JPS5826826A - カンフエンの製造方法 - Google Patents
カンフエンの製造方法Info
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- JPS5826826A JPS5826826A JP56125434A JP12543481A JPS5826826A JP S5826826 A JPS5826826 A JP S5826826A JP 56125434 A JP56125434 A JP 56125434A JP 12543481 A JP12543481 A JP 12543481A JP S5826826 A JPS5826826 A JP S5826826A
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- catalyst
- pinene
- ammonium sulfate
- acid
- camphene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、チタン化合物の加水分解により得らオ′する
チタン酸に硫酸アンモニウム又は硫酸を担持させ、焼成
し−で得られる二酸化チタンを触媒として用C゛てピネ
ンを異性化し、香料化学工業における合成香料中間体と
して有用な力、ンフェンヲ製造する方法に関するもので
ある。
チタン酸に硫酸アンモニウム又は硫酸を担持させ、焼成
し−で得られる二酸化チタンを触媒として用C゛てピネ
ンを異性化し、香料化学工業における合成香料中間体と
して有用な力、ンフェンヲ製造する方法に関するもので
ある。
カンフエンは、合成香料として有用なイソボルニルアセ
タートやイソボルネオールを合成する際の中間体であり
、工業的には一般0ζ触媒を用いてピネンを異性化する
方法により得られる。ピネンをカンフエンに異性化する
触媒としては、様々な酸性の固体触媒が知られているが
、中でも二酸化チタン系触媒が工業的シζ優れてL)ろ
とさ口、これまでOこ幾つかの試みが提示された。
タートやイソボルネオールを合成する際の中間体であり
、工業的には一般0ζ触媒を用いてピネンを異性化する
方法により得られる。ピネンをカンフエンに異性化する
触媒としては、様々な酸性の固体触媒が知られているが
、中でも二酸化チタン系触媒が工業的シζ優れてL)ろ
とさ口、これまでOこ幾つかの試みが提示された。
例えば、特許公告昭45−28575 によれば、加
壬釜中でアナターゼ型二酸化チタンと水酸tすトリウム
水溶液を加熱処理した後、水洗を行ない更に氷酢酸で処
理し、その後減圧F蒸発乾固させて得らnる二酸化チタ
ンと水酸化チタンの混合物を触媒として、ピネンをカン
フエンに異性化する方法が提示された。
壬釜中でアナターゼ型二酸化チタンと水酸tすトリウム
水溶液を加熱処理した後、水洗を行ない更に氷酢酸で処
理し、その後減圧F蒸発乾固させて得らnる二酸化チタ
ンと水酸化チタンの混合物を触媒として、ピネンをカン
フエンに異性化する方法が提示された。
しかし、この方法によれば、触媒を活性化させるために
氷酢酸で処理しているが、水洗あるいは乾燥工程で触媒
から氷酢酸が脱離することが考えられ、この触媒を反応
に用いろとピネンからカンフエンへの異性化活性が著し
く低下する場合かあり、この方法では一定品質の触媒を
得ることは困難である。又加叩釜を使用する等、触媒調
製工程が非能率的で経済的に有利な方法であるとは言え
ない。
氷酢酸で処理しているが、水洗あるいは乾燥工程で触媒
から氷酢酸が脱離することが考えられ、この触媒を反応
に用いろとピネンからカンフエンへの異性化活性が著し
く低下する場合かあり、この方法では一定品質の触媒を
得ることは困難である。又加叩釜を使用する等、触媒調
製工程が非能率的で経済的に有利な方法であるとは言え
ない。
又、特許公告昭:l−2028では、二酸化チタンを正
リン酸と反応させリン酸塩となし、これを水酸化ナトリ
ウムで処理して得た沈殿物を水洗し、硫酸又は塩酸で洗
浄し更に水洗を行な0その後乾燥させて得られる二酸化
チタン、水酸化チタン及びリン酸チタンの混合物を触媒
として、ピネンをカッフェンに異性化する方法が提示さ
れたが、この方法においても触媒の活性化に関与すると
考えられる硫酸又は塩酸が水洗工程で水に溶出するため
一定品ffの触媒を得ることは困難である。
リン酸と反応させリン酸塩となし、これを水酸化ナトリ
ウムで処理して得た沈殿物を水洗し、硫酸又は塩酸で洗
浄し更に水洗を行な0その後乾燥させて得られる二酸化
チタン、水酸化チタン及びリン酸チタンの混合物を触媒
として、ピネンをカッフェンに異性化する方法が提示さ
れたが、この方法においても触媒の活性化に関与すると
考えられる硫酸又は塩酸が水洗工程で水に溶出するため
一定品ffの触媒を得ることは困難である。
本方法の発明者らは、このような従来の方法の欠点であ
る触媒の活性化方法における再現性の問題を克服し、し
かもカンフエンへの選択性の良好な触媒を見出し、加え
て触媒調製工程を簡略化−Cろことを目的として研究を
行ない本発明を完成するに至った。
る触媒の活性化方法における再現性の問題を克服し、し
かもカンフエンへの選択性の良好な触媒を見出し、加え
て触媒調製工程を簡略化−Cろことを目的として研究を
行ない本発明を完成するに至った。
本方法の発明者らは、ピネンからカッフェンへの異性化
において、二酸化チタン触媒の異性化活性及び選択性に
影響を及ぼす因子は触媒の酸性質(酸強度、酸量等)で
あるという点に着目し、触媒にピネンからカンフエンへ
の異性化に対する活性及び選択性を満足させ得る程度の
酸性質を与え、しかもその様な酸性質を有した触媒を再
現性良く得る方法を鋭意研究した結果、異性化に対する
活性及びカンフエンへの選択性の良好な、且つ再現性に
も優れ、又触媒調製工程も単純で経済的にも極めて有利
な異性化触媒を見出した。この触媒を用いてピネンを異
性化すると、常温〜165℃の広い温度範囲で反応が進
み、しかも高0選択率てカッフェノか生成した。更に精
製すると最終的cこ高収率でカンフエンが得られた。
において、二酸化チタン触媒の異性化活性及び選択性に
影響を及ぼす因子は触媒の酸性質(酸強度、酸量等)で
あるという点に着目し、触媒にピネンからカンフエンへ
の異性化に対する活性及び選択性を満足させ得る程度の
酸性質を与え、しかもその様な酸性質を有した触媒を再
現性良く得る方法を鋭意研究した結果、異性化に対する
活性及びカンフエンへの選択性の良好な、且つ再現性に
も優れ、又触媒調製工程も単純で経済的にも極めて有利
な異性化触媒を見出した。この触媒を用いてピネンを異
性化すると、常温〜165℃の広い温度範囲で反応が進
み、しかも高0選択率てカッフェノか生成した。更に精
製すると最終的cこ高収率でカンフエンが得られた。
本発明を更に詳しく述へると、チタン化合物、例えば四
塩化チタン(T+ C70)、硫酸チタン(T1(5o
4)・5H20)、チタンテトライソプロホキシト(T
1〔OCI](CH3)2〕4) 等を各種アルカリ
の水溶液、好ましくは非金属系アルカリ、例えばアンモ
ニア、尿素等の水溶液により加水分解して(チタンテト
ライソプロホキシトの場合は水により加水分解して)沈
殿物を得、これを水洗ろ別して得ら第1るチタン酸、あ
るいは水洗ろ別した後乾燥させて得られるチタノ酸に対
して0.05〜10 重量%の硫酸アンモニウム((N
H4)2SO4)又は硫酸(I(2804)ヲ担持すセ
、250〜12oo℃、好ましくは300〜800℃で
焼成して得られる二酸化チタンを、α又はβ−ビネノあ
るいはその混合物(1) 100重量部に対し0.05
重量部以上、好ましくは0.5〜10重量部加え、攪拌
しながら常圧又は加圧下で200℃以F1好ましくは常
温〜165℃〔こ加熱すると、0.5〜30時間でカン
フエン部65〜80%(カンフエン(2)とトリンウレ
ン(3)の合計)とパラメンタジェン類(リモネン、α
及びγ−テルピネン、テルビノーレン等)35〜20%
及び微量のフェンケンとバランメンが得らn(ガスクロ
マトグラフィーにより分析)、更に触媒を除去して得ら
れろ異性化部を精密蒸留により分別すると、カンフェノ
部55〜75重量部、バラメンタジェン部35〜20重
量部、重合物1〜5重量部が得られた。
塩化チタン(T+ C70)、硫酸チタン(T1(5o
4)・5H20)、チタンテトライソプロホキシト(T
1〔OCI](CH3)2〕4) 等を各種アルカリ
の水溶液、好ましくは非金属系アルカリ、例えばアンモ
ニア、尿素等の水溶液により加水分解して(チタンテト
ライソプロホキシトの場合は水により加水分解して)沈
殿物を得、これを水洗ろ別して得ら第1るチタン酸、あ
るいは水洗ろ別した後乾燥させて得られるチタノ酸に対
して0.05〜10 重量%の硫酸アンモニウム((N
H4)2SO4)又は硫酸(I(2804)ヲ担持すセ
、250〜12oo℃、好ましくは300〜800℃で
焼成して得られる二酸化チタンを、α又はβ−ビネノあ
るいはその混合物(1) 100重量部に対し0.05
重量部以上、好ましくは0.5〜10重量部加え、攪拌
しながら常圧又は加圧下で200℃以F1好ましくは常
温〜165℃〔こ加熱すると、0.5〜30時間でカン
フエン部65〜80%(カンフエン(2)とトリンウレ
ン(3)の合計)とパラメンタジェン類(リモネン、α
及びγ−テルピネン、テルビノーレン等)35〜20%
及び微量のフェンケンとバランメンが得らn(ガスクロ
マトグラフィーにより分析)、更に触媒を除去して得ら
れろ異性化部を精密蒸留により分別すると、カンフェノ
部55〜75重量部、バラメンタジェン部35〜20重
量部、重合物1〜5重量部が得られた。
得られたカンフエン部は融点40〜45℃ノ結晶本発明
の中で用いるチタン酸は上記チタン化合物の加水分解に
より得られるが、更に詳記すると、チタン化合物の加水
分解で生成する沈殿物をろ別し水洗を行ない可溶成分を
除去した後、更cころ別して得られる沈殿物(ケル状水
酸化物)、式:TlO3・n i(20(a、) 、チ
タンテトライソプロポキシドの加水分解で得られる沈殿
物を常温下、減圧乾燥して得らliするαチタン酸(水
酸化チタン)、式=T + 02・2”20 (h)、
及び(a)又ハ(b)を100℃で乾燥して得られるβ
チタン酸、式: T + 02・H2O(c)で表オつ
される化合物(a)、(1))及び(C)を意味する。
の中で用いるチタン酸は上記チタン化合物の加水分解に
より得られるが、更に詳記すると、チタン化合物の加水
分解で生成する沈殿物をろ別し水洗を行ない可溶成分を
除去した後、更cころ別して得られる沈殿物(ケル状水
酸化物)、式:TlO3・n i(20(a、) 、チ
タンテトライソプロポキシドの加水分解で得られる沈殿
物を常温下、減圧乾燥して得らliするαチタン酸(水
酸化チタン)、式=T + 02・2”20 (h)、
及び(a)又ハ(b)を100℃で乾燥して得られるβ
チタン酸、式: T + 02・H2O(c)で表オつ
される化合物(a)、(1))及び(C)を意味する。
又、硫酸アンモニウム又は硫酸の担持方法は、例えば次
の方法(こよる。
の方法(こよる。
■、 −上記βチタン酸(C)100重景部に硫酸アン
モニウム2重量部、水100重量部を加え混合し、水分
を蒸発させて固形物を得ろ。(2重量%硫酸アンモニウ
ム担持) 2、 硫酸チタン337重量部より得られる沈殿物(a
)(βチタノ酸として100重量部うに硫酸アンモニウ
ム1重量部と水50重量部を加え混合し、水分を蒸発さ
せて固形物を得る。(βチタン酸に対して硫酸アンモニ
ウム1重量%担持)a 上記αチタン酸(tr)100
重量部に98%硫酸し5重量部と水100重量部を加え
混合し、水分を蒸発させて固形物を得る。(αチタン酸
に対して硫酸1.5重量%担持〕 4、加水分解を行なう前にチタン化合物(こ一定量の硫
酸アンモニウム又は硫酸を加えて加水分解を行ない、沈
殿物が得られるので、以下同様にして固形物を得る。
モニウム2重量部、水100重量部を加え混合し、水分
を蒸発させて固形物を得ろ。(2重量%硫酸アンモニウ
ム担持) 2、 硫酸チタン337重量部より得られる沈殿物(a
)(βチタノ酸として100重量部うに硫酸アンモニウ
ム1重量部と水50重量部を加え混合し、水分を蒸発さ
せて固形物を得る。(βチタン酸に対して硫酸アンモニ
ウム1重量%担持)a 上記αチタン酸(tr)100
重量部に98%硫酸し5重量部と水100重量部を加え
混合し、水分を蒸発させて固形物を得る。(αチタン酸
に対して硫酸1.5重量%担持〕 4、加水分解を行なう前にチタン化合物(こ一定量の硫
酸アンモニウム又は硫酸を加えて加水分解を行ない、沈
殿物が得られるので、以下同様にして固形物を得る。
このようにして得られた上記硫酸アンモニウム又は硫酸
の担持方法1〜4の固形物を焼成す第1ばチタン酸は脱
水され二酸化チタンに、又硫酸アンモニウムは分解され
て二酸化チタン表面にサルフェートして担持される。(
硫酸の場合も同様Cζサルフェートして担持されろC)
こうして触媒上に担持されたサルフェートか二酸化チ
タンと相互作用して触媒に活性を付与し、又担持量を一
定にすることにより品質の安定した触媒を形成する。
の担持方法1〜4の固形物を焼成す第1ばチタン酸は脱
水され二酸化チタンに、又硫酸アンモニウムは分解され
て二酸化チタン表面にサルフェートして担持される。(
硫酸の場合も同様Cζサルフェートして担持されろC)
こうして触媒上に担持されたサルフェートか二酸化チ
タンと相互作用して触媒に活性を付与し、又担持量を一
定にすることにより品質の安定した触媒を形成する。
示差熱及び重量分析(DTA−TO)やX線同析によI
ば、上記担持方法1〜4の固形物は、50〜300℃で
脱水され二酸化チタン(amor pHoc+s )に
、400℃でアナターセ’(a口a、tasc)型(こ
、900℃でルチル(rutile )型に変わる。他
方担持さロjコ硫酸アンモニウムは266〜514℃の
温度範囲で分解してアンモニアガスを発生する(硫酸の
場合は脱水される)一方、二酸化チタンと結合してミョ
ウバン型のサルフェートを形成し、更にこのサルフェ−
1−は5()0〜750℃で分解するか又は硫酸チタン
を形成する。触媒に活性を付与するため(こは250〜
1200℃で焼成する必要があるが、上記の事実より3
00〜800℃で焼成するのが好ましい。
ば、上記担持方法1〜4の固形物は、50〜300℃で
脱水され二酸化チタン(amor pHoc+s )に
、400℃でアナターセ’(a口a、tasc)型(こ
、900℃でルチル(rutile )型に変わる。他
方担持さロjコ硫酸アンモニウムは266〜514℃の
温度範囲で分解してアンモニアガスを発生する(硫酸の
場合は脱水される)一方、二酸化チタンと結合してミョ
ウバン型のサルフェートを形成し、更にこのサルフェ−
1−は5()0〜750℃で分解するか又は硫酸チタン
を形成する。触媒に活性を付与するため(こは250〜
1200℃で焼成する必要があるが、上記の事実より3
00〜800℃で焼成するのが好ましい。
又、触媒の酸性質の度合の目安として用いられる酸強度
は一般にハメン) (Ha、mme目・)の酸度関数H
Oて表わされろが、指示薬を用いることにより簡単に測
定することが出来る。更(こ指示薬を用いた滴定法によ
り酸量を測定することにより、精密に酸性質を分析する
ことか出来る。ピネンをカンフエンに異性化する為には
、H,o (pKa )か+1.5より強い酸強度を必
要とするが、実用的ジこはH〇エニー、0〜−8.2の
範囲内の酸強度が適当である。即ち、110か−3,0
より弱くなると異性化に対する活性か小さいため実用に
は供し難く、又■0か−8,2より強くなるとリモネン
等のバラメンタジェン類、フェンケン、バラサイメツ及
び重合物の生成量か増加し、カンフエンへの選択率が低
ドする為である。チタン酸に対して硫酸アンモニウムを
0.05〜10重量%担持し、300〜800℃で焼成
して調製される二酸化チタン触媒の酸強度はI(o =
+1.5〜−8,2の範囲内にあり、硫酸アンモニウ
ムの担持量及び焼成温度を上記の範囲内で任意に設定す
ることにより、ピネンのカンフエンへの異1aこ対する
最適な酸強度を触媒に付与することか出来ろ。硫酸の場
合は硫酸アンモニウムより酸強度は大きくなるか、考え
方は同様である。
は一般にハメン) (Ha、mme目・)の酸度関数H
Oて表わされろが、指示薬を用いることにより簡単に測
定することが出来る。更(こ指示薬を用いた滴定法によ
り酸量を測定することにより、精密に酸性質を分析する
ことか出来る。ピネンをカンフエンに異性化する為には
、H,o (pKa )か+1.5より強い酸強度を必
要とするが、実用的ジこはH〇エニー、0〜−8.2の
範囲内の酸強度が適当である。即ち、110か−3,0
より弱くなると異性化に対する活性か小さいため実用に
は供し難く、又■0か−8,2より強くなるとリモネン
等のバラメンタジェン類、フェンケン、バラサイメツ及
び重合物の生成量か増加し、カンフエンへの選択率が低
ドする為である。チタン酸に対して硫酸アンモニウムを
0.05〜10重量%担持し、300〜800℃で焼成
して調製される二酸化チタン触媒の酸強度はI(o =
+1.5〜−8,2の範囲内にあり、硫酸アンモニウ
ムの担持量及び焼成温度を上記の範囲内で任意に設定す
ることにより、ピネンのカンフエンへの異1aこ対する
最適な酸強度を触媒に付与することか出来ろ。硫酸の場
合は硫酸アンモニウムより酸強度は大きくなるか、考え
方は同様である。
ピネンのカッフェノへの異性化に対する二酸化チタン触
媒の活性と選択性は触媒の酸性質に大きく影響されるか
、上記の様(こその酸性質は焼成温度とサルフェートの
担持量に影響されるところか大き0゜ 本発明の中の触媒を用いてピネンの異性化反応を行なう
場合、その選択率と反応速度は触媒の酸性質、触媒量、
反応温度等に影響されろか、選択率は特(こ触媒の酸性
質(ζ大きく影響さ第1る。本発明で調製される触媒を
用いると、触媒の酸性質と触媒量を調節すること(ζよ
り、常温〜165℃の広い温度範囲fi1m亘り良好な
選択率及び反応速度でカンフエンが得られる。
媒の活性と選択性は触媒の酸性質に大きく影響されるか
、上記の様(こその酸性質は焼成温度とサルフェートの
担持量に影響されるところか大き0゜ 本発明の中の触媒を用いてピネンの異性化反応を行なう
場合、その選択率と反応速度は触媒の酸性質、触媒量、
反応温度等に影響されろか、選択率は特(こ触媒の酸性
質(ζ大きく影響さ第1る。本発明で調製される触媒を
用いると、触媒の酸性質と触媒量を調節すること(ζよ
り、常温〜165℃の広い温度範囲fi1m亘り良好な
選択率及び反応速度でカンフエンが得られる。
次〔こ、触媒の調製例及び実施例によって本発明を更に
具体的に説明する。
具体的に説明する。
触媒調製例 1゜
市販の四塩化チタン194fを水1t1ζ溶解シ、これ
に当モルのアンモニア水をかき混ぜながら加え、その後
水浴上で3時間煮沸する。生成した沈殿物を吸引ろ別し
、500m7!の水で3〜5回洗浄し沈殿物(a)を得
る。これを100℃で24時間乾燥して得られるβチタ
ン酸(C)100pに硫酸アンモニウム1.5r、水i
00 yを加え混合し、水分を蒸発させて固形物を得る
。こゎを乳バチで粉末にし、電気炉で500℃で3時間
焼成して白色粉末状二酸化チタン809を得る。
に当モルのアンモニア水をかき混ぜながら加え、その後
水浴上で3時間煮沸する。生成した沈殿物を吸引ろ別し
、500m7!の水で3〜5回洗浄し沈殿物(a)を得
る。これを100℃で24時間乾燥して得られるβチタ
ン酸(C)100pに硫酸アンモニウム1.5r、水i
00 yを加え混合し、水分を蒸発させて固形物を得る
。こゎを乳バチで粉末にし、電気炉で500℃で3時間
焼成して白色粉末状二酸化チタン809を得る。
触媒調製例 2
市販の硫酸チタン337Fを水1t1こ溶解し、こnに
2モル当量倍の尿素24o2を加え水浴上で2゜時間煮
沸すると溶液部のI)Hか8〜9になる。生成した沈殿
物は吸引ろ別し、500++I10水で3〜5回洗浄す
る。以−F硫酸アンモニウムの担持量を1.25rとす
る以外は触媒調製例1と同様に操作し白色粉末状二酸化
チタン792を得た。
2モル当量倍の尿素24o2を加え水浴上で2゜時間煮
沸すると溶液部のI)Hか8〜9になる。生成した沈殿
物は吸引ろ別し、500++I10水で3〜5回洗浄す
る。以−F硫酸アンモニウムの担持量を1.25rとす
る以外は触媒調製例1と同様に操作し白色粉末状二酸化
チタン792を得た。
触媒調製例 3
水ltに市販のチタンテトライソプロボキンド2902
をかき混ぜながら加えると沈殿物が生成するのでこわを
吸引ろ別し、ろ別した沈殿物は50〇−の水で1回洗浄
し更に吸引ろ別するっ得られた沈殿物は減圧−ド、常温
で乾燥させる。これに硫酸アンモニウム2F、水100
2を加え混合し、水分を蒸発させて固形物を得る。以−
ド触媒調製例1と同様に操作し、白色粉末状二酸化チタ
ン802を得tこ。
をかき混ぜながら加えると沈殿物が生成するのでこわを
吸引ろ別し、ろ別した沈殿物は50〇−の水で1回洗浄
し更に吸引ろ別するっ得られた沈殿物は減圧−ド、常温
で乾燥させる。これに硫酸アンモニウム2F、水100
2を加え混合し、水分を蒸発させて固形物を得る。以−
ド触媒調製例1と同様に操作し、白色粉末状二酸化チタ
ン802を得tこ。
触媒調製例 4
四塩化チタン1942から調製例1と同様の操作により
得らnる沈殿物(a)に硫酸(98%) 2.5 y、
水50fを加える。以−F更に調製例1と同様に操作し
、白色粉末状二酸化チタン802を得た。
得らnる沈殿物(a)に硫酸(98%) 2.5 y、
水50fを加える。以−F更に調製例1と同様に操作し
、白色粉末状二酸化チタン802を得た。
実施例 l
かき混ぜ機、温度計、冷却管を付した三ツロフラスコ【
こ、ピネン500 y (GLC純度ct−ピネン98
%、β−ピネン1%)と触媒調製例1の触媒10fを入
n1かき混ぜながら155〜160℃ニ1.5時間加熱
シタ後fhA媒をろ別すると、ガスクロマトグラフィ−
〔こよる分析の結果、カンフエン部70%(カンフエン
62%、トリシクレン8%)、バラメンタジェン類27
%の組成の反応油が得られ、こnを精密蒸留器を用いて
減圧−ド蒸留すると、カッフェン$880f、バラメン
タジェン部180y、重合物10fが得られた゛。カン
フエン部は常温で結晶化し、明141〜43℃を示した
。
こ、ピネン500 y (GLC純度ct−ピネン98
%、β−ピネン1%)と触媒調製例1の触媒10fを入
n1かき混ぜながら155〜160℃ニ1.5時間加熱
シタ後fhA媒をろ別すると、ガスクロマトグラフィ−
〔こよる分析の結果、カンフエン部70%(カンフエン
62%、トリシクレン8%)、バラメンタジェン類27
%の組成の反応油が得られ、こnを精密蒸留器を用いて
減圧−ド蒸留すると、カッフェン$880f、バラメン
タジェン部180y、重合物10fが得られた゛。カン
フエン部は常温で結晶化し、明141〜43℃を示した
。
実施例 2
触媒調製例2の触媒をピネンlコ対して2重量%加え、
かき混ぜながら155〜16o℃に16時間加熱した後
触媒をろ別し、反応油をガスクロマトグラフィーで分析
すると、カンフエン部76%(カー・7工ン65%、ト
リシクレン11%)、バラメンタジェン類22%であっ
た。
かき混ぜながら155〜16o℃に16時間加熱した後
触媒をろ別し、反応油をガスクロマトグラフィーで分析
すると、カンフエン部76%(カー・7工ン65%、ト
リシクレン11%)、バラメンタジェン類22%であっ
た。
実施例 3
触媒調製例3の触媒をピネンに対し6重量%加え、70
〜90℃で7時間加熱攪拌し、その後触媒を除去すると
、カン7工ン部69%、バラメンタジェン類28%の組
成物が得られた。
〜90℃で7時間加熱攪拌し、その後触媒を除去すると
、カン7工ン部69%、バラメンタジェン類28%の組
成物が得られた。
実施例 4
触媒調製例4の触媒をピネンに対し8重量%加え25〜
35℃に6時間攪拌し、その後触媒を除去すると、カン
フエン部71%、バラメンタジェン類26%の組成物が
得られた。
35℃に6時間攪拌し、その後触媒を除去すると、カン
フエン部71%、バラメンタジェン類26%の組成物が
得られた。
上記実施例1〜4とこn以外の製造条件(サルフェート
担持量と反応条件)及びそnら(こ対するピネンの異性
化物の組成を表1に示す。
担持量と反応条件)及びそnら(こ対するピネンの異性
化物の組成を表1に示す。
本文中のガスクロマトグラフィーは、YANAGI−〜
10TOG550T、カラムバッキングはPEG600
0 を使用した。
10TOG550T、カラムバッキングはPEG600
0 を使用した。
又、示差熱重量分析は、Rigaku I)p+iki
TG−C(3S、 X線回折は、Toshil)a
Drnki XC−4,Qを使用した。
TG−C(3S、 X線回折は、Toshil)a
Drnki XC−4,Qを使用した。
以 上
特許出願人 安原油脂工業株式会社
Claims (5)
- (1) チタン化合物の加水分解により得られるチタ
ン酸vこ硫酸アンモニウム又は硫酸を担持させ、焼成し
て得られる二酸化チタンを触媒として、ピネンを異性化
することを特−徴とするカッフェンの製造方法。 - (2)硫酸アンモニウム又は硫酸の担持量がチタン酸−
こ対して0.05〜10重量%である特許請求の範囲第
(1)項記載の方法。 - (3)焼成温度が250〜1200℃である特許請求の
範囲第(1)項又は第(2)項記載の方法。 - (4)触媒量がピネンに対して0.05重量%以上下あ
る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第(3)
項記載の方法。 - (5)異性化温度が200℃以−ドである特許請求の範
囲第(1)項、第(2)項、第(3)項又は第(4)項
記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56125434A JPS5826826A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | カンフエンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56125434A JPS5826826A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | カンフエンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5826826A true JPS5826826A (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=14909989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56125434A Pending JPS5826826A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | カンフエンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826826A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013241386A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-12-05 | Kao Corp | オレフィンの製造方法 |
CN103819300A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-05-28 | 山东广恒化工有限公司 | α-蒎烯制备莰烯的方法 |
CN104496741A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-04-08 | 上海华谊(集团)公司 | 蒎烯异构化生成莰烯和三环烯的方法 |
CN105056933A (zh) * | 2015-09-07 | 2015-11-18 | 广西梧州通轩林产化学有限公司 | 莰烯生产用钛基催化剂的制备方法 |
-
1981
- 1981-08-10 JP JP56125434A patent/JPS5826826A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013241386A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-12-05 | Kao Corp | オレフィンの製造方法 |
CN103819300A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-05-28 | 山东广恒化工有限公司 | α-蒎烯制备莰烯的方法 |
CN103819300B (zh) * | 2014-02-26 | 2015-06-17 | 山东广恒化工有限公司 | α-蒎烯制备莰烯的方法 |
CN104496741A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-04-08 | 上海华谊(集团)公司 | 蒎烯异构化生成莰烯和三环烯的方法 |
CN105056933A (zh) * | 2015-09-07 | 2015-11-18 | 广西梧州通轩林产化学有限公司 | 莰烯生产用钛基催化剂的制备方法 |
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