JPS5826634Y2 - 仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構 - Google Patents

仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構

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JPS5826634Y2
JPS5826634Y2 JP18625880U JP18625880U JPS5826634Y2 JP S5826634 Y2 JPS5826634 Y2 JP S5826634Y2 JP 18625880 U JP18625880 U JP 18625880U JP 18625880 U JP18625880 U JP 18625880U JP S5826634 Y2 JPS5826634 Y2 JP S5826634Y2
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door
opening
buddhist altar
rotate
rotation
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JP18625880U
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肇 筒井
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、円筒型前面に四ツ割観音開きの扉を有する仏
壇の自動開閉装置にラジアルオイルダンパーを用いた減
速装置兼クラッチ機構に関するものである。
従来、大型の仏壇において円筒型前面を有する厨子に四
ツ割観音開きの扉を設けたものに対し、これを電動式に
開閉する装置は幾多と考案はされているが、例えば停電
の場合、また、電気的故障の場合、扉を手動にて開閉し
なければならない場合に極めて不便であるとか、扉の完
全な開扉あるいは閉扉がう1ぐ行かないなど不都合の多
いものがあった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、停
電や電気的故障の場合何等支障を来すことなく手動にて
作動でき、扉の完全なる開閉をさせる開閉装置を提供す
るにある。
要するに本考案は、電動機の回転を遊星歯車装置ヲ用い
て減速し、ラジアルオイルダンパーラ使用して遊星歯車
の内歯車を固定あるいは開放させるブレーキによるクラ
ッチ機構を併設したことを特徴とするものである。
本考案を実施例に基き図面に従って説明する。
本考案の実施例の全体図は第3図に示す通りであるが、
左右のそれぞれの開閉装置のユニットについて先づ説明
をする。
開閉装置ユニットは左右全く同じ内容のもので異なる所
は伸縮アームが左右対称に取付けられている所だけであ
る。
第1図において、ユニットはモータ3による回転力を遊
星歯車装置で減速し、遊星歯車装置の下枠を形成する伝
導歯車11に伸縮アーム16を固定し、逓昇歯車装置の
内歯車12の外側にブレーキ機構に設け、ラジアルオイ
ルダンパーラ用いてブレーキの作動及び開放を行なわさ
せたものである。
台1にはモータ3を取付けるモータ台2が取付けられ、
モータ3のモータ軸4にはダンパーブツシュ5がピン6
で固定され、ダンパーブツシュ5にはダンパーリング7
及びリング押え8が設けられ、ダンパーブツシュ5との
空間にはシリコンオイル9が充填されてオイルダンパー
を形成している。
ダンパーブツシュ5の下部には歯型が形成されて遊星歯
車装置の太陽歯車15となってかり、これと噛み合う4
個の遊星歯車14は上蓋10と伝導歯車11に固定され
る軸13遊嵌され回転自在となっており、4個の遊星歯
車14の外部と噛み合う内歯車12が結合して遊星歯車
機構を構成している。
伝導歯車11の外側の歯型は、左右のユニットが噛み合
って互に反対方向の回転をするため形成されている。
モータ軸4の下端は台1に設けられる軸受17に支承さ
れている。
第2図に訃いて、上記ωンパーや歯車機構の外側に台1
には2ケ所に金具20及び金具21を固定されており、
金具20には前記内歯車12の周囲を回って施こされる
ブレーキバンド18の一端が固着され、ブレーキバンド
18と内歯車12との間はライニング19がブレーキバ
ンド18に貼着され保護するようになっている。
金具21は立上り部と軸受部およびバネ29を係止する
出張り部とからなり、軸受部の間には上腕23と下腕2
4が固着される軸22が一体となって回動するよう軸支
されており、下腕24の一端は前記のブレーキバンド1
8の他の一端が連結金具25を介して係合されており、
上腕23のそれとは反対側の一端の孔27にはオイルダ
ンパーを形成するダンパーリング7に設けられる孔26
との間を連結金具28で係合され、かつ、孔27と前記
金具21の出張り部分の先端との間にバネ29が設けら
れている。
第3図に釦いて、このようなユニットがそれぞれの伝導
歯車を噛み合った形で組立てられ、前述のように伸縮ア
ーム16.16’は対称の位置に取りつけられている。
伸縮アーム16.IErは通常の形式のもので差支なぐ
ここでは詳述を省略するが、円筒型前面に四ツ割観音開
きの扉がそれぞれ左右2個づつ蝶番係合され、その扉の
一端に取付けた遊動枠と伸縮アームとを係合させ、伸縮
アームの回転運動に伴なって扉の遊動枠とアームの係合
位置がアームの伸縮により好便に行なえる機構を有する
ものを伸縮アームとここでは称している。
このような構成を取るものであるから、モータ3は左右
いづれのユニットも回転方向は同じで、第2図に示すよ
うに反時計方向の回転をする。
先ず、左のユニットに通電してモータの回転が始すると
、第2図においてダンパーリング7はオイルダンパーの
ためモータ3の回転にやや遅れて反時計方向にFlのよ
うに回り始める。
それに伴なって連結金具28ばF2のように図の左方に
引かれ、上腕23ばF3のように回動しバネ29は伸ば
される。
上腕23のこの回転は軸22により下腕24に伝えられ
下腕24ばF4の回転を行ない、連結金具25を介して
ブレーキバンド18の一端をF5の方向に引く。
もともとブレーキバンド18の他の一端は金具20に固
定されているのでブレーキバンド18はライニング19
を介して内歯車12の外側から締めつけ回転を許さなく
iりそこでF1〜F5の運動は止する。
すると、第1図にて内歯車12は固定されるから、太陽
歯車15と遊星歯車14に係る遊興歯車機構が減速され
て回転し始め、左ユニットの伸縮アーム16′はゆっく
りと反時計方向に回転を始め結局四ツ割り扉の開扉運動
となる。
完全開扉をした位置にてリミットスイッチ(図示省略)
が働らき左ユニットの開扉動作は終了する。
すなわちモータ3の回転も停止する。モータ3の回転が
停止すると、前述した引き伸ばされたバネ29は自己の
収縮力により元の位置に戻ろうとする。
オイルダンパーのためこの復元運動は極めてゆっくりと
行なわれる。
バネ29の収縮運動は第2図におけるF1〜F5の運動
と全く反対方向の動きとなるため、ブレーキバンド19
は弛められ、従って内歯車12は固定を解かれるため、
左ユニットの伸縮アーム1Cはフリーとなり手動にて自
由に左右回転させることができる状態となる。
さて、上記は左ユニットについて述べて来たが左ユニッ
トが運動中、つ1り反時計方向回転であるときは伝導歯
車の噛み合いの関係からフリー状態としておけば右ユニ
ットは時計方向の回転となり、左ユニットと反対側の扉
についての開扉運動を行なうこととなる。
つき゛に、右ユニットについては閉扉運動だけ行わせる
もので、この場合左ユニットはフリー状態にしておくこ
とはいう1でもない。
完全閉扉のときはリミットスイッチ(図示省略)により
回転停止させること同様である。
本考案によるときは、伸縮アームの取付けだけが対称と
なっている左右2個のユニットヲ噛み合せて組立てるこ
とにより、前面円筒型観音開きの四ツ側扉の開閉動作を
適確に行なうことができ、かつ、停電その他電気的故障
の場合には左右ユニット両方ともをフリー状態とするこ
とによシ、容易に手動にて仏壇の開扉・閉扉を行なうこ
とができ、効果の犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に用いるユニットの縦断面図、第2図は
その平面図、第3図は仏壇扉開閉装置として本考案を用
いた場合の平面図で、左ユニットは遊星歯車機構を特に
示したものである。 1・・・台、2・・・モータ台、3・・・モータ、4・
・・モータ軸、5・・・ダンパーブツシュ、6・・・ピ
ン 7・・・ダンバーリング、8・・・リング押え、9
・・・シリコンオイル、10・・・上蓋、11・・・伝
導歯車、12・・・内歯車、13・・・軸、14・・・
遊星歯車、15・・・太陽歯車、16 、16’・・・
伸縮アーム、17・・・軸受、18・・・ブレーキバン
ド、19・・・ライニング、20.20’。 21.21’・・・金具、22・・・軸、23・・・上
腕、24・・・下腕、25・・・連結金具、26 、2
7・・・孔、28・・・連結金具、29・8.バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面円筒型をなす仏壇の四ツ割観音開き扉の開閉動作を
    扉と開閉機構の伸縮アームの係合にて行なう仏壇扉開扉
    装置に釦いて、モータ軸4に太陽歯車15を設けてモー
    タの回転を遊星歯車機構にて減速して伸縮アーム16を
    回動させ、遊星歯車機構の内歯車12にはその外部にバ
    ンドブレーキ18が取付けられ、バンドブレーキの一端
    は固定され他端は連結金具25を介して下腕部材24に
    係合し、モータ軸に設けられるシリコンオイルダンパー
    のダンパーリング7はモータの回転に遅れて回転するよ
    う構成され、ダンパーリングは上腕部材23に係合する
    と共にバネで通常は引かれており、両腕部材23,24
    は軸22と一体造りで軸を中心に対称に回動されるため
    、モータ軸の回転に遅れてバンドブレーキが働くクラッ
    チ機構を有するユニツF’f、伸縮アームだけ対称方向
    に備えた一対のユニットヲ伝道歯車11で結合して反対
    方向に回動させ、IJ ミツトスイッチにより終端停止
    をさせる構造を特徴とする仏壇扉開閉の減速装置兼クラ
    ッチ機構。
JP18625880U 1980-12-24 1980-12-24 仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構 Expired JPS5826634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18625880U JPS5826634Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18625880U JPS5826634Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57107490U JPS57107490U (ja) 1982-07-02
JPS5826634Y2 true JPS5826634Y2 (ja) 1983-06-08

Family

ID=29988045

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18625880U Expired JPS5826634Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24 仏檀扉開閉の減速装置兼クラツチ機構

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JPS57107490U (ja) 1982-07-02

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