JPS5825964Y2 - ケトル - Google Patents
ケトルInfo
- Publication number
- JPS5825964Y2 JPS5825964Y2 JP1981017109U JP1710981U JPS5825964Y2 JP S5825964 Y2 JPS5825964 Y2 JP S5825964Y2 JP 1981017109 U JP1981017109 U JP 1981017109U JP 1710981 U JP1710981 U JP 1710981U JP S5825964 Y2 JPS5825964 Y2 JP S5825964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- hole
- steam
- knob
- whistle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は蓋に笛を取付け、水が沸いた場合に蒸気で笛
を吹鳴することも、吹鳴させないこともできる様にした
ケトルに関する。
を吹鳴することも、吹鳴させないこともできる様にした
ケトルに関する。
ケトルの蓋の摘みに笛を組込み、摘み上に設けた操作片
を操作して水が沸いた場合に蒸気で笛を鳴らしたり、蒸
気を逃がして笛を鳴らさない様にしたりできるケトルは
特開昭54−161461号公報で公知である。
を操作して水が沸いた場合に蒸気で笛を鳴らしたり、蒸
気を逃がして笛を鳴らさない様にしたりできるケトルは
特開昭54−161461号公報で公知である。
しかしこれは笛を鳴らした蒸気或いは笛を鳴らさないで
逃がす蒸気を外に出すために摘みを中空に成形する必要
があると共に、この摘みに中空部に連通ずる様に笛を取
付け、しかも、蒸気が笛を鳴らしたり、鳴らさない様に
切換える弁と、この弁を操作する操作片をも取付けねば
ならないので構造が複雑で、製造に手数がかかるほか、
蓋に対してどの様にこの摘みを固定するのか記載がない
が、蓋に摘みを固定するのにも問題がある。
逃がす蒸気を外に出すために摘みを中空に成形する必要
があると共に、この摘みに中空部に連通ずる様に笛を取
付け、しかも、蒸気が笛を鳴らしたり、鳴らさない様に
切換える弁と、この弁を操作する操作片をも取付けねば
ならないので構造が複雑で、製造に手数がかかるほか、
蓋に対してどの様にこの摘みを固定するのか記載がない
が、蓋に摘みを固定するのにも問題がある。
そこで本考案は従来のケトルの蓋と同様に蓋に下から貫
通したネジで摘みを蓋の上面上に取付けると共に、摘み
に中空部を設けたり、笛を組込むことなしに、摘みを回
動して蒸気で笛を鳴らしたり、鳴らさない様に切換可能
にし、上記先行提案の問題点を解消したのであって、以
下、図示の一実施例を参照して説明する。
通したネジで摘みを蓋の上面上に取付けると共に、摘み
に中空部を設けたり、笛を組込むことなしに、摘みを回
動して蒸気で笛を鳴らしたり、鳴らさない様に切換可能
にし、上記先行提案の問題点を解消したのであって、以
下、図示の一実施例を参照して説明する。
1はケトルの本体で、−側には注出嘴2が取付けてあり
、上面には縁巻きをしであるか、縁巻をしていない縁部
3で形成された上面開口があり、水を本体内に入れたり
、或いは本体内を洗うのはこの上面開口から行うこと周
知の通りである。
、上面には縁巻きをしであるか、縁巻をしていない縁部
3で形成された上面開口があり、水を本体内に入れたり
、或いは本体内を洗うのはこの上面開口から行うこと周
知の通りである。
そして、上面開口の上を跨ぐ提手4が開口の外で本体の
上面に起伏可能に取付けである。
上面に起伏可能に取付けである。
5は上面開口を開閉するための蓋で、上面中央には摘み
6が取付けてあり、又、中央を中心とした同じ円の円周
上に蒸気孔Iと、これから少し離して補助蒸気孔9を設
け、蓋の内面には笛を吹鳴する蒸気が上記補助蒸気孔9
から外に出る様に笛10を接着などで固定する。
6が取付けてあり、又、中央を中心とした同じ円の円周
上に蒸気孔Iと、これから少し離して補助蒸気孔9を設
け、蓋の内面には笛を吹鳴する蒸気が上記補助蒸気孔9
から外に出る様に笛10を接着などで固定する。
そして蓋の上面には上記両孔7,9を上から覆って摘み
6と一体に回動できる作動板11を摘み6の下に位置し
て設け、作動板には孔や、縁から切込んで設けた切欠き
或いは図示の様に縁を上に打ち起して設けた切欠きによ
って孔7と9とに撰択的に連通させることができる蒸気
逃出空所12を備えさせる。
6と一体に回動できる作動板11を摘み6の下に位置し
て設け、作動板には孔や、縁から切込んで設けた切欠き
或いは図示の様に縁を上に打ち起して設けた切欠きによ
って孔7と9とに撰択的に連通させることができる蒸気
逃出空所12を備えさせる。
又、摘み6を取付けるためのネジ8を利用し蓋の内側に
は大径なステンレス板などの錘板15を踊り止めを兼ね
て取付ける。
は大径なステンレス板などの錘板15を踊り止めを兼ね
て取付ける。
この錘板15には蓋の内面に固定した笛10を受入れる
穴16と、蒸気を蒸気孔7に行かせるための抜孔17、
中心にはネジ8を通すための孔18をあけて置き、孔1
8からネジ8を入れ、蓋の上面中心の孔、作動板11の
中心の孔を経てネジ8を摘み6に締付け、その際、穴1
6に笛10を嵌合する。
穴16と、蒸気を蒸気孔7に行かせるための抜孔17、
中心にはネジ8を通すための孔18をあけて置き、孔1
8からネジ8を入れ、蓋の上面中心の孔、作動板11の
中心の孔を経てネジ8を摘み6に締付け、その際、穴1
6に笛10を嵌合する。
これにより、沸いた場合に笛を蒸気で吹鳴させるには摘
み6で作動板11を回動して蒸気逃出空所12を孔9に
連通させると共に孔7は作動板で塞ぎ、又、沸いても笛
を鳴らさない様にしたり、或いは鳴っている笛を止める
には蒸気逃出空所12を孔7に連通し、孔9は作動板で
塞げばよい。
み6で作動板11を回動して蒸気逃出空所12を孔9に
連通させると共に孔7は作動板で塞ぎ、又、沸いても笛
を鳴らさない様にしたり、或いは鳴っている笛を止める
には蒸気逃出空所12を孔7に連通し、孔9は作動板で
塞げばよい。
一般に蓋5は緩い中高に形成されているので、こうして
蓋の内側に錘板を固定すると錘板の周縁部は蓋の内面に
接し、蓋の内面と錘板の間に扁平な室19が形成される
。
蓋の内側に錘板を固定すると錘板の周縁部は蓋の内面に
接し、蓋の内面と錘板の間に扁平な室19が形成される
。
従って、作動板の蒸気逃出空所12が蒸気孔7と連通し
ているときは蒸気は抜孔17、室19を経て蒸気孔7か
ら噴出できるので、抜孔は錘板のどの位置に明いていて
もよいが、蒸気を最も静かに噴出させるには蒸気孔7の
真下に位置させるのが好ましい。
ているときは蒸気は抜孔17、室19を経て蒸気孔7か
ら噴出できるので、抜孔は錘板のどの位置に明いていて
もよいが、蒸気を最も静かに噴出させるには蒸気孔7の
真下に位置させるのが好ましい。
又、蓋の上面は中高でなく、平らな場合があるが、その
場合は室19が生じないので抜孔17は蒸気孔7と連通
ずる様にあける必要がある。
場合は室19が生じないので抜孔17は蒸気孔7と連通
ずる様にあける必要がある。
又、摘みと作動板は36♂自由に正逆回動できる様にし
てもよいが、蓋の上面と作動板110間に弧状凹部13
aと、その内部に突入する突起13bからなるストッパ
13を設け、突起13bが弧状凹部13aの各端に衝合
する範囲で摘みと作動板の回動量を成る角度αに匍脚し
、蒸気逃出空所12は突起13bが弧状凹部13aの一
端に衝合したときには孔7、他端に衝合したときは孔9
に夫々連通する様に定めて置くとよい。
てもよいが、蓋の上面と作動板110間に弧状凹部13
aと、その内部に突入する突起13bからなるストッパ
13を設け、突起13bが弧状凹部13aの各端に衝合
する範囲で摘みと作動板の回動量を成る角度αに匍脚し
、蒸気逃出空所12は突起13bが弧状凹部13aの一
端に衝合したときには孔7、他端に衝合したときは孔9
に夫々連通する様に定めて置くとよい。
いずれにしても、蓋の上面には孔70半径方向延長線上
に笛が鳴らないことを示す表示7′、孔9の半径方向延
長線上に笛が吹鳴することを示す表示9′を設けて置く
べきである。
に笛が鳴らないことを示す表示7′、孔9の半径方向延
長線上に笛が吹鳴することを示す表示9′を設けて置く
べきである。
摘みと一体に作動板を回動させるため、この実施例では
摘みの下端に円形以外の形をした窪み6′を形成し、作
動板の中央には上記窪み6′と同形の突出部11′を形
成し、蓋の中心に内側から通したネジ8を作動板の中心
孔を経て摘み6に下から締付けると突出部11′は窪み
6′に嵌合する様にしであるが、その他摘みと作動板を
接着剤で固定するなど任意である。
摘みの下端に円形以外の形をした窪み6′を形成し、作
動板の中央には上記窪み6′と同形の突出部11′を形
成し、蓋の中心に内側から通したネジ8を作動板の中心
孔を経て摘み6に下から締付けると突出部11′は窪み
6′に嵌合する様にしであるが、その他摘みと作動板を
接着剤で固定するなど任意である。
更に、作動板11を回動するための摘みの回動で摘みと
ネジ8の締付けが弛むのを防止するには錘板の孔18に
対してネジをかしめ、ネジ8も一体に回動する様にすれ
ばよい。
ネジ8の締付けが弛むのを防止するには錘板の孔18に
対してネジをかしめ、ネジ8も一体に回動する様にすれ
ばよい。
そしで錘板は笛10を蓋5の内面に固定した跡をかくず
ので、蓋を内側から見た場合に体裁が良い。
ので、蓋を内側から見た場合に体裁が良い。
以上、本案によれば従来の笛吹鳴ケトルの問題点をこと
ごとく解決し、摘みは蓋を取扱う単なる摘みではなく、
笛を鳴らしたり、止めたり操作する操作用の役目を兼ね
る。
ごとく解決し、摘みは蓋を取扱う単なる摘みではなく、
笛を鳴らしたり、止めたり操作する操作用の役目を兼ね
る。
そして、摘みと作動板と錘板をビスで蓋に取付けると共
に、蓋に笛を固定することにより簡単に組立てられるの
で製造に手数を要しないし、摘みは中空な特殊のものを
成形する必要がないため安いコストで提供できる。
に、蓋に笛を固定することにより簡単に組立てられるの
で製造に手数を要しないし、摘みは中空な特殊のものを
成形する必要がないため安いコストで提供できる。
又、錘板を使用しているので水が沸いたときに蓋が踊る
のを防止でき、作動板で蒸気孔を塞いだ場合、発生蒸気
の殆どを笛を通じ逃出させて笛を吹鳴することかできる
。
のを防止でき、作動板で蒸気孔を塞いだ場合、発生蒸気
の殆どを笛を通じ逃出させて笛を吹鳴することかできる
。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体の
側面図、第2図は蓋の断面図、第3図は蓋の上面図、第
4図は錘板を一部欠截して示した蓋の下面図、第5図は
摘みと作動板の分解斜視図である。 図中、1はケトルの本体、2は注出嘴、5は蓋、6は摘
み、7は蒸気孔、8はネジ、9は補助蒸気孔、10は笛
、11は作動板を示す。
側面図、第2図は蓋の断面図、第3図は蓋の上面図、第
4図は錘板を一部欠截して示した蓋の下面図、第5図は
摘みと作動板の分解斜視図である。 図中、1はケトルの本体、2は注出嘴、5は蓋、6は摘
み、7は蒸気孔、8はネジ、9は補助蒸気孔、10は笛
、11は作動板を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 本件の側面に注出嘴、上面には着脱可能な蓋で塞がれる
開口を備えたケトルにおいて、 蓋には蓋の中央を中心とした同じ円の円周上に蒸気孔と
、これから少し離して補助蒸気孔を設け、蓋の内面に補
助蒸気孔と連通させて笛を固定すると共に、蓋の上面中
央には蒸気孔と補助蒸気孔に選択的に連通させることが
できる蒸気逃出空所を備えた作動板と、その上に作動板
と一体に回動すを摘みを載せ、蓋の内面には蒸気を蒸気
孔に行かせる抜孔と、笛を受入れる穴を備えた錘板を当
接し、錘板の中心から蓋及び作動板の中心に貫通させた
ネジで作動板上に摘みを固定したことを特徴とするケト
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981017109U JPS5825964Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | ケトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981017109U JPS5825964Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | ケトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132624U JPS57132624U (ja) | 1982-08-18 |
JPS5825964Y2 true JPS5825964Y2 (ja) | 1983-06-04 |
Family
ID=29815081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981017109U Expired JPS5825964Y2 (ja) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | ケトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825964Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040221U (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-20 | 富士食器株式会社 | 煮炊具の笛付蓋 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54161461A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-21 | Minoru Kamiya | Whistling device for kettle or similars* wherein sound of steam outflow can be regulated at will |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4841577U (ja) * | 1971-09-16 | 1973-05-26 |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1981017109U patent/JPS5825964Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54161461A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-21 | Minoru Kamiya | Whistling device for kettle or similars* wherein sound of steam outflow can be regulated at will |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57132624U (ja) | 1982-08-18 |
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