8へ供給される。記憶部8はブレードを
制御するための制御式およびブレード角を制御する制御
式を記憶するためのもので、この記憶部8の書込み、読
出しは演算部8によって行なわれる。なお、ブレード角
とは、ブレードとパツキングロールとの間の角度である
。 演算部8は塗工条件設定部本から供給される初期条件お
よび配憶部8に記憶されている制御式に1基づいて時々
刻々ブレードの制御量およびブレード角の制御量を演算
し、演算結果を各々パルス信号8..8.に変換して塗
布量調整部9へ出力する。 塗布量調整部9はブレードローティングサーボ装[10
,グレード角サーボ装置11、グレード機構12からな
るもので、その詳細を第3図(()および(ロ)に示す
。なお、同図(イ)は塗布量調整部9の正面図、←)は
右側面図である。これらの図において符号15はブレー
ドである。このブレード15は長さ2 ?Fl−4m
X幅約10(1111厚さ約Imの金属板から構成され
てお夛、また、七の断面は第1図(ハ)に示すように先
端部が斜めにカットされた形状となっている。そして、
斜めにカットされた部分が、第5図(ロ)に示すパツキ
ングール16に密着して、移動する基材に轟接し、基材
に塗布された塗液の余剰分をかき落すようになっている
。このブレード15はブレードホルダ17に固定されて
お夛、このブレードホルダ17がブレードビーム18に
取付けられている。ブレードビーム18の両側面には支
持部材19が象付けられ、この支持部材19の上端部が
セグメントギヤ20の上端部に回動自在に取付けられて
いる。なお、符号21はブレード角を検出するブレード
角センサである。セグメントギヤ20はその側面におい
てアーム22に取付けられ、首九、このアーム22Fi
、壁部23に軸1i124を中心として囲動自在に支持
されている。tた、アーム22の回動軸26に近接して
ブレード位置センt29が配置されている。 セグメントギヤ20のギヤ部20&にはピニオンギヤ2
6が歯合し、このピニオンギヤ26の軸4がブレードビ
ーム18の下部に取付けられたステッピングモータ28
によって駆動されるようになっている。 前記アーム22の端部には、連結部材8oが遊びのある
状態で取付けられ、この連結部材8oに油圧シリンダ8
1のキッド82の先端が取付けられている。論圧シリン
ダ81はステッピングモータ88によって弁の開閉が制
御されるもので、そノヒストン位置は図示せぬフィード
バックルーズによってサーボ制御される。すなわち、ス
テッピングモータ38が最小単位回転すると、油圧シリ
ンダ31のピストンはステッピングモータ33の回転角
に対応する最小単位(例えば、5μm)移動する。 なお、図において85.36はマグネット、37は減速
点センサ、38Fi原点センチであJ7、を次、符号3
9は支点を示している。 以上述べた塗布量調整部9において、ステッピング3g
、28は各々演算部8がら供給されるパルス信号Br
s Smによって駆動される。そして、ステッピングモ
ータ33が正転した場合状、ハツト32が上昇し、アー
ム22が矢印!3方向へ回転し、しりがってセグメント
ギヤ20が軸線24を中心として矢印τ糧方向へ同転し
、ブレード15カパツキングロール16に密接している
基材に尚接する。一方、ステッピングモータ88が逆転
した場合は、ロッド32が下降し、ブレード15がパツ
キングロール10から離れる。マえ、ブレード線圧の制
御もステッピングモータ880回転によって行なわれる
。すなわち、ブレード16がパツキングロール16の基
幀に蟻接し良状態において、ステッピングモータ88が
更に正転すると、ブレード16がバッキング寵−ル16
の基材に更に押しつけられ、ブレード−圧が増加する。 逆に、ステッピングモータ88が逆転すると、ブレード
線圧が減少する。 一方、ステッピング毫−夕28が正aすると、ピニオン
ギヤ26が矢印Ya方向へ回転し、ブレードビーム1B
が支持部材19の上端部を中心に紙面手前方向(第り図
0)において)に回転し、ブレード角が増加する。tた
、ステッピングモータ28が逆転した場合はブレード角
が減少する。 (3−z) 塗布量制御方法 (3−2−1) 塗布量の原理式 ブレードコータにおいては、塗布量と塗布量を変化させ
る各要素との相関関係は、一般に次式によって表わされ
る。 但し、OW!塗布量 Kl定数 0!ブレードの厚さ aニゲレード角 μ:塗液の粘度 8:ツインスピード Pニブレード線圧 そして、この実施例においては、基本的にはこの(1)
式に基づいて塗布量の制御を行なう。なおグレード角a
は、この実施例においては、(3−3)項において述べ
るように自動的に一定値に保九れ(クーz−z)Ik布
量制御方法 この輿論例唸、前1a(1−3)項において述べた(4
)・(1)の塗布量変動要因の各々に対処して塗布量を
常時一定に保ち得るように構成されている。 以下、舎変動lI因舅に塗布量の制御方法を述べる。 (&) グレード摩耗 グレードが摩耗するとブレード線圧rが減少し、グレー
ド線圧Pが減少すると、第(1)式から明らかなように
Ik布量atが増加する。し九がって、ブレードの摩耗
に対して塗布量0Wを常に一定に保つに杜、ブレードの
摩耗量、言い換えればブレード幅1(第5図0)参照)
の変化量を常時検知し、この検知結果に基づいてプレー
トノ醜−ディンダ量L(具体的には、パルスモータ88
の一転角)を常時制御し、ブレード線圧1を常に一定に
保つようにすることが必要である。以下、この場合の四
−ディメグ量りの制御1鉄を説−する。 まず、グレード@1は塗工距離Xの関数とみなすことが
でき、 1=l(7) ・・・・・・(
粉なる式によシ表わすことができる。ここで、塗工距離
Xと線、塗工状態でブレードを通過した紙の長さであシ
、 x == f s ate =(8
)但し、Sニラインスピード tag実際の塗工時間(塗工停止時間を除いた塗工時間
) なる式によシ求められる。 次に、ブレード線圧Pはブレード幅鵞とローディング量
りとの関数でも)、 P=P(IC%L) ・・・・・・(4)
なる式により表わされる。したがって、ブレード幅鳶が
ΔIたけ変化し、またローディング量がAL、だけ変化
した場合のブレード線圧νの変化量62社、 AP:(aPlan)al−1−(aPlaL)aL@
=(!i)なる式によって求めることがで龜る。ここで
、ブレード幅鳶の変化に対して、グレード線圧rが常に
一定に保たれるためには、上記(5)式における^rが
、 ^p m o ・・・・・・(
6)となることが必要である。この(6)式を(6)式
に代入して整層すれば、 a Pla I ^L、−(−、ηr )l l ” ……(7)なる
式が得られる。 すなわち、ブレード摩耗に対して塗布量OWを常に一定
に保つには、追歯なサンプリングタイム(例えと1数分
)毎に、(3)式に基づいてその時までの塗工距離Xを
求め、この塗工距離Xおよび前記(3)式に基づいてブ
レード幅1の変化量(すなわち、ブレードの摩耗量)ム
蔦を求め、この変化量All1および前記())式に基
づいてローディング量乙の変化量ΔL、を求め、この変
化量ΔIIsに基づいてプレートのローディング量を制
御すれとよい、これにより、プレート線圧、rが一定に
保たれ、したがって、塗布量OWが一定に保たれる。 なお、上述し九関数鳶(幻は実験によって得られたデー
タから求めることができる。tた、関数F(Ie、L)
は塗布量調整部9(第り図(イ)〜(つ)の機械的構成
によって決まる式である。 (b)スタートアップ時のラインスピードラインスピー
ド8が増大すると、前記(1)式から明らかなように、
塗布量ayが増加する。したがって、スタートアップ時
のように、ラインスピードBが大幅に増大する場合にお
いて塗布量OWを常に一定に保つには、時々刻々変化す
るラインスピード8に対応してブレードの0−ディング
量りを制御することが必要である。 第4図は塗工工程におけるラインスピードの変化の状態
を示す図であシ、この図において横軸は時間t、たそ軸
はラインスピード8である。 tftlこの図において、時刻t、〜tmtf、各々次
あ時刻を示している。 t、!ラインのスタート時刻 t、I塗工開始時刻 t、!ラインスピードSが定常状態に達した時刻 t、1枠替時のブレード後退時刻 t、1枠替後の塗工開始時刻 t、を紙切れ時のブレード後退時刻 1.1紙切れ処理後の再スタート時刻 t、r再塗工屍始時刻 t、s再塗工開始後にラインスピードSが定常状態に達
した時刻 なお、この図において太線は塗工状態にあることを示し
ている。tた、上述し九枠替時とは第Allにおいて説
明したアンワインダ部の第1g’−8105トjlE、
!ロール106の交換時のことであル、この場合、ライ
ンスピードは定常状態の11で交換が行なわれる。しか
し、交換時に、第1四−ル105の基材の後端壱第20
−ル1060基材の先端との接合部を避けるため、ブレ
ードの後退が行なわれる。 しかして、ツインスピード8が定常状態においては、ツ
インスピード8に基づくブレードのローディング量もの
制御を必要としないが(前述したブレード摩耗に基づく
制御は必要である)、スタートアップ時、すなわち、時
刻t、4t。 あるいは時刻t、〜t、においては2イ/スピード8に
基づいてローディング量りを制御しなければならない。 以下、その制御方法を説明する。 前述した(1)式において、0、α、μを一定とすると
、塗布量ovは、 Of=に、W万 ・・・・・・(8)但し、K、
+定数 なる式によ#)表わされる。この式において、0W=一
定とすると、 S/P=に、 ・・・・・・(9
)P=□8 ・・・・・・−に鵞 但し、K、:定数 なる式が得られ、この鱒式から、 1 ・・・・・・(u)1
特に、基材(未塗工紙)に塗布する塗液の量を制御する
塗布量制御方法に関する。 〔幻 背景技術 (1−1) 塗工機とは 塗工機とは、グラビア印刷用紙あるいはオフセット印刷
用紙等の製紙工程において用執られるもので、抄紙婁で
作られた基材に適宜成分調整され九**を必要量塗布す
るものである。 この塗工機は、一般に、 (、) アンワインダ部!基材が巻回され九ロールを
巻戻す部分、 (b) :1−タヘッド部客塗液を基材に塗布し、ま
た、4′塗布量を調整する部分、 (0) ドライヤ部!塗IIlが塗布された紙を乾燥
する部分、 (Q ワインメ部:加工を完了した紙を巻取る部分、か
ら構成され、また、両面塗工機の場合は上記(b)およ
び(、)が各にエセット設けられる。また、(b)コー
タヘッド部は塗布量調整方法の違いによシ、ブレードコ
ータ、ロールコータ、エアドクタコータ等に分類される
。 そして、この発明a (b)コータヘッド部におけも塗
液の塗布量制御方法に関するものである。 (1−z) 塗工機の構成 第1図社コータヘッド部にブレードコータを用いた塗工
機の概略構成を示す図であシ、この図において符号10
1〜104が各々アンワインダ部、コータヘッド部、ド
ライヤ部、ワインダ部を示している。アンワインダ部1
01杖現在塗工中の基材が巻回されている第10−ル1
05と、次に塗工が行なわれる基材が巻回されている第
20−ル106とから構成されている。この場合、第2
四−ル106の基材の先端は第10−ル105の基材の
終端に自動的に接着され、したがって第10ル105の
基材は、装置を止めることなく、第10−ル105の基
材に連続して塗工工程に導入される。 第10−ル105からIIk戻された基材は多数のロー
ラに案内されてコータヘッド部102へ到達する。コー
タヘッド部102は、基材に塗液を噴射するファウンテ
ンヘッド107、このファウンテンヘッド107によっ
て基材に塗布された塗液を必要量だけを残して余剰分を
かき落すブレード108、このブレード108の線圧(
ブレード108を基材に押つける際の圧力(kli’f
/cs+) )を制御する制御部(図示略)、バッキン
グ四−ル10Q、および7アウンテンヘツド107から
噴射され九ih*t*はブレード108によってかき落
とされた塗液を受けるトレイ110等から構成される。 そして、基材に塗布される塗液の量が常に一定に保たれ
るようにブレード108の線圧が制御される。 コータヘッド部102において適量の塗液が塗布された
紙は、7アンドライヤ111およびシリンダドライヤ1
12かもなるドライヤ部108によ〉乾燥される。 以上のニーによって基材の一方の面のコーティングが完
了する。次いで、この紙は多数のローラによ)搬送され
、第五のコータヘッド部102′によって他方の面に塗
Ilが塗布され、第2のドライヤ部108′において乾
鋤され、そして、ワインダ部104に巻き取られる。 (1−1) コータヘッド部における塗布量変動要因 上述したブレード塗ニブ四セスは、抄紙プロセス等に比
較し、宿命的な外乱および頻繁な過渡状態を有し、これ
が塗布量に大きな影響を与えると同時に、操業能率を悪
くしている。 以下、ブレードコータの場合の塗布量変動要因を記す。 なお、ロールコータ、エアドクタコータにおいても一部
同様な変動要因が存在する。 (A) 変動パターンの予測される経時ドリフト要因
■ ブレード摩耗 ブレードが摩耗するとブレード線圧が減少し、塗布量が
増加する。 ■ スタートアップ時のラインスピードラインスピード
が増大すると塗布量が増加する。なお、ツインスピード
は定常状態において線一定であるがラインのスタートア
ップ時に急増し、この場合の塗布量の急変が問題となる
。 ■ 塗液の粘度(又は濃度)の長周期的変動塗液の粘度
が増大すると塗布量が増加する。 (B) 変動が予測されるステップ状変化■ 定常状
態におけるツインスピードの変更定常状態におけるライ
ンスピードは基材の種類、塗液の種類、塗布量等の変更
にしたがって変更される。 ■ 基材の坪量、銘柄勢の変更 基材の坪量(単位面積尚シの重さ)、銘柄等が変更され
ると、ラインスピード一定の状態においても塗布量が変
化する。 ■ 塗液の種類の変更 塗液の種類が責わると塗布量が変化する。 (0)予測できない短周期的外乱 ■ 基材の短周期的坪量変動 ■ 基材のストリーク(基材の一部が線状に薄くなるこ
と)の影響 (1−4) 従来の塗布量制御方法およびその欠点 ((転)ライ−ドパツク制御 ドライヤ部の後にベータ線ゲージ、水分検出器シよび演
算器からなる塗布量検出装置を設け、この塗布量検出装
置の出力に基づいてブレード線圧をフィトパック制御し
、塗布量を一定に保つ。 このフィードバック制御は常時塗布量を連続的に監視す
ることがでキ、シたがって、安心できる利点がある。し
かしながら、ベータ線ゲージは価格が非常に高価である
割には信頼性が未だ絶対的とは言えず、さらに、取扱う
にあたって資格を必要とするという欠点もある。また、
コータヘッド部において塗液を塗布してから塗布量検出
装置が塗布量を検出するまでの間にかなシの遅れ時間が
存在し、このため、前述した(1−3)項■■の変動要
因あるいは(1−1)項φ)の変動要因等に起因する急
激な変化には対応することができない。 (9)人手によるフィードフォワード制御上述したよう
に、塗布量検出装置を備えた場合においても、(1−1
)項■■、(1−5)項(B)の変動要因には対処する
ことができない。 したがって、(1−1)項(B)の変動要因に対しては
ラインを止め過去のデータに従って人手でブレード線圧
の設定やシなおしを行なっている。 壕九、全ての塗工機が塗布量検出装置を備えているわけ
で紘ない。そして、塗布@構出装置を具備しない場合状
、熟練者が過去のデータおよび視覚等による勘を含む経
験−の集積をもとにブレード線圧の調整を行なっている
。この場合状に述べるサンプリングデータに基づく制御
も合わせて行なわれる。 なお、前述した(1−1)環体)■の変動要因に対して
は、人手によっても塗布量を一定に制御すること線不可
能である。この結果、従来、ラインのスタートアップ時
(約2分間)に塗工された紙は不良として除去されてお
夛、無駄が多かった。 (0) サンプリングデータに基づく制御市塗工済の
紙を適宜サンプリングして塗布量を調査し、この結果得
られたサンプリングデータに基づいてブレード線圧を制
御する。 前述したように、塗布量検出装置を有する場合において
も、その検出結果は必ずしも絶対的なもので蝋なく、シ
たがってこの制御が必要である。 (2)この発明の目的 この発明は以上述べた事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、高価かつ資格を必要とする塗布
量検出装置を必要とせず、また、熟練者の勘と経験をも
必要としない新規な塗布量制御方法を提供することにあ
る。 そしてこの目的を達成するために、この発明は、予め記
憶部内に塗布量を変化させる要素(例えば、ブレード摩
耗、ラインスピード等)の変化量と、この変化量に対応
する塗布量調整部の制御量(例えば、ブレードの制御量
)との関係式を記憶させておき、この記憶させ次関係式
に基づいて前記塗布量調整部をフィードフォワード制御
するようにしたものである。 e〕 実施例の説明 第2図に、この発明による方法を適用した塗布量制御装
置の構成例を示す。以下、この塗布量制御装置について
詳述する。なお、この塗布量制御装置においては、ブレ
ードコータが用いられている。 (3−13構成 図において、塗工開始釦1および塗工停止釦2は各々、
ラインを制御するシーケンス部(図示略)等へ塗工開始
および塗工停止を指示する釦であり、その出力は上記シ
ーケンス部等へ供給されると共に、演算部3へ供給され
る。塗工条件設定部4は塗工開始の際の初期条件あるい
紘後述する咎演算式において用いられる定数の設定を行
なうためのもので、テンキーあるいはデジタルスイッチ
等を有して構成され、その出力紘演算郁3へ供給される
。リセット釦5はブレード交換時に内部時間画数発生器
出力の値を実質塗工時間ゼロの状態にクリアーするもの
で、その出力は演算部3へ供給される。ラインスピード
検出器6はラインのスピードを検出するためのもので、
例えばライン中のいずれかの回転軸に取付けられ九タコ
ジェネレータ、あるいは、回転式パルス発振器と周波数
カウンタとの組合せ等が用いられる。粘度計7は基材に
塗布すべき塗液の粘度を常時針側するものであ6゜そし
て、ラインスピード検出器6の出力および粘度針7の出
力が各々演算部8へ供給される。記憶部8はブレードを
制御するための制御式およびブレード角を制御する制御
式を記憶するためのもので、この記憶部8の書込み、読
出しは演算部8によって行なわれる。なお、ブレード角
とは、ブレードとパツキングロールとの間の角度である
。 演算部8は塗工条件設定部本から供給される初期条件お
よび配憶部8に記憶されている制御式に1基づいて時々
刻々ブレードの制御量およびブレード角の制御量を演算
し、演算結果を各々パルス信号8..8.に変換して塗
布量調整部9へ出力する。 塗布量調整部9はブレードローティングサーボ装[10
,グレード角サーボ装置11、グレード機構12からな
るもので、その詳細を第3図(()および(ロ)に示す
。なお、同図(イ)は塗布量調整部9の正面図、←)は
右側面図である。これらの図において符号15はブレー
ドである。このブレード15は長さ2 ?Fl−4m
X幅約10(1111厚さ約Imの金属板から構成され
てお夛、また、七の断面は第1図(ハ)に示すように先
端部が斜めにカットされた形状となっている。そして、
斜めにカットされた部分が、第5図(ロ)に示すパツキ
ングール16に密着して、移動する基材に轟接し、基材
に塗布された塗液の余剰分をかき落すようになっている
。このブレード15はブレードホルダ17に固定されて
お夛、このブレードホルダ17がブレードビーム18に
取付けられている。ブレードビーム18の両側面には支
持部材19が象付けられ、この支持部材19の上端部が
セグメントギヤ20の上端部に回動自在に取付けられて
いる。なお、符号21はブレード角を検出するブレード
角センサである。セグメントギヤ20はその側面におい
てアーム22に取付けられ、首九、このアーム22Fi
、壁部23に軸1i124を中心として囲動自在に支持
されている。tた、アーム22の回動軸26に近接して
ブレード位置センt29が配置されている。 セグメントギヤ20のギヤ部20&にはピニオンギヤ2
6が歯合し、このピニオンギヤ26の軸4がブレードビ
ーム18の下部に取付けられたステッピングモータ28
によって駆動されるようになっている。 前記アーム22の端部には、連結部材8oが遊びのある
状態で取付けられ、この連結部材8oに油圧シリンダ8
1のキッド82の先端が取付けられている。論圧シリン
ダ81はステッピングモータ88によって弁の開閉が制
御されるもので、そノヒストン位置は図示せぬフィード
バックルーズによってサーボ制御される。すなわち、ス
テッピングモータ38が最小単位回転すると、油圧シリ
ンダ31のピストンはステッピングモータ33の回転角
に対応する最小単位(例えば、5μm)移動する。 なお、図において85.36はマグネット、37は減速
点センサ、38Fi原点センチであJ7、を次、符号3
9は支点を示している。 以上述べた塗布量調整部9において、ステッピング3g
、28は各々演算部8がら供給されるパルス信号Br
s Smによって駆動される。そして、ステッピングモ
ータ33が正転した場合状、ハツト32が上昇し、アー
ム22が矢印!3方向へ回転し、しりがってセグメント
ギヤ20が軸線24を中心として矢印τ糧方向へ同転し
、ブレード15カパツキングロール16に密接している
基材に尚接する。一方、ステッピングモータ88が逆転
した場合は、ロッド32が下降し、ブレード15がパツ
キングロール10から離れる。マえ、ブレード線圧の制
御もステッピングモータ880回転によって行なわれる
。すなわち、ブレード16がパツキングロール16の基
幀に蟻接し良状態において、ステッピングモータ88が
更に正転すると、ブレード16がバッキング寵−ル16
の基材に更に押しつけられ、ブレード−圧が増加する。 逆に、ステッピングモータ88が逆転すると、ブレード
線圧が減少する。 一方、ステッピング毫−夕28が正aすると、ピニオン
ギヤ26が矢印Ya方向へ回転し、ブレードビーム1B
が支持部材19の上端部を中心に紙面手前方向(第り図
0)において)に回転し、ブレード角が増加する。tた
、ステッピングモータ28が逆転した場合はブレード角
が減少する。 (3−z) 塗布量制御方法 (3−2−1) 塗布量の原理式 ブレードコータにおいては、塗布量と塗布量を変化させ
る各要素との相関関係は、一般に次式によって表わされ
る。 但し、OW!塗布量 Kl定数 0!ブレードの厚さ aニゲレード角 μ:塗液の粘度 8:ツインスピード Pニブレード線圧 そして、この実施例においては、基本的にはこの(1)
式に基づいて塗布量の制御を行なう。なおグレード角a
は、この実施例においては、(3−3)項において述べ
るように自動的に一定値に保九れ(クーz−z)Ik布
量制御方法 この輿論例唸、前1a(1−3)項において述べた(4
)・(1)の塗布量変動要因の各々に対処して塗布量を
常時一定に保ち得るように構成されている。 以下、舎変動lI因舅に塗布量の制御方法を述べる。 (&) グレード摩耗 グレードが摩耗するとブレード線圧rが減少し、グレー
ド線圧Pが減少すると、第(1)式から明らかなように
Ik布量atが増加する。し九がって、ブレードの摩耗
に対して塗布量0Wを常に一定に保つに杜、ブレードの
摩耗量、言い換えればブレード幅1(第5図0)参照)
の変化量を常時検知し、この検知結果に基づいてプレー
トノ醜−ディンダ量L(具体的には、パルスモータ88
の一転角)を常時制御し、ブレード線圧1を常に一定に
保つようにすることが必要である。以下、この場合の四
−ディメグ量りの制御1鉄を説−する。 まず、グレード@1は塗工距離Xの関数とみなすことが
でき、 1=l(7) ・・・・・・(
粉なる式によシ表わすことができる。ここで、塗工距離
Xと線、塗工状態でブレードを通過した紙の長さであシ
、 x == f s ate =(8
)但し、Sニラインスピード tag実際の塗工時間(塗工停止時間を除いた塗工時間
) なる式によシ求められる。 次に、ブレード線圧Pはブレード幅鵞とローディング量
りとの関数でも)、 P=P(IC%L) ・・・・・・(4)
なる式により表わされる。したがって、ブレード幅鳶が
ΔIたけ変化し、またローディング量がAL、だけ変化
した場合のブレード線圧νの変化量62社、 AP:(aPlan)al−1−(aPlaL)aL@
=(!i)なる式によって求めることがで龜る。ここで
、ブレード幅鳶の変化に対して、グレード線圧rが常に
一定に保たれるためには、上記(5)式における^rが
、 ^p m o ・・・・・・(
6)となることが必要である。この(6)式を(6)式
に代入して整層すれば、 a Pla I ^L、−(−、ηr )l l ” ……(7)なる
式が得られる。 すなわち、ブレード摩耗に対して塗布量OWを常に一定
に保つには、追歯なサンプリングタイム(例えと1数分
)毎に、(3)式に基づいてその時までの塗工距離Xを
求め、この塗工距離Xおよび前記(3)式に基づいてブ
レード幅1の変化量(すなわち、ブレードの摩耗量)ム
蔦を求め、この変化量All1および前記())式に基
づいてローディング量乙の変化量ΔL、を求め、この変
化量ΔIIsに基づいてプレートのローディング量を制
御すれとよい、これにより、プレート線圧、rが一定に
保たれ、したがって、塗布量OWが一定に保たれる。 なお、上述し九関数鳶(幻は実験によって得られたデー
タから求めることができる。tた、関数F(Ie、L)
は塗布量調整部9(第り図(イ)〜(つ)の機械的構成
によって決まる式である。 (b)スタートアップ時のラインスピードラインスピー
ド8が増大すると、前記(1)式から明らかなように、
塗布量ayが増加する。したがって、スタートアップ時
のように、ラインスピードBが大幅に増大する場合にお
いて塗布量OWを常に一定に保つには、時々刻々変化す
るラインスピード8に対応してブレードの0−ディング
量りを制御することが必要である。 第4図は塗工工程におけるラインスピードの変化の状態
を示す図であシ、この図において横軸は時間t、たそ軸
はラインスピード8である。 tftlこの図において、時刻t、〜tmtf、各々次
あ時刻を示している。 t、!ラインのスタート時刻 t、I塗工開始時刻 t、!ラインスピードSが定常状態に達した時刻 t、1枠替時のブレード後退時刻 t、1枠替後の塗工開始時刻 t、を紙切れ時のブレード後退時刻 1.1紙切れ処理後の再スタート時刻 t、r再塗工屍始時刻 t、s再塗工開始後にラインスピードSが定常状態に達
した時刻 なお、この図において太線は塗工状態にあることを示し
ている。tた、上述し九枠替時とは第Allにおいて説
明したアンワインダ部の第1g’−8105トjlE、
!ロール106の交換時のことであル、この場合、ライ
ンスピードは定常状態の11で交換が行なわれる。しか
し、交換時に、第1四−ル105の基材の後端壱第20
−ル1060基材の先端との接合部を避けるため、ブレ
ードの後退が行なわれる。 しかして、ツインスピード8が定常状態においては、ツ
インスピード8に基づくブレードのローディング量もの
制御を必要としないが(前述したブレード摩耗に基づく
制御は必要である)、スタートアップ時、すなわち、時
刻t、4t。 あるいは時刻t、〜t、においては2イ/スピード8に
基づいてローディング量りを制御しなければならない。 以下、その制御方法を説明する。 前述した(1)式において、0、α、μを一定とすると
、塗布量ovは、 Of=に、W万 ・・・・・・(8)但し、K、
+定数 なる式によ#)表わされる。この式において、0W=一
定とすると、 S/P=に、 ・・・・・・(9
)P=□8 ・・・・・・−に鵞 但し、K、:定数 なる式が得られ、この鱒式から、 1 ・・・・・・(u)1
【嘗
なる式が得られる。すなわち、塗布量OWを一定に保つ
には、ラインスピード8が71−8だけ変化した場合、
ブレード線圧Pを第(n)式に示すΔpだけ変化させれ
ばよい。 次に、ブレード線圧PをΔP7’2tt変化させるのに
必要な゛四−デイング量轟L1を求める。 まず、前記0式においてブレード幅鵞を一定とすると、 P上P仏) ・・・・・・(12
)なる式が得られ、この(124)式から、・at APシ了「・Δ゛°L、 ・・・・・・(13)
なる式が得られる。すなわち、この(L!!3式から、
グレード線圧PをApだけ変化させるのに必要なp−デ
ィyダ量ムL、を求めることができる。 次に、上記(ソ)式を前記(U)式に代入すると、ム”
#””fiヮτエ ・・・・・・(14)なる式が
得られる。この(14)式が、塗布量0W=一定にシけ
るツインスピード8の変化量Asとローディング量りの
変化量ΔLとの関係を示している。 すなわち、ラインのスタートアップ時に、ラインスピー
ド8の変化に対応して塗布量OWを常に一定に保つには
、適轟なサンプリングタイム(例えば、数秒)毎にライ
ンスピードiの変化量ΔBを検出し、この検出し九変化
量ΔBおよび上記(U)式に基づいて変化させるべきロ
ーディング量ΔL、を求め、このムL、に基づいてロー
ディング量りを変化させればよい。 (、) 塗液の粘度の長周期的変動 前記(1)式において、0%α、Bを一定とすると、塗
布量amは、 但し、K、1定数 なる式によシ表わされる。この(15)式において0W
=一定とすると;前記(11)式を導いた場合と同様に
、 なる式が得られる。この(述)式および前記(13)式
から、 ム” μ=に、 P I、 ””” (17
’なる式が得られる。 すなわち、塗液のm度Pの変動に対して塗布量OWを常
に一定に保つには、適轟なサンプリングタイム(例えば
、数分)毎に塗液の粘度μの変化貴重μを検出し、この
検出した変化量Δμおよび上記(用穴に基づいて変化さ
せるべきローディング量^Lpを求め、このt−1,μ
に基づいてローディング量XJtt変化させればよい。 以上が、ブレード摩耗ムI、ラインスピードの変化^8
、塗液の粘度の変化Δμの各々に対応して、塗布量ay
を一定に保つためのローディング量シの制御方法の基本
的考え方である。 次に、第2図に示す実施例における塗布量制御動作を説
明する。 第鳳図に示す実施例においては、予め記憶部B内に前記
(粉式、(マ)式、(L4)式、(1’F)式が記憶さ
れている。そして、演算部8は予め決められている第1
のサンプリングタイム毎に、その時のラインスピード検
出器6の出力および演算部a内の塗工時間計測回路の出
力に基づいて塗工距離Xを求め、求められ九Xの値およ
び(2)式に基づいてその時のブレード幅1を求める0
次いで、前回の演算時に求められたブレード幅1と、今
回の演算結果とに基づいてグレード摩耗量ΔIを求め、
この求められたΔ1および(7)式から変化させるべき
ローディング量ΔL、を求める。 また、演算部3は予め決められている第まのサンプリン
グタイム毎に、その時のラインスピード検出器6の出力
値から前回のサンプリング時におけるフィンスピード検
出口Oの出力値を減算し、これによ)ラインスピード8
の変化量ΔBを求める6次いで、求められた変化量ΔB
および(14)式に基づいて変化させるべき一一デイン
グ量ムL1を求める。 tた、演算部3は予め決められている第】のサンプリン
グタイム毎に、その時の粘度針7の出力値から前回のサ
ンプリング時における粘度計7の出力値を減算し、これ
により、塗液の粘度μの変化量Δμを求める0次いで、
求められた変化量Δμおよび(17)式に基づいて変化
させるべきローディング量ΔLμを求める。 そして、演算部3は以上のようにして求められた変化さ
せるべきローディング量ムL、、惰ΔLμに基づいて、 ΔL−^It、+AI+、+^Lμ ・・・・
・・(訪)なる演算を行ない、この演算結果をパルス信
号に変換し九後、適宜なタイミングで逐次塗布量調整部
9のステッピングモータ33へ出力する。 第う図は塗工時間t、に対するローディング量りの変化
を示す図である。この図において、(−[はラインスピ
ードBの変化を示し、←)は塗布量の変動要因がライン
スピードBのみの場合のローディング量り、の変化を示
し、e→は塗布量の変動要因がブレード摩耗量lのみの
場合のローディング量り、の変化を示し、また、に)は
塗布量変動要因がツインスピードBおよびブレード摩耗
Alの場合のローディング量りの変化を示している。な
お、第う図に)は第2図(ロ)および(−〉を加算した
波形である。また、この図においては塗液の粘fPを常
に一定としている。tた、この図における時刻t、は紙
切れ時である。 この図に示すように、ローディング量り、はラインスピ
ード四の増大に伴ない増加し、ツインスピード8が一定
の時は一定値となる。また、ローディング量L8塗工時
間t、の経過と共に単調に増加する。 ところで、前述した(2)、(7)、(14)、(1)
)式における定数(例えば、K 1 % Km等)は、
次の塗工条件にしたがって変化する。 (0) 目標塗布量 (1) ブレード条件富厚み、幅、材質、ベベルアン
グル (1) 塗液条件:組成、粘度、濃度偵) 基材条件
;平滑度、材質 したがって、塗工条件が変化した場合線、塗工条件設定
部4から記憶部8に対し新たな条件の式を、演算部3を
介して呼び出すことが必要である。 次に、スタート時の第五図に示す実施例の動作を説明す
る。 “ スタート時にはあらかじめ記憶させである塗工条件を、
塗工条件設定部4かも指定する。ヲ10011/閣に適
すると(第4図における時刻t$ )、演算部aがライ
ンスピード検出器6の出力に基づいてこれを検出し、ロ
ーディング量りの初期値り、(塗工東件毎のり、値も記
憶させておく)をパルス信号S、に変換してステッピン
グモータ88へ出力する。これによシ、ブレード15の
イニシャルセットが行なわれる。 以後、前述した制御方法にしたがってローディング量1
メテツビングモータ83の回転角)が制御される。 以上が第五図に示す実施例における撒布量制御である。 次に、別の塗布量制御方法について説明する。なお、こ
の制御方法も塗布量制御の基本的考え方は上述した場合
と同じである。 まず、予め前述し九(2)、(テ)、(14)、(17
)式に基づいて、あるい祉夷験データに基づいて、m;
(ba帥hb、 (s)+−pμゆ。 ・・・
・・・(ル)なる式を求め、記憶部8に記憶させておく
。ここで、シ、#i塗布量調整部9へ出力すべきローデ
ィング量、L、(X)は、ブレード幅1によって決定さ
れるローディング量、L、(8)はラインスピードBに
よって決定されるローディング量、”/J(F’)は塗
液の粘度μによって決定されるローディング量であ!!
+、t7’c、サフィックスOは塗工条件によ)式の定
数が変わることを示している。 そして、スタート時には、ラインスピードが100 @
/ldnニ達した時点でX=O58”=lOO1μ=
(粘度計7の出力)を各々第(19)式に代入してロー
ディング量Lcを求め、求めた値をパルス信号に変換′
して出力する。以後、予め決められ良サンプリングタイ
ム毎に、その時のx18、声の各値を各々(19)式に
代入してローディング量Ll+を求め、この求め次ロー
ディング量IIeから前回のサンプリング時のローディ
ング量L1を減算1減算結果ΔLcを補正量としてパル
ス信号に変換して出力する。また、紙切れ時には、その
時のXの値を記憶した後、ブレードを後退させる。そし
て、紙切れ処理後の再スタートの際は、ラインスピード
が100 ?FI/ jlに達した時点で、記憶したX
の値およびラインスピードloog/m、その時の粘度
計7の出力を各々(19)式に代入して再塗工を開始す
る。なお、塗工開始釦は人間の判断で、ブレード接近→
塗工状態とするタイ建ングを決める時使用し、塗工停止
釦は、紙切れ時に操作しブレードを緊急後退させるため
のものである。 (5−3) ブレード角の制御 (5−1−1) ブレード角の自動補正第6図はグレ
ード15が摩耗した場合のローディング補正によるブレ
ード角aの変化を示す図であシ、この図に示すように、
ブレード15がΔIだけ摩耗すると、ブレード角α、が
α、十Δθに変化する。なお、この図において点0はブ
レードローディング中心、すなわち、第)図(ロ)にお
ける軸1124の位置を示す。このようにブレード角a
が変化すると、第(1)式から明らかなように塗布量が
変動する。シ九がって、第2図に示す実施例においては
、このブレード角aの変化を自動的に補正する機能が付
加されている。以下、この機能について説明する。 第6図において、ブレード16がth71だけ摩耗した
場合にブレード角aを一定に保つには、ブレード15を
図に示す矢印ム、方向へ角度AIだけ回転させればよい
。ここで、角度Δθは摩耗量Δ罵の関数であシ、 Δ’=tm(ムE) ・・・・・・(2D
)なる式によシ表わされる。なお、この式においてサフ
ィックス0は関数f、の定数がグレード幅、ブレード材
質等のグレード条件によって変化することを示している
。 しかして、第2図に示す実施例においては、記憶部B内
に予め上記(80)式が記憶されている。そして、演算
部8は前述し九過程によってブレード摩耗量Δ1を算出
する変びに、上記(20)式に基づいてブレード角の補
正量A#を算出し、算出した補正量Δθをパルス信号S
、に変換してステッピングモータ28へ出力する。 なお、補正量61社、ブレード摩耗Δzfenでなく、
ローディングの変化量ΔLの関数で−IIる。 したがって、上記(20)式の代わシに、Δ−=t’、
(轟り、ムX) ・・・・・・(ね)なる式を
用いることが好ましい。 tえ、パツキングロール16の直径はブレード15の摩
耗による移動距離に比べて充分大きいので、パツキy
/ ex−ル16゛の表面を平面とみなすことができる
。そして、この場合、上記間#f、、f−は各々、置数
^I%AIIの1次式によシ近似することができる。 (5−t−t) ブレード角の自動イニシャルセット プレード15蝋塗工状態において第1図に示す様に湾曲
する。したがって、同図に示す理論上のブレード角(機
械的に決まるブレード角)a、と、実際のブレード角α
、とは異なってくる。そこで、第五図に示す実施例にお
いては、ブレード15の方法によ〉ブレード角の補正を
している。 すなわち、記憶s8に紘予め、 (3!り αm=g@(α1、L) ・・・・・・(
22)なる式が記憶されている。なおこの式において、
サフィックス1は、関数g、の定数がブレード幅!(第
7図参照)によって変わることを示している。また、L
はローディング量である。そして、演算部3はこの(2
2)式に基づいて機械的に設定すべきブレード角α1を
求め、この求められ九グレード角αヨに従ってステッピ
ングモータ28を制御する。 (3−4) その他 (a) 演算部8には通常マイクロコンピュータある
いはミニコンピユータが用いられるが、ハードウェアで
組んでもよい。 (b) 記憶部8に記憶される関数は、実際上はプレ
グツム(サブルーチン)の形セ記憶される。なお、演算
増幅器等を用いてアナ四グ回路で関数を発生させること
4可能である。 (、) この発明におけるライ−ドフォワード的考え
方は上述したブレードコータに限らず、ロール 弧コー
タ、エアドクタコータ等にも適用することが可能である
。 (4)この発明の効果 この発明は以上述べたように、塗布量を変化させる要素
に対応して、塗布量が常に一定に保九れるように塗布量
調整部を制御する塗工機における塗布量制御方法におい
て、予め記憶部内に、前記−要素の変化量とこの変化量
に対応する前記塗布量調整部の制御量との関係式を記憶
させておき、この記憶させた関係式に基づいて前記塗布
量調整部をフィードフォワード制御するようにしたので
、高価かつ資格を必要とするベータ線ゲージを用いるこ
となく、マた、熟練者の勘と経験にたよることなく、常
に塗布量を一定にコントロールすることができる。また
、この発明によれば、従来の方法によっては塗布量を一
定に制御することが不可能であったラインのスタートア
ップ時において一1塗布量を一定に制御することがで亀
る。 図−−1魯傘−調明 第1図はプレードコータを用いた塗工機の−例を示す概
略構成図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第3図は同実施例における塗布量調整部9の
構成を示す図であシ1、同図0)はその正面図、同図(
ロ)はその右側面図、同図(ハ)はブレード15の一面
図、第4図は塗工機におけるライイスビードの変化を示
す図、第う図は同実施例における塗工時間t、とローデ
ィング量りとの関係を説明するための図であシ、同図0
)はラインスピードの変化を示す図、同図(ロ)はライ
ンスピードに基づく四−デイング量り、の変化を示す図
、同図(ハ)はブレード摩耗に基づくローディング量り
、の変化を示す図、同図に)は塗工時間t。 とローディング量りとの関係を示す図、第6図はブレー
ド摩耗による〈レード角aの変化を示す図、第7図はブ
レードの湾曲によシ、実際のブレード角a、と機械的に
設定されたブレード角α、とが異なることを示す、図で
ある。 3・・・・・・演算部、8・・・・・・記憶部、9・・
・・・・塗布量調整部。
には、ラインスピード8が71−8だけ変化した場合、
ブレード線圧Pを第(n)式に示すΔpだけ変化させれ
ばよい。 次に、ブレード線圧PをΔP7’2tt変化させるのに
必要な゛四−デイング量轟L1を求める。 まず、前記0式においてブレード幅鵞を一定とすると、 P上P仏) ・・・・・・(12
)なる式が得られ、この(124)式から、・at APシ了「・Δ゛°L、 ・・・・・・(13)
なる式が得られる。すなわち、この(L!!3式から、
グレード線圧PをApだけ変化させるのに必要なp−デ
ィyダ量ムL、を求めることができる。 次に、上記(ソ)式を前記(U)式に代入すると、ム”
#””fiヮτエ ・・・・・・(14)なる式が
得られる。この(14)式が、塗布量0W=一定にシけ
るツインスピード8の変化量Asとローディング量りの
変化量ΔLとの関係を示している。 すなわち、ラインのスタートアップ時に、ラインスピー
ド8の変化に対応して塗布量OWを常に一定に保つには
、適轟なサンプリングタイム(例えば、数秒)毎にライ
ンスピードiの変化量ΔBを検出し、この検出し九変化
量ΔBおよび上記(U)式に基づいて変化させるべきロ
ーディング量ΔL、を求め、このムL、に基づいてロー
ディング量りを変化させればよい。 (、) 塗液の粘度の長周期的変動 前記(1)式において、0%α、Bを一定とすると、塗
布量amは、 但し、K、1定数 なる式によシ表わされる。この(15)式において0W
=一定とすると;前記(11)式を導いた場合と同様に
、 なる式が得られる。この(述)式および前記(13)式
から、 ム” μ=に、 P I、 ””” (17
’なる式が得られる。 すなわち、塗液のm度Pの変動に対して塗布量OWを常
に一定に保つには、適轟なサンプリングタイム(例えば
、数分)毎に塗液の粘度μの変化貴重μを検出し、この
検出した変化量Δμおよび上記(用穴に基づいて変化さ
せるべきローディング量^Lpを求め、このt−1,μ
に基づいてローディング量XJtt変化させればよい。 以上が、ブレード摩耗ムI、ラインスピードの変化^8
、塗液の粘度の変化Δμの各々に対応して、塗布量ay
を一定に保つためのローディング量シの制御方法の基本
的考え方である。 次に、第2図に示す実施例における塗布量制御動作を説
明する。 第鳳図に示す実施例においては、予め記憶部B内に前記
(粉式、(マ)式、(L4)式、(1’F)式が記憶さ
れている。そして、演算部8は予め決められている第1
のサンプリングタイム毎に、その時のラインスピード検
出器6の出力および演算部a内の塗工時間計測回路の出
力に基づいて塗工距離Xを求め、求められ九Xの値およ
び(2)式に基づいてその時のブレード幅1を求める0
次いで、前回の演算時に求められたブレード幅1と、今
回の演算結果とに基づいてグレード摩耗量ΔIを求め、
この求められたΔ1および(7)式から変化させるべき
ローディング量ΔL、を求める。 また、演算部3は予め決められている第まのサンプリン
グタイム毎に、その時のラインスピード検出器6の出力
値から前回のサンプリング時におけるフィンスピード検
出口Oの出力値を減算し、これによ)ラインスピード8
の変化量ΔBを求める6次いで、求められた変化量ΔB
および(14)式に基づいて変化させるべき一一デイン
グ量ムL1を求める。 tた、演算部3は予め決められている第】のサンプリン
グタイム毎に、その時の粘度針7の出力値から前回のサ
ンプリング時における粘度計7の出力値を減算し、これ
により、塗液の粘度μの変化量Δμを求める0次いで、
求められた変化量Δμおよび(17)式に基づいて変化
させるべきローディング量ΔLμを求める。 そして、演算部3は以上のようにして求められた変化さ
せるべきローディング量ムL、、惰ΔLμに基づいて、 ΔL−^It、+AI+、+^Lμ ・・・・
・・(訪)なる演算を行ない、この演算結果をパルス信
号に変換し九後、適宜なタイミングで逐次塗布量調整部
9のステッピングモータ33へ出力する。 第う図は塗工時間t、に対するローディング量りの変化
を示す図である。この図において、(−[はラインスピ
ードBの変化を示し、←)は塗布量の変動要因がライン
スピードBのみの場合のローディング量り、の変化を示
し、e→は塗布量の変動要因がブレード摩耗量lのみの
場合のローディング量り、の変化を示し、また、に)は
塗布量変動要因がツインスピードBおよびブレード摩耗
Alの場合のローディング量りの変化を示している。な
お、第う図に)は第2図(ロ)および(−〉を加算した
波形である。また、この図においては塗液の粘fPを常
に一定としている。tた、この図における時刻t、は紙
切れ時である。 この図に示すように、ローディング量り、はラインスピ
ード四の増大に伴ない増加し、ツインスピード8が一定
の時は一定値となる。また、ローディング量L8塗工時
間t、の経過と共に単調に増加する。 ところで、前述した(2)、(7)、(14)、(1)
)式における定数(例えば、K 1 % Km等)は、
次の塗工条件にしたがって変化する。 (0) 目標塗布量 (1) ブレード条件富厚み、幅、材質、ベベルアン
グル (1) 塗液条件:組成、粘度、濃度偵) 基材条件
;平滑度、材質 したがって、塗工条件が変化した場合線、塗工条件設定
部4から記憶部8に対し新たな条件の式を、演算部3を
介して呼び出すことが必要である。 次に、スタート時の第五図に示す実施例の動作を説明す
る。 “ スタート時にはあらかじめ記憶させである塗工条件を、
塗工条件設定部4かも指定する。ヲ10011/閣に適
すると(第4図における時刻t$ )、演算部aがライ
ンスピード検出器6の出力に基づいてこれを検出し、ロ
ーディング量りの初期値り、(塗工東件毎のり、値も記
憶させておく)をパルス信号S、に変換してステッピン
グモータ88へ出力する。これによシ、ブレード15の
イニシャルセットが行なわれる。 以後、前述した制御方法にしたがってローディング量1
メテツビングモータ83の回転角)が制御される。 以上が第五図に示す実施例における撒布量制御である。 次に、別の塗布量制御方法について説明する。なお、こ
の制御方法も塗布量制御の基本的考え方は上述した場合
と同じである。 まず、予め前述し九(2)、(テ)、(14)、(17
)式に基づいて、あるい祉夷験データに基づいて、m;
(ba帥hb、 (s)+−pμゆ。 ・・・
・・・(ル)なる式を求め、記憶部8に記憶させておく
。ここで、シ、#i塗布量調整部9へ出力すべきローデ
ィング量、L、(X)は、ブレード幅1によって決定さ
れるローディング量、L、(8)はラインスピードBに
よって決定されるローディング量、”/J(F’)は塗
液の粘度μによって決定されるローディング量であ!!
+、t7’c、サフィックスOは塗工条件によ)式の定
数が変わることを示している。 そして、スタート時には、ラインスピードが100 @
/ldnニ達した時点でX=O58”=lOO1μ=
(粘度計7の出力)を各々第(19)式に代入してロー
ディング量Lcを求め、求めた値をパルス信号に変換′
して出力する。以後、予め決められ良サンプリングタイ
ム毎に、その時のx18、声の各値を各々(19)式に
代入してローディング量Ll+を求め、この求め次ロー
ディング量IIeから前回のサンプリング時のローディ
ング量L1を減算1減算結果ΔLcを補正量としてパル
ス信号に変換して出力する。また、紙切れ時には、その
時のXの値を記憶した後、ブレードを後退させる。そし
て、紙切れ処理後の再スタートの際は、ラインスピード
が100 ?FI/ jlに達した時点で、記憶したX
の値およびラインスピードloog/m、その時の粘度
計7の出力を各々(19)式に代入して再塗工を開始す
る。なお、塗工開始釦は人間の判断で、ブレード接近→
塗工状態とするタイ建ングを決める時使用し、塗工停止
釦は、紙切れ時に操作しブレードを緊急後退させるため
のものである。 (5−3) ブレード角の制御 (5−1−1) ブレード角の自動補正第6図はグレ
ード15が摩耗した場合のローディング補正によるブレ
ード角aの変化を示す図であシ、この図に示すように、
ブレード15がΔIだけ摩耗すると、ブレード角α、が
α、十Δθに変化する。なお、この図において点0はブ
レードローディング中心、すなわち、第)図(ロ)にお
ける軸1124の位置を示す。このようにブレード角a
が変化すると、第(1)式から明らかなように塗布量が
変動する。シ九がって、第2図に示す実施例においては
、このブレード角aの変化を自動的に補正する機能が付
加されている。以下、この機能について説明する。 第6図において、ブレード16がth71だけ摩耗した
場合にブレード角aを一定に保つには、ブレード15を
図に示す矢印ム、方向へ角度AIだけ回転させればよい
。ここで、角度Δθは摩耗量Δ罵の関数であシ、 Δ’=tm(ムE) ・・・・・・(2D
)なる式によシ表わされる。なお、この式においてサフ
ィックス0は関数f、の定数がグレード幅、ブレード材
質等のグレード条件によって変化することを示している
。 しかして、第2図に示す実施例においては、記憶部B内
に予め上記(80)式が記憶されている。そして、演算
部8は前述し九過程によってブレード摩耗量Δ1を算出
する変びに、上記(20)式に基づいてブレード角の補
正量A#を算出し、算出した補正量Δθをパルス信号S
、に変換してステッピングモータ28へ出力する。 なお、補正量61社、ブレード摩耗Δzfenでなく、
ローディングの変化量ΔLの関数で−IIる。 したがって、上記(20)式の代わシに、Δ−=t’、
(轟り、ムX) ・・・・・・(ね)なる式を
用いることが好ましい。 tえ、パツキングロール16の直径はブレード15の摩
耗による移動距離に比べて充分大きいので、パツキy
/ ex−ル16゛の表面を平面とみなすことができる
。そして、この場合、上記間#f、、f−は各々、置数
^I%AIIの1次式によシ近似することができる。 (5−t−t) ブレード角の自動イニシャルセット プレード15蝋塗工状態において第1図に示す様に湾曲
する。したがって、同図に示す理論上のブレード角(機
械的に決まるブレード角)a、と、実際のブレード角α
、とは異なってくる。そこで、第五図に示す実施例にお
いては、ブレード15の方法によ〉ブレード角の補正を
している。 すなわち、記憶s8に紘予め、 (3!り αm=g@(α1、L) ・・・・・・(
22)なる式が記憶されている。なおこの式において、
サフィックス1は、関数g、の定数がブレード幅!(第
7図参照)によって変わることを示している。また、L
はローディング量である。そして、演算部3はこの(2
2)式に基づいて機械的に設定すべきブレード角α1を
求め、この求められ九グレード角αヨに従ってステッピ
ングモータ28を制御する。 (3−4) その他 (a) 演算部8には通常マイクロコンピュータある
いはミニコンピユータが用いられるが、ハードウェアで
組んでもよい。 (b) 記憶部8に記憶される関数は、実際上はプレ
グツム(サブルーチン)の形セ記憶される。なお、演算
増幅器等を用いてアナ四グ回路で関数を発生させること
4可能である。 (、) この発明におけるライ−ドフォワード的考え
方は上述したブレードコータに限らず、ロール 弧コー
タ、エアドクタコータ等にも適用することが可能である
。 (4)この発明の効果 この発明は以上述べたように、塗布量を変化させる要素
に対応して、塗布量が常に一定に保九れるように塗布量
調整部を制御する塗工機における塗布量制御方法におい
て、予め記憶部内に、前記−要素の変化量とこの変化量
に対応する前記塗布量調整部の制御量との関係式を記憶
させておき、この記憶させた関係式に基づいて前記塗布
量調整部をフィードフォワード制御するようにしたので
、高価かつ資格を必要とするベータ線ゲージを用いるこ
となく、マた、熟練者の勘と経験にたよることなく、常
に塗布量を一定にコントロールすることができる。また
、この発明によれば、従来の方法によっては塗布量を一
定に制御することが不可能であったラインのスタートア
ップ時において一1塗布量を一定に制御することがで亀
る。 図−−1魯傘−調明 第1図はプレードコータを用いた塗工機の−例を示す概
略構成図、第2図はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第3図は同実施例における塗布量調整部9の
構成を示す図であシ1、同図0)はその正面図、同図(
ロ)はその右側面図、同図(ハ)はブレード15の一面
図、第4図は塗工機におけるライイスビードの変化を示
す図、第う図は同実施例における塗工時間t、とローデ
ィング量りとの関係を説明するための図であシ、同図0
)はラインスピードの変化を示す図、同図(ロ)はライ
ンスピードに基づく四−デイング量り、の変化を示す図
、同図(ハ)はブレード摩耗に基づくローディング量り
、の変化を示す図、同図に)は塗工時間t。 とローディング量りとの関係を示す図、第6図はブレー
ド摩耗による〈レード角aの変化を示す図、第7図はブ
レードの湾曲によシ、実際のブレード角a、と機械的に
設定されたブレード角α、とが異なることを示す、図で
ある。 3・・・・・・演算部、8・・・・・・記憶部、9・・
・・・・塗布量調整部。
Claims (1)
- 塗布量を変化させる要素に対応して、塗布量が常に一定
に保たれるように塗布量調整部を制御する塗工機におけ
る塗布量制御方法において、予め記憶部内に、前記要素
の変化量とこの変化量に対応する前記塗布量調整部の制
御量との関係式を記憶させておき、この記憶させた関係
式に基づいて前記塗布量調整部をフィードフォワード制
御することを特徴とする塗工機における塗布量制御方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9878781A JPS58272A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 塗工機における塗布量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9878781A JPS58272A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 塗工機における塗布量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58272A true JPS58272A (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=14229077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9878781A Pending JPS58272A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 塗工機における塗布量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58272A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62201668A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-05 | Yokogawa Electric Corp | 塗工量調節用制御装置 |
JP2015521389A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-07-27 | 南昌欧菲光科技有限公司Nanchang O−Film Tech. Co., Ltd. | 基材両面穴埋め装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247838A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Coating method |
JPS52146449A (en) * | 1976-06-01 | 1977-12-06 | Kansai Paint Co Ltd | Process for uniformly coating coating compounds on metal plates |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9878781A patent/JPS58272A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5247838A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Coating method |
JPS52146449A (en) * | 1976-06-01 | 1977-12-06 | Kansai Paint Co Ltd | Process for uniformly coating coating compounds on metal plates |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0516911B2 (ja) * | 1986-02-27 | 1993-03-05 | Yokogawa Electric Corp | |
JP2015521389A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-07-27 | 南昌欧菲光科技有限公司Nanchang O−Film Tech. Co., Ltd. | 基材両面穴埋め装置 |
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