JPS5825644B2 - ケシヨウリヨウ - Google Patents

ケシヨウリヨウ

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JPS5825644B2
JPS5825644B2 JP650672A JP650672A JPS5825644B2 JP S5825644 B2 JPS5825644 B2 JP S5825644B2 JP 650672 A JP650672 A JP 650672A JP 650672 A JP650672 A JP 650672A JP S5825644 B2 JPS5825644 B2 JP S5825644B2
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JP
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gel
parts
cosmetic
gelol
alcohol
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JP650672A
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JPS4875731A (ja
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昇 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化粧料に関する。
さらに詳しくは、香水、オーディコロン、アフターシェ
イピングローション、セットローションなどのゲル化す
れた化粧料に関する。
従来、香水、オーディコロン、アフターシェイピングロ
ーション、セットローションなどは、それらに用いる化
粧用薬剤、着色料、香料などをアルコールまたは水性ア
ルコールに溶解して、液体の状態で用いられている。
しかしながら、かかる液体の化粧料は、それらを使用し
て賦香、整髪、整肌するとき、こぼれて衣服をよごした
り、あるいは服地を流れて不快感をともなうという欠点
があり、その使用方法の改善が強く望まれている。
しかして、最近ゲルオールD(商品名、新日本理化株式
会社製、成分基ジベンザルソルビット)が開発され、か
かるゲルオールDを用いて農薬、塗料、接着剤などのゲ
ル化が試みられている。
本発明者は、かかるゲルオールDを用いて香水、オーテ
ィコロン、アフターシェイピングローション、セットロ
ーションなどのゲル化を試みたが、これら化粧料の完全
透明なゲル化はできず乳濁化し、振動を与えたりすると
ゲルの安定性が悪くなり、ゲル構造の間隙に含まれてい
た分散媒、すなワチ化粧料が放出するシネレシス現象を
おこし、また粘度が減少して良好なゲル化粧料かえられ
ないという欠点がある。
しかるに本発明者らは、前記のごとき液体化粧料の欠点
を解消し、良好なゲル化化粧料を製造するべく種々研究
を重ねた結果、ゲルオールDをアルコール類に加熱各群
し、さらにゲルオールDに対してヒドロキシプロピルセ
ルロースの2〜5倍量(重量)を添加溶解し、かつ化粧
用薬剤、着色料、香料などの所要添加剤を配合して冷却
し、均一にゲル化せしめるときは容易に前記の目的を達
成しうるという事実を見出し、本発明を完成するにいた
った。
すなわち、本発明の方法においては、ゲルオールDをア
ルコール類に加熱溶解し、さらにこの系にゲルオールD
に対してヒドロキシプロピルセルロースの2〜5倍量を
添加溶解し、かつ化粧用薬剤、着色料、香料などの所要
添加剤を配合して冷却することにより、乳濁化せず完全
透明なゲル化が可能となり、しかも振動などによりゲル
中の液体が分離してシネレシス現象をおこさず、粘性の
ある良好なゲル化粧料かえられるというきわめて顕著な
効果を奏しえたものである。
前記化粧料基剤として用いるアルコール類としては、通
常セットローション、香水などではエタノールカ用いら
れ、またオーディコロン、スキンローションなどでは水
性エタノール(アルコール分、70〜10重量%)が用
いられるが、その他i−プロパツール、n−プロパツー
ルまたはそれらとエタノールの混合液あるいはそれらの
水溶液が目的とする化粧料に応じて、適宜用いられる。
また本発明においては、ゲルオールDとヒドロキシプロ
ピルセルロースとの併用により、安定かつ完全透明なゲ
ルとして、化粧用薬剤、着色料、香料などのアルコール
溶液あるいは水性アルコール溶液などからなる香水、セ
ットローション、オーティコロン、アフターシェイピン
グローションhとの液体化粧料を容易にゲル化するので
あるが、かかるヒドロキシプロピルセルロースの使用量
は、化粧料基剤が純アルコールであるかあるいは水性ア
ルコールであるかに拘わりなく、用いるアルコール10
0部(重量部、以下同様)に対して2〜5部という特定
の範囲が用いられ、なかんづく2〜3部のものが、えら
れるゲルが安定でありかつ完全透明であり、しかも適度
のカタサを有する点から好適である。
もしヒドロキシプロピルセルロースの使用割合がかかる
範囲よりも犬なるときは、かかる系に完全に溶解しがた
く、したがって完全透明なゲル化はできず乳濁化して美
麗性が劣ると共に、毛髪セットあるいは整肌して乾燥す
るにつれ、セットがかたすぎたり、肌がこわばったりす
るという欠点がある。
また、かかる範囲より小なるときは、えられるゲルが不
安定となり、振動などによりシレネシス現象をおこして
ゲル構造から溶液かにじみ出し、これまた好ましくない
前記ゲルオールDの使用量としてはとくに限定はないが
、純アルコールの化粧料基剤のばあい、用いるアルコー
ル100部に対して0.5〜5部の範囲で用いられる。
ゲルオールDの使用量がかかる範囲より犬なるときは、
えられるゲルがかたくなるので肌ざわりが悪くかつぬり
がたく、しかも毛髪セットあるいは整肌して乾燥するに
つれ、ゲルオールDの白色微粉末がフケ状に塗布面上に
生ずる欠点があり、一方かかる範囲より小なるときは、
えられるゲルが不安定となり、これまた好ましくない。
また水性アルコールの化粧料基剤のばあい、ゲルオール
Dの使用量は前記の純アルコールのばあいに比べて少量
ですみ、水性アルコール中のアルコール分含有量にもよ
るが、水性アルコール100部に対して0.5〜1部の
範囲が用いられ、かかる範囲の使用により前記同様安定
かつ完全透明なゲルとしてゲル化が行なわれ、良好なゲ
ル状化粧料かえられる。
またセットローションなどにおいては、さらにペクチン
、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、ポリアクリル酸樹脂、ヒマシ油な
どがオーディコロン、スキンローションなどにおいては
、グリセリン、ヒマシ油などが配合されうる。
これらの使用量は、目的とする化粧料にもよるが、通常
化粧料基剤100部に対して0.5〜5部の範囲とされ
、それによって整髪、整肌して塗布後の粘度を調整しセ
ットくずれを防ぎかつ肌に適度の湿り気や柔らかみを与
える。
なお、香料は適当に調合してアルコールあるいは水性ア
ルコールに溶解されるが、香料を5〜20%含有させて
ゲル香水とし、2〜5%含有させてオーティコロン、セ
ットローション、アフターシェイピングローションなど
のゲル化粧料として用いられ、また必要に応じてこれら
の化粧料に化粧用薬剤、着色料などが適宜添加されて着
色される。
本発明によりえもれる香料、着色料などを含んだ透明で
清澄な色彩のアルコールゲルは、またポマード製造時に
ラノリン、ワセリン、木ロウ、ヒマシ油などに添加して
用いることもできる。
なお、本発明の範囲には、従来市販の香水、オーティコ
ロン、アフターシェイピングローション、セットローシ
ョンを用いて、この化粧料にゲルオールDを添加溶解し
、さらにゲルオールDに対してヒドロキシプロピルセル
ロースの2〜5倍量を添加溶解し、ついで冷却してゲル
状化粧料をうるごとき実施の態様も含まれるものである
つぎに実施例をあげて本発明のゲル状化粧料を説明する
実施例 1 ビーカーにエタノール90部、ゲルオールD1部、ヒド
ロキシプロピルセルロース2部、ポリアクリル酸樹脂1
部、香料(ジャスミン)2部、着色料(グリーン系染料
)微量を添加配合して、攪拌しながら、温度50〜60
℃に加温して均一に溶解した。
しかるのちこの溶液を柱状型内に注入し、約3時間放冷
静置して柱状ゲルをえた。
えられたセットローションゲルは、透明かツ清澄であり
、さらに振動に対しても液体かにじみ出ることなく、し
かも使用に際して手をよごすことなく毛髪がセットされ
、いちじるしく便利であった。
実施例 2 ビーカーにエタノール91.5部、ゲルオールDo、s
部、ヒドロキシプロピルセルロース2.4部、グリセリ
ン5部、香料(ジャスミン)10部、着色料(バイオレ
ット系染料)微量を添加配合して攪拌しながら湿度50
〜60℃に加温して均一に溶解した。
しかるのちこの溶液を柱状型内に注入し、約3時間放冷
静置して、柱状ゲルをえた。
えられた香水ゲルは、透明かつ清澄であり、さらに振動
に対しても液体かにじみ出ることなく、しかも使用に際
して手をよごすことなく要所要所に塗布され、いちじる
しく便利であった。
実施例 3 ビーカーにエタノール60部、水30部、ゲルオールD
0.6部、ヒドロキシプロピルセルロース2部、グリセ
リン5部、香料(ジャスミン)3部、着色料(グリーン
系染料)微量を添加配合して、攪拌しながら温度50〜
60℃に加温して均一に溶解した。
しかるのちこの溶液を柱状型内に注入し、約2時間放冷
静置して、柱状ゲルをえた。
えられたオーディコロンゲルは、透明かつ清澄であり、
さらに振動に対しても液体かにじみ出ることなく使用に
便利であった。
以上のべたごとく、ゲルオールDとヒドロキシプロピル
セルロースとを併用することにより、各種の液体化粧料
が透明かつ清澄にゲル化して、使用便利なゲル化粧料か
えられるなどということは、まったく思いもうけない事
実というべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ジベンザルソルビット(商品名−ゲルオールD)を
    アルコール類に加熱溶解し、さらにジベンザルソルピッ
    トに対してヒドロキシプロピルセルロース2〜5倍量(
    重量)を添加溶解し、かつ化粧用薬剤、着色料、香料な
    どの所要添加剤を配合して冷却し均一にゲル化せしめて
    なることを特徴とする化粧料。
JP650672A 1972-01-14 1972-01-14 ケシヨウリヨウ Expired JPS5825644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP650672A JPS5825644B2 (ja) 1972-01-14 1972-01-14 ケシヨウリヨウ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP650672A JPS5825644B2 (ja) 1972-01-14 1972-01-14 ケシヨウリヨウ

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Publication Number Publication Date
JPS4875731A JPS4875731A (ja) 1973-10-12
JPS5825644B2 true JPS5825644B2 (ja) 1983-05-28

Family

ID=11640304

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP650672A Expired JPS5825644B2 (ja) 1972-01-14 1972-01-14 ケシヨウリヨウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012474U (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 宗重 正 卓上型カレンダ−

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JPS5939821A (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 Kyoshin:Kk 香料の製造方法

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