JPS5824528Y2 - パイロツト信号抽出回路 - Google Patents
パイロツト信号抽出回路Info
- Publication number
- JPS5824528Y2 JPS5824528Y2 JP2076277U JP2076277U JPS5824528Y2 JP S5824528 Y2 JPS5824528 Y2 JP S5824528Y2 JP 2076277 U JP2076277 U JP 2076277U JP 2076277 U JP2076277 U JP 2076277U JP S5824528 Y2 JPS5824528 Y2 JP S5824528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot signal
- circuit
- output
- signal
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、パイロット信号を含むコンポジット信号中
からパイロット信号のみを抽出するパイロット信号抽出
回路に関し、特に抽出されるパイロット信号出力に不要
な直流成分が生じないようにしたパイロット信号抽出回
路に関するものである。
からパイロット信号のみを抽出するパイロット信号抽出
回路に関し、特に抽出されるパイロット信号出力に不要
な直流成分が生じないようにしたパイロット信号抽出回
路に関するものである。
例1tば、この種のコンポジット信号、パイロット信号
としては、→UとしてFMステレオチューナなどにおけ
る左右和信号、左右差信号および19 KH2ハイロッ
ト信号があげられる。
としては、→UとしてFMステレオチューナなどにおけ
る左右和信号、左右差信号および19 KH2ハイロッ
ト信号があげられる。
そして、コンポジット信号からパイロット信号を抽出す
る方法としては、一般に第1図に示すごとくパイロット
信号周波数ipを中心として急峻な減衰特性を有する帯
域通過濾波器を用いる方法が行われており、との濾波器
の出力を直接筐たはさらにP LL (Phase L
ook Loop )を介して抽出パイロット信号とし
て送出するという手段が採られている。
る方法としては、一般に第1図に示すごとくパイロット
信号周波数ipを中心として急峻な減衰特性を有する帯
域通過濾波器を用いる方法が行われており、との濾波器
の出力を直接筐たはさらにP LL (Phase L
ook Loop )を介して抽出パイロット信号とし
て送出するという手段が採られている。
ところで、この種の帯域通過濾波器としては、通常LC
フィルタが使用されるが、LCフィルタには安定度の点
で問題がある。
フィルタが使用されるが、LCフィルタには安定度の点
で問題がある。
すなわち、Qが変化し易く、そのために抽出されたパイ
ロット信号の振幅、位相が変動するおそれがある。
ロット信号の振幅、位相が変動するおそれがある。
ti、周波数特性を急峻にして選択度を上げると、位相
特性も急峻KfX、す、そのため位相が不安定になる。
特性も急峻KfX、す、そのため位相が不安定になる。
このような問題を解決するため、この考案の出願人は、
最近、パイロット信号を含んだ入力信号を同期検波して
得た入力パイロット信号のし尺ルに比例した直流成分を
得、この直流成分をスイッチングして得たスイッチング
出力信号を抽出パイロット信号として送出する手段を提
案している。
最近、パイロット信号を含んだ入力信号を同期検波して
得た入力パイロット信号のし尺ルに比例した直流成分を
得、この直流成分をスイッチングして得たスイッチング
出力信号を抽出パイロット信号として送出する手段を提
案している。
しかるに、このような手段にかいては、抽出出力に本来
不要な直流成分が重畳しているため、この直流成分を除
去するコンデンサが必要となってし普うとともに、この
直流成分除去用のコンデンサを介挿したとしても、パイ
ロット信号の有無の切換わり、すなわち、過渡状態時に
は、このコンデンサに印加される直流電圧が急激に変化
することになるから、これによるクリックノイズの発生
は避けがたく、この点問題であった。
不要な直流成分が重畳しているため、この直流成分を除
去するコンデンサが必要となってし普うとともに、この
直流成分除去用のコンデンサを介挿したとしても、パイ
ロット信号の有無の切換わり、すなわち、過渡状態時に
は、このコンデンサに印加される直流電圧が急激に変化
することになるから、これによるクリックノイズの発生
は避けがたく、この点問題であった。
この考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決する
と共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目
的は入力パイロット信号の有無による出力直流成分の変
動をなくし、過渡状態でのクリックノイズの発生を阻止
し得るパイロット信号抽出回路を提供するにある。
と共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目
的は入力パイロット信号の有無による出力直流成分の変
動をなくし、過渡状態でのクリックノイズの発生を阻止
し得るパイロット信号抽出回路を提供するにある。
このような目的を達成するために、この考案は、到来し
たコンポジット信号からパイロット信号成分を分離する
パイロット信号分離回路と、このパイロット信号分離回
路の出力端に得られる分離パイロット信号を制御信号と
して入力し到来したコンポジット信号からパイロット信
号成分を同期検波してこのパイロット信号成分の振幅に
比例する大きさの直流出力を送出するレベル検出回路と
、前記分離パイロット信号をスイッチング制御信号とし
て受は前記レベル検出回路の出力をスイッチングするス
イッチング回路と、このスイッチング回路の出力と前記
レベル検出回路の出力を入力とし両者を加算して直流成
分を含捷ない信号を得る直流成分消去回路とを設け、前
記直流成分消去回路の出力を抽出パイロット信号として
送出するようにしたもので、以下図面に基づきこの考案
の実施例を詳細に説明する。
たコンポジット信号からパイロット信号成分を分離する
パイロット信号分離回路と、このパイロット信号分離回
路の出力端に得られる分離パイロット信号を制御信号と
して入力し到来したコンポジット信号からパイロット信
号成分を同期検波してこのパイロット信号成分の振幅に
比例する大きさの直流出力を送出するレベル検出回路と
、前記分離パイロット信号をスイッチング制御信号とし
て受は前記レベル検出回路の出力をスイッチングするス
イッチング回路と、このスイッチング回路の出力と前記
レベル検出回路の出力を入力とし両者を加算して直流成
分を含捷ない信号を得る直流成分消去回路とを設け、前
記直流成分消去回路の出力を抽出パイロット信号として
送出するようにしたもので、以下図面に基づきこの考案
の実施例を詳細に説明する。
第2図はこの考案によるパイロット信号抽出回路の一実
施例の基本的構成を示すブロック図である。
施例の基本的構成を示すブロック図である。
図において、INは主チャンネルおよび副チヤンネル信
号成分Mとパイロット信号Pを含むコンポジット信号が
印加される入力端子、PSは入力端子INかうのコンポ
ジット信号中に台筐れているパイロット信号成分を分離
するためのパイロット信号分離回路で、例えば帯域通過
濾波器またはPLLで構成されている。
号成分Mとパイロット信号Pを含むコンポジット信号が
印加される入力端子、PSは入力端子INかうのコンポ
ジット信号中に台筐れているパイロット信号成分を分離
するためのパイロット信号分離回路で、例えば帯域通過
濾波器またはPLLで構成されている。
そして、この分離回路PSの出力端には到来した入力パ
イロット信号と一定の位相関係にある正弦波筐たは矩形
波パルスでなる分離パイロット信号PLSが送出され、
この信号PLSがレベル検出回路LDおよびスイッチン
グ回路SWに制御信号として与えられる。
イロット信号と一定の位相関係にある正弦波筐たは矩形
波パルスでなる分離パイロット信号PLSが送出され、
この信号PLSがレベル検出回路LDおよびスイッチン
グ回路SWに制御信号として与えられる。
ここで、このレベル検出回路LDは、同期検波部SDと
その出力を入力とする低域通過濾波器LPFとからなり
、パイロット信号分離回路PSの出力端に得られる分離
パイロット信号PLsを制御信号として入力し到来した
コンポジット信号からパイロット信号成分を同期検波し
てこのパイロット信号成分の振幅に比例する大きさの直
流出力を送出する機能を備えている。
その出力を入力とする低域通過濾波器LPFとからなり
、パイロット信号分離回路PSの出力端に得られる分離
パイロット信号PLsを制御信号として入力し到来した
コンポジット信号からパイロット信号成分を同期検波し
てこのパイロット信号成分の振幅に比例する大きさの直
流出力を送出する機能を備えている。
tC、スイッチング回路SWば、上記分離パイロット信
号PLsをスイッチング制御信号として入力し、上記レ
ベル検出回路LDの出力をスイッチングするように構成
されている。
号PLsをスイッチング制御信号として入力し、上記レ
ベル検出回路LDの出力をスイッチングするように構成
されている。
MPはスイッチング回路SWの出力を2倍にする増幅回
路、INVはレベル検出回路LDを構成する低域濾波器
LPFからの直流成分の極性を逆転する反転回路、AD
は増幅回路MPの出力と反転回路INVの出力を加算す
る加算回路で、これらは直流成分消去回路DEを構成し
ている。
路、INVはレベル検出回路LDを構成する低域濾波器
LPFからの直流成分の極性を逆転する反転回路、AD
は増幅回路MPの出力と反転回路INVの出力を加算す
る加算回路で、これらは直流成分消去回路DEを構成し
ている。
OUTは抽出したパイロット信号PLが得られる出力端
子である。
子である。
つき゛にこの第2図に示す実施例の動作を説明する。
普ず、入力端子INに印加されたコンポジット信号はパ
イロット信号分離回路PSによってパイロット信号成分
が分離され、その出力端には分離パイロット信号PLS
が得られ、この分離パイロット信号PLSはレベル検出
回路LDおよびスイッチング回路SWに制御信号として
送出されんレベル検出回路LDは、この分離パイロット
信号PLSによって入力端子INからのコンポジット信
号を同期検波部SDで同期検波し、低域通過濾波器LP
Fを介してコンポジット信号に台筐れるパイロット信号
の振幅に比例する大きさの直流出力信号DCを得る。
イロット信号分離回路PSによってパイロット信号成分
が分離され、その出力端には分離パイロット信号PLS
が得られ、この分離パイロット信号PLSはレベル検出
回路LDおよびスイッチング回路SWに制御信号として
送出されんレベル検出回路LDは、この分離パイロット
信号PLSによって入力端子INからのコンポジット信
号を同期検波部SDで同期検波し、低域通過濾波器LP
Fを介してコンポジット信号に台筐れるパイロット信号
の振幅に比例する大きさの直流出力信号DCを得る。
以下、このレベル検出回路LDの出力端(A点)におけ
る直流出力信号DCのレベルを1″とする。
る直流出力信号DCのレベルを1″とする。
つぎに、スイッチング回路SWにおいて、この直流出力
信号DCをパイロット信号分離回路PSからの分離パイ
ロット信号PLSでスイッチングすることにより、その
出力には抽出パイロット信号が得られる。
信号DCをパイロット信号分離回路PSからの分離パイ
ロット信号PLSでスイッチングすることにより、その
出力には抽出パイロット信号が得られる。
この抽出パイロット信号を増幅回路MPで2倍し2Pと
すると、この増幅回路MPの出力端(B点)にはBに示
す如く直流信号レベルパ1′″、振幅tt 2 nのパ
ルス信号が得られる。
すると、この増幅回路MPの出力端(B点)にはBに示
す如く直流信号レベルパ1′″、振幅tt 2 nのパ
ルス信号が得られる。
一方、反転回路INVは低域通過濾波器LPFからの直
流出力信号DCの極性を反転し、その出力端(0点)に
はCに示す如くレベル゛1′″のN−DC信号を得る。
流出力信号DCの極性を反転し、その出力端(0点)に
はCに示す如くレベル゛1′″のN−DC信号を得る。
このようにして得られた増幅回路MPからのパルス信号
と反転回路INVからのN−DC信号を加算回路ADで
加算することにより、出力端子0UT(D点)にばDに
示す如く直流成分を含1ない振幅tt IHのパイロッ
ト信号が得られる。
と反転回路INVからのN−DC信号を加算回路ADで
加算することにより、出力端子0UT(D点)にばDに
示す如く直流成分を含1ない振幅tt IHのパイロッ
ト信号が得られる。
第3図はこの考案の一実施例の具体的構成を示す回路図
で、第2図に示す増幅回路MPと反転回路INVおよび
加算回路ADからなる直流成分消去回路DEを演算増幅
器OAで構成した場合fl −例を示すものである。
で、第2図に示す増幅回路MPと反転回路INVおよび
加算回路ADからなる直流成分消去回路DEを演算増幅
器OAで構成した場合fl −例を示すものである。
同図に釦いて破線で囲んだ部分は第2図に示す同一符号
の部分に対応し、同一符号のものは相邑部分を示す。
の部分に対応し、同一符号のものは相邑部分を示す。
RINIIi入力抵抗、Q□はNPN形トランジスタ、
R■、CIは第2図の低域通過濾波器LPFに対応する
積分回路を形成する抵抗およびコンデンサ、R81は抵
抗でこれらはレベル検出回路LDを構成している。
R■、CIは第2図の低域通過濾波器LPFに対応する
積分回路を形成する抵抗およびコンデンサ、R81は抵
抗でこれらはレベル検出回路LDを構成している。
そして、トランジスタQ□のコレクタは入力抵抗RIN
を介して入力端子INに接続されると共に抵抗R■とコ
ンデンサCIとからなる積分回路を介して緩衝増幅器B
Aの入力端に接続され、エミッタは接地され、ベースは
抵抗Rs□を介してパイロット信号分離回路PSの出力
端に接続されている。
を介して入力端子INに接続されると共に抵抗R■とコ
ンデンサCIとからなる積分回路を介して緩衝増幅器B
Aの入力端に接続され、エミッタは接地され、ベースは
抵抗Rs□を介してパイロット信号分離回路PSの出力
端に接続されている。
R8□、Ra1は抵抗、Q2はNPN形トランジスタで
、これらはスイッチング回路SWを構成している。
、これらはスイッチング回路SWを構成している。
そしてトランジスタQ2のコレクタは抵抗Ra□を介し
て緩衝増幅器BAの出力端に接続されると共に演算増幅
器OAの第1入力端(+)に接続され、エミッタは接地
され、ベースは抵抗R82を介してパイロット信号分離
回路PSの出力端に接続されている。
て緩衝増幅器BAの出力端に接続されると共に演算増幅
器OAの第1入力端(+)に接続され、エミッタは接地
され、ベースは抵抗R82を介してパイロット信号分離
回路PSの出力端に接続されている。
OAは演算増幅器% Ra2 、 Ra3は抵抗で、こ
れらは直流成分消去回路DEを構成している。
れらは直流成分消去回路DEを構成している。
そして、演算増幅器OAの第2入力端←)は抵抗R8□
を介して緩衝増幅器BAの出力端に接続されると共に、
抵抗Ra3を介して演算増幅器OAの出力端に接続され
ている。
を介して緩衝増幅器BAの出力端に接続されると共に、
抵抗Ra3を介して演算増幅器OAの出力端に接続され
ている。
このように構成されたパイロット信号抽出回路に卦いて
、トランジスタQ1のベースにはパイロット信号分離回
路PSからのパイロット分離信号PLsが抵抗R8Iを
通して与えられ、これにより到来したコンポジット信号
M十Pのうち、分離パイロット信号PLSと同位相の入
力パイロット信号成分Pの半波部分がトランジスタQ1
のコレクタ側に出力され、この出力が積分回路にて平均
値化(直流化)される。
、トランジスタQ1のベースにはパイロット信号分離回
路PSからのパイロット分離信号PLsが抵抗R8Iを
通して与えられ、これにより到来したコンポジット信号
M十Pのうち、分離パイロット信号PLSと同位相の入
力パイロット信号成分Pの半波部分がトランジスタQ1
のコレクタ側に出力され、この出力が積分回路にて平均
値化(直流化)される。
このようにして入力パイロット信号成分Pが同期検波さ
れることになり、積分回路の出力端には、入力パイロッ
ト信号成分Pの振幅をPとすると、はぼB/2の大きさ
の直流レベル出力が得られ、これがレベル検出回路LD
の出力として緩衝増幅器BAを通しスイッチング回路S
Wに送出される。
れることになり、積分回路の出力端には、入力パイロッ
ト信号成分Pの振幅をPとすると、はぼB/2の大きさ
の直流レベル出力が得られ、これがレベル検出回路LD
の出力として緩衝増幅器BAを通しスイッチング回路S
Wに送出される。
スイッチング回路SW/I′i、緩衝増幅器BAの直流
出力Vilをコレクタに受け、工□ツメを接地されたス
イッチング用のトランジスタQ2を有し、トランジスタ
Q2のベースにパイロット信号分離回路PSからの分離
パイロット信号PLsが抵抗R82を通して与えられる
。
出力Vilをコレクタに受け、工□ツメを接地されたス
イッチング用のトランジスタQ2を有し、トランジスタ
Q2のベースにパイロット信号分離回路PSからの分離
パイロット信号PLsが抵抗R82を通して与えられる
。
かくしてトランジスタQ2のコレクタから、振幅がレベ
ル検出回路LDの出力レベルV2で、位相が分離パイロ
ット信号PLSの位相、すなわち入力パイロット信号P
の位相と=定の位相関係をもった出力パルスが得られ、
この出力が直流成分消去回路DEを構成する演算増幅器
OAの第1入力端(+)に印加される。
ル検出回路LDの出力レベルV2で、位相が分離パイロ
ット信号PLSの位相、すなわち入力パイロット信号P
の位相と=定の位相関係をもった出力パルスが得られ、
この出力が直流成分消去回路DEを構成する演算増幅器
OAの第1入力端(+)に印加される。
一方、緩衝増幅器BAの直流出力Vi□は抵抗R8゜を
通して演算増幅器OAの第2入力端←)に印加され、捷
た、演算増幅器OAの出力V□は抵抗Ra3を介して演
算増幅器OAの第2入力端←)に帰還される。
通して演算増幅器OAの第2入力端←)に印加され、捷
た、演算増幅器OAの出力V□は抵抗Ra3を介して演
算増幅器OAの第2入力端←)に帰還される。
ここで抵抗Ra2とRa3の抵抗値をRa2 =Ra3
と設定することにより、演算増幅器OAの第1入力
端(→に加えたパルス信号の増幅率G(+)は で表わされ、筐た演算増幅器OAの第2入力端(→に加
えられた直流信号の増幅率G(−’)はで表わされる。
と設定することにより、演算増幅器OAの第1入力
端(→に加えたパルス信号の増幅率G(+)は で表わされ、筐た演算増幅器OAの第2入力端(→に加
えられた直流信号の増幅率G(−’)はで表わされる。
ただし演算増幅器OAの増幅度AはA≧1であり、また
演算増幅器OAの第1入力端(+)のインピーダンスZ
iは(Zi十)≧Ra□で表わされ、第2入力端←)の
インピーダンスZiは(Zi−’)≦Ra2で表わされ
る。
演算増幅器OAの第1入力端(+)のインピーダンスZ
iは(Zi十)≧Ra□で表わされ、第2入力端←)の
インピーダンスZiは(Zi−’)≦Ra2で表わされ
る。
かぐして演算増幅器OAの入力端に印加されたスイッチ
ング回路SWの出力は増幅加算され、その出力に得られ
る抽出パイロット信号は、到来したコンポジット信号に
台筐れる入力パイロット信号Pと振幅が等しく、筐たは
比例し、かつ一定の位相関係をもつ。
ング回路SWの出力は増幅加算され、その出力に得られ
る抽出パイロット信号は、到来したコンポジット信号に
台筐れる入力パイロット信号Pと振幅が等しく、筐たは
比例し、かつ一定の位相関係をもつ。
そして出力端子OUTには直流成分が除去された抽出パ
イロット信号PLが得られる。
イロット信号PLが得られる。
かくして、パイロット信号分離回路PSをLCフイルメ
で構成するときには、第1図に示すような急峻な周波数
特性は必要としない。
で構成するときには、第1図に示すような急峻な周波数
特性は必要としない。
したがって位相特性も緩やかになる。
そのため位相の安定(た信号を摩り出し得る。
!たパイロット信号分離回路PSをPLLで構成すると
きには、PLLの出力の振幅は入力に比例していないが
、位相は安定している。
きには、PLLの出力の振幅は入力に比例していないが
、位相は安定している。
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、複
雑な手段を用いることなく簡単な回路構成によって、抽
出されたパイロット信号の直流成分を除去することがで
き、入力パイロット信号の有無による出力直流成分の変
動をなくし、過渡状態でのクリックノイズを低減するこ
とができるので、実用上の効果は極めて大である。
雑な手段を用いることなく簡単な回路構成によって、抽
出されたパイロット信号の直流成分を除去することがで
き、入力パイロット信号の有無による出力直流成分の変
動をなくし、過渡状態でのクリックノイズを低減するこ
とができるので、実用上の効果は極めて大である。
オた、到来したコンポジット信号から、パイロット信号
と一定の位相関係をもつ同振幅または比例した信号を安
定に得ることができるという点においても極めて有効で
ある。
と一定の位相関係をもつ同振幅または比例した信号を安
定に得ることができるという点においても極めて有効で
ある。
第1図は従来のパイロット信号抽出回路の説明に供する
特性図、第2図はこの考案によるパイロット信号抽出回
路の基本的構成を示すブロック図、第3図はこの考案の
一実施例の具体的構成を示す回路図である。 PS・・・・・・パイロット信号分離回路、LD・・・
・・・レベル検出回路、SW・・・・・・スイッチング
回路、DE・・・・・・直流成分消去回路。
特性図、第2図はこの考案によるパイロット信号抽出回
路の基本的構成を示すブロック図、第3図はこの考案の
一実施例の具体的構成を示す回路図である。 PS・・・・・・パイロット信号分離回路、LD・・・
・・・レベル検出回路、SW・・・・・・スイッチング
回路、DE・・・・・・直流成分消去回路。
Claims (1)
- 到来したコンポジット信号からパイロット信号成分を分
離するパイロット信号分離回路と、このパイロット信号
分離回路の出力端に得られる分離パイロット信号を制御
信号として入力し到来したコンポジット信号からパイロ
ット信号成分を同期検波してこのパイロット信号成分の
振幅に比例する大きさの直流出力を送出するレベル検出
回路と、前記分離パイロット信号をスイッチング制御信
号として受は前記レベル検出回路の出力をスイッチング
するスイッチング回路と、このスイッチング回路の出力
と前記レベル検出回路からの出力を入力とし両者を加算
して直流成分を含寸ない信号を得る直流成分消去回路と
を設け、前記直流成分消去回路の出力を抽出パイロット
信号として送出することを特徴とするパイロット信号抽
出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076277U JPS5824528Y2 (ja) | 1977-02-24 | 1977-02-24 | パイロツト信号抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076277U JPS5824528Y2 (ja) | 1977-02-24 | 1977-02-24 | パイロツト信号抽出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53116205U JPS53116205U (ja) | 1978-09-16 |
JPS5824528Y2 true JPS5824528Y2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=28852349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2076277U Expired JPS5824528Y2 (ja) | 1977-02-24 | 1977-02-24 | パイロツト信号抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824528Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-24 JP JP2076277U patent/JPS5824528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53116205U (ja) | 1978-09-16 |
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