JPS5823182B2 - 遠心鋳造装置 - Google Patents

遠心鋳造装置

Info

Publication number
JPS5823182B2
JPS5823182B2 JP17179680A JP17179680A JPS5823182B2 JP S5823182 B2 JPS5823182 B2 JP S5823182B2 JP 17179680 A JP17179680 A JP 17179680A JP 17179680 A JP17179680 A JP 17179680A JP S5823182 B2 JPS5823182 B2 JP S5823182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pouring
rotary mold
ladle
carriage
truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17179680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5794461A (en
Inventor
吉田博光
森脇修史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP17179680A priority Critical patent/JPS5823182B2/ja
Publication of JPS5794461A publication Critical patent/JPS5794461A/ja
Publication of JPS5823182B2 publication Critical patent/JPS5823182B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心鋳造装置に関し、特に回転金型を定置しこ
の回転金型に対して注湯する様にした遠心鋳造装置に関
する。
従来のこの種遠心鋳造装置における注湯装置は、回転金
型に対して遠近移動する台車上に注湯トラフと上下揺動
可能な注湯取鍋とを固設した構成であった。
しかし、この様な構成であると、注湯トラフが長尺でか
つ片持ち支持されねばならずかつ台車上の注湯取鍋は重
量はあっても注湯トラフに隣接して設けられねばならな
いため、モーメントの釣合いの点から台車は後方に相当
の長さを有することになる。
一方、注湯装置に並列して他の作業装置が配設されるた
めこの台車上の注湯取鍋に対して給湯する給湯装置は、
回転金型から離間した位置の台車よりも後方位置に配置
されねばならない。
そのため、台車の移動距離が長くなり、それだけ大きな
スペースを必要としていた。
本発明はかかる問題点を解消し、小スペース化の可能な
遠心鋳造装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため本発明は、回転金型の一軸心方
向一側に、該回転金型に対して軸心方向に接近離間移動
可能であるとともに、その上面に移動方向と直交する横
行案内レールが配設された前後動台車を設け、該前後動
台車が前記金型から離間した位置にあるときに、給湯装
置に対向する位置から前記横行案内レール上に移乗可能
な横行台車を設け、該横行台車上にX字状のリンク機構
を介して昇降台を設け、該昇降台に前記回転金型に向か
って延びる注湯トラフを取り付けるとともに、該昇降台
上に前記軸心方向の走行レールを設け、前記注湯トラフ
に近接した走行レールの一半部と、前記横行台車が給湯
装置に対向したときにおける、該給湯装置に近接した走
行レールの他生部との間を移動可能な取鍋台車を設け、
該取鍋台車上に上下揺動可能に注湯取鍋を設けたもので
ある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は定置式の回転金型であって、その
軸心方向−側、すなわち回転金型1で鋳造される管の挿
口側の延長位置に回転金型軸心方向に延びる前後動案内
レール2か配設されている。
また回転金型1の軸心方向他側、すなわち受口側の延長
位置には前蓋装着装置や管引抜き装置(図示せず)等が
配設されている。
3は前記前後動案内レール2に沿って回転金型1に対し
て接近離間移動可能な前後動台車であり、その上面に移
動方向と直交する横行案内レール4が配設されている。
前記前後動台車3が回転金型1から離間した位置にある
ときその横行案内レール4の両端に接続する一対の待機
案内レール5,6が、該前後動台車の両側に配設されて
いる。
7は一方の待機案内レール5と横行案内レール4の間で
移動可能な第1の横行台車で、8は他方の待機案内レー
ル6と横行案内レール4の間で移動可能な第2の横行台
車である。
第1の横行台車7には注湯装置9が、第2の横行台車8
にはブラッシング装置10と塗型剤のスプレー装置11
がそれぞれ塔載されている。
前記前後動台車3及び第1の横行台車7を第2図により
詳細に説明すると、前後動台車3は車輪。
13a、13b、13cを介して前後動案内レール2に
沿って移動自在でかつ下部に突設したブラケット14に
リンク12aを介して連結された前後駆動シリンダ装置
12により移動駆動される。
前後動台車3の上面には移動方向に間隔をあけて横行案
内レール4a、4b、4cが配設され、かつ第1の横行
台車7が車輪15a、15b、15cを介してこの横行
案内レール4a、4b、4c上を移動自在に支持されて
いる。
第1の横行台車7上には、X字状のリンク機構16a、
16b、 。
16cを介して昇降台17が配設されている。
18a、18b、18cは該リンク機構のシリンダ装置
、19は各リンク機構の操作端を連結するリンクである
前記昇降台17の回転金型1側の端部にはトラフ支持ブ
ラケット21が設けられ、注湯トラフ20が回転可能に
片持状に支持されている。
この注湯トラフ20の上端20aには、同じく昇降台1
7に支持されたシュート22が注湯トラフ20の回転を
許す様に接続されている。
また、昇降台17上面には回転金型1軸心方向に延びる
走行レール23が配設され、該走行レール23は回転金
型1に近い方の一半部23aは固定で、遠い方の他半部
23bは昇降台1γに設置された計重装置24に取付け
られている。
26は走行レールの一半部23aと他半部23bとの間
を移動可能な取鍋台車であり、その上に立設された支持
架台26上端に取付けたブラケット27により注湯取鍋
28が上下回動可能に支持されている。
29は注湯取鍋28と連動して回動する様に設けられた
扇形ギヤで、取鍋台車25上の駆動装置30の出力軸に
取付けたピニオン30aが噛合している。
31a、31bは取鍋台車25の車輪で、車輪31bが
台車上の駆動装置32で回転駆動されることにより取鍋
台車25が移動せしめられる。
これら昇降台17、注湯トラフ20、シュート22、計
重装置24、注湯取鍋28及びその駆動装置によって注
湯装置が構成されている。
次に動作を説明すると、回転金型1を鋳造管を引抜いた
後回転駆動し、前後動台車3上に第2の横行台車8を移
乗させた後、ブラッシング装置10を作動させた状態で
前後動台車3を回転金型1に向かって移動せしめ、回転
金型1内面をその軸心方向全長にわたってブラッシング
する。
次イで前後動台車3を回転金型1から離間する方向に後
退移動させながら、スプレー装置11から金型内面に塗
型剤をスプレーしてコーティングを行”5(必要なら、
さらに前後動台車3を往復動させて複数回コーティング
を行う。
コーティングが完了すると、第2の横行台車8を待機案
内レール6上に退避せしめると共に、第1の横行台車7
を前後動台車3上に移乗し、直ちに前後動台車3を前進
する。
前後動台車3が前進退位置から再び後退移動する間に駆
動装置30によって注湯取鍋28が除徐に傾動せしめら
れ、溶湯がシュート22及び注湯トラフ20を流れて回
転金型1内面に定量的に注がれる。
注湯トラフ20の先端が回転金型1の端まで来ると注湯
は完了し、注湯取鍋28は元の水平姿勢に早戻しされ、
その後前後動台車は後退限位置まで後退する。
回転金型1内で溶湯が凝固して鋳造管が鋳造されると、
回転金型1は停止せしめられ、前蓋が取除かれた後鋳造
管が引抜かれる。
一方、前後動台車3から第1の横行台車7が待機案内レ
ール5上に退避すると共に第2の横行台車3か前後動台
車3上に移乗し、上記と同様の動作が繰返えされる。
その間待避位置の第1の横行台車7の昇降台17上で、
取鍋台車25は走行レールの一半部23aの位置(注湯
位置)から計重装置24上の走行レール他半部23bの
位置(受湯位置)に移動し、この位置で溶湯量を計測し
ながら給湯装置33から注湯取鍋28内に受湯する。
受湯及び除滓が完了すると、取鍋台車25は元の注湯位
置に復帰して待機する。
なお、回転金型1への注湯時のトラフ20の高さ調整は
リンク機構16a、16b、16cにより昇降台17を
昇降することによって行なえる。
また、注湯取鍋28への受湯時に溶湯量の計量を行って
いるので、回転金型1へ注入する溶湯量が一定であり、
製品の肉厚が一定となる。
また、回転金型1に対して接近離間移動する前後動台車
3上に横行台車7,8が移乗可能なようにしたため、他
の作業装置を並設する際に制御の複雑な前後動台車3が
1台で済むという利点がある。
本発明の遠心鋳造装置によれば、以上の説明から明らか
な様に、取鍋台車が台車上で注湯位置と受湯位置との間
で往復移動可能であるため、台車を注湯動作以外にさら
に移動させて注湯取鍋を給湯装置に対応させずとも取鍋
台車を台車上で移動させるだけで良く、台車の移動距離
が短かく、限られたスペースでの受湯及び注湯が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体平面図、
第2図は注湯装置の正面図である。 1・・・・・・回転金型、2・・・・・・前後動案内レ
ール、3・・・・・・前後動台車、7・・・・・・第1
の横行台車、9・・・・・・注湯装置、17・・・・・
・昇降台、20・・・・・・注湯トラフ、21・・・・
・・トラフ支持ブラケット、22・・・・・・シュート
、23・・・・・・走行レール、24・・・・・・計量
装置、25・・・・・・取鍋台車、28・・・・・・注
湯取鍋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転金型の軸心方向−側に、該回転金型に対して軸
    心方向に接近離間移動可能であるきともに、その上面に
    移動方向と直交する横行案内レールが配設された前後動
    台車を設け、該前後動台車が前記金型から離間した位置
    にあるときに、給湯装置に対向する位置から前記横行案
    内レール上に移乗可能な横行台車を設け、該横行台車上
    にX字状の。 リング機構を介して昇降台を設け、該昇降台に前記回転
    金型に向かって延びる注湯トラフを取り付けるさともに
    、該昇降台上に前記軸心方向の走行レールを設け、前記
    注湯トラフに近接した走行レールの一半部と、前記横行
    台車が給湯装置に対向したときにおける、該給湯装置に
    近接した走行レールの他半部部との間を移動可能な取鍋
    台車を設け、該取鍋台車上に上下揺動可能に注湯取鍋を
    設けたことを特徴とする遠心鋳造装置。
JP17179680A 1980-12-04 1980-12-04 遠心鋳造装置 Expired JPS5823182B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17179680A JPS5823182B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 遠心鋳造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17179680A JPS5823182B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 遠心鋳造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5794461A JPS5794461A (en) 1982-06-11
JPS5823182B2 true JPS5823182B2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=15929850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17179680A Expired JPS5823182B2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 遠心鋳造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5823182B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031097A1 (fr) * 2001-10-09 2003-04-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Equipement de coulee centrifuge

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5794461A (en) 1982-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111906294A (zh) 倾转式全自动浇注机
CN207127247U (zh) 浇铸装置及铸造设备
JPS5823182B2 (ja) 遠心鋳造装置
US3334683A (en) Trough shifting and dumping apparatus
CA1062872A (en) Continuous casting plant
CN210146976U (zh) 回铁水倾动装置
JPS585745B2 (ja) 遠心鋳造装置
CN219112887U (zh) 一种双线浇注系统
CN219093625U (zh) 一种自动行走浇铸装置
US5196157A (en) Tundish exchange apparatus for a continuous casting equipment
CN218638560U (zh) 一种双线浇注设备
JP3078969B2 (ja) 連続鋳造設備における鍋砂排出方法および鍋砂排出装置
JP3027045B2 (ja) 連続鋳造機における取鍋詰め砂,タンディッシュ残鋼滓の排出処理装置
US3522837A (en) Centrifugal pipe casting
CN212495388U (zh) 倾转式全自动浇注机
CN218050309U (zh) 一种矿热炉浇铸铁水包倾翻机
CN214977707U (zh) 一种浇注机
JP2972905B2 (ja) 連続鋳造設備のタンディッシュ内の残鋼排滓方法およびタンディッシュ傾転装置
CN204603239U (zh) 一种用于模铸钢水液面检测的传感器的固定装置
CN210922174U (zh) 一种便于倾倒的熔炼炉
CN219402298U (zh) 一种水平可调节的铸铁茶壶浇注平台
JPS5914043Y2 (ja) 自動給湯装置
JP4071004B2 (ja) 鋳造台車の位置検出装置
JP2511600Y2 (ja) 連続鋳造設備におけるタンデッシュ交換装置
CN219074354U (zh) 铁水转运倒包车