JPS5825060Y2 - 構造物の仕口部構造 - Google Patents

構造物の仕口部構造

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Publication number
JPS5825060Y2
JPS5825060Y2 JP1979096556U JP9655679U JPS5825060Y2 JP S5825060 Y2 JPS5825060 Y2 JP S5825060Y2 JP 1979096556 U JP1979096556 U JP 1979096556U JP 9655679 U JP9655679 U JP 9655679U JP S5825060 Y2 JPS5825060 Y2 JP S5825060Y2
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JP
Japan
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plate
gusset
splice
splice plate
plates
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Expired
Application number
JP1979096556U
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JPS5614109U (ja
Inventor
勝也 中田
俊次郎 北村
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構造物の仕口部構造に関するものである。
近年、構造物の重要な部材の現場継手には高力ボルトが
多く用いられている。
この種の構造物の仕口部構造は、一対のガセットプレー
トを、それらの端面同士を相対向させて配置し、この一
対のガセツ1〜プレートを共通の一対のスプライスプレ
ートで挾み、高カボルI・により締付けて連結してなる
このようなものにおいて、構造部材(たとえば鋼管)に
作用する力は、一方のガセットプレート→スプライスプ
レート→他方のガセツI・プレー1−の順に伝達される
そして高力ボルト継手ではスプライスブレー1〜とガセ
ットプレートトとの間の力の伝達は両者の接触面間の摩
擦力を介して行なわれる。
この摩擦力は、接触面の表面状態によって大きく左右さ
れ、また塗膜は摩擦係数を低下させるため、接触面に塗
装することは禁止されている。
したがって継手の製作に際しては、ガセットプレートに
おけるスプライスプレートとの接触面以外の面及びスプ
ライスプレートの外周端面と表面とを塗装仕上げとして
いる。
この場合、ガセットプレート。
スプライスプレートとの各接触面は高力ボルトの締付け
により密着されるので、この面間への外気の侵入は少な
く、錆を発生することはない。
しかしスプライスプレートの裏面には、一部に組立後も
外気に直接接する部分がある。
この部分は、ガセットプレートとスプライスプレートと
で囲まれる空隙の壁面に相当する部分である。
屋外構造物の場合にはこの部分に錆が発生し、その鯖江
が前記空隙を伝って外部へ出てくるため、継手に対する
不安感を与える一因となっている。
本考案は以上に鑑みてなされたものであり、以下その実
施例を第1図〜第4図に基づき説明する。
1は鋼管、2は鋼管1の水密蓋、3は、鋼管1の端部に
設けられたガセットプレートである。
ガセットプレート3は図示するように十字状に組まれ、
これが他方の十字状に組まれたガセツ1〜プレート4に
対し、端面同士を相対向させて配置される。
5はスプライスプレートであり、これは、その一対のも
ので前記のように相対設された一対のガセットプレート
3,4の相対向するもの同士を両側から挾んだ状態で高
力ボルト6,7によって締付けられる。
しかしてこの状態で、一対のガセットプレ−)3.4が
スプライスプレート5を介して連結される。
第2図、第4図から明らかなように、ガセットプレート
3,4のスプライスプレート5との接触面3 A 、4
A、並びにスプライスプレート5のガセットプレート
3,4との接触面5Aには塗装がなされず、その他の外
気と直接接する面、すなわちガセットプレート3,4に
おいては、対向端面3a、4a、外側端面3b、4b、
表裏両面3c、4c、スプライスプレート5においては
、その表面5a、外側端面5bにはそれぞれ塗装がなさ
れている。
また組立状態においては、第1図から明らかなように、
ガセットプレート3,4とスプライスプレート5とによ
って囲まれる空隙8が形成されるが、この空隙8の壁面
に相当するスプライスプレート5の裏面中央部9にも塗
装を施し、そして前記空隙8にはスプライスプレート5
の外側端面5bにまで達して詰物10を装填する。
加えて詰物10の外気に触れる面には塗装しておく。
詰物10としては、エポキシ樹脂、アルミニウム等の軟
質材その他のパテ状のものを使用することかで゛きる。
以上本考案によれば、ガセットプレートをスプライスプ
レートで挾んで連結するので、上下、左右いずれの方向
の力に対しても充分に耐えられる強固な構造とすること
ができることは勿論、ガセットプレートとスプライスプ
レートで囲んで形成される空隙にスプライスプレート端
面にまで達して詰物を充填したので、塗装し難い空隙部
分の壁面をなくすることができるとともに、詰物の端面
を含めて直接外気に接する面に塗装したので、仕口部に
おいて外気に直接触れる部分がなくなり、錆の発生する
おそれはなくなる。
したがって、空隙がある場合に塗装し残しにより発生す
る錆性の流出等による継手の不安感を一掃することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は本考
案実施例に係るスプライスプレート5を取外した状態の
側面図、第3図は第2図のX−X矢視図、第4図は本考
案実施例を構成するスプライスプレート5の斜視図であ
る。 3.4・・・・・・ガセットプレート、3A、4A、5
A・・・・・・摩擦面、3 a 、3 b 、3 C,
4a 、4 b 、4 C,5a 、5 b・・・・・
・直接外気に接する面、5・・・・・・スプライスプレ
ート、8・・・・・・空隙、10・・・・・・詰物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接合されるべき部材の端部に十字状に組んで取付けられ
    、その端面同士を相対向して配置された一対のガセット
    プレートと、この対向する一対のガセットプレートの相
    対向するもの同士を両側から挾んで連結する一対のスプ
    ライスプレートと、前記ガセットプレートおよびスプラ
    イスプレートで囲んで形成される空隙にスプライスプレ
    ート端面にまで達して装填される詰物とにより横取され
    、詰物の端面を含めて直接外気に接する面を塗装したこ
    とを特徴とする構造物の仕口部構造。
JP1979096556U 1979-07-12 1979-07-12 構造物の仕口部構造 Expired JPS5825060Y2 (ja)

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JP1979096556U JPS5825060Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 構造物の仕口部構造

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JPS5614109U JPS5614109U (ja) 1981-02-06
JPS5825060Y2 true JPS5825060Y2 (ja) 1983-05-30

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ID=29329375

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313861Y1 (ja) * 1964-11-19 1968-06-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313861Y1 (ja) * 1964-11-19 1968-06-12

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JPS5614109U (ja) 1981-02-06

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