JPS5823924Y2 - 小型機関用消音器 - Google Patents

小型機関用消音器

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Publication number
JPS5823924Y2
JPS5823924Y2 JP1978171368U JP17136878U JPS5823924Y2 JP S5823924 Y2 JPS5823924 Y2 JP S5823924Y2 JP 1978171368 U JP1978171368 U JP 1978171368U JP 17136878 U JP17136878 U JP 17136878U JP S5823924 Y2 JPS5823924 Y2 JP S5823924Y2
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JP
Japan
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plate
main cylinder
sound
end plate
air guide
Prior art date
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JP1978171368U
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JPS5588007U (ja
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新太郎 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は種々な小型機関、特に小型船舶のエンジンの騒
音を消去する消音器に関するものである。
一般に小型船舶は種々な装備や積載物の関係でエンジン
の排気管に接続して使用する消音器の設置場所が極端に
制限されており、従来知られているような長大な構成の
消音器では装着困難、或いは取付不可能になる等の虞が
ある。
本考案は上記のような不都合を解消し、小型にして且つ
消音効果の大なる消音器を考案したものである。
本考案を図面に就いて詳しく説明すると、一端1を端部
板2で、他端3を端部板4でそれぞれ閉塞した主筒体5
が形成してあり、該主筒体5の内部には、一端1の端部
板2との間に一定の間隔を存しさせて多数の小孔6を穿
った多孔板7が張設してあり、且つ該多孔板7と主筒体
5の一端1の端部板2との間における間隔内には、ガラ
スウール若しくは同効の吸音材8を充填して消音室9が
構成してあり、また多孔板Iと主筒体5の他端3の端部
板4との間には拡散室10が形成しである。
更に上記主筒体5には、一端1の端部板2の中心を貫通
して消音室9を通り多孔板7を貫通して拡散室10内に
端部11を深く臨會せた導気管12が設けである一方、
主筒体5の他端3の端部板4には、上記導気管12の端
部11の拡散室10内で端部13を食い違いにした送出
管14が貫設しである。
次ぎに本考案の作用に就いて説明すると、主筒体5の一
端1の端部板2と主筒体5の内部に張設した多数の小孔
6を有する多孔板7との間にガラスウール若しくは同効
の吸音材8を充填して消音室9を構成し、且つ上記多孔
板7と主筒体5の他端3の端部板4との間に拡散室10
を形成する一方、主筒体5の一端1に端部板2並びに消
音室9及び多孔板7を貫通して端部11を拡散室10内
に臨ませた導気管12を貫設し、更に上記導気管12の
端部11と拡散室10内に臨渣せた端部13とを食い違
いにして主筒体5の他端3の端部板4に送出管14を貫
設したから、導気管12をエンジンその他の騒音を伴な
う駆動源の排気パイプ(図示せず)に接続すると、導気
管12に通じた騒音を伴なう排気は導気管12の端部1
1から拡散室10内に出て拡散されると同時に、端部板
4に当って乱反射され、この拡散乱反射による相互干渉
作用で一次的に消音された騒音は更に多孔板7の多数の
小孔6を介して消音室9内の吸音材8によって吸音消去
される。
そして、上記のように拡散乱反射及び吸音材8による吸
音作用を経て効率よく消音された騒音を伴なう排気は、
更に導気管12の端部11と食い違いに配した送出管1
4の端部13によって絞られて減音され送出管14を通
過し外方に放出される。
要するに本考案は、主筒体5の一端1の端部板2の内面
と主筒体5の内部に張設した多数の小孔6を有する多孔
板7との間に吸音材8を充填して消音室9を構成し、且
つ上記多孔板7と主筒体5の他端3の端部板4の内面と
の間に拡散室10を形成する一方、主筒体5の一端1に
端部板2の中心を貫通して消音室9を通り多孔板7を貫
通して拡散室10内に端部11を深く臨ませ、該端部1
1を主筒体5の他端3の端部板4の近くに位置させた導
気管12を設け、且つ該導気管12の端部11と食い違
いに端部13を拡散室10内に臨ませた送出管14を主
筒体5の他端3の端部板4に貫設したから、短い主筒体
5の内部に、主筒体5の他端3の端部板4の近くに位置
させた導気管12の端部11から出た排気を伴なう騒音
は、拡散と同時に端部板4に当って跳ね返され乱反射さ
れ相互干渉し消音作用が行なわれると共に主筒体5の一
端内側全面にわたって大きく配設した吸音材8により効
率よく吸音消去され、更に送出管14で絞って消音し外
部に排気を放出することができる。
本考案は上記の如くであって短く且つ小型に形成した主
筒体5の一端1の内側に全面にわたり広く配した吸音材
8と、端部11を主筒体5の他端3の端部板4の近くに
位置させた導気管12との関連構成によって、極めて効
率よく拡散乱反射による相互干渉と吸音作用を行なわせ
確実な消音作用を営1せることが出来、しかも小型に構
成し得るから狭い空間を利用して容易に設置することが
でき小型機関用の消音器として絢に有効且つ適切である
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図は縦断正
面図、第2図は第1図におけるA−A縦断側面図である
。 1・・・・・・一端、2・・・・・・端部板、3・・・
・・・他端、4・・・・・・端部板、5・・・・・・主
筒体、7・・・・・・多孔板、8・・・・・・吸音材、
9・・・・・・消音室、10・・・・・・拡散室、11
・・・・・・端部、12・・・・・・導気管、13・・
・・・・端部、14・・・・・・送出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主筒体5の一端1の端部板2の内面と主筒体5の内部に
    張設した多孔板7との間に吸音材8を充填して消音室9
    を構成し、且つ、上記多孔板7と主筒体5の他端3の端
    部板4の内面との間に拡散室10を形成する一方、主筒
    体5の一端1の端部板2の中心並びに消音質9及び多孔
    板7を貫通して拡散室10内に端部11を深く臨1せ、
    該端部11を主筒体5の他端3の端部板4の近くに位置
    させた導気管12を設け、且つ該導気管12の端部11
    と食い違いに端部13を拡散室10内に臨ませた送出管
    14を主筒体5の他端3の端部板4に貫設してなる小型
    機関用消音器。
JP1978171368U 1978-12-15 1978-12-15 小型機関用消音器 Expired JPS5823924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978171368U JPS5823924Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 小型機関用消音器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978171368U JPS5823924Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 小型機関用消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5588007U JPS5588007U (ja) 1980-06-18
JPS5823924Y2 true JPS5823924Y2 (ja) 1983-05-23

Family

ID=29175202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978171368U Expired JPS5823924Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 小型機関用消音器

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JP (1) JPS5823924Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330605Y2 (ja) * 1974-06-15 1978-07-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5588007U (ja) 1980-06-18

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