JPS5826104B2 - ト−ンア−ムの復帰位置検出装置 - Google Patents

ト−ンア−ムの復帰位置検出装置

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Publication number
JPS5826104B2
JPS5826104B2 JP53018233A JP1823378A JPS5826104B2 JP S5826104 B2 JPS5826104 B2 JP S5826104B2 JP 53018233 A JP53018233 A JP 53018233A JP 1823378 A JP1823378 A JP 1823378A JP S5826104 B2 JPS5826104 B2 JP S5826104B2
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JP
Japan
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pulse
output
comparison
tone arm
operational amplifier
Prior art date
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JP53018233A
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English (en)
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JPS54111305A (en
Inventor
高志 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Publication of JPS54111305A publication Critical patent/JPS54111305A/ja
Publication of JPS5826104B2 publication Critical patent/JPS5826104B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レコードプレーヤのトーンアームの復帰位置
検出装置に関する。
レコードプレーヤは、回転するターンテーブル上に載置
されたレコードの音溝に沿ってピックアップを移動させ
ることにより再生を行うものであり、近年においては、
大部分のものがトーンアームを自動的に復帰させる方法
をとっている。
かかる方法としては、ピックアップがターンテーブルの
中心に対して予め定められた距離まで達したことを検出
して復帰装置を作動させるものがある。
しかし乍ら、かかる方法は、レコードによって導出溝の
位置が多少違う場合があるために比較的外側に位置して
いるレコードを用いると自動復帰が不能となり、また内
側に位置する演奏時間の比較的長いレコードを用いると
演奏が終了する前にトーンアームが自動復帰してしまう
という欠点を有している。
また他の方法としては、レコードの導出溝の送りピッチ
が音溝の送りピッチより犬であることを利用したものが
あり、この方法については図を用いて説明する。
第1図は、ピックアップの移動時間に対する変位量を示
したグラフであり、臥及び(B)はピックアップが音溝
及び導出溝をトレースした場合の理想的な変位量Q(t
)を示し、音溝におけるQ(t)の平均増量率をQl
とし、導出溝における平均増量率をQ2 とする。
更に、基準とする増量率をQ。
とじ、Ql<QO<Q2と定める。この方法は、第1図
に示す如く、ピックアップが音溝をトレースした場合の
変位量に比べ導出溝に入っり場合の変位量が大幅に増大
すること、つまりQ(t)>Qoを検出してトーンアー
ムの自動復帰装置を作動させている。
しかし、レコードの中心孔の径がターンテーブルの回転
軸の径と完全に一致することはほとんどないためターン
テーブルの回転と共に位置ずれが生ずる。
この位置ずれに伴なう偏心により1回転を1周期とする
ゆれが発生する。
このために、ピックアップの移動時間に対応する変位量
は、現実には第1図の曲線Cの如くターンテーブルの1
回転を1周期として変動する。
今、この曲線Cのある一点の正方向に向う部分における
変位量Q(t)の増量率をQ3 とする。
レコードの中心孔の位置ずれの度合いに応じて変化する
増量率Q3は、基準増量率Q。
より犬となる場合が生ずる。
このような場合にも前述と同様にQ(t) (−Q3
) >Qoを検出してトーンアームを誤復帰させてしま
う。
よって、本発明の目的は、レコードの偏心等による誤動
作を防止した信頼性の高いトーンアームの復帰位置検出
装置を提供することである。
以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第2図は、本発明の一実施例の回路構成図であって、1
はピックアップの位置に応じた信号を発生する位置検出
手段であって、例えばトーンアーム(図示せず)の回動
に連動して回動するシャッタと、該シャッタを挾んで対
向配置された発光及び受光素子の組合わせにより構成さ
れる。
位置検出手段1は、上述の光電式以外に磁気変化或いは
静電容量変化等によるトーンアームの位置に対応した信
号が得られる方式のものであっても良いことは勿論であ
る。
位置検出手段1の出力は、コンデンサCを経て比較手段
を構成する演算増幅器OPの反転入力端子に供給される
演算増幅器OPの非反転入力端子は、基準電圧発生手段
2に接続されており、所定の基準電圧が印加されている
演算増幅器OPの出力は、インバータ3を経て論理積回
路4の一方の入力に供給される。
論理積回路4の他方の入力には、ターンテーブル(図示
せず)の回転に同期した比較パルス、つまりターンテー
ブルの1回転に1個のパルスを発生する第1パルス発生
手段5の出力が供給される。
パルス発生手段5は、例えばターンテーブルの一点に反
射鏡を設は発光及び受光素子の組合わせによりターンテ
ーブルの回転に同期した信号を得る方法或いはターンテ
ーブルを駆動するモータの回転数に応じた周波数の信号
を発生する周波数発電機の該信号を分周する方法(例え
ばターンテーブル1回転で100パルス発生するならば
100分周した信号)等により構成され、その出力パル
スは比較的幅の狭い(数rrLsec〜数+m5ec)
ものとする。
6は、第2パルス発生手段7の出力パルスにより演算増
幅器OPの反転入力端子を接地するリセット手段である
第2パルス発生手段7は、ターンチーフルの回転に同期
しかつ第1パルス発生手段5の出力パルスより僅かな時
間遅れのリセットパルスを発生するものであり、該リセ
ットパルスは第1パルス発生手段5の出力パルスを遅延
させるか若しくは上記周波数発電機の出力信号の分周操
作等により得られる。
論理積回路4の出力信号つまり復帰信号は、出力端子8
から次段のトーンアームを復帰駆動する復帰駆動装置(
図示せず)に供給される。
次に、このように構成された本装置の動作を第3図の波
形図を参照して説明する。
今、位置検出手段1を例えばピックアップの位置が1
myfe動した場合に出力電圧が1■上昇するように構
成する。
ピックアップの位置に応じた位置検出手段1の出力電圧
(第3図a)は、コンデンサCを経て演算増幅器OPの
反転入力端子に供給される。
第3図aには、レコードに全く偏心のない場合の出力電
圧特性が示されている。
位置検出手段1からの位置検出電圧aが印加されるコン
デンサCは、その出力端が入力インピーダンスの非常に
高い演算増幅器OPに接続されているので、通常はオー
プン状態と考えられるため充電されなく、第3図Cに示
された第2パルス発生手段7からのリセットパルスCで
作動するリセット手段6によりターンテーブルの1回転
ごとにその出力端が接地された時点で充電が行なわれる
ことになる。
従って、リセットパルスCが発生した時点では演算増幅
器OPの反転入力が零電位になると同時にコンデンサC
にその時点の位置検出電圧aが充電され、次のリセット
パルスが到来するまでの間は充電が行なわれないためコ
ンデンサCの端子電圧が一定であり、演算増幅器OPの
反転入力dは位置検出電圧aに追従して上昇することに
なる。
すなわち、位置検出電圧をva、コンデンサCの両端電
圧をVCHとすると、VCHはリセットパルスCが発生
した時点の位置検出電圧aでありかつ次のリセットパル
スが到来するまで一定となり、演算増幅器opの反転入
力vdは■d−va−vcHで表わされ、ピックアップ
の移動に対し第3図dに示す様に変化することになる。
この電圧変化は、ターンテーブル1回転間のピックアッ
プの移動量であり、レコード溝の送りピッチに相当する
なお、レコードの導出溝は3.2mm以上の送りピッチ
であるため、ピックアップが導出溝をトレースした時は
位置検出手段1の出力にはターンチーフルの1回転で3
.2v以上の電圧変化が表われる。
従って、基準電圧発生手段2により演算増幅器OPの基
準電圧E。
を例えば1.5〜2v位に設定すれば、演算増幅器OP
はピックアップの導出溝位置における電圧変化が該基準
電圧より犬であることを検知し、その出力が+ LH“
レベルとなる。
この出力信号は、インバータ3で位相反転されて論理積
回路4の一方の出力に供給される(第3図e)。
論理積回路4は、インバータ3の出力と他方の入力に供
給される第1パルス発生手段5からの比較パルス(第3
図b)との論理積をとって第3図fに示す復帰信号を出
力する。
第1パルス発生手段5からの比較パルスは、レコードの
犬なる偏心に伴なう復帰位置の誤検出を防止するための
ものである。
つまり、反転入力端子をターンテーブルの1回転ごとに
リセットする場合において、例えばレコードの偏心に伴
なって変動する位置信号の最小値近傍でリセットするこ
とにより、レコードの偏心が犬なる時は最大値部分が基
準電圧より犬となる場合が生じて復帰位置の誤検出を行
なってしまう。
しかし、リセットパルスの発生直前に比較パルスを用い
て比較することにより、ターンチーフル1回転間のピッ
クアップすなわちレコード溝の送りピッチに相当する電
圧変化が一定であるために復帰位置の誤検出が生じない
のである。
論理積回路4からの復帰信号は次段のトーンアーム復帰
駆動装置に供給される。
上記実施例においては、単一の回路9により構成された
復帰位置検出装置について説明したが、回路9を複数個
並列接続して各回路の比較パルスの位相をずらした(例
えば2個の場合は18o0)構成の復帰位置検出装置で
あっても良い。
かかる検出装置によれば、レコード盤の導出溝が1回転
分しかない場合の復帰位置の検出チャンスが増える。
従って、上記回路9の数を増加するにつれて検出装置の
信頼性が向上する。
以上説明した如く、本発明によるトーンアームの復帰位
置検出装置によれば、ターンテーブルの1回転当りのト
ーンアームの移動量を検出し、設定値以上内周に向って
移動したとき導出溝にきたことを検知する構成であるた
め、レコード盤の導出溝の位置の違い或いはレコード盤
の偏心による誤動作を防止できる。
また検出回路を複数個並列接続し、復帰位置の検出チャ
ンスを増大させたので、復帰位置検出の信頼性を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピックアップの移動時間に対する変位量を示し
たグラフ、第2図は本発明による一実施例の回路構成図
、第3図は第2図の回路の動作を示す波形図である。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・位置検出手段、
2・・・・・・基準電圧発生手段、4・・・・・・論理
積回路、5・・・・・・第1パルス発生手段、6・・・
・・・リセット手段、7・・・・・・第2パルス発生手
段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ピックアップの位置に応じた信号を発生する位置検
    出手段と、演算増幅器からなり所定の基準電圧を有する
    比較手段と、前記位置検出手段の出力と前記演算増幅器
    の入力に接続するコンデンサとターンテーブルの回転に
    同期した比較パルスを発生する第1パルス発生手段と、
    前記比較手段及び第1パルス発生手段の出力を入力とし
    て復帰信号を出力する論理積回路と、前記第1パルス発
    生手段の比較パルスより僅かな時間遅れのリセットパル
    スを発生する第2パルス発生手段と、前記第2パルス発
    生手段の出力により前記演算増幅器の入力を接地するリ
    セット手段とによって検出回路を構成し、前記比較パル
    ス及びリセットパルスを周波数発電機の出力パルスの分
    周操作によって得ると共に、前記検出回路を複数個並列
    接続しかつ各検出回路の比較パルスの位相をずらしたこ
    とを特徴とするトーンアームの復帰位置検出装置。
JP53018233A 1978-02-20 1978-02-20 ト−ンア−ムの復帰位置検出装置 Expired JPS5826104B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53018233A JPS5826104B2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 ト−ンア−ムの復帰位置検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS54111305A JPS54111305A (en) 1979-08-31
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JP53018233A Expired JPS5826104B2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 ト−ンア−ムの復帰位置検出装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835802A (ja) * 1971-08-13 1973-05-26
JPS53110804A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Pioneer Electronic Corp Record player with reproduction end detector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835802A (ja) * 1971-08-13 1973-05-26
JPS53110804A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Pioneer Electronic Corp Record player with reproduction end detector

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