JPS5823757A - 即席麺の密度を均一にする装置 - Google Patents

即席麺の密度を均一にする装置

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JPS5823757A
JPS5823757A JP56120080A JP12008081A JPS5823757A JP S5823757 A JPS5823757 A JP S5823757A JP 56120080 A JP56120080 A JP 56120080A JP 12008081 A JP12008081 A JP 12008081A JP S5823757 A JPS5823757 A JP S5823757A
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container
stirring
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Hatsuo Sakurazawa
桜沢初雄
Kazuo Kusakabe
日下部和男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、νIJ席麺の密度を均一にする方法および
その装置に関し、特に、柔軟性のある麺を容器に入れた
状態で液に浸すことにより、麺相互間に流動性をもた°
せるとともに麺に浮力を与えて麺相互間の拘束力を低減
させ、もって、麺に過大な負荷がかからない状態にして
麺を攪拌し、その分布を均一にする。
即席麺は、多くが波状をなし、且つ柔軟性と弾性と粘性
とを有する状態で所定量目にまとめられ。
これが容器に入れられた状態で油揚げ、または昼周波照
射等により脱水されて容器形状に対応する形状に固化さ
れる。ところが、この固化前に容器に入れられた段階で
は、粘性や摩擦抵抗等により麺相互間が付着し、また麺
が波状をなすことにより懲相互間が絡み合って、容器内
の麺の分布に、粗の部分と密の部分とが衣われる。
しかしながら、容器内の麺に粗の部分と密の部分とがあ
ると、これの加工時および消費者の喫食時に次のような
不具合を生じる。すなわち、麺の加工時には、密の部分
は熱の伝播が比較的遅いため、粗の部分と密の部分との
間で、油揚げ等のときに加熱むらが生じ、苦の部分を光
分に加熱するためには、加熱時間が大になるとともに、
粗の部分の加熱が過大になる。また、麺の移送時に、祖
の部分の脆性が犬であるため、麺が切損して量目不足を
生じるおそれもめる。さらに、喫食時には、熱湯で麺を
軟化させるに際して、密の部分の軟化が遅くて喫食可能
になるまでの時間が大になる一方、粗の部分の軟化は早
いため、全体の軟化にむらが生じて、味覚を減退させる
ことがある。
そこで、従来は、麺の固化前に、容器内に供給された柔
軟性のめる麺を均一に分布させるために、手作業で麺を
攪拌することが行われたが、多くの場合、この作業は、
油揚げのような加熱直前になされたため、作業位置が油
揚げ装置などの入口付近となっており、また、麺の容器
が取付けられたコンベヤが、加熱されていることもあっ
て、作業環境が好適でなく、シかも人手によるため、麺
の分布の均一化も不充分であることが余儀なくされた。
そこで、この発明は、これら従来の欠点を除去するため
になされたものであり、その目的は、麺の分布を均一に
することにあり、またその目的は前記均一化を自動的に
なすことにあり、またその目的は、前記均一化のための
麺の攪拌を、麺に過大な負荷がかからない状態でなすこ
とにある。
すなわちこの出願は、油揚げ等による麺Nの同化前に、
柔軟性のある麺Nを容器10に入れた状態で液12に浸
し、液12により生じる麺N相互間の潤滑性にもとづい
てj91Nに流動性をもたせるとともに液12により麺
Nに浮力を与えて、麺N相互間の拘束力を低減させ、こ
の状態で麺Nを攪拌することにより、容器10内のaN
の密度を均一にし、その後この麺Nt、6固化すること
を特徴とする即席麺の密度を均一にする方法ケ特定発明
とし、これの実施に直接使用する装置として、液12ン
入れる槽11と、柔軟性のある麺Nを入れるための容器
10を有し且つ前記槽11の液12中7通過するコンベ
ヤ8と、液1.2中の容器10内に向けて昇降し且つ少
なくとも一部が容器10内に突入された状態で水平移動
する攪拌材27と、攪拌材27を昇降させる昇降駆動装
置Aと、攪拌材27を水平移動させて攪拌駆動する攪拌
駆動装置Bとからなることを特徴とする即席麺のそ度を
均一にする装置ケ、第1の併合発明とし、液12を入れ
る槽11と、柔軟性のある麺Nを入れる1こめの容器1
0を有し且つ前記槽11の液12中を通過するコンベヤ
8と、液12中の容器10内に向けて昇降し且つ少なく
とも一部が容器10内に突入された状態で回転する攪拌
材27と、攪拌材27を昇降させる昇降駆動装置Aと、
攪拌材27を回転させて攪拌駆動する攪拌駆動装置Bと
からなり、前記攪拌材27は、多数の回43の夫々のだ
けが軸方向を向き、且つこれらの歯43が環状に連続し
て、冠歯車状ヶなす周縁部40と、周縁部40内側に位
置し、中央が周縁部40の歯43と同方向に突出して、
この突出部500周縁部40側に斜面が形成された中央
部41とを有することを特徴とする即席麺の密度を均一
にする装置を第2の併合発明とし、液12を入れる槽1
1と、柔軟性のあるatfNY入れるための容器10を
有し且つ前記槽11の液12中を通過するコンベヤ8と
 液12中の容器10内に向けてi12を噴出してその
噴流により麺Nを攪拌する噴出器55と、槽11の液を
噴出655に循環させる循環装置とからなることン特徴
とする即席麺の密度を均一にする装置を、第3の併合発
明として提供する。
次に、この発明を、図示実施例にしたがって説明する。
第1〜5図は、第1の併合発明に対応する実施例でおる
。まず構造を説明すると、8がコンベヤであり、このコ
ンベヤ8は、幅方向(第1図において左右方向)に長い
板体8aをスラットコンベヤ状に進行方向に多数並べ、
これを板体8aの端部においてチェノ8bで連結してな
り、板体8aを凹状にして、容器10を板体8aの長手
方向に複数形成する。而して、コンベヤ8には、容器1
0が複数列をなして形成される。容器10の底には多数
の穴を開設して容器10をざる状にし、この中に19I
Nを保持する。このコンベヤ8は、チェノ8.IIによ
り駆動され、且つチェノ8bをレール24により案内す
ることによって、コンベヤ8の進行方向を、上向き、下
向き、水平方向のいずれにも制御する二組1図において
は、コンベヤ8が槽11の上側から槽11内のg12中
に突入し、再度槽11の上側に抜は出すようになってお
り、ちょうどコンベヤ8が槽11の液12中を通過して
いる部分で破断している。レール24の支持ブラケット
25は、槽11の内壁に固定してあり、槽11は、機台
26に固定しである。
図中Aが昇降進退駆動装置であって、第1の併合発明の
昇降駆動装置に′相当する。この昇降進退駆動装mAの
構造′を説明すると、コンベヤ8の移動方向に沿った位
置に2つの機枠14.14が立設され、両磯枠14,1
4間に保持棒14av渡設同定し、且つ両機枠14,1
4に入力回転軸1を、コンベヤ8の移動方向と平行に渡
設し、これを回転自在に支承する。入力回転軸1には、
スプロケット1aと円筒カム2を固定するとともに、円
筒カム2の両端面に接する位置に、入力回転軸1を中ノ
し・とじ、且つこnを駆動軸とする板カム3゜3を各固
定して、円筒カム2と板カム3,3とが入力回転軸1に
より一体に回転するように構成する。円筒カム2のカム
溝2aには、係合子5aが摺動自在に係合しており、こ
の保合子5aは進退材5に固定してあり、進退材5は、
機枠14,14間に、入力回転軸1と平行に渡設された
進退ガイド15に、摺動自在に外嵌しである。而して、
進退材5は、円筒カム20回転により、そのカム溝2a
に案内さnて進退ガイド15に沿って進退するように構
成しである。また、゛進退材5には、これと一体に進退
する柱16と垂直ガイド6とが立設され、柱16と垂直
ガイド6には、昇降材7を昇降自在に係合する。昇降材
7と垂直ガイド6との間には、昇降材γ側に固定された
ブツシュ17が介在して、昇降材7の昇降を円滑ならし
める。
昇降材7と柱16との間には隙間を設けている。
18は、機枠14,14間に渡設された回動自在の支軸
であり、これに揺動アーム4の基端が固定される。揺動
アーム4の中途には、板カム30周面上側に載せられる
ローラ19が回転自在に喉付けられ、且つ揺動アーム4
の先端には、後述の昇降レール20を押上げるローラ2
1が、昇降レール20下面に接する状態で回転自在に取
付けられる。昇降レール20は、入力回転軸1と平行を
なし、機枠14,14に各設置された垂直軸22に係合
し、この垂直軸22に案内される。23は、垂直軸22
に対する昇降レール20の摺動を円滑ならしめるブツシ
ュである。昇降レール20には案内溝20aが長手方向
に形成してあり、これに昇降材7の保合子てaを係合し
て、昇降材7を昇降レール20により昇降させるように
構成する。
而して、昇降材7は、進退材5により入力回転軸1の軸
方向に進退し、且つ揺動アーム4により昇降するように
構成され、その昇降および進退の軌道およびタイミング
は、円筒カム2のカム溝2aの形状および板カム3,3
の形状により決定される。この実施例では、下降した状
態でコンベヤ8と四方向に同一速度で移動し、ついで、
上昇しながらコンベヤ8と逆方向に移動し、そして、逆
方向に移動しながら再度下降して、下降し終えたところ
でコンベヤ8と同方向に再び移動するような軌道とタイ
ミングとをもつように設定しである。
かぐして構成さnた昇降進退駆動装置AV、コンベヤ8
の左右両1+111に対称に設置する(第1図において
は、コンベヤ8の進行方向に対して左半分が示される。
)。コンベヤ8は、第2図において左方へ、第1図にお
いて図に垂直方向に進行するように設置される。また、
コンベヤ両側の各昇降進退駆動装置A間には、機枠14
どうしの間と、柱16どうしの間に渡設材27’、2B
が渡設してあり、さらに、各昇降部材7どうしの間に枠
29が渡設固定しである。
枠29には、攪拌材27と、これを攪拌駆動させる攪拌
駆動装置Bとを設置する。攪拌駆動装置Bは、枠29に
固定されたモータ(図中略)と、これにより回転される
回転軸30と、これに固定された駆動歯車31と、これ
に噛合する従動歯車32により回転される回転軸33と
、これの両端に固定されたカム34と、一端がカム34
に枢看されたアーム35と、軸受36により支持され且
つアーム35の他端に接続された進退自在な進退軸37
とからなり、モータの回転を進退軸37の進退運動に変
換する。38は、回転111133の軸受であり、軸受
36,38は枠29上面に設置されている。攪拌材27
は垂直な棒材かもなり、上端が進退軸37に固定され、
枠29の長孔29a’L貫通して下端が容器10に臨む
。1つの容器10には、2本の攪拌材2γが臨み、この
両攪拌材27は、相互に隣合う進退軸37に各固定され
ていて、同時に異なる平行な方向に移動するようにしで
ある。また、両攪拌材27の下端が容器10内に下降す
る位置、および進退する距離と回数、さらに進退の開始
位置と終了位置は、予め設定されている。
次に、この装置を使用して、麺Nのそ度を均一にする方
法を説明する。
コンベヤ8両側の昇降進退駆動装置A、Aを、入力回転
軸1,1のスプロケツ)1a、1a間に駆動チェ7(図
示しない)を掛渡して連動する。
駆動チェノおよびスプロケット1a、1aに代えて、入
力回転軸1,1間を、回転軸およびベベルギヤにより連
結してもよい。そして、入力回転軸1.1の駆動源は、
コンベヤ8の駆動源と共通にすれば、昇降進退駆動装置
Aとコンベヤ8との同期作動は容易になる。
入力回転軸1が回転すると、円筒カム2および板カム3
が一体に回転する。円筒カム20回転により、そのカム
溝2已に保合子5aを係合した進退材5は、進退ガイド
15にガイドされて、進退ガイド15の軸方向に進退す
る。この進退材5の進退によって、垂直ガイド6、柱1
6.渡設材28、も一体に進退する。また、板カム30
回転により、これにローラ19が転がり接触しつつ昇降
する。これによって揺動アーム4が支軸18を中心とし
て上下に揺動する。このため、ローラ21が昇降するこ
とにより、昇降レール20を昇降させ、その案内溝20
aに係合する保合子7aを介して昇降材7を昇降させる
。昇降材7は、昇降作動する一方、進退する垂直ガイド
6、柱16に係合しているため、同時に進退作動する。
かくして、昇降材7は、垂直ガイド6に案内されて昇降
し、且つ案内溝20aに案内されて進退する。
したがって、枠29およびこれに設置された攪拌駆動装
置Bと攪拌材2γも、昇降材Tと一体に昇降し且つ進退
する。
また、コンベヤ8は、容器10内に麺Nを入れた状態で
常時同一速度で進行する。コンベヤ8は、前工程におい
て、容器10内に所定量目の麺Nを供給してあり、槽1
1上方に至って下向きに進行方向を変えて、液12中に
入り、ここを水平移動しつつ通過して上向きに進行方向
を変えて槽11上方へ抜は出す。コンベヤ8の液12通
過時に、攪拌材27は、昇降進退駆動装置Aの前記動作
により、その進退ストロークの後退端において下降して
、下端が容器10内に突入し、かつ、後述の攪拌運動に
より麺Nを攪拌しつつ、コンベヤ8と同速で前進する。
攪拌は、図示しないモータにより回転軸30を回転させ
てなす。これにより、駆動両車31、従動歯車32、回
転軸33、カム34が回転してアーム35を揺動させつ
つ進退させる。アーム35のこの動作により進退軸37
が軸方向に進退して、攪拌材27を一体に進退させる。
攪拌駆動装置Bの前記作動にもとづく攪拌材27の進退
により、その下端で麺Nを容器10内で攪拌して、容器
10内における麺Nの分布を均一化させ、もって、麺N
の密度を均一にする。1つの容器10に臨む攪拌材27
は2本、であり、相互に平行な異なる方向に進退する。
ここでは、容器10が液12内にあり、したがって麺N
は液12浸漬された状態にある。そこで、麺Nの単体相
互間には液12が介在するため、麺相互間には潤滑性が
生じて麺に流動性が生じ、また液12により麺Nに浮力
が作用するから、麺相互間の拘束力が低減した状態にあ
る。そこで、攪拌材27により麺Nを攪拌するから、麺
は容易に容器10内で移動されて、その分布が均一化さ
れる。この液12が、味付けのためのスープであるとき
には、液12の付着により同時に味付けがなされ、しか
も、攪拌により麺N全体が均一に味付けされる。また、
液12が油揚げ用の油液であるときは、前記密度の均一
化の直後に、油温による脱水固化がなされるから、麺N
が、均一化されたそのままの状態で固化される。なお、
液12が油揚げ用の油液であるときは、槽11はフライ
パンとなり、したがってコンベヤ8は上向きに進行しな
いでそのままフライパン内を中央部へ向けて進行する。
進退ストロークの前進端に至った攪拌材27は、昇降進
退駆動装置Aの前記駆動により、枠29と一体に上昇と
後退とを開始し、ストローク後端に至って、コンベヤ8
による後述の容器10に同げて下降することにより前記
攪拌作動を繰返す。ここで、枠29の下降による攪拌材
27下端の容器10内への突入位置、および枠29の上
昇による攪拌材27下端の容器10からの脱出位置、さ
らに、進退による攪拌回数は、予め実験的に定められた
とおりに設定されていて、しかも、枠29の昇降進退の
タイミングとも同期するようにしである。1だ1図示の
例は、攪拌材27がコンベヤ80幅方向に進退するが、
コンベヤ8の長手方向に進退するようにしてもよいし、
また、この各方向に移動子る合計2種類の攪拌材27を
、コンベヤ8上面に、前後させて並設してもよい。
なお、コンベヤ8が間欠移動する場合には、コンベヤ8
の間欠停止時に枠29を下降させて、攪拌材27による
前記攪拌をしてもよい。この場合には、枠29の進退作
動は不要となるから、昇降進退駆動装置Aに代えて、枠
29を昇降駆動させる装置があればよい。
第6,7図は、第2の併合発明に対応する実施例であり
、この実施例の攪拌材27と、攪拌駆動装置Bとは、前
記した第1〜5図の実施例における攪拌材27、および
攪拌駆動装置Bとは異なるが、他の構成および作用は、
第1〜5図の実施例と同一であるから、図示および説明
は省略する。
すなわち、この攪拌材27は1周縁部40とその内側の
中央部41とを有する。周縁部4oは、筒状をなす円筒
部分42の下端を切削して形成した多数の歯43をもつ
。歯43は、歯だけが円筒部分42の中心軸と同方向を
向き、且つ円筒部分42下端に沿って環状に連続して冠
歯車状をなす。
また、周縁部40は、外周にフランジ44を有し、且つ
上部に、垂直な中空の外軸45の下端が固定してあって
、外軸45が回転することにより周縁部40を回転させ
る。外軸45は、枠29に固定した軸受46と、スナッ
プリング47とにより、枠29に対して、回転可能且つ
上下方向に一体に支持される。
外軸45内には、これと中心を同じくする内軸48が、
ブツシュ49を介して、回転可能且つ上下方向に一体に
支持され、内軸48下端には中央部41が固定しである
。中央部41は、中央が下向きに突出した突出部50を
有し、この突出部50は、先端面がテーバ面51aと溝
面511)とからなる斜面51をなす。
内軸48と外軸45とには、攪拌駆動装置Bを接続する
。この攪拌駆動装置Bは、円軸48上端に固定したアー
ム52a 、52bと、これらに枢着したリンク53a
、53bと、外軸45上端に固定したアーム54と、こ
れに枢着したリンク(図中略)と、リンクに接続した進
退駆動装置(図中略)とからなる。
而して□、進退駆動装置の駆動により、リンク53aが
進退してアーム52a’&旋回させ、これにより内軸4
8を(ロ)転させると、これと一体に中央部41が回転
する。また、同様にアーム54を旋回させて外軸45を
回転させると周縁部40が回転する。アーム52bのリ
ンク53bは他の攪拌材27に連続して、それを作動さ
せる。中央部41と周縁部40とは、相互に反対方向に
90度程度の往復回転を同期してなし、1往復ないし3
往復程の範囲で、回転回数は適宜設定される。
そして、攪拌材27下端を、枠29を下降させることに
より容器10内に下降させる。容器10内には、麺が、
通常は中央部分が盛り上るような状態で入れられている
から、その麺の盛り上った中央部分を、攪拌材27中央
部41の突出部50が上面から押圧する。そして、中央
部41が回転することとも相俟って、麺の盛り上った中
央部分は、斜面51により容器100周縁方向に移動さ
れ、且つこの移動時にテーパ面51aと溝面511)と
により形成される凹凸で、一部が回転方向に移動する。
また、周縁部40は、歯43が麺の一部に食い込み、こ
の麺を回転方向に移動させて、容器10の周囲近くの部
分における麺の分布を、回転方向に均一にする。これは
、麺の密度が犬な部分は、麺の弾性反力が犬となって、
これにより、歯43に食い込む麺の量が犬となるから、
この食い込んだ麺を他の部分に移動することにより麺の
密度を小にし、一方麺の密度が小な部分は、麺の弾性反
力が小であるため、歯43に食い込む麺の量が・小とな
り、したがって、麺が他の部分に移動する量は小となる
ことを利用して、麺の分布を均一にするものである。
なお、周縁部40と中央部41とは同一方向に一体に回
転させてもよいし、また、中央部41の斜面51の角度
および形状は他に適宜変更することもできる。他の構造
、作動は、第1〜5図の説明の記載と同一である。
第8図は、第3の併合発明に対応する実施例であり、こ
の実施例の噴出器55と循環装置(図中略)は、前記し
た第1〜5図の実施例における攪拌材27および攪拌駆
動装置Bに代えて用いるものである。また、他の構成お
よび作用は、第1〜5図の実施例と同一であるから、同
一部分の図示および説明は省略する。
噴出器55は、第1〜5図の実施例の攪拌材27に代え
て用いるものであって、麺を浸すための液を、下向きに
噴出する噴出口56をもち、内部に液の通路57を備え
ている。58は、通路57の一部が内部に形成されたボ
ルトであって、噴出器55と一体をなし、且つ枠29上
面に突出して、ナツト59により噴出器55を枠29に
固定する。ボルト58上端には、プラグ60により。
パツキン61を介して継手62が接続され、継手62は
、ポンプ(図中略)の吐出側に連結されたフレキシブル
ホース63に接続している。また、容器10が浸漬され
ている液の槽(第1図中11で示される。)と前記ポン
プの吸込側とも連結されていて、檜の液をポンプを介し
て一定圧力で噴出器55に循環させる。
而して、この装置によれば、噴出器55の噴出口56か
ら下方に向けて噴出される液の圧力によって、容器10
内の麺を攪拌することにより、容器10内における麺の
分布を均一化する。なお、液の噴出は、コンベヤの移動
に合わせて間欠的にすることも、また常時噴出させても
よい。液として油揚げ用の油液を用いる場合には、循′
fII装置内に加熱装置、フィルタ等も組込む。
以上のように、この発明によれば、柔軟性のある麺を容
器に入れた状態で液に浸し、液により生じる麺相互間の
潤滑性にもとづいて麺に流動性をもたせるとともに液に
より麺に浮力を与えて、麺相互間の拘束力を低減させ、
この状態で麺を攪拌することにより容器内の麺の密度を
均一にするため、油揚げ等の固化工程、移送工程、商品
化以後において、麺の密度が全体に均一になる。
したがって、油揚げ等の固化工程においては、麺に対す
る熱の伝播が均一になされるため、部分的に固化が遅れ
ることや、揚げむらもないから、品質の向上と処理時間
の短縮化を達成することかで′I!、また、移送工程に
おいては、密度が均一だから麺の剛性が全体に均一にな
っているため、特に脆弱な部分がなく、シたがって、切
損による量目不足や品質の低下を生じることがない。ま
た、喫食時に熱湯に浸漬しても、麺の密度が均一である
ため、湯の接触面積も等しくなり、熱の伝播も均一にな
るから、麺全体が同時に好適に軟化する。
このため、軟化゛に部分的な早遅の変化がないから、軟
化時間の短縮化と味覚の向上を得ることができる。
さらに、この発明は、液中における麺の攪拌により、!
!相互間の拘束力を低減させた状態で攪拌するから、麺
に引張力、曲げ力が過大に負荷されたとしても、麺は極
めて容易に移動できるため、麺の切損な生じるおそれは
なく、シたがって、攪拌作用を円滑にすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1の装置専袈膚を示す一部切欠
正面図、第2図は、第1図の一部切欠側面図、第3図は
、第1図の攪拌材の正面図、第4図は第3図の平面図、
第5図は第4図の■−v線断面拡大図、第6図は、この
発明の第2の装置の攪拌材を示す一部切欠正面図、第7
図は第6図の部分正面図、第8図は、この発明の第3の
装置の要部を示す断面図である。 なお、図中Aは昇降進退駆動装置(昇降駆動装置)、B
は攪拌駆動装置、Nは麺、8はコンベヤ、10は容器、
11は檜、12は液、27は攪拌材、40は周縁部、4
1は中央部、43は歯、50は突出部、55は噴出器で
ある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 油揚げ等による麺の同化前に、柔軟性のある麺
    を容器に入れた状態で液に浸し、液により生じる麺相互
    間の潤滑性にもとづいて麺に流動性をもたせるとともに
    液により麺に浮力を与えて、麺相互間の拘束力を低減さ
    せ、この状態で麺を攪拌することにより容器内の麺の密
    度を均一にし、その後この麺を固化することを特徴とす
    る即席麺の密度を均一にする方法。
  2. (2)液は、麺に付着させる味付けのためのスープ、ま
    たは、油揚げ装置入口付近の油液である特許請求の範囲
    第1項記載の即g麹の密度を均一にする方法。
  3. (3)液を入れる槽と、柔軟性のある麺を入れるための
    容器を有し且つ前記槽の液中を通過するコンくヤと、液
    中の容器内に向けて昇降し且つ少なくとも一部が容器内
    に突入された状態で水平移動する攪拌材と、攪拌材を昇
    降させる昇降駆動装置と、攪拌材を水平移動させて攪拌
    駆動する攪拌駆動装置とからなることすLP!j徴とす
    る即席麺の密度を均一にする装置1、
  4. (4)・液を入れる槽と、柔軟性のある麺を入れるため
    の容器を有し且つ前記槽の液中7通過するコンベヤと、
    液中の容器内に向けて昇降し且つ少なくとも一部が容器
    内に突入さnた状態で回転する攪拌材と、攪拌材を昇降
    させる昇降駆動装置と、攪拌材を回転させて攪拌駆動す
    る攪拌駆動装置とからなり、前記攪拌材は、多数の鑓の
    夫々のだけが軸方向を向き、且つこfもの歯が環状に連
    続して、冠歯車状をなす周縁部と、周縁部内側に位置し
    、中央が周縁部の歯と四万回に突出して、この突出部の
    周縁部側に斜面が形成された中央部とを有することを特
    徴とする即席麺の密度ケ均一にする装置。
  5. (5)液を入れる檜と、柔軟性のある麺を入れるための
    容器を有し且つ前hピ槽の液中を通過するコンベヤと、
    液中の容器内に向けてgを噴出して七の噴流により麺を
    攪拌する噴出器と、槽の液を噴出器に循環させる循環装
    置とからなることを特徴とする即席麺の警度を均一にす
    る装置。
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