JPS582357A - 水性パタ−ンペイント - Google Patents
水性パタ−ンペイントInfo
- Publication number
- JPS582357A JPS582357A JP10070081A JP10070081A JPS582357A JP S582357 A JPS582357 A JP S582357A JP 10070081 A JP10070081 A JP 10070081A JP 10070081 A JP10070081 A JP 10070081A JP S582357 A JPS582357 A JP S582357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- pattern
- acrylic emulsion
- hydroxide
- pattern paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水溶性パターンペイントに関する。
本発明は塗装に際して美麗な亀裂模様を現出する。
所謂パターンペイントについて、これ迄種々提案をなし
た。（例えば特願４５−５３１８９号、同４８−５８６
０１号、同４７−６１２０８号、同４７−６１２０９号
、同４８−１４３６９６号、同４９−３６６２９号、及
び同４９−７１２７１号）これら従来のパターンペイン
トは具体的塗装の仕方や塗膜の厚さ、或は乾燥速度等の
条件の変化によって、そのひび割れ模様に種々の風趣を
与えることが出来るが、溶剤系の場合には悪臭、火気、
衛生上の危険があり、又先願の水性パターンペイントに
ついては、醋酸ビニルポリマー、又は水性糊料よりなる
バインダーを主成分とするため、耐水性、耐候性に劣る
欠点があり、故に主成分をアクリル系ポリマーに依る、
耐水性、耐候性のある優雅なひび割れ模様を構成し、且
つ簡単に製造出来る事を目的として研究改良したもので
ある。
た。（例えば特願４５−５３１８９号、同４８−５８６
０１号、同４７−６１２０８号、同４７−６１２０９号
、同４８−１４３６９６号、同４９−３６６２９号、及
び同４９−７１２７１号）これら従来のパターンペイン
トは具体的塗装の仕方や塗膜の厚さ、或は乾燥速度等の
条件の変化によって、そのひび割れ模様に種々の風趣を
与えることが出来るが、溶剤系の場合には悪臭、火気、
衛生上の危険があり、又先願の水性パターンペイントに
ついては、醋酸ビニルポリマー、又は水性糊料よりなる
バインダーを主成分とするため、耐水性、耐候性に劣る
欠点があり、故に主成分をアクリル系ポリマーに依る、
耐水性、耐候性のある優雅なひび割れ模様を構成し、且
つ簡単に製造出来る事を目的として研究改良したもので
ある。
本発明はこれまでの研究結果に基いて、上記の様なひび
割れ模様発生の機構は、パターンペイントに相容性の下
塗り塗料の塗装の上に、これらのパターンペイントが塗
装されたときに、このペイント中に水分の蒸発によって
もたらされる、膨潤ビヒクル粒子の凝集収縮力が、下塗
り塗■との間の付着力の限 界を超えることに
より、塗膜内の膜形成成分粒子間の凝集力の弱い部分か
ら、亀裂を生じ、その際２、又は３価の金属の塩類、特
にその極性溶剤含有ペイント溶媒に溶解した分子が、凝
集粒子の表面の荷電状態に影響を与え、凝集を左右する
ことに基くものであらうとの知見を得たが、これは夫々
ペイントの組成条件が、何れも上述の様に塗漠ビヒクル
成分粒子の凝集作用による、同じコロイド化学的反応を
もたらすことに基くことからも首肯されることである。
割れ模様発生の機構は、パターンペイントに相容性の下
塗り塗料の塗装の上に、これらのパターンペイントが塗
装されたときに、このペイント中に水分の蒸発によって
もたらされる、膨潤ビヒクル粒子の凝集収縮力が、下塗
り塗■との間の付着力の限 界を超えることに
より、塗膜内の膜形成成分粒子間の凝集力の弱い部分か
ら、亀裂を生じ、その際２、又は３価の金属の塩類、特
にその極性溶剤含有ペイント溶媒に溶解した分子が、凝
集粒子の表面の荷電状態に影響を与え、凝集を左右する
ことに基くものであらうとの知見を得たが、これは夫々
ペイントの組成条件が、何れも上述の様に塗漠ビヒクル
成分粒子の凝集作用による、同じコロイド化学的反応を
もたらすことに基くことからも首肯されることである。
先願による醋酸ビニルポリマー及び、水性糊料を主成分
とした、水性パターンペイントは、耐水性、耐候性に劣
る欠点があり、季節の変化による高湿度、又は湿気の多
い場所での塗装は不適当である。故に本発明はアクリル
系エマルジョンを主成分とした耐水性、耐候性のある、
且つ簡単に製造出来るパターンペイ ントを構成し
た。
とした、水性パターンペイントは、耐水性、耐候性に劣
る欠点があり、季節の変化による高湿度、又は湿気の多
い場所での塗装は不適当である。故に本発明はアクリル
系エマルジョンを主成分とした耐水性、耐候性のある、
且つ簡単に製造出来るパターンペイ ントを構成し
た。
本発明に従い用いられる下塗り塗料としては、本発明の
パターンペイントと反応を示す塗料が特に必要である。
パターンペイントと反応を示す塗料が特に必要である。
特にポロビニルアルコール、中でも若干のエステル基が
■■したもの、及びポリビニルアルコールと水性エマル
ジョンとの混合物があげられ、また、これらの通常範囲
内で種々の顔料、染料、分散剤等が含まれていることが
出来る。この下塗り塗料ははひび割れ模様を示さない通
常型のものである。
■■したもの、及びポリビニルアルコールと水性エマル
ジョンとの混合物があげられ、また、これらの通常範囲
内で種々の顔料、染料、分散剤等が含まれていることが
出来る。この下塗り塗料ははひび割れ模様を示さない通
常型のものである。
本発明に従うパターンペイントは反応剤として含まれる
べき周期率表第２、又は３族の金属の水酸化物及び炭酸
塩、又は塩基性炭酸塩として、例えばマグネシウム、カ
ルシウム、亜鉛、アルミニウムの各水酸化物、これらの
炭酸塩、或は塩基性炭酸塩をあげることが出来る。これ
らをこの本発明の主成分であるアクリル系エマルジョン
の重量に対し、８０％乃至１５０％と言う多い量で用い
ることが必要である。その量以下の場合は目的とするひ
び割れ模様が現われない、又それ以上の場合は下塗り塗
膜に付着せず剥離する。
べき周期率表第２、又は３族の金属の水酸化物及び炭酸
塩、又は塩基性炭酸塩として、例えばマグネシウム、カ
ルシウム、亜鉛、アルミニウムの各水酸化物、これらの
炭酸塩、或は塩基性炭酸塩をあげることが出来る。これ
らをこの本発明の主成分であるアクリル系エマルジョン
の重量に対し、８０％乃至１５０％と言う多い量で用い
ることが必要である。その量以下の場合は目的とするひ
び割れ模様が現われない、又それ以上の場合は下塗り塗
膜に付着せず剥離する。
本発明に従うパターンペイントは種々の添加剤を加える
ことによって、更に一般的塗膜性質を改善することが出
来る。例えば膨潤剤として、ベントナイトを少量加える
と、粗くて、亀裂の深いひび割れをもたらし、これは本
発明に用いられる反応剤重量の２％以下で用いられる。
ことによって、更に一般的塗膜性質を改善することが出
来る。例えば膨潤剤として、ベントナイトを少量加える
と、粗くて、亀裂の深いひび割れをもたらし、これは本
発明に用いられる反応剤重量の２％以下で用いられる。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
例（１）
塩基性炭酸マグネシウム１ｋｇ、炭酸カルシウム１．５
ｋｇを水で撹拌溶解し、アクリル系エマルジョン２ｋｇ
に混合撹拌してパターンペイントを作った。別に厚紙に
ポリビニルアルコール水溶液を下塗りして乾燥後上記パ
ターンペイントを刷毛塗りし、任意の所で刷毛でタタキ
塗りして得られた亀裂模様はところどころに花の様な模
様が美麗に現われている模様を構成した。
ｋｇを水で撹拌溶解し、アクリル系エマルジョン２ｋｇ
に混合撹拌してパターンペイントを作った。別に厚紙に
ポリビニルアルコール水溶液を下塗りして乾燥後上記パ
ターンペイントを刷毛塗りし、任意の所で刷毛でタタキ
塗りして得られた亀裂模様はところどころに花の様な模
様が美麗に現われている模様を構成した。
本発明のパターンペイントに任意の顔料を混入した下塗
り塗料に、配色のよい顔料を混入したパターンペイント
のひび割れ模様は異彩ある優美さを表現するものである
。
り塗料に、配色のよい顔料を混入したパターンペイント
のひび割れ模様は異彩ある優美さを表現するものである
。
発明者 飯尾秀夫
Claims (1)
- アクリル系エマルジョンを主成分とし、このアクリル系
エマルジョンの重量に対し、８０％乃至１５０％の周期
率表第２、又は３族の金属の、水酸化物及び炭酸塩又は
塩基性炭酸とを実質成分として含む、水性懸濁液の形の
パターンペイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10070081A JPS582357A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 水性パタ−ンペイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10070081A JPS582357A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 水性パタ−ンペイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS582357A true JPS582357A (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=14280986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10070081A Pending JPS582357A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 水性パタ−ンペイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582357A (ja) |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP10070081A patent/JPS582357A/ja active Pending
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