JPS5824619A - しゆう動部材 - Google Patents

しゆう動部材

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JPS5824619A
JPS5824619A JP12070081A JP12070081A JPS5824619A JP S5824619 A JPS5824619 A JP S5824619A JP 12070081 A JP12070081 A JP 12070081A JP 12070081 A JP12070081 A JP 12070081A JP S5824619 A JPS5824619 A JP S5824619A
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JP
Japan
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powder
sliding member
lubricating composition
sliding
metal
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Pending
Application number
JP12070081A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Sumiyoshi
住吉 喜九夫
Eiji Sato
英二 佐藤
Akiyoshi Sugafuji
菅藤 昭良
Yoshinobu Maemura
前村 義信
Masayoshi Izumi
正義 泉
Masamitsu Kojima
正光 小島
Eiichi Hayashi
栄一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5824619A publication Critical patent/JPS5824619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/28Brasses; Bushes; Linings with embedded reinforcements shaped as frames or meshed materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、しゆ5動部材に関するものである。
ここで、本発明においていう「しゆb動部材」とは、荷
重と、滑べりとを受ける箇所に減摩材として使用される
滑べり板、ブシュ、あるいは、荷重と滑べりとKtK!
えて密封機能をも要求される箇所に減摩及び密封材とし
て使用される使触・形パツキンなどのシールを含むもの
である。
従来、この種類のしゆう動部材としては、金属材料や、
黒鉛その他のセラξックから成る非金属材料や、ナーノ
ットなどの複合材料や、更には、四ふり化エチレン樹脂
(PTFE)や、ボリイイド樹脂などの耐熱プラスチッ
ク材料などが知られている。
これらは、いずれも、耐熱性を有しているが、・乾燥摩
擦条件の下においては、摩擦や摩耗に間[題があったり
、機械的強度、特に、衝撃強度に難点があったり、相手
材となじみ性が必らずしも良好ではないなどの問題が残
されている。  ′既に、これらの問題を解決する丸め
に、例えば、米国特許第1/JtJIJ号や、特公昭Q
41−2396轟号公報に開示されているように、黒鉛
を特殊処理して得られる膨張黒鉛を1種強材と共にI!
i形しえしゆ5動部材が開発されているが、このものは
、耐熱性を有し、相手材とのなじみ性にすぐれ、また、
衝撃強度も著しく教養されている度面、−乾燥摩擦にお
けるしゆ5動時に往々にして異常音を発生するという欠
点がある。
この他に、雲母や石綿などの耐熱材料を、同様に、補強
材と共に造形したしゅう動部材も知られ−〔いるが、こ
れらについても同様の問題がある・ これは、これらの耐熱材料の静止摩擦係数と。
動摩擦係数との差が大きいこと及びこのような材料から
成るしゆ5動部材どしての構成が、柔軟性を有している
ことなどにその原因があるものと考えられ、更に、しゆ
5動系を構成する各部材の形状及び材料の固有振動数も
影響を与えるものと考えられる。
そこで、本発明の目的は、しゆう動面に泊あるいはワッ
クスなどの潤滑油剤の適用がWi難な用途、例えば、常
温から高温までの広い温度範囲に渡って乾燥摩擦条件の
下において使用するのに適したしゆう動部材を提供する
ことを、主な目的とするもめである。
本発明の他の目的は、上記の条件の下における使用の際
に異常音の発生することのないしゆう動部材を提供する
ことにある。
本発明の更に他の目的は、上述した使用条件の下におい
て、摩擦摩純特性にすぐれたしゆう動部材を提供するこ
とにある。
本発明のなお他の目的は、相手材とのなじみ性にすぐれ
、密封機能を有するしゆう動部材を提供することにある
本発明者らは、これらの目的を達成する太めに、従来公
知のしゆう動部材について、その諸性質を鋭意研究した
結果、膨張黒鉛、雲母あるいは石綿などから成る耐熱材
料を補強材料と共に造形して得られるしゆう動体母材表
面を改質することによって、これらの目的のすべてを解
決することに成功し、特に、その諸性質を低下させるこ
となしに異常音の発生を有効に防止することに成功した
すなわち、本発明は、膨張黒鉛、雲母、石綿などから成
る耐熱材料の群の内の1種又は−2種以上を混合したも
のを、金属繊維、細線又はこ/’Lらの織ったり、編ん
だりして得られる網から成る補強材料と一体となるよう
に造形して得られるしゆう動体母材の表面に、銅、鋼合
金、酸化銅の粉末又はこれらを主成分とする金属粉末と
金属硫化物粉末とを混合して成る潤滑組成物、又は、こ
れらの金属粉末と金属硫化物粉末と四ぶつ化エチレン樹
脂粉末とを混合して成る潤滑へ 組成物を一様に被着形赦させて成ることを、特徴とする
ものである。
以下、本発明をその実施例及びその実験方法を示す添付
の略図などに基づいて詳細に説明する。
まず、本発明におい【、シゆう動体母材の主11部の一
つを形成する耐熱材料として使用される膨張黒鉛は、特
公昭4141−一3946号公報に開示されている米国
ユニオンカーバイト社製の膨朕黒鉛粉末、フレーク又は
シートな1どが好適で( ある。
雲母は、天然若しくは人工雲母粉末(例えtt特公昭J
f−13904号公報所載)又はシリコンで接合し九マ
イカペーパーが好適である。
石綿は、クリソタイル又はアモサイト系の繊維粉末、ア
スベストペーパー(例えば、十条製紙社製)、又はリボ
ン、シートなどが有効に用いられる。
次ぎに、しゆう動体母材の主要部の一つを構成する補強
材料としての金属繊維、金属細線は、オーステナイト系
の8UBJO亭、8US J t b、7エライト系の
8TJS参JOなとのステンレスが用いられ、特に、こ
れらの編組金網は最も好ましいものの一つである。
また、これらの耐熱材料と、補強材料とを使用してしゆ
う動体母材を作るには、この補強材料に、耐熱材料の粉
末又はフレークを混合したり、耐熱材料の粉末又はフレ
ークと揮発性液体とから成るスラリーを用いて補強材料
!被覆したり、あるいは、耐熱材料をあらかじめフィル
ム又はシート状としたものを網状補強材に重ね合わせた
のち、全体を加圧成形し、板状、棒状、リング状、円筒
状、わん状その他種々の形状のしゆう動体母材とする。
この加圧成形工程において、補強材料は互いにからみ合
って一体化するか、それぞれの補強材料が変形してから
み合い、耐熱材料が補強材料の間のすきまに充てんされ
、また、母材表面を一様に覆うようになるように1M形
されることが重要である。このような状態に加圧成形さ
れると、これらの両者を接合する接着剤を使用すること
なしに、強固に一体に成形され九所望の形状を有するし
ゆう動体母材番得ることができる。
次だし、例えば、特に、補強材料のからみ合いが少なか
ったり、変形によるからみ合いが期待し難い薄板状のし
ゆ5動母材の場合においては、適量の接着剤の使用は有
効である。接着剤は、補強材料にだけ施しておいても良
く、あるいは、耐熱材料に混合しても良く、また、この
両者を併用し−〔も良い、なお、このしゆう動体母材中
に占める耐熱材料の割合は、/、t−1,1重量襲、特
に、−〇〜30重量弧とすること力1好ましい。
次ぎに、潤滑組成物は、おおむね100メツシエよりも
細かい微粉末の形で用いられる。若しも、粒度がこれよ
りも大きいと、性能にばら付きが生ずるもので、好まし
くない。
本発明者らは、潤滑組成物としての金属成分の種々の粉
末について実験を行なったが、相手材が鉄系金属材料の
場合、上記の鯛、銅合金、酸化鋼、又は、これらを主成
分とし、これに他の金属粉末を混合したものが、最も効
果のあることを確認し友、シかしながら、これらの金属
粉末は、次ぎに述べる金属硫化物と併用するのでなけれ
ば、効果がないことも確認した。
銅粉末としては、電解爾粉末、アトマイズ銅粉末などが
用いられ、銅合金粉末とし−〔は、青銅粉末、リン青銅
粉末、銅−鉄一マンガン(911:4I:h)粉末など
が好ましく、この他、鉛青銅粉末、黄銅粉末、アA/l
ニウム青M粉末、シルジン青銅粉末なども使用すること
ができる。
また、酸化銅としては、酸化第一銅粉末(Cu20)が
好ましいが、酸化第二銅(Cub)粉末も使用すること
ができる。
金属硫化物とし−〔は、通常、固体潤滑剤とじ−〔使用
され一〇いる二硫化モリブデン、二硫化タングステンの
他、硫化アンチモン、硫化セレン、硫化第二鉄、硫化第
一銅、硫化鉛などが有効である。これらの金属硫化物は
、このもの単独では、上記の金属粉末の場合と同様に、
はとんど効果が認められないか、効果の持続性に欠ける
これは、母材の表面硬さが金属などに比較して著しく軟
く、ま九、雲母においてはへきかい性を有し−〔いるの
で、これら固体潤滑剤を金属表面に施した場合とはその
挙動が興なり、効果が顕著に1!われないものと考えら
れる。しかしながら、金属硫化物を上記の金属粉末と混
合することIKよって、効果が現われるのは、母材の見
質の相手材への移着を防止し、静摩擦係数と動摩擦係数
との差がせばめられるためと推察される− この潤滑組成物中の金属硫化物成分の割合シ象コ〜SO
重量%、特に、3〜JO重量襲が好ましい、これは、−
重量弧以下ではその効果が期待できず、!O重量襲以上
では、潤滑効果の持続性が悪くなるからである。
更に、摩擦特性の改善を図るために、これらのコ成分に
加えて、PTF!!粉末を配合することが有効である。
このPTFII成分の配合は、潤滑組成物の摩擦係数の
低減、耐熱材料の相手材への移着の防止、静摩擦係数と
動摩擦係数との差の縮小などの作用・効果がある他、F
TFIiは滑べり速度に対する摩擦挙動が1食性抵抗」
を示さないので、上述した篩効果と相持って、しゆう動
部材としての「耐着−滑べり性」を著しく教養し、異音
防止に貢献すると考えられる。
ただし、このPTFllを配合したものは、雰囲気温度
が4100℃を超える長期の使用は避けるべきである。
これは、このような高温雰囲気においては、PTFBが
分解し、添加効果が急激に損なわれるばかりではなく、
相手材を腐食させる傾向があるからである。
本発明者らの実験によると、上述したような適用のPT
Fgは、41oo℃の温度に1時間暴露後の重量減少は
o、oi%以下であった。従って、参〇〇℃以下の適用
においては、何んら問題はない、このように、上述した
コ成分系や、J成分系の潤滑組成物の適用については、
しゆ5動部材としての使用目的、使用条件等を勘案して
選択する必要がある。
このJ成分から成る潤滑組成物中の金属硫化物の割合は
参〜JO重量襲、p’rpgの割合は1〜/!重量襲、
特に、3〜IO重量襲であることが好ましい。これは、
PTFT!、の割合が7重量−以下では、その添加効果
が十分に現われず、/j重重量級以上添加ても、その効
;果は飽和領域に入り余り変わらなくなるからである。
以上に述べた潤滑組成物をしゆう動部材表面に適用する
には、種々の方法が採用される。
本発明者らは、比較的簡便な方法として、しゆう動部材
表面に接着剤を論付し、次いで、潤滑組成物粉末をこの
表面上に散布して被着させる方法、潤滑組成物粉末と接
着剤とを混合し良ものを揮発性溶剤で適宜権釈し、これ
を母材表面にブラシで塗り、又は、吹き付けるなどの方
法を採用することによって、好結果を得ることのできる
ことを確認しえ。
なお、ここKIDE用する接着剤は、数百度の温度にも
耐えるものである必要はない、しゆ5動部材を製造する
段階、あるいは、しゆう動部材を検査したり、包装した
り、輸送したりあるいは使用箇所に組付けるなどの通常
の取扱いにおいて被着した潤滑組成物がはがれたり、脱
落したりすることがなく、まえ、実使用時に荷重や、滑
べりによって容易には母材表面からはがれない程度の接
着強度を有していれば、十分である。
本発明に使用される接着剤としては、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂などの合成樹脂接着剤を
例示することができるが、この他、コーンシロップ、ア
ラビアゴム、にかわあるいはアルギン酸塩なども使用す
ることができる。
このような簡便な被着方法に代え−(、シゆう動部材を
造形する以前の段階において、潤滑組成物を適用する方
法は、一層に好ましいものである。すなわち、シート状
の耐熱材料の表面に接着剤を塗付し、次いで、潤滑組成
物粉末を散布して被着させるか、潤滑組成物粉末に接着
剤を混合したものを揮発性溶剤によって適宜権釈し、こ
れをシート表面にブラシによって塗り。
又は、吹き付けるなどの方法、あるいは、耐熱材料が軟
質で且つ多孔質の膨張黒鉛シート千アスベストペーパー
のような場合には、潤滑組成物の粉末又はこれら粉末か
ら成るスラリーを耐熱材料の表面に供給し、ロールの圧
下によってこれらの粉末粒子を耐熱材料の表面に食い込
ませ九り、含浸させたりすると共にその表面に一体に被
着させるなどの方法が有効に採用し得るものである。
次いで、これを補強材料と共に加圧造形することによっ
てしゆう動体母材表面に潤滑組成物が一様に形成された
しゆう動部材が得られる。
以上に述べ良いずれの方法を採用するにしても。
母材表面におけるIi?I組成物の厚さは、通常1mm
 以下、特に、10ミクロンないし200電クロンとす
ることが好ましい0本発明のように、柔軟性を有する母
材表面に、上記の潤滑組成物を被着形成させる場合、金
属などの硬い母材表面に固体潤滑剤を被着形成させる場
合に比較してやや厚めに形成させることが好ましい、す
なわち、潤滑組成物の被着厚さが薄いと、しゆう動面に
なじみが出るまでの初期の時点において母材の微視的流
動を生じて耐熱材料が摩擦面に現われ、摩擦面を覆うよ
うな傾向があるため。
潤滑組成物を施した効果にばら付きを生ずるからである
また、潤滑組成物の厚さが余り厚過ぎても、この組成物
による摩擦係数の低下、異常音防止効果は、飽和領域に
入っていて意味がない七fかりではなく、しゆう動部材
としての耐摩粍性、なじみ性、密封性にも良い影響を与
えない。
次ぎに、添付図面に基づいて、本発明のしゆう動部材の
実験結果を説明する。
図において、lは試験片、コはそのしゆ5動面を示すも
のであるが、試験片/は、maOo−mmの8U8jO
亭をIl 目に編組し九金網70重量部に対して耐熱材
料30重量部から成る圧縮成形品で、そのしゆう動面コ
に、潤滑組成物が被着されている。まえ、図中、Jは、
試験片lを保持固定させるためのホルダ、参は構台で、
ホルダJがこれKIN定されている。jは冷間圧延ステ
ンレス鋼板から成る相手材、6は試験片/とのしゆう接
面であり、このしゆう接面は、300番エメリーペーパ
ー仕上げのものを用いた。この相手材!は、しゆう動面
Kfm直な荷重p (5oklI10n”)を与え、矢
印ス及びBの方向にしゆう動距離JOmm 、毎分30
サイクルで往復しゆ5動せしめられた。なお、試験雰囲
気温度は、室温からb00℃までの間で11整できるよ
うにした。
第1表は、図に示した実験装置による実験の結果を表示
したものであるが、試験番号lからデまでは、比較例で
あり、10から17までは、母材として膨張黒鉛とステ
ンレス金網補強材とから成るもの、/IIからλノまで
は母材が雲母とステンレス金網補強材とから成るもの、
また−一からコ!までは石綿とステンレス金鋼補強材と
から成るものである。
潤滑組成−の母材表面への被着は、造形後の母材表面に
!i!着剤としてアラビアゴムを薄く塗布し、次いで、
各組成物粉末を所定量散布したのち、押圧板によって散
布され九粉末表面を押圧して平滑にし、730℃の雰囲
気温度で0.3〜1時間保持し、接着剤を固化させると
いう方法を採用した。なお、潤滑組成物の被着厚さi!
/ Il ON220ミクロンであつ九、また、摩擦係
数及び摩耗量の値は、特記事項がない限り、表示した各
雰囲気温度で30時間しゆ5動させた時点での測定値で
、異常音の評価は、全試験を通じてのもので、評価記号
I、I、■及び■のダ段階をもって示したが、その評価
は、次ぎのとおりである。
評価記号l・・通常の摩擦音だけで、異常音の発生のな
いもの。
評価記号I・・試験片に耳を近づけた状態で、摩擦音の
他に、かすかに異常音が聴 えるもの。
評価記号■・・定位1t(試験片から八jmjlれた位
f)では生活環況音に消されて 一般には識別し難いが、試験当事者 には異常音として判別できるもの。
評価記号■・・定位置で−でも異常音(不快音)として
識別できるもの。
第1表からも理解することができるように、fli滑組
成物の適用がなく、母材だけから成立っているしゆう動
部材でも、雰囲気温度が上昇すると、異常音の発生は消
滅する。雰囲気温度/jO″c!itI後から異常音は
小さくなり、−00℃に達するまでには、はぼ完全に消
滅する。従って、雰囲気温度ダ00℃の試験においては
、この異常音の発生は全く認められない。
こnは雰囲気温度が上昇すると、そのしゆう動系におけ
る摩擦抵抗が減小し、静摩擦係数と動摩擦係数との差も
せまくなる丸めと考えられる。ま九、本発明のしゆう動
体母材を構成する耐熱材料においては、上述し九摩擦係
数の差が/ ! QC近辺においである一定値に達する
ことによって、滑べり振動がおさまり、異常音が消滅し
て行くものと考えられる。しかし、本発明のしゆう動部
材は、常温から高温′までの広い温度範囲で乾燥摩擦で
の使用に供されるものであり、この低温領域における異
常音の発生は防止されなければならないものである。
試験番号io以下に表示された本発明の潤滑組成物を適
用したしゅう動部材においては、異常音ρ発生は室温か
ら4100℃に至る雰囲気温度において完全に防止され
ており、摩耗も低減されている。
第−表は1本発明のしゆう動部材が管継手の球面シール
ベアリングとして使用された時における揺動トルクと密
封機能とについて試験し友結果を示すものであり、曲率
半径J Omm の凸球面部を有するシールベアリング
を一方の管端にはめ、他方の管端mK設けられたステン
レスからなる四球面部と、次ぎの条件でしゆう接させた
押圧力     参〇#I 管内ガス圧   01JkI/口2 揺動角     ±41゜ 振動数     コクヘルツ 雰囲気温度室温 第  −表 潤滑組成物を用いて表面処理を施した本発明のしゆう動
部材は、 PTT/Bを併用したものが、揺動トルクに
おいて特にその効果が大きく現われており、密封機能に
おい、てほぼ同程度か、基土向上している。まえ、WN
2表に示した試験結果と同様、本発明品においては、異
常源の発生は全く認められなかつ九。
以上の説明から明らかであるように、本発明によるしゆ
う動部材は、常温から高温までの広い温度範囲で乾燥摩
擦条件の下における使用に適するものであり、従来問題
とされた異常音の発生もなく、摩擦摩耗性にすぐれてい
る他、密封機能をも有するなど多大の効果を奏するもの
である。
図は本発明によるしゆ5動部材の実験装置の1例を示す
ものである。
l・・試験片;−・−しゆう動面1j・・相手材:6・
・しゆう接面。
特許出願人   オイレス工業株式会社代 理 人  
 曽  我  道  照7.−j′rし−、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 膨張黒鉛、雲母、石線などから成る耐熱材料の1種
    又は1種以上を混合し友ものを、金属繊織、細線又はこ
    れらを織つ九り繻んだすして得られる網などから成る補
    強材料にこれと一体となるように造形して得られるしゆ
    う動体の母材表面に、II滑組成物を一様に被着形成さ
    せて成ることを特徴とするしゆう動部材e 二 潤滑組成物が鋼、鋼合金、酸化鋼、又は、歳 これらを主成分とする金属粉末と金属酸化物粉末とを混
    合して成る粉末、あるいは、この金属粉末と金属硫化物
    粉末と四ふり化エチレン樹脂粉末とを混合して成る粉末
    である特許−求の範囲第1項記載のしゆう動部材。 311I滑組成物の厚さが/ mm 以下、特に。 1o−sootクロンである響許曽求の@囲路1又は−
    項記載のしゆ5動部材3
JP12070081A 1981-08-03 1981-08-03 しゆう動部材 Pending JPS5824619A (ja)

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