JPS5825139B2 - 硬土盤堀削用グラブ - Google Patents
硬土盤堀削用グラブInfo
- Publication number
- JPS5825139B2 JPS5825139B2 JP2977279A JP2977279A JPS5825139B2 JP S5825139 B2 JPS5825139 B2 JP S5825139B2 JP 2977279 A JP2977279 A JP 2977279A JP 2977279 A JP2977279 A JP 2977279A JP S5825139 B2 JPS5825139 B2 JP S5825139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- grab
- head
- packet
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海底の浚渫において岩石含みや硬質土盤に逢着
してもこれらを強力に破砕して掘削できるようにしたグ
ラブバケットに関するものである。
してもこれらを強力に破砕して掘削できるようにしたグ
ラブバケットに関するものである。
従来、グラブバケットは両側に開く構造のパケットの取
付用主軸を垂直方向に吊上げて両側パケットをパケット
の垂直中心線に向けて回転させ両パケットの先縁線を突
き合せてパケットを閉じる構造のものであるから地盤を
掘削する能力はパケット等の重量による主軸を中心とす
る回転モーメントとパケットの先縁の受ける地面喰い込
み抵抗に基づく吊上げ荷重に対する吊上げ能力による故
吊上げ能力が吊上げ荷重より小なる場合は掘削不能とな
る。
付用主軸を垂直方向に吊上げて両側パケットをパケット
の垂直中心線に向けて回転させ両パケットの先縁線を突
き合せてパケットを閉じる構造のものであるから地盤を
掘削する能力はパケット等の重量による主軸を中心とす
る回転モーメントとパケットの先縁の受ける地面喰い込
み抵抗に基づく吊上げ荷重に対する吊上げ能力による故
吊上げ能力が吊上げ荷重より小なる場合は掘削不能とな
る。
従って浚渫の対象が河床や海底の泥土砂等であって軟質
地盤の場合は問題ないとしても海底に凝固した干砂や湾
岸の岩礁等の硬質土盤に当面すれば一般のグラブでは歯
が立たす掘削できない。
地盤の場合は問題ないとしても海底に凝固した干砂や湾
岸の岩礁等の硬質土盤に当面すれば一般のグラブでは歯
が立たす掘削できない。
かかる場合吊上げ能力又は掘削能力のよシ強大なグラブ
を充当しようとしてもグラブ機の巨大化を要するので使
用条件、経済的条件上の限度を越えることのできないの
は明らかである。
を充当しようとしてもグラブ機の巨大化を要するので使
用条件、経済的条件上の限度を越えることのできないの
は明らかである。
それ故、上記の硬質土盤対策には先づ砕岩棒などによっ
て岩石等を破砕する施工を先行しなければならず、尚砕
岩棒も水深のある海底部分には効果も薄く、必然硬質土
盤の掘削は困難な工事となるのである。
て岩石等を破砕する施工を先行しなければならず、尚砕
岩棒も水深のある海底部分には効果も薄く、必然硬質土
盤の掘削は困難な工事となるのである。
そこで本発明はグラブの掘削力を吊上げ能力に求めず吊
上げ能力とは無関係にパケット自体に強大な掘削力が与
えられパケットの先縁が硬質土盤の岩石に喰い込むよう
に当たりこれを先縁の歯によって破砕しつつパケットを
閉じて掘削の進行を計ろうとするようにしたものである
。
上げ能力とは無関係にパケット自体に強大な掘削力が与
えられパケットの先縁が硬質土盤の岩石に喰い込むよう
に当たりこれを先縁の歯によって破砕しつつパケットを
閉じて掘削の進行を計ろうとするようにしたものである
。
以下本発明の構成を図面について説明する。
両開き形の左右バケツ) 1 、1’はアームを主軸2
の両端部に一方は固着他方は枢着ちれ、かつ、主軸上方
のグラブヘッド3の左右−側端前後に一端を固定した2
本のタイロッド4とヘッド中央前後に枢着した2本の自
在タイロッド5の端末へそれぞれ各バケツ) 1 、1
’の背縁部を突設したブラケット6をピン1着してグラ
ブ本体が形成されている。
の両端部に一方は固着他方は枢着ちれ、かつ、主軸上方
のグラブヘッド3の左右−側端前後に一端を固定した2
本のタイロッド4とヘッド中央前後に枢着した2本の自
在タイロッド5の端末へそれぞれ各バケツ) 1 、1
’の背縁部を突設したブラケット6をピン1着してグラ
ブ本体が形成されている。
グラブヘッド3の左右側部中央に油圧シリンダー8の閉
端部を回動自在に取付け、そのピストン頭部を二叉開先
状の扇形リンク9の先端片隅に回転自在にピン10着し
て、該扇形リンク9の後端を各バケツ)1,1’の背縁
部中央に突設したブラケット11にピン12着する。
端部を回動自在に取付け、そのピストン頭部を二叉開先
状の扇形リンク9の先端片隅に回転自在にピン10着し
て、該扇形リンク9の後端を各バケツ)1,1’の背縁
部中央に突設したブラケット11にピン12着する。
そして、前記扇形リンク9の一方片隅にリンク13をピ
ン14着すると共に、他端をバケツ) 1 、1’の底
板に立設したブラケット15にピン16着してパケット
1 、1’の開閉がなされるようにしたものである。
ン14着すると共に、他端をバケツ) 1 、1’の底
板に立設したブラケット15にピン16着してパケット
1 、1’の開閉がなされるようにしたものである。
尚記号17はグラブヘッド3の頂部中央に設けたグラブ
支持索の係止板である。
支持索の係止板である。
次に上記構成による作用を説明すると、シリンダー8に
より扇形リンク9は一方のピン10が押引されピン12
を支点として回動し、同時に扇形リンク9の他方のピン
14はリンク13を押引するので13はピン16を押引
し、バケツ) 1 、1’はこれによって主軸2を介し
て回動し開閉する。
より扇形リンク9は一方のピン10が押引されピン12
を支点として回動し、同時に扇形リンク9の他方のピン
14はリンク13を押引するので13はピン16を押引
し、バケツ) 1 、1’はこれによって主軸2を介し
て回動し開閉する。
上記一連の連係によシ開閉するバケツ) 1 、1’売
先縁に与えられる掘削力を示持線で表わすと、(1)パ
ケットが開状態のとき(第2区)。
先縁に与えられる掘削力を示持線で表わすと、(1)パ
ケットが開状態のとき(第2区)。
シリンダー8の押圧力はピン10へAの力が作用シ、コ
レはピン10、ピン12を結ぶ線に直角な分力すと、b
に直角方向のCに分解される。
レはピン10、ピン12を結ぶ線に直角な分力すと、b
に直角方向のCに分解される。
さてbはピン14を押しピン12とピン14を結ぶ線に
直角方向のb′とな9、それをピン14とピン16を結
ぶ線に直角な分力dと、dに直角なpに分解できる。
直角方向のb′とな9、それをピン14とピン16を結
ぶ線に直角な分力dと、dに直角なpに分解できる。
即ちpは略垂直でありaは略水平でpがdよシ遥かに犬
である。
である。
そこで本発明によるパケットはつかみ始めの開状態のと
きパケットの先縁方向(矢印)を略pに平行させ下方に
位置する掘削対象物に歯先が略垂直に渦って喰い込むよ
うになる。
きパケットの先縁方向(矢印)を略pに平行させ下方に
位置する掘削対象物に歯先が略垂直に渦って喰い込むよ
うになる。
次に(2)バケツが閉状態になるとき(第1図)、シリ
ンダー8の押圧力Aは分解してm及びn、mはピン14
を押してピン12とピン14ヲ結ぶ線に直角な方向のm
’となシmlはピン14とピン16を結ぶ線に直角なO
と、Oに直角なQに分解される。
ンダー8の押圧力Aは分解してm及びn、mはピン14
を押してピン12とピン14ヲ結ぶ線に直角な方向のm
’となシmlはピン14とピン16を結ぶ線に直角なO
と、Oに直角なQに分解される。
即ちここでもQはOよシ遥に犬であシ、即ちパケットの
先縁を押す力が前述のpと大差ない事が判明である。
先縁を押す力が前述のpと大差ない事が判明である。
このことはシリンダー8の押圧によるバケッN、1’の
掴みカ又は歯先の破砕力がパケットの掴み始めと終り又
は途中で変動の少い構成である事を意味し掘削途中で掘
削能力の低下を来すことがない。
掴みカ又は歯先の破砕力がパケットの掴み始めと終り又
は途中で変動の少い構成である事を意味し掘削途中で掘
削能力の低下を来すことがない。
掘削グラブで岩石を砕くには普通歯先に60頓位いの力
を要するので本発明によるグラブはその能力が与えられ
るような油圧シリンダー8を取付は力伝達のリング機構
を前述の作用をなす如く装置して各部が構成されるもの
である。
を要するので本発明によるグラブはその能力が与えられ
るような油圧シリンダー8を取付は力伝達のリング機構
を前述の作用をなす如く装置して各部が構成されるもの
である。
以上述べたように本発明は油圧シリンダーとその力を伝
達するリンク機構によりパケットの歯先に歯先が対象物
をつかみ又はこれに喰い込む方向へ強大な破砕力が加え
られるようにしたので従来困難とされた硬土盤の浚渫を
可能にした有効な発明である。
達するリンク機構によりパケットの歯先に歯先が対象物
をつかみ又はこれに喰い込む方向へ強大な破砕力が加え
られるようにしたので従来困難とされた硬土盤の浚渫を
可能にした有効な発明である。
第1区及び第2図は本発明の態様を示す正面図。
第3図は第1図の右側面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主軸2の両端部にそのアームを一方は固着他方は枢
着された両開き形の左右バケツ) 1 、1’を。 主軸上方のグラブヘッド3の左右−側端前後に一端を固
定した2本のタイロッド4とヘッド中央前後に枢着した
2本の自在タイロッド5の端末へ、それぞれ各バケツ)
1 、1’の背縁部両端に突設したブラケット6によ
シピンT着して一体に形成したグラブにおいて、前記グ
ラブヘッド3の左右側部中央に油圧シリンダー8の閉端
部を回動自在に取付け、そのピストン頭部を二叉開先状
の扇形リンク9の先端片隅に回転自由にピン10着して
、該扇形リンク9の各後端を両パケット1,1′の背縁
部中央に突設したブラケット11にピン12着し、前記
扇形リンク9の一方片隅にリンク13の一端をピン14
着すると共に、他端をパケット11′の底板に立設した
ブラケット15にピン16着してパケット1 、1’を
開閉するように形成した硬土盤掘削用グラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2977279A JPS5825139B2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 硬土盤堀削用グラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2977279A JPS5825139B2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 硬土盤堀削用グラブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122930A JPS55122930A (en) | 1980-09-22 |
JPS5825139B2 true JPS5825139B2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=12285320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2977279A Expired JPS5825139B2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 硬土盤堀削用グラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825139B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215343U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-29 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012020869A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Copros Co Ltd | グラブバケット |
-
1979
- 1979-03-13 JP JP2977279A patent/JPS5825139B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215343U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122930A (en) | 1980-09-22 |
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