JPS5824338A - 吸着剤 - Google Patents
吸着剤Info
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- JPS5824338A JPS5824338A JP3065182A JP3065182A JPS5824338A JP S5824338 A JPS5824338 A JP S5824338A JP 3065182 A JP3065182 A JP 3065182A JP 3065182 A JP3065182 A JP 3065182A JP S5824338 A JPS5824338 A JP S5824338A
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- adsorption
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な吸着剤に関し、さらに詳しくは。
シリカ及びチタニアを含有する微細多孔質の酸化物複合
体よりなる、竹に金楓イオン及び各釉有轡物質に対する
後れた吸着能を有する吸着剤に関する。
体よりなる、竹に金楓イオン及び各釉有轡物質に対する
後れた吸着能を有する吸着剤に関する。
人間や動植物に有害であり環境保全上好ましくない各種
の有害物質、例えば重金桝や各種有惨物質′f、溶解含
有する液体から、これら有害物質を除去する方法として
、現在、活性汚泥法やail法などによる処理が行われ
ているが、これら6方法は貴利用がきかず、また二次的
な壊境汚染物負を生ずるなどの欠点がある。
の有害物質、例えば重金桝や各種有惨物質′f、溶解含
有する液体から、これら有害物質を除去する方法として
、現在、活性汚泥法やail法などによる処理が行われ
ているが、これら6方法は貴利用がきかず、また二次的
な壊境汚染物負を生ずるなどの欠点がある。
一方、吸着法は低濃度汚染廃液に対して鯉も効果的であ
るとされ、各種の吸着剤が研究されているが、合成無機
吸着剤についての情究は比較的少なく、これまで、活性
炭、シリカ、合成ゼオライト、ケイ酸カルシウム及びア
クリルアミドで包んだ含水酸化チタンが提案されている
に過ぎ口い。
るとされ、各種の吸着剤が研究されているが、合成無機
吸着剤についての情究は比較的少なく、これまで、活性
炭、シリカ、合成ゼオライト、ケイ酸カルシウム及びア
クリルアミドで包んだ含水酸化チタンが提案されている
に過ぎ口い。
しかし、これら従来提案された合成無機吸着剤は、吸着
能が1肱い、吸看速度がおそい、選択性に乏しい、丹生
できない、製造コストが高い、取扱が煩紛である、等の
欠点もあり、充分に満足できるものではない。
能が1肱い、吸看速度がおそい、選択性に乏しい、丹生
できない、製造コストが高い、取扱が煩紛である、等の
欠点もあり、充分に満足できるものではない。
本発明省らはより効果的な吸着剤を求めて鋭倉研究を行
なった結果、シリカとチタニアから構成された微細多孔
質の複合酸化物が、金属イオンや%稗有機化合物に対す
る非常に優れた吸宥能を発揮することi見い田し、本発
明を児欣、するに至ったのである。
なった結果、シリカとチタニアから構成された微細多孔
質の複合酸化物が、金属イオンや%稗有機化合物に対す
る非常に優れた吸宥能を発揮することi見い田し、本発
明を児欣、するに至ったのである。
かくして、本発明によれば1.シリカとチタニアを重量
比で75:25乃至0:lOOの割合で含有し1つ少な
くとも5om″/fの比表面積を有する微細多孔質の酸
化物複合体より成る吸着剤が提供される。
比で75:25乃至0:lOOの割合で含有し1つ少な
くとも5om″/fの比表面積を有する微細多孔質の酸
化物複合体より成る吸着剤が提供される。
本発明の吸着剤はシリカ(SiOl)及びチタニア(T
iO,lを主体とする無機酸化物の複合体から構成され
た合成無機吸着剤である。その正確な構造は明らかでは
ないが、5に質的rCシリカよりなる微細マトリックス
領域と実質的にチタニアよりなる微細マトリックス領域
とが、例えは下記式で示される如き結合を介して三次元
的に結合し、微細多孔質の酸化物複合体の塊を形成して
いると1゜信ぜられる。
iO,lを主体とする無機酸化物の複合体から構成され
た合成無機吸着剤である。その正確な構造は明らかでは
ないが、5に質的rCシリカよりなる微細マトリックス
領域と実質的にチタニアよりなる微細マトリックス領域
とが、例えは下記式で示される如き結合を介して三次元
的に結合し、微細多孔質の酸化物複合体の塊を形成して
いると1゜信ぜられる。
本発明によれは、該複合体は、優れた吸着法を発揮する
ためには、シリカ対チタニアのvL箇比は少なくとも7
5:25であることが必セで、シリカに対するチタニア
の比率が増加するにつれて吸着能が増大し、ナタニア刀
為夫貴的に100%の場合でも、筒い9tjL層能ン示
すことが見い出された。
ためには、シリカ対チタニアのvL箇比は少なくとも7
5:25であることが必セで、シリカに対するチタニア
の比率が増加するにつれて吸着能が増大し、ナタニア刀
為夫貴的に100%の場合でも、筒い9tjL層能ン示
すことが見い出された。
しかして、本発明の吸着網においては、「酸化物複合体
」なる表現の中には、チタニアだけから成る場合をも例
外的に包含されること全了解すべきである。
」なる表現の中には、チタニアだけから成る場合をも例
外的に包含されること全了解すべきである。
従って、本発明の酸化物複合体はシリカとチタニアを重
1比で75 :25乃至0:100、好ましくは50:
50乃至10:90の割合で含有することができる。
1比で75 :25乃至0:100、好ましくは50:
50乃至10:90の割合で含有することができる。
また、本発明によれは、該酸化物複合体に、シリカ及び
チタニア以外の金M&化物を必要に応じとが見い出され
た。
チタニア以外の金M&化物を必要に応じとが見い出され
た。
かかる金&酸化物としては塩基性の金践酸化物、側光ば
マグネシア、酸化カルシウムの如キアルカリ土類金に+
酸化物;アルミナ、酸化鉄、ジルコニア、などが好まし
く、中でも、マグネシア、酸化カルシウム、アルミナ及
び酸化鉄が有第1」に用いられる。
マグネシア、酸化カルシウムの如キアルカリ土類金に+
酸化物;アルミナ、酸化鉄、ジルコニア、などが好まし
く、中でも、マグネシア、酸化カルシウム、アルミナ及
び酸化鉄が有第1」に用いられる。
これらの金Jg酸化物の含有量は厳密に制限されるもの
ではないが、あまり多量に使用すると、シリカ−チタニ
ア複合体本来の吸着能に悪影智を与えるので、一般的に
はシリカとチタニアの合計重量を基準にして80重ii
、に以F1好ましくは25重量%以下、さらに好ましく
は20に量%以下に留めることが望凄しい。
ではないが、あまり多量に使用すると、シリカ−チタニ
ア複合体本来の吸着能に悪影智を与えるので、一般的に
はシリカとチタニアの合計重量を基準にして80重ii
、に以F1好ましくは25重量%以下、さらに好ましく
は20に量%以下に留めることが望凄しい。
本発明の吸着剤に用いられる前記酸化物複合体は微細多
孔貴構造を勺゛シ、島い比表面積を有する。
孔貴構造を勺゛シ、島い比表面積を有する。
すなわち、本発明の吸着剤は一般に少なくとも50m”
/f、好ましくは120n″/f以上、ソL。
/f、好ましくは120n″/f以上、ソL。
て通常は約200〜約850m“/fの範囲内の比表面
積を有している。本明細誓において、「比奴面積」はS
、 Brunaur、P、H,’Emmett及びE、
Te1ler、J、Am、−Chem、Soc、、60
、大−一 横をいう。
積を有している。本明細誓において、「比奴面積」はS
、 Brunaur、P、H,’Emmett及びE、
Te1ler、J、Am、−Chem、Soc、、60
、大−一 横をいう。
また、本発明の吸着剤は、彼達するその製造条件等によ
り相違するが、一般的に1つて、平均孔径が約800オ
ングストロームまたはそれ以下、通常約200オングス
トローム以下という非常に微細な孔を多数有し、ており
、その孔容積は水鋏圧入法で測足して全体で一般に少な
くとも約0.6 CF 3/fで、通常は約1.0〜1
.4α37fの範囲にあり、また孔径が200オングス
トローム以下のものの孔容積は一般に少なくとも0.2
α37y、通常は約0.8〜1.0 am”/ tの範
囲にある。さらに本発明の吸着剤はその組成にもよるが
、一般に0、2〜0.9 f 7cm” 、好適には0
.85〜0.6f/crn8の範囲の嵩比重を有するこ
とができる。
り相違するが、一般的に1つて、平均孔径が約800オ
ングストロームまたはそれ以下、通常約200オングス
トローム以下という非常に微細な孔を多数有し、ており
、その孔容積は水鋏圧入法で測足して全体で一般に少な
くとも約0.6 CF 3/fで、通常は約1.0〜1
.4α37fの範囲にあり、また孔径が200オングス
トローム以下のものの孔容積は一般に少なくとも0.2
α37y、通常は約0.8〜1.0 am”/ tの範
囲にある。さらに本発明の吸着剤はその組成にもよるが
、一般に0、2〜0.9 f 7cm” 、好適には0
.85〜0.6f/crn8の範囲の嵩比重を有するこ
とができる。
本発明によれば、上記した如き物性を有する微細多孔質
の酸化物複合体は、可溶性チタン塩及び町溶性珪V堪を
、必要に応じて他の−il浴性金蝿塊と共に、治解含有
する酸性水浴液をアルカリ加水分解に付してシリカ及び
チタニアを、存在する場合には他の金Th[化物と一緒
に共沈せしめ、得られる沈殿を分離した後乾燥し、心壁
に応じて、約800℃以下の温度で焼成することにより
製造することができる。
の酸化物複合体は、可溶性チタン塩及び町溶性珪V堪を
、必要に応じて他の−il浴性金蝿塊と共に、治解含有
する酸性水浴液をアルカリ加水分解に付してシリカ及び
チタニアを、存在する場合には他の金Th[化物と一緒
に共沈せしめ、得られる沈殿を分離した後乾燥し、心壁
に応じて、約800℃以下の温度で焼成することにより
製造することができる。
原料として使用しつる可溶性チタン塩としては、例えは
四塩化チタン、硫酸チタン、(lllt醒チタニル、チ
タンイソプロポキシドなどが挙けられ、また町′溶性珪
酸塩としては、例えばメタ及びオルト珪酸ナトリ9ム、
水ガラス、四塩化珪素、珪r波エチル、シリカゾルなど
を用いることができる。さらに、必襞に応じて適宜加え
ることのできる他の司沿性金転塩としては、塩化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、塩化アルミニウム、61O
Nアルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化第二鉄、偵C
嘔鉄、地化カルシウムなどが包含される。
四塩化チタン、硫酸チタン、(lllt醒チタニル、チ
タンイソプロポキシドなどが挙けられ、また町′溶性珪
酸塩としては、例えばメタ及びオルト珪酸ナトリ9ム、
水ガラス、四塩化珪素、珪r波エチル、シリカゾルなど
を用いることができる。さらに、必襞に応じて適宜加え
ることのできる他の司沿性金転塩としては、塩化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、塩化アルミニウム、61O
Nアルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化第二鉄、偵C
嘔鉄、地化カルシウムなどが包含される。
上記可溶性チタン塩及び1」削性珪酸塩はそれぞれ水浴
液の影で混合することができる。それぞれの水酸液中に
おける該チタン塩及び珪酸塩の一度は1昇的ではないが
、それぞれ一般に0.61〜0.6モル/1.好ましく
は0.1〜0,4モル/lの範囲内の濃度とするのが有
オリである。
液の影で混合することができる。それぞれの水酸液中に
おける該チタン塩及び珪酸塩の一度は1昇的ではないが
、それぞれ一般に0.61〜0.6モル/1.好ましく
は0.1〜0,4モル/lの範囲内の濃度とするのが有
オリである。
該チタン塩の水浴液は一般に酸性であるのに対し、#/
、珪酸塩の水浴液は一般にアルカリ性であるから、両累
湊液を単に混合したたけでも中和反応が生じチタン塩及
び珪#塩は加水分解されてシリカとチタニアの混合ゲル
が生成するが、かくして生成した混合ゲルからは吸yk
剤として使用するに耐えるだけの吸崩能をもつ賊化物複
合体を与えない。
、珪酸塩の水浴液は一般にアルカリ性であるから、両累
湊液を単に混合したたけでも中和反応が生じチタン塩及
び珪#塩は加水分解されてシリカとチタニアの混合ゲル
が生成するが、かくして生成した混合ゲルからは吸yk
剤として使用するに耐えるだけの吸崩能をもつ賊化物複
合体を与えない。
ところが、本発明において、′ffU治性珪酸性珪酸塩
液を酸により予めpH約o、 i〜4程度の酸性にy4
整しておいた後、TIJ溶性チタン塙の水浴液と混合し
、しかる後核混合水浴液をアルカリ加水分解に付すよう
にすると、抜記笑施例に示す如く井宮に性能の優れた酸
化物複合体が得られることが見い出されたのである。
液を酸により予めpH約o、 i〜4程度の酸性にy4
整しておいた後、TIJ溶性チタン塙の水浴液と混合し
、しかる後核混合水浴液をアルカリ加水分解に付すよう
にすると、抜記笑施例に示す如く井宮に性能の優れた酸
化物複合体が得られることが見い出されたのである。
可溶性珪酸塩の水溶液と可溶性チタン塩の水断液との混
合割合は、岐路複合体に璧求されるシリカ対チタニアの
重重比に応じて変えることができる。
合割合は、岐路複合体に璧求されるシリカ対チタニアの
重重比に応じて変えることができる。
該アルカリ加水分解は得られる混合水浴液にアルカリ會
加えることにより達成される。使用しうるアルカリとし
ては、廟幀味素、ウロトロビンの如き加水分解条件下に
加熱によってアンモニアを分解放出する化合物、或いは
アンモニア水、苛性ソーダ、司性カリ、炭酸ソーダ等の
無機アルカリが挙げられ、中でもアンモニア水及び尿素
、ウロトロビンなどのアンモニアを遊離する化合物が好
適である。
加えることにより達成される。使用しうるアルカリとし
ては、廟幀味素、ウロトロビンの如き加水分解条件下に
加熱によってアンモニアを分解放出する化合物、或いは
アンモニア水、苛性ソーダ、司性カリ、炭酸ソーダ等の
無機アルカリが挙げられ、中でもアンモニア水及び尿素
、ウロトロビンなどのアンモニアを遊離する化合物が好
適である。
該加水分解はできるかぎり緩慢にすすめ、急激な共沈を
避けることが望ましく、使ってかがるアルカリに該混合
水溶液にゆっくりと添加し、組数のpHk極めてゆるや
かに上昇せしめることr(より、徐々にシリカ−チタニ
アを共沈せしめるようにするのが有利である。そのため
には、比較的弱体 いアルカリであるアンモニア゛′を徐々に加えるが、或
いは尿素又はウロトロピンの如きアンモニア−放出性の
化合物の使用が特に有利であり、これらアンモニア−放
出性の化合物は該混合水浴液中に一度に添加しておいて
も、液の7)Hを急激に高めす、加熱により、アンモニ
ア水保々に分解遊離せしめることができるので、急激な
共沈を避けることができる。
避けることが望ましく、使ってかがるアルカリに該混合
水溶液にゆっくりと添加し、組数のpHk極めてゆるや
かに上昇せしめることr(より、徐々にシリカ−チタニ
アを共沈せしめるようにするのが有利である。そのため
には、比較的弱体 いアルカリであるアンモニア゛′を徐々に加えるが、或
いは尿素又はウロトロピンの如きアンモニア−放出性の
化合物の使用が特に有利であり、これらアンモニア−放
出性の化合物は該混合水浴液中に一度に添加しておいて
も、液の7)Hを急激に高めす、加熱により、アンモニ
ア水保々に分解遊離せしめることができるので、急激な
共沈を避けることができる。
上記アルカリは加水分解終了後の混合水浴液のpHが約
6.0〜8.0の範囲内に入るような量で1更用するの
が適当である。
6.0〜8.0の範囲内に入るような量で1更用するの
が適当である。
該加水分解の際の温度は使用するアルカリの種類によっ
て異なり、アンモニア水又は上記の如き無機アルカIJ
’t−使用する場合には常温で充分であるが、心壁に
応じ約60℃迄の温度に加温してもよい。また、尿素又
はウロトロピンの如き熱分解によりアンモニアを放出す
る化合物を使用する場合には約80〜約105℃の温度
に加熱するのが有利であり、該加水分解は該水溶液中に
存在する実質的に大部分の珪酸塩及びチタン塩がシリカ
及びチタニアとして析出するまで続けることが好ましく
、大体5間抜程度で完結せしめることができる。
て異なり、アンモニア水又は上記の如き無機アルカIJ
’t−使用する場合には常温で充分であるが、心壁に
応じ約60℃迄の温度に加温してもよい。また、尿素又
はウロトロピンの如き熱分解によりアンモニアを放出す
る化合物を使用する場合には約80〜約105℃の温度
に加熱するのが有利であり、該加水分解は該水溶液中に
存在する実質的に大部分の珪酸塩及びチタン塩がシリカ
及びチタニアとして析出するまで続けることが好ましく
、大体5間抜程度で完結せしめることができる。
析出した沈殿は次いで通常の方法、例えばtFim、遠
心分離等の手段により水酸液がら分離することができ、
分離した沈殿は乾燥する。該乾燥は風乾、加熱乾燥いず
れの方法によって行なってもよい。
心分離等の手段により水酸液がら分離することができ、
分離した沈殿は乾燥する。該乾燥は風乾、加熱乾燥いず
れの方法によって行なってもよい。
かくして侍られる複合体は粉床のまま吸着剤として使用
することができ、或いは、(顆)粒状、ベレント状、フ
ィルム状、棒状、リング状、等任意の形状に成形した後
吸着剤として使用してもよい。さらに、該複合体は約8
00℃まで、好ましくは約400〜約700℃の温度で
焼成するこをにより、複合体の硬さを高めることができ
、それによって吸着剤として取扱易さを改善することが
できる。
することができ、或いは、(顆)粒状、ベレント状、フ
ィルム状、棒状、リング状、等任意の形状に成形した後
吸着剤として使用してもよい。さらに、該複合体は約8
00℃まで、好ましくは約400〜約700℃の温度で
焼成するこをにより、複合体の硬さを高めることができ
、それによって吸着剤として取扱易さを改善することが
できる。
上記の如くして調製された複合体は前述した如き物性を
有し、非常に優れた吸着能を有し、後述する種々の用途
に利用することができる。
有し、非常に優れた吸着能を有し、後述する種々の用途
に利用することができる。
しかしながら、本発明によれは、上記の如くして調製さ
れた複合体をアルカリ水浴液で処理すると、金挑イオン
及び反応性染料に対する吸NN’eが約10〜6096
程劇もアンプすることが見い出された。
れた複合体をアルカリ水浴液で処理すると、金挑イオン
及び反応性染料に対する吸NN’eが約10〜6096
程劇もアンプすることが見い出された。
は、例えば、水酸化す) IJウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウムの如きアルカリ全島の水酸化物、炭酸塩又
は重炭酸塩;水酸化バリウ′、ム、水酸化カルシウム、
水酸化マグネシウム等のアルカリ土類全域の水酸化物;
アンモニア水などが好ましく、中でもナトリウム、カリ
ウム及びバリウムの化合物が好適である。
水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウムの如きアルカリ全島の水酸化物、炭酸塩又
は重炭酸塩;水酸化バリウ′、ム、水酸化カルシウム、
水酸化マグネシウム等のアルカリ土類全域の水酸化物;
アンモニア水などが好ましく、中でもナトリウム、カリ
ウム及びバリウムの化合物が好適である。
かかるアルカリは約α1〜約6規、定、特に約0.5〜
約2規定の水浴液に台−製した後、上記で得た複合体の
処理に使用する。該処理は該複合体を上記水溶液に浸漬
し、少なくとも5時間、好ましくは12〜24時間程度
間抜することにより行なうことができる。かくして処理
された複合体はアルカリ水浴液から分離した後、充分に
水洗し、乾燥し、そして必要に応じて、約800”C以
下の縣度、臀に約400〜約700℃の温度でさらに焼
成してもよい。
約2規定の水浴液に台−製した後、上記で得た複合体の
処理に使用する。該処理は該複合体を上記水溶液に浸漬
し、少なくとも5時間、好ましくは12〜24時間程度
間抜することにより行なうことができる。かくして処理
された複合体はアルカリ水浴液から分離した後、充分に
水洗し、乾燥し、そして必要に応じて、約800”C以
下の縣度、臀に約400〜約700℃の温度でさらに焼
成してもよい。
上記アルカリ処理により複合体の吸着能か何故向上する
か、その理由は不明であるが、微細多孔質の複合体の微
細孔表面がアルカリ処理により活性化され、或いは微細
孔狭面にアルカリ金挑やアルカリ土類金挑が酸化物の形
で残存保持され、それが練機合体の吸着に対して非常に
有利に作用しているのではないかと考えられる。事実、
例えば水酸化ナトリウム水浴液で処理したシリカ−チタ
ニアtx量比50750)複合体には、約600℃で焼
成した後、炎光分析法で測足して約o、ai[1%の酸
化ナトリウムが保持されていることが確認されている。
か、その理由は不明であるが、微細多孔質の複合体の微
細孔表面がアルカリ処理により活性化され、或いは微細
孔狭面にアルカリ金挑やアルカリ土類金挑が酸化物の形
で残存保持され、それが練機合体の吸着に対して非常に
有利に作用しているのではないかと考えられる。事実、
例えば水酸化ナトリウム水浴液で処理したシリカ−チタ
ニアtx量比50750)複合体には、約600℃で焼
成した後、炎光分析法で測足して約o、ai[1%の酸
化ナトリウムが保持されていることが確認されている。
しかも、かかるアルカリ処理した複合体は、未処理の複
合体に比べて、比表面積が増加し、平均孔径は数丁する
。例えはシリカ−チタニア(″hit比50/’50
)□の複合体の場合未処理のものは比表面積が約220
〜約260m“/f程度で、平均孔径は約100〜約1
40オングストロームであるが、これを水酸化す) I
Jウム水溶液で処理すると、比表面積は約250〜約2
90m″/ls平均孔径は約70−1−約90オングス
トロームになり、例えばクロムイオ′!5′t o p
p mで含有する水浴液におけるクロムイオンの除去
率はpH2のとき64にから98%へと著るしく向上し
元。
合体に比べて、比表面積が増加し、平均孔径は数丁する
。例えはシリカ−チタニア(″hit比50/’50
)□の複合体の場合未処理のものは比表面積が約220
〜約260m“/f程度で、平均孔径は約100〜約1
40オングストロームであるが、これを水酸化す) I
Jウム水溶液で処理すると、比表面積は約250〜約2
90m″/ls平均孔径は約70−1−約90オングス
トロームになり、例えばクロムイオ′!5′t o p
p mで含有する水浴液におけるクロムイオンの除去
率はpH2のとき64にから98%へと著るしく向上し
元。
、 また、水酸化バリウムで処理したシリカ−チタニア
複合体は、未処理のものに比べて尚いpHにおける金属
イオンの吸着能が着るしく向上する傾向ン示す。
複合体は、未処理のものに比べて尚いpHにおける金属
イオンの吸着能が着るしく向上する傾向ン示す。
本発明の吸盾剤は、後述する実施例において立証される
如く、各種金属イオン、例えにクロム、−水銀、力°ド
ミウム、鉛、ヒ素、亜゛鉛、ニッケル等の金属のイオン
のみならず、染料、有機溶媒をはじめとする有機物質を
種々の1#度で含有する産業排液から、これら金践イオ
ンや壱機物餉を効率よく分離又は除去することができる
。
如く、各種金属イオン、例えにクロム、−水銀、力°ド
ミウム、鉛、ヒ素、亜゛鉛、ニッケル等の金属のイオン
のみならず、染料、有機溶媒をはじめとする有機物質を
種々の1#度で含有する産業排液から、これら金践イオ
ンや壱機物餉を効率よく分離又は除去することができる
。
本発明の吸着剤は、上記金践イオンや有機物質に対する
吸泄谷量が大きくしかも吸宸速冷も尚く、かかる物IJ
tを含む廃液から短時間で極めて効果的に該物買を吸着
除去することができる。
吸泄谷量が大きくしかも吸宸速冷も尚く、かかる物IJ
tを含む廃液から短時間で極めて効果的に該物買を吸着
除去することができる。
しかも、本発明の吸着剤は吸宥容倉及び吸着速度が大き
いばかりでなく、金践イオンや有機物質を極めて布博な
濃度で含有する液からでも、存在する金属イオンや有機
物質を非常に高い除去率で以って除去することができる
。
いばかりでなく、金践イオンや有機物質を極めて布博な
濃度で含有する液からでも、存在する金属イオンや有機
物質を非常に高い除去率で以って除去することができる
。
が0、lppmという低い平衡濃度の水浴液において0
.2111Qクロム/flj!l剤という非常に高い吸
宥能會有している。
.2111Qクロム/flj!l剤という非常に高い吸
宥能會有している。
さらに、本発明の吸着剤は吸着された物麺の11吋着も
簡単であり、例えは、金−イオンを成層した吸着剤勿処
ibi敵から胞状し、次いで、それを適当なpHの水浴
液中に浸漬することにより、吸着物質を吸着剤から容易
に且つ殆んど完全に脱着せしめるこ、l:ができ;b、
。
簡単であり、例えは、金−イオンを成層した吸着剤勿処
ibi敵から胞状し、次いで、それを適当なpHの水浴
液中に浸漬することにより、吸着物質を吸着剤から容易
に且つ殆んど完全に脱着せしめるこ、l:ができ;b、
。
捷だ、栄利の如き有機物質の脱着は、本発明の吸着剤が
耐熱性に優れているという利点を生かして、吸着された
淘@、物質の加熱蒸発又は熱分解によって憾めて簡単に
行なうことができ、かくして膜層した吸着剤は再1史用
できることは1つまでもない。
耐熱性に優れているという利点を生かして、吸着された
淘@、物質の加熱蒸発又は熱分解によって憾めて簡単に
行なうことができ、かくして膜層した吸着剤は再1史用
できることは1つまでもない。
しかもその上、かくして膜層した吸着剤は魯ひ金属イオ
ンや各種有機物質の吸着に使用することができ、本発明
の吸着剤は多数回にわたる吸着−1脱着サイクルにも吸
着能の拠貿的は下なく再1史用することができるという
、非常に漬れた利点を七する。
ンや各種有機物質の吸着に使用することができ、本発明
の吸着剤は多数回にわたる吸着−1脱着サイクルにも吸
着能の拠貿的は下なく再1史用することができるという
、非常に漬れた利点を七する。
さらにまた、本発明の吸着剤を使用すれは、希薄な濃度
で金塊イオンを含む水浴液中の該金属イオンの(ロ)収
纒縮か′5]能である。すなわち、本発明の吸着剤を用
い、希薄な濃度で全域イオンを宮む水浴液から該金属イ
オンを吸着分離する。該金属イオンを吸着した本−発明
の吸着剤を適当なpHの脱着用水浴液に浸漬し該金属イ
オンを該水溶液中に俗離せしめる。該金属イオンを膜層
させた吸着剤を前記と同じ金属イオンを含む水溶液に浸
漬し吸着操作を行なった後、再び上百ピ脱着を行なった
水浴液に戻し、吸着した金属イオンを該水溶液中に溶離
せしめる。この操作音線り返すことにより、該膜層用水
浴液中における金践イオンの濃度を嵩めることかでき、
結果的に、希薄な金属イオン含廟水浴液から該金践イオ
ンをよりiIi#I濃度で含有する水浴液へと濃縮が行
なわれたことになる。
で金塊イオンを含む水浴液中の該金属イオンの(ロ)収
纒縮か′5]能である。すなわち、本発明の吸着剤を用
い、希薄な濃度で全域イオンを宮む水浴液から該金属イ
オンを吸着分離する。該金属イオンを吸着した本−発明
の吸着剤を適当なpHの脱着用水浴液に浸漬し該金属イ
オンを該水溶液中に俗離せしめる。該金属イオンを膜層
させた吸着剤を前記と同じ金属イオンを含む水溶液に浸
漬し吸着操作を行なった後、再び上百ピ脱着を行なった
水浴液に戻し、吸着した金属イオンを該水溶液中に溶離
せしめる。この操作音線り返すことにより、該膜層用水
浴液中における金践イオンの濃度を嵩めることかでき、
結果的に、希薄な金属イオン含廟水浴液から該金践イオ
ンをよりiIi#I濃度で含有する水浴液へと濃縮が行
なわれたことになる。
このように、本発明の吸着剤は各糧金塊イオンや染料を
はじめとする各種有機物質に対する吸着剤として広範な
用途を有するものである。
はじめとする各種有機物質に対する吸着剤として広範な
用途を有するものである。
次に実施例を掲げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
塩酸酸性1pH=約1)にした0、 2 tno l
e / tのメタケイ酸ナトリウム溶液と同磯度の四塩
化チタン溶液の各1tずつを2モルの尿素とともに8t
フラスコに入れ、マグネチンク・スタラーで償拌しなが
ら、油浴中で90℃、5〜6時間加熱することにより均
一的にシリカ−チタニア共沈ゲルを沈殿させた。次いで
、濾過し、アンモニアが恢出されなくなるまで十分水洗
後、’110℃で一昼夜乾燥する。こうして得られた粉
体klOwmx25輩鞠・φの円筒形に成形後、600
℃で1時間電気炉で固結させ、20〜42メツシユに一
分して、シリカ−チタニア複合体よりなる粒状吸着剤を
併た。この吸着、剤の物性値は下記第1表の通りであっ
た。
e / tのメタケイ酸ナトリウム溶液と同磯度の四塩
化チタン溶液の各1tずつを2モルの尿素とともに8t
フラスコに入れ、マグネチンク・スタラーで償拌しなが
ら、油浴中で90℃、5〜6時間加熱することにより均
一的にシリカ−チタニア共沈ゲルを沈殿させた。次いで
、濾過し、アンモニアが恢出されなくなるまで十分水洗
後、’110℃で一昼夜乾燥する。こうして得られた粉
体klOwmx25輩鞠・φの円筒形に成形後、600
℃で1時間電気炉で固結させ、20〜42メツシユに一
分して、シリカ−チタニア複合体よりなる粒状吸着剤を
併た。この吸着、剤の物性値は下記第1表の通りであっ
た。
上記で得た吸着剤につ、いて以下に述べる方法でその吸
着性能を―べた。重クロム酸カリウムを用いて、クロム
イオンの濃度がLOpptnになるように調製した溶液
251と該吸着剤150■を1001共栓三角フラスコ
に入れ、恒温槽で24時間振盪後、原子吸光光度法(J
IS Ko102゜st 、1.23により溶液中に
残存するクロムの濃度を決定し、次式により除去率を算
出した。
着性能を―べた。重クロム酸カリウムを用いて、クロム
イオンの濃度がLOpptnになるように調製した溶液
251と該吸着剤150■を1001共栓三角フラスコ
に入れ、恒温槽で24時間振盪後、原子吸光光度法(J
IS Ko102゜st 、1.23により溶液中に
残存するクロムの濃度を決定し、次式により除去率を算
出した。
初期1!に度+ppm>
このとき、塩酸または水酸化ナトリウム溶液を用いて該
クロムイオン溶液の初期pHを調整した。
クロムイオン溶液の初期pHを調整した。
初期pHと除去率の関係を下記第2狭に示す。
実施例2
実施例!で得たシリカ−チタニア複合体の粒状吸着剤を
lN水酸化ナトリウム溶液中で12時間振盪後、十分水
洗し、110℃で一昼夜乾燥することにより吸着剤のア
ルカリ処理を行なった。このときの吸着剤の物性を下記
第8表に示した。また、この吸着剤を用いて、実施例1
におけると同様の吸着試験を行なった。このとき、クロ
ム以外にも、硝酸塩または塩化物を用いてすべてlpp
mの濃度に調製したカドミウム、亜鉛、鉛、ニッケルを
含む耐液についてもそれぞれ同様の吸着試験を行ない、
その結果を下記第4衣に示す。
lN水酸化ナトリウム溶液中で12時間振盪後、十分水
洗し、110℃で一昼夜乾燥することにより吸着剤のア
ルカリ処理を行なった。このときの吸着剤の物性を下記
第8表に示した。また、この吸着剤を用いて、実施例1
におけると同様の吸着試験を行なった。このとき、クロ
ム以外にも、硝酸塩または塩化物を用いてすべてlpp
mの濃度に調製したカドミウム、亜鉛、鉛、ニッケルを
含む耐液についてもそれぞれ同様の吸着試験を行ない、
その結果を下記第4衣に示す。
実施例8
実施例1において、メタケイ酸ナトリウム溶液と四塩化
酬タン溶液の採取量を変えることによりSiO@/Ti
O’Hの電量比を90/l Oから0/ 100の範囲
の共沈ゲルを沈殿させ、粒状吸着剤として実施例1と同
様の吸着試験をpH2で行った。また、該吸着剤のアル
カル処理を行い、それを用いたときの結果を合せて下記
第5表に示す。
酬タン溶液の採取量を変えることによりSiO@/Ti
O’Hの電量比を90/l Oから0/ 100の範囲
の共沈ゲルを沈殿させ、粒状吸着剤として実施例1と同
様の吸着試験をpH2で行った。また、該吸着剤のアル
カル処理を行い、それを用いたときの結果を合せて下記
第5表に示す。
第5表 : クロム除去率に及はす
実施例4
実施例1においてメタケイ酸ナトリウムと四塩化チタン
の混合溶液の沈殿剤として尿素を用い、均一的に共沈ゲ
ルを沈殿させる代りに6Nアンモニア水を、ビーカーに
入れた該混合溶液にpHが8に達する進体々に滴下させ
ながら不均一的に共沈ゲルを沈殿させ、以後は実施例1
と同じ吸着試験を、吸着剤のアルカリ処理後に行った。
の混合溶液の沈殿剤として尿素を用い、均一的に共沈ゲ
ルを沈殿させる代りに6Nアンモニア水を、ビーカーに
入れた該混合溶液にpHが8に達する進体々に滴下させ
ながら不均一的に共沈ゲルを沈殿させ、以後は実施例1
と同じ吸着試験を、吸着剤のアルカリ処理後に行った。
そのときの結果を下記第6表に示す。
実施例5
実施例2における吸着剤のアルカリ処理を、lN水酸化
ナトリウム溶液の代りに、lN水酸化力つき以後実施例
1と同様の吸着試験を行った。そのときの結果を下記第
7表に示す。
ナトリウム溶液の代りに、lN水酸化力つき以後実施例
1と同様の吸着試験を行った。そのときの結果を下記第
7表に示す。
実施例6
実施例1で用いたと同じ四塩化チタン溶液の二分の一容
量’fro、2mo1g/lのm度の塩化マグネシウム
、塩化カルシウムまたは塩化アルミニウムの各水溶液゛
で置換する以外、実施例1でmmしたと同じ混合溶液か
ら、実施例1と同様に処理することにより、主成分系共
沈ゲルを得、さらにこれらを用いて吸着剤を装造した。
量’fro、2mo1g/lのm度の塩化マグネシウム
、塩化カルシウムまたは塩化アルミニウムの各水溶液゛
で置換する以外、実施例1でmmしたと同じ混合溶液か
ら、実施例1と同様に処理することにより、主成分系共
沈ゲルを得、さらにこれらを用いて吸着剤を装造した。
実施例1と同様の吸着試験を行い、その結果を下記第8
表に示す。
表に示す。
実施例7
実施例6でvI4mした吸着剤について実施例2におけ
ると[用様にしてアルカリ処理を行ない、得られるアル
カリ処理吸着剤について吸着試験を行った。その結果を
下記第9表に示す。
ると[用様にしてアルカリ処理を行ない、得られるアル
カリ処理吸着剤について吸着試験を行った。その結果を
下記第9表に示す。
実施例8
ヲ用いて、クロムイオン、カドミウムイオン及び亜鉛イ
オンの除去率と吸着時間の関係を、それぞれの溶液にお
ける吸着に対する最適pHO下で求めた。また、クロム
については、実施例8で一製したアルカリ処理(アンモ
ニア水処理)した吸有削を用いて、同様の関係を求めた
。それらの結果を下記第10表に示す。
オンの除去率と吸着時間の関係を、それぞれの溶液にお
ける吸着に対する最適pHO下で求めた。また、クロム
については、実施例8で一製したアルカリ処理(アンモ
ニア水処理)した吸有削を用いて、同様の関係を求めた
。それらの結果を下記第10表に示す。
第1θ表: 吸着速度
実施例9
2で調製したM着剤15011Igを加えて振盪し、そ
れぞれ吸着平衡に達したときの飽和吸着量と平衡濃度の
関係は下記第11表の通りであり、これらはいずれもF
re undl i ch型の吸着等温式を満足させる
ものであった。
れぞれ吸着平衡に達したときの飽和吸着量と平衡濃度の
関係は下記第11表の通りであり、これらはいずれもF
re undl i ch型の吸着等温式を満足させる
ものであった。
第11表ニジリカーチタニア吸着剤に
実施例1O
実施例2でpl袈′した吸着剤をクロムイオンの初Me
度1oppm、初MpH2の溶液中で24時間振盪する
こと、により十分吸着平衡に達せしめた後該吸着剤を分
離し、今度はIN水酸化す) IJウム溶液中で振盪す
ることにより、吸着クロムの約90%が溶離した。それ
と同時に吸着剤の吸着能は完全に回復した。この吸着と
溶離の操作を6的1繰返したが、下記第12表に示す通
り、吸着と溶離のいずれの能力の低下も全く認められな
かった。
度1oppm、初MpH2の溶液中で24時間振盪する
こと、により十分吸着平衡に達せしめた後該吸着剤を分
離し、今度はIN水酸化す) IJウム溶液中で振盪す
ることにより、吸着クロムの約90%が溶離した。それ
と同時に吸着剤の吸着能は完全に回復した。この吸着と
溶離の操作を6的1繰返したが、下記第12表に示す通
り、吸着と溶離のいずれの能力の低下も全く認められな
かった。
第12表:吸着と溶離のリサイクル
実施例11
1oppmのクロムイオンを含む浴液(以F「原液」と
呼ぶ)5QQa/に、実施例2で1lAl製したIJB
L着剤1.02を加え、実施例1に記載したと同じ吸着
試験を行ったところ、9196のクロムが吸着された。
呼ぶ)5QQa/に、実施例2で1lAl製したIJB
L着剤1.02を加え、実施例1に記載したと同じ吸着
試験を行ったところ、9196のクロムが吸着された。
次いで、実施例10に記載したと同じ溶離操作をIN水
酸化す) IJウム溶液10@l中で行った結果、吸着
クロムのthぼ100%が溶離し、この溶液のクロム濃
度は455ppmで、結果的には、上記原液のクロムイ
オン濃度が10]ppyyxから455ppmと45倍
強の洟縮が達成された。
酸化す) IJウム溶液10@l中で行った結果、吸着
クロムのthぼ100%が溶離し、この溶液のクロム濃
度は455ppmで、結果的には、上記原液のクロムイ
オン濃度が10]ppyyxから455ppmと45倍
強の洟縮が達成された。
実施例12
実施例2で両膜した吸着剤を用いて、lOppmのクロ
ムイオン、1pprnのカドミウムイオン及びlppm
亜鉛イオンの3省會含む混合液からの 1遠
択的吸漸性能を、実施例1に記載したと同じ吸着試験方
法により調べた結果、下記第18表に示すような混合乃
至選択的吸着性が達成された。
ムイオン、1pprnのカドミウムイオン及びlppm
亜鉛イオンの3省會含む混合液からの 1遠
択的吸漸性能を、実施例1に記載したと同じ吸着試験方
法により調べた結果、下記第18表に示すような混合乃
至選択的吸着性が達成された。
実施例18
実施例1及び6でi#il袈した吸着剤を用いて、酸性
染料(C1I、Ac1d Blue 40)及び塩基
性染料(C,1,Ba5ic Blue 81の吸
着性卵を下記の方法によリーベ、得られた結果を下記第
14表及び第15表に示す。
染料(C1I、Ac1d Blue 40)及び塩基
性染料(C,1,Ba5ic Blue 81の吸
着性卵を下記の方法によリーベ、得られた結果を下記第
14表及び第15表に示す。
染料を1100ppの濃度になるように溶解した水溶液
(原水150 mlと上記吸着剤20019とを入れた
1QQa+/共栓三角フラスコを、20℃に保持した慎
温檜内で振盪し、所定時間経過°後、溶液51ずつを採
取し、0.45μのメンブランフィルタ−で吸引濾過す
る。得られたP液の吸収スペクトルを測定し、原水の吸
収スペクトルとの面積比から脱色率を算出した。
(原水150 mlと上記吸着剤20019とを入れた
1QQa+/共栓三角フラスコを、20℃に保持した慎
温檜内で振盪し、所定時間経過°後、溶液51ずつを採
取し、0.45μのメンブランフィルタ−で吸引濾過す
る。得られたP液の吸収スペクトルを測定し、原水の吸
収スペクトルとの面積比から脱色率を算出した。
第15表:振盪時間1hr)と脱色率
Ba5ic Blue 8 )
実施例14
C,1,Ac1d Blue 40又はC,1,Ha
siBlue 8をそれぞれ60.80.100.1
50.2ooppmの濃度で含む水溶液各50111を
調製し、前者(C1I 、Ac1d Blue 40
1の染料溶液にはシリカ−チタニア−マグネシア、後者
(C,1,Ba5ic Elue 8)+7)染料溶
液にはシリカ−チタニアを各tooqずつ加えて、20
℃の恒温槽中で振盪させて成層平衝に達せしめた後、前
記と同様にして脱色率を求めfc粘果を下記第16表に
示す。このときの飽和吸着量と平衡羨度はF’reun
dlich型の吸着等温式に従うもの実施例15 実施例1及び実施例2で調製した吸着剤を用いて、廃水
処理が最も困難とされている反応染料(C,/、Rea
ctive Red 2)について実施例1Bに記
載したと同様の成層試験を行ったとどろ、下記第17表
に示す結果が得られた。
siBlue 8をそれぞれ60.80.100.1
50.2ooppmの濃度で含む水溶液各50111を
調製し、前者(C1I 、Ac1d Blue 40
1の染料溶液にはシリカ−チタニア−マグネシア、後者
(C,1,Ba5ic Elue 8)+7)染料溶
液にはシリカ−チタニアを各tooqずつ加えて、20
℃の恒温槽中で振盪させて成層平衝に達せしめた後、前
記と同様にして脱色率を求めfc粘果を下記第16表に
示す。このときの飽和吸着量と平衡羨度はF’reun
dlich型の吸着等温式に従うもの実施例15 実施例1及び実施例2で調製した吸着剤を用いて、廃水
処理が最も困難とされている反応染料(C,/、Rea
ctive Red 2)について実施例1Bに記
載したと同様の成層試験を行ったとどろ、下記第17表
に示す結果が得られた。
実施例16
実施例!で調製した吸着剤に前記と同様にしてC,1,
Ba5ic Blue 8を吸着すせテカラ、600
℃で1時間加熱したところ、該吸着剤は初期の白色に戻
り、吸着節は完全に(ロ)後した。この成層と熱分解の
操作を同−該吸着剤について5回繰返したが、吸着能の
低下は全く認められなかった。
Ba5ic Blue 8を吸着すせテカラ、600
℃で1時間加熱したところ、該吸着剤は初期の白色に戻
り、吸着節は完全に(ロ)後した。この成層と熱分解の
操作を同−該吸着剤について5回繰返したが、吸着能の
低下は全く認められなかった。
また、実施例6で調製したシリカ−チタニア−マグネシ
ア複合8体にC,1,Ac1d Blue 40を吸
着させて、上記と同じ脱着操作を繰返したが、これまた
同様に吸着能の低下は全く認められなかった。
ア複合8体にC,1,Ac1d Blue 40を吸
着させて、上記と同じ脱着操作を繰返したが、これまた
同様に吸着能の低下は全く認められなかった。
実施例17
実施例1でv14製した吸着剤を用いて某染色工場廃水
について全有機炭素(TOC)の吸着除去を調べた。廃
水5Qm/に該吸着剤20019を加えた1001共栓
三角フラスコを20℃の恒温槽中で所定時間振盪後、T
OCの測定を行い、廃水との比較からT OC除去率を
求め、その結果を下記第18表に示す。このとき、廃水
に予め塩酸を加えてpH調整を行った。
について全有機炭素(TOC)の吸着除去を調べた。廃
水5Qm/に該吸着剤20019を加えた1001共栓
三角フラスコを20℃の恒温槽中で所定時間振盪後、T
OCの測定を行い、廃水との比較からT OC除去率を
求め、その結果を下記第18表に示す。このとき、廃水
に予め塩酸を加えてpH調整を行った。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L シリカとチタニアを重飯比で75:25乃至0:1
00の割合で含有し、さらにシリカ及びチタニア以外の
金属酸化物を含有し、且つ少なくともSOm/gの比表
面積を有する微細多孔質のシ化物複合体工す成る吸着剤
。 2 該酸化物複合体がシリカとチタニアを1M量比でs
o:so乃至10:90の割合で含有する。 特許請求の範囲第1項記載の吸着剤。 !L 該酸化物複合体が少なくとも120ゼ/Iの比表
面積1肩する1%許請求の範囲第1項記載の吸着剤。 4 該金属酸化物が塩基性金ll4w化物である特許請
求の範囲第1璃記載の吸着剤。 ′翫 該酸化物複合体が1金JIi酸化物をシリカとチ
タニアの合計重量全基準にして3011i%以下の割合
で含有する特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載
の吸着剤。 & 可溶性チタン塩、又は可溶性チタン塩及び可溶性珪
酸塩な溶解含有する酸性水溶液をアルカリ加水分解に付
してチタニアを沈殿させるか又にシリカ及びチタニアを
共沈せしめ、得られる沈殿を分離後乾燥し、そして必要
に応じて、約800℃以下の温度で焼成した後、得られ
る酸化物複合体をアルカリ水溶液で処理することt−1
#像とする吸着能が増大した酸化物複合体より成る吸着
剤の製造方法。 7、し酸性水溶液がα1〜4のpHを有する特許請求の
範囲第6項記載の方法0 8、骸酸性水浴液がさらにブタン及びシリカ以外の金属
の可溶性塩を溶解する特許請求の範囲第6項又は第7項
記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065182A JPS5824338A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 吸着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065182A JPS5824338A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 吸着剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10977378A Division JPS5535949A (en) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | Adsorbent |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5824338A true JPS5824338A (ja) | 1983-02-14 |
JPS6259973B2 JPS6259973B2 (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=12309696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3065182A Granted JPS5824338A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 吸着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824338A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60240625A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-29 | グローリー工業株式会社 | 硬貨包装機の包装内容識別表示装置 |
US4725572A (en) * | 1985-08-19 | 1988-02-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Process for preparing a catalyst for removing nitrogen oxides |
JP2007123269A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Samsung Sdi Co Ltd | 燃料電池用の脱硫吸着剤、それを利用した脱硫方法、脱硫吸着剤の再生方法、脱硫装置及び燃料電池システム |
JP2016043329A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | チタン酸塩イオン交換体およびその製造方法 |
CN105833831A (zh) * | 2016-04-11 | 2016-08-10 | 北京化工大学 | 一种高效六价铬吸附剂的制备方法及应用 |
JP2019174482A (ja) * | 2016-06-23 | 2019-10-10 | 日本化学工業株式会社 | 放射性廃棄物固化体の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102926U (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-12 | ||
JPH01178635U (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-21 |
-
1982
- 1982-03-01 JP JP3065182A patent/JPS5824338A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60240625A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-29 | グローリー工業株式会社 | 硬貨包装機の包装内容識別表示装置 |
JPH0524018B2 (ja) * | 1984-04-28 | 1993-04-06 | Glory Kogyo Kk | |
US4725572A (en) * | 1985-08-19 | 1988-02-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Process for preparing a catalyst for removing nitrogen oxides |
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