JPS5825024B2 - 無刷子直流モ−タ - Google Patents
無刷子直流モ−タInfo
- Publication number
- JPS5825024B2 JPS5825024B2 JP48144349A JP14434973A JPS5825024B2 JP S5825024 B2 JPS5825024 B2 JP S5825024B2 JP 48144349 A JP48144349 A JP 48144349A JP 14434973 A JP14434973 A JP 14434973A JP S5825024 B2 JPS5825024 B2 JP S5825024B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- motor
- coil
- pole
- electrical angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Brushless Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無刷子直流モータに関する。
従来の無刷子モータは、駆動コイルを3個以上有し、ロ
ータの位置に応じて、順次駆動コイルを励磁して回転力
を得ていた。
ータの位置に応じて、順次駆動コイルを励磁して回転力
を得ていた。
このため、少(とも駆動コイル3個、スイッチング素子
3個を有しており、通常の直流モータに比し極めて高価
となっており、特殊な用途にしか使うことができなかっ
た。
3個を有しており、通常の直流モータに比し極めて高価
となっており、特殊な用途にしか使うことができなかっ
た。
このため、駆動コイル、スイッチング素子の数を減らす
ことは種々試みられてはいるが、2個以下では自起動し
ないか又は効率が低いという点で従来の刷子付直流モー
タに劣るものである。
ことは種々試みられてはいるが、2個以下では自起動し
ないか又は効率が低いという点で従来の刷子付直流モー
タに劣るものである。
また自起動するように、ロータの停止位置をずらすもの
においては、低効率でしかもトルク分布にムラがあり、
起動トルクは小さい。
においては、低効率でしかもトルク分布にムラがあり、
起動トルクは小さい。
本発明は上記の欠点を除去するために提案されたもので
ある。
ある。
本発明の目的は、スイッチング素子を2個使用し、かつ
駆動コイルも本質的には2個で構成されるいわゆる2極
の無刷子モータを提供することにあり、従来の2極無刷
子モータの欠点である死点をなくシ、かつ効率を向上せ
しめることにある。
駆動コイルも本質的には2個で構成されるいわゆる2極
の無刷子モータを提供することにあり、従来の2極無刷
子モータの欠点である死点をなくシ、かつ効率を向上せ
しめることにある。
次に本発明の2極無刷子モータについて詳しく述べてゆ
く。
く。
そヒ;先って先ず従来の無刷子モータの構成とトル
布を第1図乃至第3図について説明する ) 第1図は;来の真極蕪刷子モータの軸に直角な 1 断面図であり、ロブタ磁石1の周囲に駆動コイル2.3
を配し、トルク強化のためコイル外周にヨーク4を配し
ている。
布を第1図乃至第3図について説明する ) 第1図は;来の真極蕪刷子モータの軸に直角な 1 断面図であり、ロブタ磁石1の周囲に駆動コイル2.3
を配し、トルク強化のためコイル外周にヨーク4を配し
ている。
第2図に示すようにホール素子7にてロータの位置を検
出し、駆動コイルを交互に励磁してゆくと、第3図(曲
線Aはコイル2による励磁、Bはコイル3による励磁)
の如く、平均トルクは正であるが、図示の位置を基準に
して、0とπの角度の位置では発生トルクはOとなる。
出し、駆動コイルを交互に励磁してゆくと、第3図(曲
線Aはコイル2による励磁、Bはコイル3による励磁)
の如く、平均トルクは正であるが、図示の位置を基準に
して、0とπの角度の位置では発生トルクはOとなる。
これがいわゆる死点となり、この種のモータが使用し難
い原因の一つである。
い原因の一つである。
また、この種の構成では駆動コイルに発生する逆起電圧
は正弦波的であり、回転数の如何にかかわらず逆起電圧
が0となる近傍においてはかなりの電流が流れるにもか
5わらず、これによる発生トルクは少く、殆んど銅損と
なる。
は正弦波的であり、回転数の如何にかかわらず逆起電圧
が0となる近傍においてはかなりの電流が流れるにもか
5わらず、これによる発生トルクは少く、殆んど銅損と
なる。
従って、全体としての効率は低くなり、使用し難い他の
一つの原因となっている。
一つの原因となっている。
なお第2図において5,6はトランジスタでホール素子
7により、これを交互にオン、オフする。
7により、これを交互にオン、オフする。
第4図イは本発明の一実施例の無刷子モータの軸に直角
な断面図、口は軸に沿う断面図で、ロータ11の周囲に
円筒形のヨーク18が配置されており、このヨーク18
にコイル12,13とが巻成されている。
な断面図、口は軸に沿う断面図で、ロータ11の周囲に
円筒形のヨーク18が配置されており、このヨーク18
にコイル12,13とが巻成されている。
ロータの磁極はN又はS極いずれかの磁極巾を電気角で
πラジアン以上にしている。
πラジアン以上にしている。
この図ではN極9はS極10よりも磁極巾が大きくなっ
ている。
ている。
このようなロータに対向して、電気角でπラジアン離れ
た位置にコイル12゜13を、ヨーク18に巻回して配
しである。
た位置にコイル12゜13を、ヨーク18に巻回して配
しである。
このような構成のモータを第5図の回路で駆動するとコ
イル12のみ励磁されていると、第6図のC1の如きト
ルク分布を示し、コイル13のみの場合にはC2の如き
分布となる。
イル12のみ励磁されていると、第6図のC1の如きト
ルク分布を示し、コイル13のみの場合にはC2の如き
分布となる。
ロータの位置検出器により、A′2−A4間ではコイル
12、A、 −A2間ではコイル13を励磁するとすれ
ば、結局第7図のトルク分布となる。
12、A、 −A2間ではコイル13を励磁するとすれ
ば、結局第7図のトルク分布となる。
これからもわかるように、ロータの位置が0〜2πのど
の位置にあっても正トルクを有し、かつ、トルクが0と
なる点はなく、リップルも少い。
の位置にあっても正トルクを有し、かつ、トルクが0と
なる点はなく、リップルも少い。
ロータが回転中のコイル12,13の逆起電圧の波形は
第8図のel、C2に示すようになっており、位置検出
器により、el、C2の交点でスイッチは切換わるので
、電源接続時には各コイルには、第9図の形状の電流が
流れる。
第8図のel、C2に示すようになっており、位置検出
器により、el、C2の交点でスイッチは切換わるので
、電源接続時には各コイルには、第9図の形状の電流が
流れる。
従って、従来の2極モータの如く、電流は流れているが
出力が0であるような点はなく、シかも全電流はほぼ平
滑にしうるため銅損が少く、高効率にできることは従来
の3コイル型の無刷子モータと同様である。
出力が0であるような点はなく、シかも全電流はほぼ平
滑にしうるため銅損が少く、高効率にできることは従来
の3コイル型の無刷子モータと同様である。
以上はロータを2極の場合について説明してきたが、ロ
ータがそれ以上の極数でも全く同様であり、第10図は
本発明の他の実施例を示すものでロータが4極の場合で
ある。
ータがそれ以上の極数でも全く同様であり、第10図は
本発明の他の実施例を示すものでロータが4極の場合で
ある。
すなわち上下にN。Sと着磁された永久磁石の上下を磁
性板19゜20で磁極19a、19b、20a、20b
を形。
性板19゜20で磁極19a、19b、20a、20b
を形。
成し、図の如<19a、19bの方の磁極を20a、2
0bの磁極より広くしておく。
0bの磁極より広くしておく。
このようなロータに空隙を介して、ヨーク28に巻かれ
た4個のコイル12a、12b、13a、13bのうち
、12a、12bは同一極性となるように直列接続され
、更にスイッチング素子も直列接続される。
た4個のコイル12a、12b、13a、13bのうち
、12a、12bは同一極性となるように直列接続され
、更にスイッチング素子も直列接続される。
13a、13bも同様とする。12a。12b又は13
a、13bは電圧に応じて極性さえ合わせておけば並列
接続でも可能であることはもちろんである。
a、13bは電圧に応じて極性さえ合わせておけば並列
接続でも可能であることはもちろんである。
本発明は斜上のように、永久磁石をロータとして、2個
のスイッチング素子を交互に導通させてなる無刷子モー
タにおいて、ロータの一方の極巾を電気角でπラジアン
より太きくシ、他方の極巾を電気角でπラジアンより小
さくシ、空隙を介して対向するヨークに電気角でπラジ
アンづつ、隔った位置にコイルを巻きつけ、該コイルと
直列に接続されたスイッチング素子を交互に励磁するよ
うに構成することにより、主回路のスイッチング素子を
2個とし、かつ高効率で死点のない無刷子モータをうる
ことができる。
のスイッチング素子を交互に導通させてなる無刷子モー
タにおいて、ロータの一方の極巾を電気角でπラジアン
より太きくシ、他方の極巾を電気角でπラジアンより小
さくシ、空隙を介して対向するヨークに電気角でπラジ
アンづつ、隔った位置にコイルを巻きつけ、該コイルと
直列に接続されたスイッチング素子を交互に励磁するよ
うに構成することにより、主回路のスイッチング素子を
2個とし、かつ高効率で死点のない無刷子モータをうる
ことができる。
第1乃至3図は従来モータの説明図で、第1図は断面図
、第2図は駆動回路、第3図はトルク分布である。 第4図イ2口は本発明のモータの断面図、第5図はその
駆動回路、第6図は一方のスイッチング素子励磁のトル
ク分布、第7図はモータとしてのトルク分布、第8図は
コイルに発生する逆起電圧、第9図は各コイルに流れる
電流である。 第10図イ〜ハは本発明の他の実施例を示す。 1・・・・・・ロータ、2,3・・・・・・コイル、4
・・・・・・ヨーク、5,6・・・・・・トランジスタ
、7・・・・・・ホール素子、8.9,10・・・・・
・永久磁石、11・・・・・・ロータ、12.13・・
・・・・駆動コイル、15,16・・・・・・トランジ
スタ、17・・・・・・リードスイッチ、19,20・
・・・・・磁性板、19a〜20b・・・・・・磁極、
28・・・・・・ヨーク。
、第2図は駆動回路、第3図はトルク分布である。 第4図イ2口は本発明のモータの断面図、第5図はその
駆動回路、第6図は一方のスイッチング素子励磁のトル
ク分布、第7図はモータとしてのトルク分布、第8図は
コイルに発生する逆起電圧、第9図は各コイルに流れる
電流である。 第10図イ〜ハは本発明の他の実施例を示す。 1・・・・・・ロータ、2,3・・・・・・コイル、4
・・・・・・ヨーク、5,6・・・・・・トランジスタ
、7・・・・・・ホール素子、8.9,10・・・・・
・永久磁石、11・・・・・・ロータ、12.13・・
・・・・駆動コイル、15,16・・・・・・トランジ
スタ、17・・・・・・リードスイッチ、19,20・
・・・・・磁性板、19a〜20b・・・・・・磁極、
28・・・・・・ヨーク。
Claims (1)
- 1 永久磁石をロータとして、2個のスイッチング素子
を交互に導通させてなるモータにおいて、N、82極に
構成されたロータの一方の磁極の極巾を電気角でπラジ
アンより太きくシ、他方の磁極の極巾を電気角でπラジ
アンより小さくシ、前記ロータと空隙を介して内周面が
対向する円筒状のヨークに電気角でπラジアンづつ、隔
った位置にコイルを巻きつけ、該コイルと直列に接続さ
れたスイッチング素子を交互に導通させてなる無刷子直
流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48144349A JPS5825024B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 無刷子直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48144349A JPS5825024B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 無刷子直流モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5096811A JPS5096811A (ja) | 1975-08-01 |
JPS5825024B2 true JPS5825024B2 (ja) | 1983-05-25 |
Family
ID=15360024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48144349A Expired JPS5825024B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 無刷子直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60106317U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-19 | 田淵電機株式会社 | 小型トランス |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323010A (en) * | 1976-08-16 | 1978-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Commutatorless motor |
JPS53124706A (en) * | 1977-04-08 | 1978-10-31 | Sony Corp | Dc motor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544550A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-28 | Toshiba Corp | Manufacture of electrode |
-
1973
- 1973-12-27 JP JP48144349A patent/JPS5825024B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544550A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-28 | Toshiba Corp | Manufacture of electrode |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60106317U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-19 | 田淵電機株式会社 | 小型トランス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5096811A (ja) | 1975-08-01 |
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