JPS5825283B2 - 数値制御装置の移動指令分配方式 - Google Patents
数値制御装置の移動指令分配方式Info
- Publication number
- JPS5825283B2 JPS5825283B2 JP51146119A JP14611976A JPS5825283B2 JP S5825283 B2 JPS5825283 B2 JP S5825283B2 JP 51146119 A JP51146119 A JP 51146119A JP 14611976 A JP14611976 A JP 14611976A JP S5825283 B2 JPS5825283 B2 JP S5825283B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- distribution
- positioning
- numerical control
- time required
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は工作機械の数値制御装置に係り、位置決めを行
なう場合の移動指令分配方式に関する。
なう場合の移動指令分配方式に関する。
数値制御装置により位置決めを行なう場合、従来は、移
動指令のある軸のすべてが同時に動き出し同時に終点に
達するように移動指令を分配する方式。
動指令のある軸のすべてが同時に動き出し同時に終点に
達するように移動指令を分配する方式。
または、移動指令のある軸が同時に動き出し、それぞれ
の軸の最高速度で移動し、それぞれの軸はそれぞれの移
動量に応じて終点に達する方式がとられていた。
の軸の最高速度で移動し、それぞれの軸はそれぞれの移
動量に応じて終点に達する方式がとられていた。
この場合、先に移動を終了する軸がある場合、以後は残
りの軸のみ移動することになる。
りの軸のみ移動することになる。
上記それぞれの方式においては、例えば2軸の機械では
その移動軌跡は、前者の場合には第1図のように始点か
ら終点に向い直線的に移動する。
その移動軌跡は、前者の場合には第1図のように始点か
ら終点に向い直線的に移動する。
また後者の場合には第2図のように、例えばY軸の移動
が先に終了する場合は、点A以後X軸のみ移動し終点に
至る軌跡を取るものである。
が先に終了する場合は、点A以後X軸のみ移動し終点に
至る軌跡を取るものである。
しカーしある定められた位置によって、またはある入力
により、この軌跡を途中で変える方式もあるが、これは
移動指令の分配によるものではなく、なんらかの入力に
より移動指令の分配を強制的に変更するようになされた
ものである。
により、この軌跡を途中で変える方式もあるが、これは
移動指令の分配によるものではなく、なんらかの入力に
より移動指令の分配を強制的に変更するようになされた
ものである。
すなわち分配方式を変えた場合には、すべての軌跡に共
通の説明が成り立つが、強制的に変更された軌跡に対し
ては分配を強制的に変更する入力の入り方により分配が
変るもので、分配の方式に一定の説明は成り立たないこ
とになる。
通の説明が成り立つが、強制的に変更された軌跡に対し
ては分配を強制的に変更する入力の入り方により分配が
変るもので、分配の方式に一定の説明は成り立たないこ
とになる。
例えばタレットパンチプレスのような機械では、第3図
aに示すようにワーク1をワークホルダ2に取り付け、
移動テーブル3と共に同図すのようにパンチ4に対し相
対的に位置決めを行ない、穴明けを行なう機械であるが
、パンチ4はタレット5の中に組み込まれている。
aに示すようにワーク1をワークホルダ2に取り付け、
移動テーブル3と共に同図すのようにパンチ4に対し相
対的に位置決めを行ない、穴明けを行なう機械であるが
、パンチ4はタレット5の中に組み込まれている。
このような場合、ワーク1をタレット5に近づけたとき
、すなわち前記第1図または第2図のような軌跡で近づ
けた時、ワーク1が終点に達する前にワークホルダ2が
タレット5の外周に当り機械を破損するか、または当り
そうになり、作業者に不安感を与えることになる。
、すなわち前記第1図または第2図のような軌跡で近づ
けた時、ワーク1が終点に達する前にワークホルダ2が
タレット5の外周に当り機械を破損するか、または当り
そうになり、作業者に不安感を与えることになる。
したがって第1図または第2図のような軌跡の位置決め
においては指令を2つに分割し、例えば第4図のように
点Bから点Cへの指令、及び点Cから点りへの指令に分
けて指令する必要がある。
においては指令を2つに分割し、例えば第4図のように
点Bから点Cへの指令、及び点Cから点りへの指令に分
けて指令する必要がある。
これでは指令を2つに分配するため、プログラム作成の
手間が増えると共に、全体の所要位置決め時間が長くな
るという不具合が生ずる。
手間が増えると共に、全体の所要位置決め時間が長くな
るという不具合が生ずる。
また戻す場合にも、第4図と逆に移動させる必要があり
同様の不具合を生ずる。
同様の不具合を生ずる。
本発明は上記欠点のない、移動指令分配方式を提供する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
以下本発明を、図面に示す一実施例に基づいて説明する
。
。
本発明においては、前記第3図に示したような機械で位
置決めを行なう場合、第5図のような軌跡で位置決めを
行なう。
置決めを行なう場合、第5図のような軌跡で位置決めを
行なう。
すなわち、Y軸の分配をY軸が終点に達すると同時に分
配を完了するように、点Eから分配を始める。
配を完了するように、点Eから分配を始める。
これにより前記の不具合はおこらない。
また戻す場合には、同図と逆に動かす。
この場合、X、Y軸共に分配を始めることとなる。
すなわち同時に分配を開始するか、または同時に分配が
終了するようにそれぞれの軸の分配を開始するかの判定
が必要である。
終了するようにそれぞれの軸の分配を開始するかの判定
が必要である。
タレットパンチプレスの例では、Y軸指令の移動方向及
びそれぞれの軸の位置決め所要時間により判定が可能で
ある。
びそれぞれの軸の位置決め所要時間により判定が可能で
ある。
(1)Y軸の移動方向がタレットに近づく場合(イ)X
軸位置決め所要時間がY軸のそれより長い時は、Y軸の
分配がE点に達してからY軸の分配を開始することによ
り、同時に分配を終了するようにする。
軸位置決め所要時間がY軸のそれより長い時は、Y軸の
分配がE点に達してからY軸の分配を開始することによ
り、同時に分配を終了するようにする。
(0)X軸位置決め所要時間がY軸のそれより短い分配
を開始する。
を開始する。
(2)Y軸の移動方向がタレットから遠ざかる場合(イ
)X軸位置決め所要時間がY軸のそれより長いときは、
Y軸、Y軸共同時に分配を開始する。
)X軸位置決め所要時間がY軸のそれより長いときは、
Y軸、Y軸共同時に分配を開始する。
(ロ)Y軸の位置決め所要時間がY軸のそれより短いと
きは、上記(1)の(イ)と同様の方法により同時に分
配を終了するようにする。
きは、上記(1)の(イ)と同様の方法により同時に分
配を終了するようにする。
どのような場合も各軸は各軸の最高速度で移動する。
したがって移動の所要時間は最短である。第6図は上記
動作のフローチャートを示す。
動作のフローチャートを示す。
ここでTXはX軸位置決め所要時間でX軸移動が分配さ
れるにつれ減少する。
れるにつれ減少する。
またTYは同様にX軸位置決め所要時間である。
このようにして本発明によれば、ワークホルダーがタレ
ットにぶつかることを防止した効果的な移動指令分配方
式を提供できる。
ットにぶつかることを防止した効果的な移動指令分配方
式を提供できる。
第1図および第2図は従来の移動指令分配方式の説明図
、第3図a、bはタレットパンチプレスによる従来の移
動指令分配方式の説明図、第4図は従来の移動指令分配
方式の説明図、第5図は本発明の一実施例を示す移動指
令分配方式の説明図、第6図は本発明の移動指令分配方
式の動作を示すフローチャートである。 1・・・ワーク、2・・・ワークホルダ、3・・・移動
テーブル、4・・・パンチ、5・・・タレット。
、第3図a、bはタレットパンチプレスによる従来の移
動指令分配方式の説明図、第4図は従来の移動指令分配
方式の説明図、第5図は本発明の一実施例を示す移動指
令分配方式の説明図、第6図は本発明の移動指令分配方
式の動作を示すフローチャートである。 1・・・ワーク、2・・・ワークホルダ、3・・・移動
テーブル、4・・・パンチ、5・・・タレット。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タレットパンチプレスにおいて数値制御装置により
ワークをパンチに対し相対的に位置決めするに当り、(
イ)Y軸の移動方向がタレットに近づく場合に、X軸位
置決め所要時間がY軸のそれより長いときははじめY軸
を分配し、ついでY軸が所期点に達してからY軸の分配
を開始して同時に分配を終了させ、またX軸位置決め所
要時間がY軸のそれより短かいか、同じときはY軸、Y
軸回時に分配を開始する。 (ロ)Y軸の移動方向がタレットから遠ざかる場合に、
X軸位置決め所要時間がY軸のそれより長いときはY軸
、Y軸とも同時に分配を開始し、またY軸の位置決め所
要時間がY軸のそれより短いときは前記げ)と同様の方
法により同時に分配を終了させることを特徴とした数値
制御装置の移動指令分配方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51146119A JPS5825283B2 (ja) | 1976-12-07 | 1976-12-07 | 数値制御装置の移動指令分配方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51146119A JPS5825283B2 (ja) | 1976-12-07 | 1976-12-07 | 数値制御装置の移動指令分配方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5371769A JPS5371769A (en) | 1978-06-26 |
JPS5825283B2 true JPS5825283B2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=15400576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51146119A Expired JPS5825283B2 (ja) | 1976-12-07 | 1976-12-07 | 数値制御装置の移動指令分配方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825283B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0134624Y2 (ja) * | 1984-04-11 | 1989-10-20 | ||
JPH03129586U (ja) * | 1990-04-12 | 1991-12-26 | ||
JPH03129585U (ja) * | 1990-04-12 | 1991-12-26 |
-
1976
- 1976-12-07 JP JP51146119A patent/JPS5825283B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0134624Y2 (ja) * | 1984-04-11 | 1989-10-20 | ||
JPH03129586U (ja) * | 1990-04-12 | 1991-12-26 | ||
JPH03129585U (ja) * | 1990-04-12 | 1991-12-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5371769A (en) | 1978-06-26 |
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