JPS5825840B2 - 複数分割式シ−ルド掘進機 - Google Patents

複数分割式シ−ルド掘進機

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Publication number
JPS5825840B2
JPS5825840B2 JP51004486A JP448676A JPS5825840B2 JP S5825840 B2 JPS5825840 B2 JP S5825840B2 JP 51004486 A JP51004486 A JP 51004486A JP 448676 A JP448676 A JP 448676A JP S5825840 B2 JPS5825840 B2 JP S5825840B2
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JP
Japan
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main body
divided
seat
flange
hollow cylindrical
Prior art date
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Expired
Application number
JP51004486A
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English (en)
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JPS5287830A (en
Inventor
欣弘 宇都
忠男 吉川
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPS5287830A publication Critical patent/JPS5287830A/ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はシールド機本体を前後に複数分割したシール
ド掘進機に関する。
従来、シールド掘進機により曲線施工を行なう場合、シ
ールド本体が前後に分割されると共に前部分割本体が後
部分割本体に対して屈曲可能にされたシールド掘進機が
使用されている。
ところで、このシールド掘進機によると、第12図に示
すように、前部分割本体と後部分割本体とは、それぞれ
のフランジ51.52同士がボルト53−及び複数個の
ナツト54A、54B、54C,54Dにより固定連結
されている。
従って、直線施工の場合は、ナツト54A、54B、5
4C,54Dと各フランジ51.52面とが平面接触す
るので問題ないが、曲線施工の場合は、第13図に示す
ように、ナツト54A、54Bに対してフランジ51而
が傾き、ナツト54A、54Bとフランジ51とが点接
触してボルト53に曲げ力が加わり破損するという欠点
があった。
筐た、上記状態でシールド本体軸心回りでねじり力が発
生した場合、一層ボルトに曲げ力が作用して早く破損し
てし1う等の欠点があった。
そこで本発明は上記欠点を解消し得る複数分割式シール
ド掘進機を提供することを目的とする。
以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、シールド機本体1は分割部2で前部分
割本体3と後部分割本体4とに2分割され、前部分割本
体3にはセグメント5を押圧する推進用ジヤツキ6なら
びにカッタドラムγが設置されており、両分側本体3,
4はその対向する開口周縁8,9間にわたって第2図の
ように上下に配置された1対の結合ボルト10,10a
〜10bと、側部に配置されたバランスシリンダ11と
により上記結合ポル)10a、10bを屈曲中心として
互いに側方へ屈曲可能に連結されている。
lた、上下の結合ポルhlOa、10bの近傍には分割
本体3,4間のねじり力を負担するむじり力負担装置1
2,12a〜12bが配置され第3図、第6図、各バラ
ンスシリンダ11の近傍には分割本体3,4間の屈曲角
を維持する屈曲角維持装置13(第8図)が配置されて
いる。
第3図は分割部2の上端部の拡大断面を示し、両分側本
体3,4の開口周縁8,9には互いに遊嵌して分割本体
3,4の偏心を防止する偏心防止リンク14.15が延
設され、かつ該開口周縁8゜9に突設されたフランジ部
16.17に、分割部2の密閉用の可撓性シールリング
18が固着されており、シールリンク18と偏心防止リ
ング14゜15間の間隙19にはこの間隙19に外部か
ら異物が浸入するのを防止する充填剤が注入孔20から
充填されている。
21は外圧に対抗してシールリング18を支持する支持
リングで、シールリング18と共にフランジ部17に固
定されている。
22はフランジ部16.17に設置された欠円筒凸座で
(第4図)、上記上方の結合ポル)10aは該欠円筒凸
座22に連通して両フランジ部16゜17に穿設された
孔16a、17aに挿通され、かつ結合ポルNOaの両
端には欠円筒凸座22に回動自在に嵌合する引張力負担
用の欠円筒凹座23が螺着されており、これにより両分
側本体3゜4は側方屈曲のみ可能なように連結されてい
る(第5図)。
24aはねじり力負担装置12aを構成する中間部材で
、結合ポルNOaに外嵌しており、該中間部材24aの
両側面に突設された欠円筒凸座部25は、フランジ部1
6.17に1対ずつ対向突設されたアーム状の欠円筒凹
座26゜27に回動自在に嵌合し、これにより分割本体
3゜4の側方屈曲が許容されている。
第6図および第7図は分割部2の下端部の拡大断面を示
し、結合ボルト10bは上方の結合ボルト10aと同様
に欠円筒凸座22に嵌合する欠円筒凹座23を有し、か
つねじり力負担装置12bも上方のねじり力負担装置1
2aとほぼ同様に構成されているが、中間部材24bは
アーム状の欠円筒凹座26.27に嵌合する両側の欠円
筒突座部25に加えて、フランジ部16.17に前後に
対向して設けられた第2の欠円筒凹座28に回動自在に
嵌合する圧接力負担用の欠円筒凸座部29が設けられて
いる。
下方のねじり防止装置12bをこのように構成した場合
は、分害賠52の下方において両分側本体3,4間に生
じた圧縮力を中間部材24で負担するとかできるが、こ
の圧縮力を考慮する必用のない場合は上方のねじり防止
装置12aと同一構成にし丁もよい。
第8図はバランスシリンダ11の拡大図で、そのピスト
ンロッド30はフランジ部16,1γに穿設された孔(
図示せず)に挿通され、ロッド30の先端にはフランジ
部17の凸球同座31に嵌合する凹球同座32が螺着さ
れており、シリンダ本体33は、その頭部34がフラッ
ジ部16の凹球同座35に嵌合する凸球面状に形成され
ると共に、該本体33の両側に突設された支持板36の
孔37に貫通したフランジ部16の支持ロッド38の圧
縮ばね39により、頭部34が凹球同座35に弾性的に
圧接するように揺動自在に支持されている。
このバランスシリンダ11は前部分割本体3の前進力を
、シリンダ室(図示せず)内の油圧を介してピストンロ
ッド30の先端の凹球同座32に伝達するもので、分割
部2に配置された全バランスシリンダ11のシリンダ室
は、第2図に示すように前部分割本体3の内周面に沿っ
て環状に連結されたバイパスパイプ40により互いに連
通しており、これにより各バランスシリンダ11のピス
トンロッド30にはその伸縮と無関係に互いに均等な引
張力が得られる。
41は屈曲角維持装置13を構成するコ字形の間装部材
で(第2図)、ピストンロッド30に外嵌するようにし
て前後のフランジ部16.17間に着脱可能に密嵌され
ている。
この間装部材41はフランジ部16.17間の間隙に応
じ得るよう種々の軸長のものが準備される。
第9図は、推進用ジヤツキ6の支持構造を示し、42は
ジヤツキ本体、43は押縮ロッド、44はスプレツタで
、ジヤツキ本体42の尾部45は球面状に形成されて支
持部材46に揺動自在に支持され、頭部近傍において該
ジヤツキ本体42に固定された揺動体47(第10図)
は、前部分割本体3の支持枠48の溝部49に矢印P方
向に摺動自在に嵌合すると共に、調整ボルト50を介し
て該支持枠48に固定されている。
なお第9図中αは揺動可能な範囲を示している。
つぎに上記構成の動作について説明すると、掘進開始に
先だち分割本体3,4を掘進予定径路の曲率に応じて屈
曲させ、バランスシリンダ11のピストンロッド30を
油圧力の非付勢状態で伸長させておいた状態で、第11
図のように、フランジ部16.17間の各部の間隙tに
応じた軸長の間装部材41を各バランスシリンダ11の
ビストンロツド30に装着し、その後バランスシリンダ
11の油圧を作用させて間装部材41をフランジ部16
,17間に挾持させる。
このようにして屈曲角の設定が行なわれると掘進が開始
され、掘進中、後部分割本体4は結合ボルト10および
バランスシリンダ11を介して前部本体3に牽引されな
がら前進するが、このようにシールド機本体1が前後に
分割されて分割本体3.4が互いに屈曲した状態で掘進
されるから、シールド機本体1の全長が短く形成された
と同時に、小さな曲率半径の掘進が可能になる。
しかも掘進中、分割本体3,4の屈曲角は間装部材41
により一定角度に強制的に維持されるから、屈曲角の不
用意な変動によってジヤツキ6による推進操作が煩雑に
なることがない。
また掘進中に外部の土砂との接触等により生じる分割本
体3,4間のねじり力ばねじり防止装置12の中間体2
4を介して対向する欠円筒凹座26,27間で負担され
、分割本体3,4の周方向のずれが防止される。
分割本体3,4間に生じる圧縮力は間装部材41および
下方の中間部材24bによって負担される。
なお、分割本体3,4間の屈曲角の調整は掘進中に行な
うこともできる。
ところで、掘進開始にあたって推進ジヤツキ6は、調整
ボルト50の調整によりシリンダ本体42の頭部側を移
動させて、スプレッダ44をセグメント5の端面の所定
位置に当接させるが、このようにシリンダ本体33を揺
動可能に支持した場合は、分割本体3,4の屈曲によっ
て、スプレッダ44がセグメント5の端面に当接不用能
になることがない。
なお上記実施例では、バランスシリンダ11と結合ボル
ト10で両分側本体3,4を連結したけれども、結合ボ
ルト10を除去して全周にバランスシリンダ11を配置
してもよ<、tたバランスシリンダ11に代えて間隙調
整可能な結合ボルト(図示せず)を使用することも可能
である。
また、屈曲角維持装置12は、間装部材41で構成され
るものに限られず、その他種々の構造のものを採用でき
る。
この発明は以上詳述したように実施し得るものであり、
シールド機本体を前後に分割して屈曲可能に連結したか
ら、小さな曲率半径の曲線路を掘進することができ、ま
た、分割本体の屈曲角を維持する屈曲角維持装置を設け
たから、推進方向の調整操作が煩雑になることがない。
さらに、上記両分側本体のフランジ部に結合ボルトを挿
通し、且つ上記結合ボルトに螺着された欠円筒凹座と各
フランジ部との間に、該欠円筒凹座に回動可能に嵌合す
る引張力負担用欠円筒凸座を配置したので、両分側本体
が互いに屈曲した状態で両分側本体間に引張若しくは圧
縮力が作用しても、結合ボルトには軸方向の力しか作用
せず、従って結合ボルトには曲げ力が働くことはない。
さらに、上記結合ボルト位置の両フランジ部間には、そ
れぞれフランジ部に固定されたアーム状の欠円筒凹座と
該両アーム状の欠円筒凹座に回動可能に嵌合する中間部
材からなる両分側本体間のねじり力負担装置を配置した
ので、両分側本体間にねじり力が作用しても、そのねじ
り力は中間部材及びアーム状の欠円筒凹座を介して伝達
されるので、結合ボルトにはねじりによる曲げ力が働く
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は発明の一実施例を示し、第1図は縦
断上面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は
第2図の■−■線拡犬断面図、第4図は第3図に示した
部分の下面図、第5図は動作説明用の同下面図、第6図
は第2図のVl−VIX線拡大断面図第7図は第6図に
示した部分の上面図、第8図はバランスシリンダ取付位
置の拡大縦断面図、第9図は推進ジヤツキ取付位置の縦
断面図、第10図は第9図のX−X線拡大断面図、第1
1図は動作説明図、第12図及び第13図は従来例の説
明図である。 1・・・・・・シールド機本体、2・・・・・・分割部
、3,4・・・・・・分割本体、8,9・・・・・・開
口周縁、12.12a。 12b・・・・・・ねじり力負担装置、13・・・・・
・屈曲角維持装置、24,24a、24b・・・・・・
中間部材、26.27・・・・・・欠円筒凹座。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シールド機本体を前後に複数分割して各分割本体を
    分割部で互いに屈曲可能に連結し、各分割本体の互いに
    対向するフランジ部に、該分割本体の屈曲角を角度調整
    用能に維持する屈曲角維持装置を配置し、上記両分側本
    体のフランジ部に結合ボルトを挿通し、且つ上記結合ボ
    ルトに螺着すれた欠円筒凹座と各フランジ部との間に、
    該欠円筒凹座に回動可能に嵌合する引張力負担用欠円筒
    凸座を配置し、更に上記結合ボルト位置の両フランジ部
    間には、それぞれフランジ部に固定されたアーム状の欠
    円筒凹座と該両アーム状の欠円筒凹座に回動可能に嵌合
    する中間部材からなる両分側本体間のねじり力負担装置
    を配置したことを特徴とする複数分割式シールド掘進機
JP51004486A 1976-01-16 1976-01-16 複数分割式シ−ルド掘進機 Expired JPS5825840B2 (ja)

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JP51004486A JPS5825840B2 (ja) 1976-01-16 1976-01-16 複数分割式シ−ルド掘進機

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JPS5287830A JPS5287830A (en) 1977-07-22
JPS5825840B2 true JPS5825840B2 (ja) 1983-05-30

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ID=11585412

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0317341U (ja) * 1989-06-30 1991-02-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2952744C2 (de) * 1979-12-29 1985-01-10 Bade & Theelen Gmbh, 3160 Lehrte In der Richtung lenkbarer Schildmantel einer Vortriebsmaschine

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JPS4912967A (ja) * 1973-01-24 1974-02-04

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