JPS5823602Y2 - 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構 - Google Patents

糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

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Publication number
JPS5823602Y2
JPS5823602Y2 JP2723279U JP2723279U JPS5823602Y2 JP S5823602 Y2 JPS5823602 Y2 JP S5823602Y2 JP 2723279 U JP2723279 U JP 2723279U JP 2723279 U JP2723279 U JP 2723279U JP S5823602 Y2 JPS5823602 Y2 JP S5823602Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
bearing
scroll saw
mounting angle
scroll
Prior art date
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Expired
Application number
JP2723279U
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English (en)
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JPS55128701U (ja
Inventor
静夫 伊藤
Original Assignee
旭工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭工機株式会社 filed Critical 旭工機株式会社
Priority to JP2723279U priority Critical patent/JPS5823602Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構に関す
るものである。
一般に糸鋸刃は1本毎にひねりがあり、これに合せて取
付角度を調節する必要がある。
この調節機構として従来第5図に示すように固定アーム
35先端部に吊上筒36を貫挿して締付つまみ37によ
り締付は固定したものがあった。
ところが、この機構には締付つまみ37を緩めて吊上筒
36を回動するとき、蓄勢された吊上バネ38により吊
下筒36が下動してしまうので、調節後上動して元の高
さ位置へ復帰させることが困難であるばかりでなく、締
付つまみ37を緩めるときに同つまみ先端が吊上筒36
外周に傷をつけるので吊上筒36の移動が円滑に行えな
えという欠陥があった。
本考案の目的は上記従来の欠陥を解消して、糸鋸刃の取
付角度を簡単に調節することができ、構造も簡単な糸鋸
機における鋸刃の取付角度調節機構を提供することにあ
る。
以下、本考案を具体化した糸鋸機の一実施例を図面につ
いて説明すると、図面中1はベッド、2は糸鋸刃3の挿
通孔4を有する固定のテーブル、5は前記挿通孔4の下
方において駆動機構6により上下方向に径復動されかつ
糸鋸刃3の下端を自動挟着固定するための下部刃止部で
ある。
7は固定アーム、8は同アーム7の先端下面に固着した
鋸刃ガイド退避機構9により糸鋸刃3から退避可能に配
設した鋸刃ガイド、10は同じくアーム7の前端面に固
着した軸支筒であって、同筒10のアーム7寄り内周面
には軸線方向にキー溝10aを形成している。
11は下半部に円筒状のスリーブ12を嵌合固定した円
筒状の可動吊上筒であって、同スリーブ12には軸線方
向の長孔12 aを透設してキー13を嵌合し、同キー
13を2本のボルト14により可動吊上筒11に固定し
ている。
そして前記軸支筒10に対してボルト14により一体に
連結した可動吊上筒11.スリーブ12及びキー13を
上下方向の移動可能に挿通している。
15は可動吊上筒11の上端部りに嵌合しボルト16に
より固定した鍔部材17と前記軸支筒10の上面10
bとの間に介装したコイル状の第一吊上バネであって、
可動吊上筒11及び同筒11に取付けた各部材を自重に
抗して支持している。
18は前記可動吊上筒11の内周面下端寄りに設けた段
差部11 aに対し上動不能に挿入係止した短円筒状の
ワッシャー、19は上端部を前記ワッシャー18の筒部
18 aに嵌入し、下端面を可動吊上筒11の下端ネジ
部11 bに螺合した締付つまみ20により上方へ押圧
して締付固定した円柱状の軸受であって、軸線方向に断
面正方形のガイド孔19 aを形式している。
21は軸受19のガイド孔19 aに貫挿し下端に上部
刃止部22を止着した正四角柱状をなす糸鋸刃取付用の
可動軸であって、上下中央よりやや上部には可動吊上筒
11に嵌入されるガイドスライダー23をピン24着し
ている。
25は前記ワッシャー18とガイドスライダー23との
間に介装した前記第一吊上バネ15のバネ定数より大き
いコイル状をなす第二吊上バネであって、可動軸21を
その自重に抗して上方へ持ち上げている。
26は可動吊上筒11の上端ネジ部11 Cに螺合した
キャップであって、その下面には緩衝部材27を止着し
ている。
28は第1図に示すように固定アーム7の先端上面に固
定したレバーガイド、291ま同レバーガイド28に止
着したレバー支柱、30は同支柱29に回動可能に支持
した操作レバーであって、前記可動軸21の上端に嵌着
した緩衝部材31を押圧して可動軸21を下動し得るよ
うにしである。
次に、前記のように構成した糸鋸機についてその作用を
説明する。
さて、上部刃止部22に止着した糸鋸刃3の下端を下部
刃止部5により自動挟着するには、操作レバー30の先
端に設けたスイッチ(図示略)を押して下部刃止部5を
開口するとともに、操作レバー30を下動して可動軸2
1を押し下げる。
すると第一吊上バネ15よりも第二吊上バネ25の方が
バネ定数が大きいので、第二吊上バネ25は圧縮されな
いままガイドスライダー23により下動され、この押し
下げ力はワッシャー18、軸受19、締付つまみ20、
可動吊上筒11及び鍔部材17を介して第一吊上バネ1
5に伝達され、同バネ15のみが圧縮される。
従って可動吊上筒11.可動軸21等の各部材は相対位
置関係を保持したまま一体となって下動され、鍔部材1
7の下面が第3図に示すように軸支筒10の上面10b
に当接すると可動吊上筒11は停止される。
さらに、操作レバー30を下げると、ガイドスライダー
23により第二吊上バネ25が圧縮され、可動軸21は
第4図に示すように下動される。
この状態では糸鋸刃3の下端が下部刃止部5の開口部へ
挿入されるので、操作レバー30のスイッチ(図示略)
を切って下部刃止部5を閉口して糸鋸刃3を自動挟着さ
せる。
このように鋸刃を挟着したら締付つまみ20を緩めて軸
受19の締付けを解除し、可動軸21を回動して鋸刃の
ひねりに応じてその取付角度を調節した後、再び締付つ
まみ20を回動して軸受19をワッシャー18との間で
固定する。
そこで、起動スイッチ(図示略)を入れて駆動機構6を
作動し、糸鋸刃3を上下動させて切断作業を行なえばよ
い。
さて、本考案実施例においては可動吊上筒11の段差部
11 aにワッシャー−18を当接し、同ワッシャー1
8と締付つまみ20との間に対し鋸刃取付用の可動軸2
1を上下方向の移動のみ可能にガイドする軸受19を挟
着固定したので、締付つまみ20を緩めて可動軸21を
回動することにより鋸刃3の取付角度を簡単に調節する
ことができ、構造も簡素化できる。
なお、前記実施例では可動吊上筒11の内周面下端寄り
に段差部11 aを形式して軸受19の上端を係止する
ようにしたが、吊上筒11の下端を利用する構造として
もよい。
又、可動吊上筒11を軸支筒10に固定する形式の糸鋸
機に具体化してもよい。
以上詳述したように本考案は、吊上筒に対し軸受を相対
回動可能に装着するとともに、該軸受には糸鋸刃取付用
の可動軸を相対回動不能に貫通支持し、さらに前記吊上
筒と軸受との間には該吊上筒と軸受とを固定及び固定解
除するための部材を装着したことにより、糸鋸刃の取付
角度を簡単に調節することができ、構造を簡素化するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る糸鋸機の一実施例を示す側面図、
第2図は鋸刃の吊上装置を示す拡大縦断面図、第3図は
可動吊上筒が最下動した状態を示す側面図、第4図は可
動軸を最下動した状態を示す縦断面図、第5図は従来の
糸鋸刃の取付角度調節機構の縦断面図である。 可動吊上筒・・・・・・11.段差部・・・・・・11
a、軸受・・・・・・19、ガイド孔・・・・・・19
a、締付つまみ・・・・・・20、可動軸・・・・・・
21゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吊上筒に対し軸受を相対回動可能に装着するととも
    に、該軸受には糸鋸刃取付用の可動軸を相対回動不能に
    貫通支持し、さらに前記吊上筒と軸受との間には該吊上
    筒と軸受とを固定及び固定解除するための部材を装着し
    たことを特徴とする糸鋸機における鋸刃の取付角度調節
    機構。 2 吊上筒の内周面下端寄りに段差部を形威し、同段差
    部と前記吊上筒の下部に螺合した締付部材との間に軸受
    を挟着するようにした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構。
JP2723279U 1979-03-03 1979-03-03 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構 Expired JPS5823602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2723279U JPS5823602Y2 (ja) 1979-03-03 1979-03-03 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

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JP2723279U JPS5823602Y2 (ja) 1979-03-03 1979-03-03 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128701U JPS55128701U (ja) 1980-09-11
JPS5823602Y2 true JPS5823602Y2 (ja) 1983-05-20

Family

ID=28870960

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JP2723279U Expired JPS5823602Y2 (ja) 1979-03-03 1979-03-03 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

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