JPS5826285Y2 - 自動車用ドアロック装置におけるロック解除防止構造 - Google Patents
自動車用ドアロック装置におけるロック解除防止構造Info
- Publication number
- JPS5826285Y2 JPS5826285Y2 JP1980046290U JP4629080U JPS5826285Y2 JP S5826285 Y2 JPS5826285 Y2 JP S5826285Y2 JP 1980046290 U JP1980046290 U JP 1980046290U JP 4629080 U JP4629080 U JP 4629080U JP S5826285 Y2 JPS5826285 Y2 JP S5826285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door lock
- link
- split
- lock body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/02—Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
- E05B77/04—Preventing unwanted lock actuation, e.g. unlatching, at the moment of collision
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用ドアロック装置において、ロック
されているドアの不測なロック解除を防止するための構
造に関するものである。
されているドアの不測なロック解除を防止するための構
造に関するものである。
従来のドアロック装置は、ドアロック本体とハンドルと
がオープンコントロールリンクで連結され、そのハンド
ルのオープン操作により、オープンコントロールリンク
をドアロック本体方向に移動させて、ドアロックを解除
し得るようになっていた。
がオープンコントロールリンクで連結され、そのハンド
ルのオープン操作により、オープンコントロールリンク
をドアロック本体方向に移動させて、ドアロックを解除
し得るようになっていた。
このため、衝突とくにドアへの衝突や転落などの事故に
より、ドアに押しつぶれやねじれなどの変形が与えられ
ると、オープンコントロールリンクにも何んらかの外力
が加わり、それによって、ドアロック本体によるドアの
ロックが不測にも解除され、ドアが開いてしまうことが
あった。
より、ドアに押しつぶれやねじれなどの変形が与えられ
ると、オープンコントロールリンクにも何んらかの外力
が加わり、それによって、ドアロック本体によるドアの
ロックが不測にも解除され、ドアが開いてしまうことが
あった。
このことは、運転者ならびに搭乗者が車外へ放り出され
たり、車内に事故車の一部や破損物が入り込んだりする
などの二次的被害を発生する原因であった。
たり、車内に事故車の一部や破損物が入り込んだりする
などの二次的被害を発生する原因であった。
そこで、この考案の目的は、衝突などの事故におけるド
アロック装置の不測なロック解除を防止することのでき
るロック解除防止構造を提供し、もって、安全性を向上
することにある。
アロック装置の不測なロック解除を防止することのでき
るロック解除防止構造を提供し、もって、安全性を向上
することにある。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
ドア1の開閉側端部(第1図右端部)には、ドアロック
本体4が設けられている。
本体4が設けられている。
このドアロック本体4は、周知のとおり、図示しないボ
テ゛−ピラーに取付けられたストライカに係脱可能にな
っている。
テ゛−ピラーに取付けられたストライカに係脱可能にな
っている。
また、ドア1のドア内板2にはハンドル5が水平回転可
能にピン6で取り付けられている。
能にピン6で取り付けられている。
このハンドル゛5は図示しないスプリングの弾性によっ
て常には左廻り(第2図反時計方向)に付勢され、第2
図の状態を保っている。
て常には左廻り(第2図反時計方向)に付勢され、第2
図の状態を保っている。
ドアロック本体4とハンドル5とは、ドア1の中におい
て、オープンコントロールリンク7によってほぼ水平状
に連結されている。
て、オープンコントロールリンク7によってほぼ水平状
に連結されている。
このオープンコントロールリンク7は、そのほぼ中央に
て、ドアロック本体4に連結された第1の分割リンク8
と、ハンドル5に連結された第2の分割リンク9とに分
割されている。
て、ドアロック本体4に連結された第1の分割リンク8
と、ハンドル5に連結された第2の分割リンク9とに分
割されている。
そして、双方の分割リンク8,9の各先端8a、9aが
相互に対向し得るように支持されている。
相互に対向し得るように支持されている。
すなわち、ドア1のドア外板3の内側には、L字形の支
持片10が取付けられていて、その支持片10の先端部
に貫設した通し孔11に第1の分割リンク8がスライド
可能に挿通されている。
持片10が取付けられていて、その支持片10の先端部
に貫設した通し孔11に第1の分割リンク8がスライド
可能に挿通されている。
また、ドア1のドア内板2の内側には、前記の支持片1
0と同形の支持片12が取付けられていて、その支持片
12の通し孔13に第2の分割リンク9がスライド可能
に挿通されている。
0と同形の支持片12が取付けられていて、その支持片
12の通し孔13に第2の分割リンク9がスライド可能
に挿通されている。
第2の状態より、ハンドル5をオープン操作、すなわち
、スプリングの弾性に抗して右廻り(第2図時計方向)
に回動すれば、第2の分割リンク9がドアロック本体4
の方(第2図下方)へスライドし、分割リンク9の先端
9aが第1の分割リンク8の先端8aに当接して、分割
りンク8を押し動かす。
、スプリングの弾性に抗して右廻り(第2図時計方向)
に回動すれば、第2の分割リンク9がドアロック本体4
の方(第2図下方)へスライドし、分割リンク9の先端
9aが第1の分割リンク8の先端8aに当接して、分割
りンク8を押し動かす。
すると、第1の分割リンク8の移動により、ドアロック
本体4のロックが解除されるのである。
本体4のロックが解除されるのである。
また、ハンドル5のオープン操作を解除すれば、ハンド
ル5はそれのスプリングの弾性によって元に戻り、それ
とともに、第2の分割リンク9も第1の分割リンク8へ
の押し付けを止め、元の位置にスライドする。
ル5はそれのスプリングの弾性によって元に戻り、それ
とともに、第2の分割リンク9も第1の分割リンク8へ
の押し付けを止め、元の位置にスライドする。
なお、第1の分割リンク8は、ドアロック本体4に内蔵
のスプリング(図示しない)の弾性によって元の位置に
スライドする。
のスプリング(図示しない)の弾性によって元の位置に
スライドする。
又、上記のドアロック装置には、周知のとおり、そのロ
ックを室外側より解除し得るロック解除機構、ならびに
、そのロックを室内側より二重にロックする二重ロック
機構などが装備されていることは言うまでもない。
ックを室外側より解除し得るロック解除機構、ならびに
、そのロックを室内側より二重にロックする二重ロック
機構などが装備されていることは言うまでもない。
上記した構成によれば、衝突、転落などの事故により、
ドア1が押しつぶされたり、ねじれたりしたときには、
ドア内板2とドア外板3との間隙の変化および双方の上
下方向の位置ずれが起こる。
ドア1が押しつぶされたり、ねじれたりしたときには、
ドア内板2とドア外板3との間隙の変化および双方の上
下方向の位置ずれが起こる。
すると、相互に対向していた双方の分割リンク8,9の
各先端ga、9aが、各支持片10.12を介して位置
ずれし、その対向関係がくずれる。
各先端ga、9aが、各支持片10.12を介して位置
ずれし、その対向関係がくずれる。
したがって、第2の分割リンク9のオープン方向へのス
ライドが、第1の分割リンク8に伝達されない。
ライドが、第1の分割リンク8に伝達されない。
よって、ドア1の不測なロック解除を防止することがで
きる。
きる。
なお、第1の分割リンク8をドア内板2に取付けた支持
片12で支持し、第2の分割リンク9をドア外板3に取
付けた支持片10で支持しても、上記と同様の効果を得
ることができる。
片12で支持し、第2の分割リンク9をドア外板3に取
付けた支持片10で支持しても、上記と同様の効果を得
ることができる。
すなわち、この考案は、事故によドアが変形することが
あっても、ドアのロック解除に係る連繋機構の一部が偏
心するので、ドアロック装置の不測なロック解除を防止
することができる。
あっても、ドアのロック解除に係る連繋機構の一部が偏
心するので、ドアロック装置の不測なロック解除を防止
することができる。
よって、事故時の安全性を向上することができる。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はドア
を室内側から見た略示斜視図、第2図は要部を拡大して
示す横断面図である。 1・・・・・・ドア、2・・・・・・ドア内板、3・・
・・・・ドア外板、4・・・・・・ドアロック本体、5
・・・・・・ハンドル、7・・・・・・オープンコント
ロールリンク、8,9・・・・・・分割リンク、10゜
12・・・・・・支持片。
を室内側から見た略示斜視図、第2図は要部を拡大して
示す横断面図である。 1・・・・・・ドア、2・・・・・・ドア内板、3・・
・・・・ドア外板、4・・・・・・ドアロック本体、5
・・・・・・ハンドル、7・・・・・・オープンコント
ロールリンク、8,9・・・・・・分割リンク、10゜
12・・・・・・支持片。
Claims (1)
- ドアロック本体とハンドルとをオープンコントロールリ
ンクで連結し、ハンドルのオープン操作によりオープン
コントロールリンクをドアロック本体方向へ移動させる
ことにより、ドアロック本体によるドアのロックを解除
し得るように構成した自動車用ドアロック装置において
、前記オープンコントロールリンクを二つのリンクに分
割し、面分割リンクの先端を相互に対向させた状態で、
一方の分割リンクをドア外板に取付けた支持片にてスラ
イド可能に支持し、他方の分割リンクをドア内板に取り
付けた支持片にてスライド可能に支持したことを特徴と
するロック解除防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980046290U JPS5826285Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 自動車用ドアロック装置におけるロック解除防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980046290U JPS5826285Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 自動車用ドアロック装置におけるロック解除防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56148464U JPS56148464U (ja) | 1981-11-07 |
JPS5826285Y2 true JPS5826285Y2 (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=29641330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980046290U Expired JPS5826285Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | 自動車用ドアロック装置におけるロック解除防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826285Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9605449B2 (en) * | 2013-03-25 | 2017-03-28 | Brose Schliesssysteme Gmbh & Co. Kg | Motor vehicle lock |
JP6135281B2 (ja) * | 2013-04-26 | 2017-05-31 | 三井金属アクト株式会社 | 自動車用ドアラッチ装置 |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP1980046290U patent/JPS5826285Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56148464U (ja) | 1981-11-07 |
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