JPS5824254B2 - 可「とう」ホ−スの製造方法 - Google Patents
可「とう」ホ−スの製造方法Info
- Publication number
- JPS5824254B2 JPS5824254B2 JP51001740A JP174076A JPS5824254B2 JP S5824254 B2 JPS5824254 B2 JP S5824254B2 JP 51001740 A JP51001740 A JP 51001740A JP 174076 A JP174076 A JP 174076A JP S5824254 B2 JPS5824254 B2 JP S5824254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- stretched
- synthetic resin
- wall
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はホース壁を延伸した合成樹脂で形成した可撓ホ
ースの製造方法に関する。
ースの製造方法に関する。
従来から掃除機、洗濯機、ヘアードライヤーなどに広く
用いられる合成樹脂製可撓ホースは、ホース壁にコイル
を添着又は埋設したもので、ホースが十分な強度を持つ
ように、即ち、負圧、加圧、鉗張り屈曲等に耐えること
ができるようにホース壁の肉厚は１′ＩＩＩＩＩｌ〜Ｑ
、５Ｍき厚くしである。
用いられる合成樹脂製可撓ホースは、ホース壁にコイル
を添着又は埋設したもので、ホースが十分な強度を持つ
ように、即ち、負圧、加圧、鉗張り屈曲等に耐えること
ができるようにホース壁の肉厚は１′ＩＩＩＩＩｌ〜Ｑ
、５Ｍき厚くしである。
そのためにホースの重量が重く、また可撓性もまたまた
不十分であった。
不十分であった。
このようなホースに一層十分な可撓性や伸縮性を与えよ
うとすれば、別にホースの谷部に癖付けを行なったりし
ていたが、ホース壁の肉厚が厚いために期待した程十分
な可撓性や伸縮性を得られなかった。
うとすれば、別にホースの谷部に癖付けを行なったりし
ていたが、ホース壁の肉厚が厚いために期待した程十分
な可撓性や伸縮性を得られなかった。
本発明は、このような背景の中で合成樹脂の延伸作用を
利用して軽量且つ薄肉でしかも十分な強度と伸縮性をも
った可撓ホースの製造方法を提供することを目的として
いる。
利用して軽量且つ薄肉でしかも十分な強度と伸縮性をも
った可撓ホースの製造方法を提供することを目的として
いる。
即ち、本発明は、いわゆる二軸延伸の処理がなされた可
撓ホースの製造方法に係り、あらかじめ径方向に延伸さ
れた合成樹脂製のホース壁にピッチを小さく形成したコ
イルを添着又は埋設し、こ；れをホース壁を形成する合
成樹脂の融点以下の温度で二次転移点以上に加熱しなが
ら軸方向に引き伸し、コイルのピッチを大きくすると共
にホース壁を軸方向に延伸するようにしたことを特徴と
するものである。
撓ホースの製造方法に係り、あらかじめ径方向に延伸さ
れた合成樹脂製のホース壁にピッチを小さく形成したコ
イルを添着又は埋設し、こ；れをホース壁を形成する合
成樹脂の融点以下の温度で二次転移点以上に加熱しなが
ら軸方向に引き伸し、コイルのピッチを大きくすると共
にホース壁を軸方向に延伸するようにしたことを特徴と
するものである。
・ 合成樹脂を延伸すればその特性が変化し、延伸倍率
にもよるが、特に引張り強さや屈曲寿命が著しく増大す
ることが明らかにされている。
にもよるが、特に引張り強さや屈曲寿命が著しく増大す
ることが明らかにされている。
そこで、径方向と軸方向に延伸した合成樹脂でホース壁
を形成すると、延伸した合成樹脂は未延伸のものに比べ
２〜５倍の引張り強さを持ち、また３倍程度の屈曲強さ
を持っているために、従来にすることが可能となる。
を形成すると、延伸した合成樹脂は未延伸のものに比べ
２〜５倍の引張り強さを持ち、また３倍程度の屈曲強さ
を持っているために、従来にすることが可能となる。
従って、従来のホースの強度を維持させて薄肉ホースを
得ることができ、その結果軽量で十分な可読性と伸縮性
を備えたホースが得られるのである。
得ることができ、その結果軽量で十分な可読性と伸縮性
を備えたホースが得られるのである。
可撓ホース主として前記したような可撓ホースにおいて
は、軽量性、可撓性、伸縮性等が要求されているために
、径方向及び軸方向に延伸された合成樹脂でホース壁を
形成することによって合成樹脂の延伸による特性を十分
に生かすことができる訳である。
は、軽量性、可撓性、伸縮性等が要求されているために
、径方向及び軸方向に延伸された合成樹脂でホース壁を
形成することによって合成樹脂の延伸による特性を十分
に生かすことができる訳である。
以下に本発明方法を説明する。
まず、第一工程において、あらかじめ径方向に延伸した
合成樹脂製チューブにより又はあらかじめ長手方向に延
伸した合成樹脂製テープを螺旋状に捲回しその側縁同志
を接着することにより形成したホース壁２にピッチを小
さく形成したコイル３を添着又は埋設してホース１の前
段階のホースＡを形成する。
合成樹脂製チューブにより又はあらかじめ長手方向に延
伸した合成樹脂製テープを螺旋状に捲回しその側縁同志
を接着することにより形成したホース壁２にピッチを小
さく形成したコイル３を添着又は埋設してホース１の前
段階のホースＡを形成する。
この場合、ホースＡは、あらかじめ形成したコイル３の
外側に上記合成樹脂製チューブを被着したり或いはコイ
ル３の外側に上記合成樹脂製テープを螺旋状に捲回しそ
の側縁同志を接着していわゆる内線式とし、またあらか
じめ形成した上記ホース壁２の外側にコイル３を被着し
ていわゆる外線式としてもよく、更には上記合成樹脂製
テープとコイルとを同時に螺旋状に捲回しテープの側縁
同志を接着していわゆる外線式、内線式又は環線式とす
る、いずれの方法で形成してもよい。
外側に上記合成樹脂製チューブを被着したり或いはコイ
ル３の外側に上記合成樹脂製テープを螺旋状に捲回しそ
の側縁同志を接着していわゆる内線式とし、またあらか
じめ形成した上記ホース壁２の外側にコイル３を被着し
ていわゆる外線式としてもよく、更には上記合成樹脂製
テープとコイルとを同時に螺旋状に捲回しテープの側縁
同志を接着していわゆる外線式、内線式又は環線式とす
る、いずれの方法で形成してもよい。
次いで、第二工程において、上記のように形成したホー
スＡをホース壁を形成する合成樹脂の融点以下の温度で
あって且つその二次転移点以上の温度において、ホース
Ａ全体を加熱しながらホースＡの軸方向に引き伸す。
スＡをホース壁を形成する合成樹脂の融点以下の温度で
あって且つその二次転移点以上の温度において、ホース
Ａ全体を加熱しながらホースＡの軸方向に引き伸す。
この場合の温度は合成樹脂の性質によって異なるのは勿
論である。
論である。
ホースＡを引き伸すことによってコイル間が大きくなり
、従ってホース壁２はコイル３との接着部を除いて軸方
向に延伸されホース１となって、これを適宜の手段で冷
却してホース壁を径方向及び軸方向に延伸させた可撓ホ
ースを得ることができる。
、従ってホース壁２はコイル３との接着部を除いて軸方
向に延伸されホース１となって、これを適宜の手段で冷
却してホース壁を径方向及び軸方向に延伸させた可撓ホ
ースを得ることができる。
以上のように、本発明に係る可撓ホースの製造；方法に
よれば、従来から用いられていた合成樹脂ホースの製造
方法を大幅に変更することなく薄肉且つ軽量で十分な強
度と可撓性、伸縮性を備えた可撓ホースを得ることかで
きる。
よれば、従来から用いられていた合成樹脂ホースの製造
方法を大幅に変更することなく薄肉且つ軽量で十分な強
度と可撓性、伸縮性を備えた可撓ホースを得ることかで
きる。
また、上記した製造方法の第二工程において、ホースＡ
を加熱しながら軸方向に引き伸す際にホース壁内を減圧
乃至は負圧にすることによって、大きくなったコイル間
で延伸されるホース壁２をホースＡ内に移行させホース
壁の谷部４の径を山部５の径よりも十分に小さくしたホ
ース１′を得・ることかできる。
を加熱しながら軸方向に引き伸す際にホース壁内を減圧
乃至は負圧にすることによって、大きくなったコイル間
で延伸されるホース壁２をホースＡ内に移行させホース
壁の谷部４の径を山部５の径よりも十分に小さくしたホ
ース１′を得・ることかできる。
このホース１′においては谷部４が山部５に比べてその
径が十分に小さいために更に一層十分な可撓性と伸縮性
を備えたホースを得ることができる。
径が十分に小さいために更に一層十分な可撓性と伸縮性
を備えたホースを得ることができる。
尚、本発明において用いるコイルは、第３図Ａに示した
ような単一材料で形成したものでもまた第３図Ｂにおい
て示したような金属線６に合成樹脂７を被着して形成し
たものでもよい。
ような単一材料で形成したものでもまた第３図Ｂにおい
て示したような金属線６に合成樹脂７を被着して形成し
たものでもよい。
第１図はホースを引き伸す前のホースの一部を断面で示
した正面図、第２図は谷部の径を山部の径より十分に小
さくしたホースの一部を断面で示した正面図、第３図は
ホースを引き伸した後のホースの一部を断面で示した正
面図である。 Ａ・・・・・・引き伸す前のホース、１，１′・・・・
・・引き伸した後のホース、２・・・・・・ホース壁、
３・・・・・・コイル、４・・・・・・谷部、５・・・
・・・山部。
した正面図、第２図は谷部の径を山部の径より十分に小
さくしたホースの一部を断面で示した正面図、第３図は
ホースを引き伸した後のホースの一部を断面で示した正
面図である。 Ａ・・・・・・引き伸す前のホース、１，１′・・・・
・・引き伸した後のホース、２・・・・・・ホース壁、
３・・・・・・コイル、４・・・・・・谷部、５・・・
・・・山部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ あらかじめ径方向に延伸された合成樹脂製のホース
壁にピッチを小さく形成したコイルを添着又は埋設し、
これをホース壁を形成する合成樹脂の融点以下の温度で
二次転移点以上に加熱しながら軸方向に引き伸し、コイ
ルのピッチを大きくすると共にホース壁を軸方向に延伸
するようにしたことを特徴とする可撓ホースの製造方法
。 ２ ホース壁をあらかじめ径方向に延伸された合成樹脂
製チューブにより形成じた特許請求の範囲第１項記載の
可撓ホースの製造方法。 ３ ホース壁をあらかじめ長手方向に延伸された合成樹
脂製テープを螺旋状に捲回しその側縁同志を接着して形
成した特許請求範囲第１項記載の可撓ホースの製造方法
。 ４ あらかじめ径方向に延伸された合成樹脂製のホース
壁にピッチを小さく形成したコイルを添着又は埋設し、
これをホース壁を形成する合成樹脂の融点以下の温度で
二次転移点以上に加熱しながら軸方向に引き伸し、ホー
ス壁内を減圧乃至は負圧にしながらコイルのピッチを大
きくすると共にホース壁を軸方向に延伸して、ホース壁
の谷部の径を山部の径より十分に小さくするようにした
ことを特徴とする可撓ホースの製造方法。 ５ ホース壁をあらかじめ径方向に延伸された合成樹脂
製チューブにより形成した特許請求の範囲第４項記載の
可撓ホースの製造方法。 ６ ホース壁をあらかじめ長手方向に延伸された合成樹
脂製テープを螺旋状に捲回しその側縁同志を接着して形
成した特許請求範囲第４項記載の可撓ホースの製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51001740A JPS5824254B2 (ja) | 1976-01-07 | 1976-01-07 | 可「とう」ホ−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51001740A JPS5824254B2 (ja) | 1976-01-07 | 1976-01-07 | 可「とう」ホ−スの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5285268A JPS5285268A (en) | 1977-07-15 |
| JPS5824254B2 true JPS5824254B2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=11509951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51001740A Expired JPS5824254B2 (ja) | 1976-01-07 | 1976-01-07 | 可「とう」ホ−スの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824254B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6175028A (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 折りたたみ式シ−ト |
-
1976
- 1976-01-07 JP JP51001740A patent/JPS5824254B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6175028A (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | 折りたたみ式シ−ト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5285268A (en) | 1977-07-15 |
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