JPS5825005A - コントロ−ルケ−ブル - Google Patents

コントロ−ルケ−ブル

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JPS5825005A
JPS5825005A JP12332881A JP12332881A JPS5825005A JP S5825005 A JPS5825005 A JP S5825005A JP 12332881 A JP12332881 A JP 12332881A JP 12332881 A JP12332881 A JP 12332881A JP S5825005 A JPS5825005 A JP S5825005A
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JP
Japan
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cable
resin
control cable
added
polyamide
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Pending
Application number
JP12332881A
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English (en)
Inventor
富久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
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Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK filed Critical Chuo Hatsujo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車等において操作力の遠隔伝達に使用す
るコントロールケーブルに関するもので、耐熱性、摺動
性ならびに耐久性の何れにも優れた樹脂層を有するコン
ドロールナ−プルを提供する。
一般に、コントロールケーブルは(第1〜8図参照)、
可撓性管体の゛ケーシング1に、多数の鋼索線を撚回し
たケーブル2を挿通し、ケーブル2の引き操作によって
操作力の遠隔伝達を行う基本的構成である。そしてケー
シング1は、鋼線材を密着巻回した管状のケーシング本
体8を要部とし、その外周に保護用の樹脂被覆4を設け
ている。一方、コントロールケーブルは基本性能として
、前記の操作に際してケーブル2の摺動性が良く、かつ
作用頻度に対応した高耐久性が要求されるので、ケーブ
ル2の外周に樹脂コート6を付与するか、またはケーシ
ング本体8の内周に樹脂管5を挿着して、本来の金属間
摺動を金属樹脂量摺動に置換し、前記の摺動性向上を図
る手段が広く使用されている。
しかし、ターボエンジンの使用等近年の自動車技術の改
良に伴って、自動車用コントロールケーブルは高温雰囲
気において安定的に機能し、かつその高温雰囲気を含む
使用条件において、より優れた摺動性耐久性等の高性能
化が強く要求され、それ等の性能改良が許容される経済
的条件において解決されなければならない工業的要件が
附加されている。以上から、従来、ポリアミド(6ナイ
ロン、12ナイロン)、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン等が用いられたコントロールケーブルの樹脂層(前記
の樹脂層PM4、樹脂管5および樹脂コート6を総括し
て樹脂層と定義する)は、例えば、耐熱性に優れる「ふ
っ素樹脂」等公知材料の単なる置換のみでは解決できな
い技術問題がある。
本発明は、以上の課題解決を目的とするも、ので、熱老
防止処方を施したポリアミドと、熱老防止処方を施した
変性エチレン共重合体がグラフト重合されており、さら
に摺動性向上の為の滑り向上剤が添加されている樹脂を
用いた樹脂層を有するコントロールケーブルを要旨とす
るもので、特に前記の樹脂管5および樹脂コート6を有
するコントロールケーブルに適し、当該コン)0−ルナ
−プルは優れた耐熱性、摺動性を奏する。
詳しくは、ポリアミドに熱老防止剤として塩化第一銅(
Curl)および沃化カリ(KI)をIQQPPM〜7
00PPM(通常4QQPPM〜500PPM)添加し
、またエラストマーとしての変性エチレン共重合体に熱
老防止剤としてオレフィン系酸化防止剤DLTDPまた
はオレフィン系酸化防止剤B H’I’ (C!l、H
,40)を500PPM〜4.OOOPPM(通常t、
oooPFM)添加して熱老防止処方を行い、その処方
を施した前記のポリアミドと1前記の変性エチレン共重
合体がグラフト重合されており、さらに滑り向上剤が添
加されている樹脂を用いた樹脂層を有するコン)0−ル
ケーブルである。なお、前記の変性エチレン共重合体は
、エチレンとプロピレンの共重合体に無水マレイン酸を
グラフト重合させたものであることが好ましく、また前
記のオレフィン系酸化防止剤は、DLTDPおよびBH
Tのいづれもを添加すると相乗作用を生じて一層効果的
である〇 一方、添加する滑り向上剤は次の内容に類別されるO A: 「シリコンオイル」を0.1%〜85%(重量%
)添加する。
、B:「4ふっ化エチレン樹脂(FTFE) 、4ぶつ
化エチレン−6ふっ化プロピレン共重合樹脂(FEP)
 、4ふつ化エチレン−パーフロロアルキルビニルエー
テル共重合樹脂(PFA) 、4ふり化エチレン−エチ
レン共重合樹脂(ETFE)」の「ふっ素樹脂」を0.
2%〜85%(重量%)添加する。
C:二硫化モリブデン(MoB2)を0.2%〜87%
(重量%)添加する。
D=前記A、B、 Cのいづれかを組合せたものを添加
する。
以上のA、B、OまたはDの構成が使用される0以上の
構成による本発明は、ポリアミドならびにエラストマー
のいづれにも熱老防止処方を施して重合した組合せ構成
に、さらに滑り向上剤を添加したことを特徴とするもの
で、コントロールケーブルの樹脂層として特有の効果が
ある。
以下その効果を説明する。まず前記第1図における樹脂
被覆4に本発明を使用した本発明品と従来品を対比した
熱老化試験の結果は下表の通りである■ 上記において、A:従来のポリアミド(6ナイ田ン)を
用いた樹脂被覆のコン)a−ルケーブル。
B:前記の構成のうち、ポリアミドのみに熱老防止処方
を施し、エラストマーの熱老防止処方を省略してグラフ
ト重合した樹脂を用いた樹脂被覆のコントロールケーブ
ル。
C:本発明の樹脂被覆のコントロールケーブル。
上表のように、従来品は「170℃X100時間」にお
いて、全数が亀裂を発生するので、実車においてケーシ
ング1内は早期に浸水によって発錆し、コントロールケ
ー(プル機能を喪失することがあったが、本発明品は「
170℃×200時間」においても全く熱老化がなく顕
著な耐熱性を示すと共に、前記した熱老防止処方を施し
たものの組合せ構成が特有の作用効果を奏している事実
(上表において、ポリアミドのみ熱老防止処方を施した
Bは170℃×100時間で半数以上が亀裂を発生する
)が明らかである。
つぎに、第2.8PXJに示す樹脂管5または樹脂コー
ト6に本発明を使用したとき、本発明品は従来品に対比
して優れた摺動性を示す。即ち第4図を参照して、従来
のポリアミド(6ナイpン)を用いた樹脂管5のコント
ルールケーブルは、ケーブルの引き作動において第4図
に)のようにスティ、クスリ、プ現象が定性的に顕出す
る難点があったが、本発明品による樹脂管5は、第4図
(ハ)のように極めて円滑な摺動性を示す。なお、図中
の符号P1は引き始めの荷重、Plは作動中の荷重であ
って、従来品はPlとP、に大きな差(一実施例の差は
2kg)が発生するが、本発明品はその差がなく良好な
摺動性を明らかにしている。これはオレフィン系熱可塑
性エラストマーの弾性体が引き始めの初期変形によって
摺動抵抗を低減するものと考えられ、従来のステイ、ク
スリ、プ現象は解消する。
さらに(第5図参照)、前記の樹脂管5に本発明を使用
した本発明品と、従来のポリアミド(6ナイpン)を用
いた樹脂管5の従来品を第5図(至)のように「半径1
60粍×180°曲げ」に配索し、符号7で示すコイル
ばねの荷重が0〜9kgのスト四−りにおいて、ケーブ
ル2を往復摺動させたときの、荷重効率(入力に対する
出力の百分率)とケーブル2の繰返し回数との相関は第
5図(イ)の通りであって、滑り向上剤としてシリコン
オイル5%を添加した本発明品(図示実線)は1ポリア
ミド(6ナイロン)を用いた樹脂管の従来品(図示点I
I)に対比して、初期荷重効率を72−から82%まで
著しく改良すると共に、作動回数の増加に拘らず荷重効
率が常に高位安定する。そして従来品の性能劣化による
耐久限度は50万回とされていたものが、本発明品は同
一の性能限界まで使用すると仮定して、100万回まで
使用可能になり、耐久性能を著しく向上する効果がある
以上のように本発明品は、高温雰囲気でコントロールケ
ーブル機能を安定維持するので、現に要求される実車の
高温使用条件に充分に耐久し得る(短時間内では約28
0℃でも耐えうる)と共に、良好な摺動性を常に維持し
て耐久し、−基本性能を著しく改良して前記した当該分
野の要求を満足する。そしてこれらの性能改良が、従来
品のポリアミドをベースとする構成を特徴とするので、
例えば高価な「ふっ素樹脂」に材質変換する単なる材料
置換と異なり、工場量産品として許容される経済性にお
いて成立する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1.2.8[:コントレールケーブルの構造ヲ示す縦
断面図、第4図:コントロールケーブルの摺動特性図で
、(A)は従来品、(ロ)は本発明品を示す。第5図:
コン)0−ルケーブルの荷重効率と、ケーブル作動の繰
返し回数との相関を示す図面に)、とその相関を測定す
るときの配索状態図0主な符号、1:ケーシング、2:
+−プル、4:樹脂被覆、5:樹脂管、6:樹脂コート
特許出願人     中央発條株式会社。 代理人弁理士      岡    賢   美第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ポリアミドと、変性エチレン共重合体をグラフト
    重合した熱可塑性樹脂であり、かつ前記ポリアミドに[
    塩化第一銅(OuC])Jおよび「沃化カリ (KI)
    Jが1100FP〜7QQPPM添加されており、前記
    変性エチレン共重合体にオレフィン系酸化防止剤DLT
    DPまたはBHTが5QQPPM〜4.OOOPPM添
    加されており、さらに前記熱可塑性樹脂に滑り向上剤が
    添加されている樹脂を用いた樹脂層を有するコントロー
    ルケーブル。 (2) D L T D PおよびBH’I’のいづれ
    もが添加されている特許請求の範囲第(1)項記載のコ
    ンドロールナ−プル。 (8)エチレンとプ四ピレンの共重合体に無水マレイン
    醜をグラフト重合させた変性エチレン共重合体を用いた
    特許請求の範囲第(1)項記載のコントロールケーブル
    。 (4)滑り向上剤として、「シリコンオイル」を0.1
    %〜85%(重量%)を用いた特許請求の範囲第(1)
    項記載のフン)0−ルケーブル。 (5)滑り向上剤として、「ふっ素樹脂」を0.2%〜
    85〜%(重量%)を用いた特許請求の範囲第(11項
    記載のコントロールケーブル。 (6)滑り向上剤として、[二硫化モリブデン(Mo8
    2)Jを0.2弧〜87%(重量%)用いた特許請求の
    範囲第(1)項記載のコン)0−ルケーブル0 (7)滑り向上剤として、「シリコンオイル:0.1%
    〜85%(重M%)、ふっ素樹脂:0.2%〜85%(
    重量%)、 二硫化モリブデン(M o S。 ):0.2%〜87%(重量%)」のいづれかを組合せ
    た複数のものを用いた特許請求の範囲第(1)項記載の
    】ントロールケーブル。
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