JPS5824160Y2 - チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ - Google Patents

チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ

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Publication number
JPS5824160Y2
JPS5824160Y2 JP8352575U JP8352575U JPS5824160Y2 JP S5824160 Y2 JPS5824160 Y2 JP S5824160Y2 JP 8352575 U JP8352575 U JP 8352575U JP 8352575 U JP8352575 U JP 8352575U JP S5824160 Y2 JPS5824160 Y2 JP S5824160Y2
Authority
JP
Japan
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tilting
pouring
flow rate
furnace body
speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP8352575U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51162805U (ja
Inventor
寛次 菊地
祐吉 浜津
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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  • General Induction Heating (AREA)
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  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は注湯用溝形低周波炉の傾動操炉装置に関するも
のである。
鋳造設備合理化、省力化としての注湯用溝形炉はその機
能上任意の注湯量、注湯速度(可変)を得る事が極めて
重要な事である。
本考案は(1)1本の操作レイ〈−とこれに組込まれた
数個のスイッチの動作で炉の傾動−復帰操作を各々数種
類へ速度変化が出来任意の注湯パターンを容易に得る。
(2)従来注湯炉に於て採用されている電動モータ一式
傾動装置を多点切換スイッチ、切換回路ユニット、傾動
速度可変ユニット、流量調整等を内蔵した油圧ユニット
回路構成とした事を特徴とするもので、受注−出湯の一
連のパターンも任意に種々容易に組込める様にしたもの
である。
一般に鋳鉄用溝形低周波炉の多くは、るつぼ形低周波誘
導炉、キュポラ等と組合せられ溶湯の保持、昇温用とし
て用いられているが、他方溝形炉は最近の鋳物業界の設
備合理化及び省力化に依り鋳造プラントに於ける鋳造ラ
インの注湯炉として使用される迄に至った。
注湯炉には傾動置注方式電磁ポンプ方式、加圧方式等が
ある。
一般に傾動置注方式の溝形炉は電動モータ一式と油圧傾
動式があるが、そのいづれを問わず注湯量と傾動速度の
制御(注湯パターン)が鋳造上重要な要素である。
要求される直江炉の傾動方法はその注湯パターンに於て
砂噛み等に依る鋳込み不良等をなくする為にも注湯(傾
動)は溶湯に急激な衝撃を与える事なく総体的に連続的
な数種類の速度変化が得られる様な傾動装置でなければ
ならない。
第1図は従来の傾動用油圧ユニットの概略系統図で■は
注湯炉傾動用単動ラム形シリンダー、■はチェックバル
フ付フローコントロールバルブ、■は炉体を傾動−復帰
させる為の方向切換弁(電磁弁)、■はリリーフ弁、■
は油圧ポンプ、■はポンプ駆動用モータ、■はストレー
ナ−1■は油タンクを示し、■は方向切換弁■の動作(
傾動−復帰)指令を出す押釦スイッチを示している。
炉体の傾動操作は従来一般に電磁式方向切換弁に依る0
N−OFF制御又はスライドバルブ等に依り行われてい
た。
然し、これ等の方法では先ず電磁弁■は、流量の制御は
行わず、単に定格量の範囲での方向切換と開閉のみを行
うものであるから本考案と同等な制御を行う為には複数
個の電磁弁と更にその流量を制御する例えば、フローコ
ントロールバルブ■等が電磁弁■と同数組合せなければ
ならない。
又、図示はしていないがスライドバルブを使用した場合
、バルブのスプールの構造を例えば、ニードル状とした
場合には傾動速度(流量調整)は自由に任意の流量を得
る事が出来るが、その傾動パターンの再現性が困難で操
作上非常な熟練を要するし、油圧ユニットの保守も複雑
となり、注湯炉用としての傾動操作方法としてはあまり
望ましくない。
本考案は、これら注湯に於ける傾動操作方法の欠点を取
除き短い周期で、一定量の出湯(傾動)操作の繰返しを
長時間に亙り行う場合にその操作が簡単にして熟練、感
覚に頼る操作要因をなくシ、鋳造品に対応した注湯パタ
ーンをあらかじめ任意に設定出来、傾動(出湯)もスム
ーズに且総体的に見れば、数種類の速度変化の組合せは
任意の注湯パターンとして形状、重量の如何を問わず使
用出来る最適な注湯用溝形低周波炉の傾動装置を提供す
るものである。
以下本考案に係る一実施例を第2図、第3図、第4図、
第5図に依り説明する。
第2図は油圧源を含む傾動操作回路の1例を、第3図は
注湯パターン図を、第4図、第5図は操作回路図をそれ
ぞれ示している。
装置の構成としては第2図の如く、注湯傾動用油圧シリ
ンダ−1の傾動(出湯=上昇)−復帰(下降)操作に於
て従来から一般に用いられている機器10及び11はス
トレーナ−112はリリーフ弁、5は油圧ポンプ、6は
油圧ポンプ駆動用モータ、13は油タンク14を経て方
向切換及び油流量を調整するM−Vバルブで、このバル
ブ13に順次炉体の停止、傾動、復帰の緩急操作指令を
出す。
多点切換スイッチ15と多点切換スイッチ15からの信
号をあらかしめ組込まれた炉体傾動順序又は、速度にす
る様種々の動作パターンを組込む事が出来る切換回路ユ
ニット16、更に切換回路ユニット16からの各パター
ン通りに炉体の動作速度を種々可変すべく信号を出す傾
動速度可変ユニット17を組合せた機器回路より構成し
下記の如き動作をする。
第3図は傾動(注湯)パターンの1例を表わし時間と多
点切換スイッチ15のレバーの位置に於ける傾動速度(
注湯量)の関係を示すものである。
第4図は単純操作回路の1例で、多点切換スイッチ15
内のP、1,2,3.4は多点切換スイッチの操作位置
で、P、1,2,3.4のそれぞれの位置で閉じる接点
、切換回路ユニット16内のRP、R1,R2,R3、
R4は補助継電器で多点切換スイッチ15のP〜4の接
点が閉じれば励磁される様結線をしである。
傾動速度可変ユニット17内のA、B、C,D、Eはそ
れぞれ炉体の傾動速度(油圧シリンダー)の上昇、下降
等を可変させる素子でKは出力端子を示す。
M−v18は、前述の通り出力端子にの出力信号の大、
小に依りその出力の大きさに比例した油の流量を制御す
るバルブである。
これに依り、今多点切換スイッチ15のハンドル位置を
(1)にすれば接点1が閉しR1が励磁され、その接点
も閉じ、傾動速度可変ユニット170B素子に動作指令
が発せられあらかじめ設定された炉体の傾動速度Bmm
/secで炉体は上昇する。
この時間はTb秒間保持し、次いでレバー位置を(2)
に移動させれば接点1が開、2が閉、R1が無励磁、R
2が励磁され又素子Bは開放、素子Cが動作する。
これに依り炉体の傾動速度もBmm/secからCm
m/5ecc7)速度に変化する。
TC秒間保持し、更にP釦を押せば前記ハンドル位置を
変えたと同様に動作はそれぞれ2→P、R2→RP、C
−+Aにそれぞれ切換り炉体の傾動速度もAmm/Se
Cに変化する。
以上基本的な回路で簡単に説明したが、第4図では1つ
の傾動速度に対し、多点切換スイッチ15の信号1つに
対応させている。
然し、切換回路ユニット16内の工夫に依り前述の3種
類の速度変化を持つパターンを1つの信号で行い得る事
が容易に想定される。
切換回路ユニット16内で種々のパターンを組込み得る
事が本考案の特徴の1つである。
又、第5図は自動湯切降下動作を組込んだ場合の回路例
で、切換回路ユニット16内を少し変える事に依り自動
的にその炉体に合った最適湯切れ位置を常に保ち得る様
にしたものである。
切換回路16内にタイムリレーTRを追加し、このタイ
マーは接点Pが閉じた時励磁される。
そしてタイムリレーTRの接点閉で瞬時に閉じ無励磁で
時限を持って開の接点を前記RPの信号の代りに使用し
て素子Aに信号を出す。
多点切換ユニット15の1,2は出湯傾動位置信号Pは
湯切れ降下信号とする。
又、傾動速度可変ユニット17めA素子を炉体湯切れ降
下用に調整する。
これに依りR1又はR2が励磁中にRPが励磁され・ば
、R1又はR2の接点を通して短絡されていた回路が開
放されると同時にタイムリレーTRが励磁され炉体は傾
動から降下へと切換えられる。
そしてレバーを中立位置Nに戻しPを開にしてもタイム
リレーTRにて設定された時間史炉体は自動的に降下し
続ける。
従って素子Aの降下速度とタイムリレーTRの設定時間
の組合せに依り常にその炉体の最適湯切れ位置に炉体を
保持する事が出来る。
本考案を用いる事に依り、第2図の如〈従来一般に用い
られている油圧回路と■、■、■、■のバルブ、ユニッ
ト、スイッチを組合せ切換回路ユニット16の回路構成
を変える事に依り鋳造ラインの注湯作業に於けるワンマ
ンコントロールが如何なる容量、形状の表品でも可能と
なり、又その表品に対する注湯パターンを任意に得る事
が出来るので、鋳造表品の不良率の削減、歩留率の向上
、省力化を計るのに最適であり他方その操作性に於ても
従来数種類のレバー押釦スイッチ等に依る注湯作業では
熟練、経験等が重要であったが、本考案を用いればこれ
らは不要となり単に1本の操作レバーで非常に容易に操
炉作業が可能である。
本考案に於ては、多点切換スイッチに対応したワンマン
コントロールの範囲での説明に留っているが、本考案を
ミニコンピユータ−と組合せ鋳造機(造型機)との全自
動鋳造ライン化も可能である。
更に本考案の範囲に戻って鋳造現場の作業に於て作業具
が単純繰返し操作となるので、常に作業具の視覚、聴覚
にうったえ注意力を換起させる必要が生ずる。
その為各操作位置で警報(例えば、ベル、ブザー、フリ
ッカ−ランプ)等を設ける事も出来る。
尚、第6図に傾動(注湯)の状態図とのそ時の炉体の操
作状態、操作準備指令のプログラムを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炉体の傾動用油圧ユニットの略系統図、
第2図は本考案の炉体傾動操作回路(系統図)、第3図
は本考案に依る注湯(傾動)パターン図、第4図は本考
案の基本的操作回路図、第5図は本考案の自動湯切れ降
下動作回路を用いた場合の操作回路図、第6図は炉体傾
動(注湯)位置と操作状態及操作準備指令のプログラム
を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 注湯用溝形低周波炉に於て流体を用い炉体傾動操作を行
    う傾動操作装置に於て流体を入れる容器と傾動圧力源と
    してのポンプ、その流量を制御する流量調整弁、更にこ
    の流量調整弁の開閉指令を出す数種類の制御ユニットと
    このユニットを選択する回路を設けて1本の操作レバー
    とそれと1体に組込まれた数個のスイッチを用いこの操
    作レバーの位置を変える事に依り数種類の傾動パターン
    を組合せるようにした注湯用溝形低周波炉の傾動操作装
    置。
JP8352575U 1975-06-20 1975-06-20 チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ Expired JPS5824160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8352575U JPS5824160Y2 (ja) 1975-06-20 1975-06-20 チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8352575U JPS5824160Y2 (ja) 1975-06-20 1975-06-20 チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51162805U JPS51162805U (ja) 1976-12-25
JPS5824160Y2 true JPS5824160Y2 (ja) 1983-05-23

Family

ID=28564951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8352575U Expired JPS5824160Y2 (ja) 1975-06-20 1975-06-20 チユウトウヨウミゾガタテイシユウハロノ ケイドウソウサソウチ

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JPS5910965U (ja) * 1982-07-14 1984-01-24 旭可鍜鉄株式会社 取鍋の傾動速度調整装置

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JPS51162805U (ja) 1976-12-25

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