JPS5823171B2 - 缶蓋の製造方法 - Google Patents
缶蓋の製造方法Info
- Publication number
- JPS5823171B2 JPS5823171B2 JP16201479A JP16201479A JPS5823171B2 JP S5823171 B2 JPS5823171 B2 JP S5823171B2 JP 16201479 A JP16201479 A JP 16201479A JP 16201479 A JP16201479 A JP 16201479A JP S5823171 B2 JPS5823171 B2 JP S5823171B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- lid
- synthetic resin
- cylinder
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、内側に鍔付合成樹脂環体を装着した缶蓋の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
従来、筒状缶口部に被冠する缶蓋には、茶筒に見られる
ようなものを初めとして、各種構造のものが知られてお
り、特に缶蓋の密封性能を高める為には、缶口部外壁又
は缶蓋内部にゴム製バッキング或いは合成樹脂環体など
を固着していたのであるが、缶蓋内壁と環体との間に缶
口が挿入されるものにあっては環体の固定手段に適当な
ものがなく、また多量生産に適するものがなく、製造能
率向上の隘路となっていた。
ようなものを初めとして、各種構造のものが知られてお
り、特に缶蓋の密封性能を高める為には、缶口部外壁又
は缶蓋内部にゴム製バッキング或いは合成樹脂環体など
を固着していたのであるが、缶蓋内壁と環体との間に缶
口が挿入されるものにあっては環体の固定手段に適当な
ものがなく、また多量生産に適するものがなく、製造能
率向上の隘路となっていた。
然るにこの発明は、金属製有頂筒体の側壁上部内側に環
状突条を成形した後、該環状突条と有頂筒体の頂板とに
よって、有頂筒体内に挿入した鍔付合成樹脂環体の環状
鍔を挾着するようにしたので、接着剤を介装することな
く密封性能の高い缶蓋を得ることに成功し、前記問題点
を解決したのである。
状突条を成形した後、該環状突条と有頂筒体の頂板とに
よって、有頂筒体内に挿入した鍔付合成樹脂環体の環状
鍔を挾着するようにしたので、接着剤を介装することな
く密封性能の高い缶蓋を得ることに成功し、前記問題点
を解決したのである。
即ちこの発明を実施例について説明すれば、金属板を絞
り加工して得た有頂筒体１の側壁１ａ上部所定幅を内側
に凹入成形させることにより側壁１ａ内側に環状突条２
を成形した後、上記有頂筒体１内部に、上端部外側に環
状鍔３を形成した合成樹脂環体４を挿入すると共に、前
記環状鍔３を環状突条２と有頂筒体１の頂板１ｂとの間
に形成された環状凹入溝５に嵌入させ、然る後、前記環
状突条２と頂板１ｂの周縁部を加圧するすることにより
、核部に合成樹脂環体４の環状鍔３を挾着して缶蓋６を
形成する。
り加工して得た有頂筒体１の側壁１ａ上部所定幅を内側
に凹入成形させることにより側壁１ａ内側に環状突条２
を成形した後、上記有頂筒体１内部に、上端部外側に環
状鍔３を形成した合成樹脂環体４を挿入すると共に、前
記環状鍔３を環状突条２と有頂筒体１の頂板１ｂとの間
に形成された環状凹入溝５に嵌入させ、然る後、前記環
状突条２と頂板１ｂの周縁部を加圧するすることにより
、核部に合成樹脂環体４の環状鍔３を挾着して缶蓋６を
形成する。
尚、前記有頂筒体１の成形の際、側壁１ａの下端部を外
側に屈曲させて環状鍔１４を形成し、該環状鍔１４は前
記環状突条２の成形の際、同時に外側に巻曲させて、環
状巻曲部１５に成形する。
側に屈曲させて環状鍔１４を形成し、該環状鍔１４は前
記環状突条２の成形の際、同時に外側に巻曲させて、環
状巻曲部１５に成形する。
前記実施例においては、環状鍔として鋼一連の鍔を用い
たが要は固着用であって、環状鍔は連動体でなくてもよ
い。
たが要は固着用であって、環状鍔は連動体でなくてもよ
い。
上記の方法により得た缶蓋６は第６図乃至第８図、又は
第９図に示したように、筒状缶の缶口部に被冠して使用
される。
第９図に示したように、筒状缶の缶口部に被冠して使用
される。
即ち第５図乃至第８図の使用例では缶胴７の上端縁部を
内側に巻曲して環状巻曲部８とした缶口部に対し、前記
缶蓋６を被冠する。
内側に巻曲して環状巻曲部８とした缶口部に対し、前記
缶蓋６を被冠する。
有頂筒体１内に装着した合成樹脂環体４の外側面には環
状凹入部９およびその下側にテーパー面１０が形成して
あり、缶蓋６の被冠に際して先ずテーパー面１０と前記
環状巻曲部８とが摺接し乍ら降下しく第７図）、次いで
、環状巻曲部８と環状凹入部９とが互いに嵌合状態とな
って被冠を完了する（第８図）。
状凹入部９およびその下側にテーパー面１０が形成して
あり、缶蓋６の被冠に際して先ずテーパー面１０と前記
環状巻曲部８とが摺接し乍ら降下しく第７図）、次いで
、環状巻曲部８と環状凹入部９とが互いに嵌合状態とな
って被冠を完了する（第８図）。
然して前記環状巻曲部８と環状凹入部９の嵌合状態によ
って、缶胴７内の気密が保持される。
って、缶胴７内の気密が保持される。
第９図に示した使用例においては、缶胴７の上端縁部の
環状巻曲部８の形成に当り、該環状巻曲部８により、缶
口部内側に嵌入した有底筒状の合成樹脂製中仕切板１１
の筒状部上端の環状玉縁１２を巻込んで、中仕切板１１
が固定されており、缶蓋６の内側に装着した合成樹脂環
体４のテーパー面１０が中仕切板１１の筒状部内壁に形
成した環状突条１３と摺接すると共に、合成樹脂環体４
の環状凹入部９と缶口部の環状巻曲部８が互いに嵌合す
るようになっている。
環状巻曲部８の形成に当り、該環状巻曲部８により、缶
口部内側に嵌入した有底筒状の合成樹脂製中仕切板１１
の筒状部上端の環状玉縁１２を巻込んで、中仕切板１１
が固定されており、缶蓋６の内側に装着した合成樹脂環
体４のテーパー面１０が中仕切板１１の筒状部内壁に形
成した環状突条１３と摺接すると共に、合成樹脂環体４
の環状凹入部９と缶口部の環状巻曲部８が互いに嵌合す
るようになっている。
然してこの場合には、合成樹脂環体４のテーパー面１０
と、中仕切板１１の環状突条１３との摺接によっても気
密が保持される。
と、中仕切板１１の環状突条１３との摺接によっても気
密が保持される。
即ちこの発明によれば、金属製有頂筒体内に挿入した合
成樹脂環体が、その環状鍔を前記有頂筒体の頂板周縁部
と側壁内側に成形した環状突条とにより加圧、挟着する
ようにしたので、合成樹脂環体の装着に接着剤を必要と
することなく、気密性能の高い缶蓋を製造できる効果が
ある。
成樹脂環体が、その環状鍔を前記有頂筒体の頂板周縁部
と側壁内側に成形した環状突条とにより加圧、挟着する
ようにしたので、合成樹脂環体の装着に接着剤を必要と
することなく、気密性能の高い缶蓋を製造できる効果が
ある。
第１図乃至第３図はこの発明の詳細な説明する断面図、
第４図はこの発明の実施例により製造した缶蓋の断面図
、第５図はこの発明の実施例により製造した缶蓋の使用
状態における平面図、第６図は同じく一部を破切した正
面図、第７図および第８図は同じく一部を破切した拡大
断面図、第９図はこの発明の実施例により製造した缶蓋
の別の使用状態における一部を破切した拡大断面図であ
る。 １・・・・・・有頂筒体、１ａ・・・・・・側壁、１ｂ
・・・・・・頂板、２．１３・・・・・・環状突条、３
・・・・・・環状鍔、４・・・・・・合成樹脂環体、５
・・・・・・環体凹入溝、６・・・・・・缶蓋、７・・
・・・・缶胴、８・・・・・・環状巻曲部、９・・・・
・・環状凹入部、１０・・・・・・テーパー面、１１・
・・・・・中仕切板、１２・・・・・・環状玉縁。
第４図はこの発明の実施例により製造した缶蓋の断面図
、第５図はこの発明の実施例により製造した缶蓋の使用
状態における平面図、第６図は同じく一部を破切した正
面図、第７図および第８図は同じく一部を破切した拡大
断面図、第９図はこの発明の実施例により製造した缶蓋
の別の使用状態における一部を破切した拡大断面図であ
る。 １・・・・・・有頂筒体、１ａ・・・・・・側壁、１ｂ
・・・・・・頂板、２．１３・・・・・・環状突条、３
・・・・・・環状鍔、４・・・・・・合成樹脂環体、５
・・・・・・環体凹入溝、６・・・・・・缶蓋、７・・
・・・・缶胴、８・・・・・・環状巻曲部、９・・・・
・・環状凹入部、１０・・・・・・テーパー面、１１・
・・・・・中仕切板、１２・・・・・・環状玉縁。
Claims (1)
- １ 金属製有頂筒体の側壁上部内側に環状突条を成形し
、前記筒体内側に上端部外側へ環状鍔を形成した合成樹
脂環体を挿入して、前記環状鍔を前記環状突条と頂板と
の間に挿入した後、前記筒体端と頂板周縁部とを加圧す
ることにより前記合成樹脂環体の環状鍔を環状突条と頂
板とにより挟着固定することを特徴とした缶蓋の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16201479A JPS5823171B2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 缶蓋の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16201479A JPS5823171B2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 缶蓋の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5699032A JPS5699032A (en) | 1981-08-10 |
| JPS5823171B2 true JPS5823171B2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=15746404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16201479A Expired JPS5823171B2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 缶蓋の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823171B2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-13 JP JP16201479A patent/JPS5823171B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5699032A (en) | 1981-08-10 |
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