JPS5822650Y2 - 圧力鍋における廻り止め構造 - Google Patents
圧力鍋における廻り止め構造Info
- Publication number
- JPS5822650Y2 JPS5822650Y2 JP12476879U JP12476879U JPS5822650Y2 JP S5822650 Y2 JPS5822650 Y2 JP S5822650Y2 JP 12476879 U JP12476879 U JP 12476879U JP 12476879 U JP12476879 U JP 12476879U JP S5822650 Y2 JPS5822650 Y2 JP S5822650Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- pot body
- handle
- protrusion
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は気密に蓋体を閉じ、鍋本体内の圧力を高めて
煮炊する圧力鍋の蓋体の廻動を制止する廻り止め構造に
関するものである。
煮炊する圧力鍋の蓋体の廻動を制止する廻り止め構造に
関するものである。
圧力鍋では煮炊の途中で高圧蒸気が噴出するのを防止す
るロック装置が鍋本体と蓋体との把手に設けられている
。
るロック装置が鍋本体と蓋体との把手に設けられている
。
このロック装置は一般に蓋体の廻動によって作動するよ
うになっており、そのほとんどは予め定められた位置に
て鍋本体に蓋体を重ねて嵌着し、把手と共に蓋体を廻動
して鍋本体側の把手と相互に上下位置を合致させるよう
にしている。
うになっており、そのほとんどは予め定められた位置に
て鍋本体に蓋体を重ねて嵌着し、把手と共に蓋体を廻動
して鍋本体側の把手と相互に上下位置を合致させるよう
にしている。
したがって圧力鍋では蓋体が嵌まる位置を何らかの手段
で定め、また廻動も成る一定範囲に制限している。
で定め、また廻動も成る一定範囲に制限している。
この考案は鍋本体に対し蓋体を嵌め込む嵌着位置を鍋本
体の把手の基部上面に突設したピンと蓋体の保合用、突
片の一端部下面に設けた切欠凹部との重合によって定め
１、また蓋体の把手の一側下面に蓋体の廻り止め用・突
起を突設し、上記の鍋本体と蓋体との嵌着位置から蓋体
をその係合用突片の切欠凹部形成側に向は上記突起が鍋
本体の把手の一側に接当するまで廻動することによって
突起がストッパーの役目をなし蓋体の廻動を制止できる
ようにしたもの、である。
体の把手の基部上面に突設したピンと蓋体の保合用、突
片の一端部下面に設けた切欠凹部との重合によって定め
１、また蓋体の把手の一側下面に蓋体の廻り止め用・突
起を突設し、上記の鍋本体と蓋体との嵌着位置から蓋体
をその係合用突片の切欠凹部形成側に向は上記突起が鍋
本体の把手の一側に接当するまで廻動することによって
突起がストッパーの役目をなし蓋体の廻動を制止できる
ようにしたもの、である。
つぎ、にこの考案を図面に示す実施例について説明する
。
。
第１図イは蓋体を上下反転してその内面側を見た一部截
断斜視図、第１図口は鍋本体を斜め上方から見たニ１部
截断斜視図であって、１は鍋本体、２は蓋体である。
断斜視図、第１図口は鍋本体を斜め上方から見たニ１部
截断斜視図であって、１は鍋本体、２は蓋体である。
鍋本体１と蓋体２とは側縁の直径方向に相対・する両側
位置に相互に上下位置に重合する１対づつの把手３，４
が設けられ、またそれらの側縁には瓦に嵌合する保合用
突片５，６が一定間隔置きに内外に突出形成さ、れ、且
つ鍋本体１と蓋体２との合わせ面にはバッキング７が蓋
体２の内側に密嵌しである。
位置に相互に上下位置に重合する１対づつの把手３，４
が設けられ、またそれらの側縁には瓦に嵌合する保合用
突片５，６が一定間隔置きに内外に突出形成さ、れ、且
つ鍋本体１と蓋体２との合わせ面にはバッキング７が蓋
体２の内側に密嵌しである。
鍋本体１の両側縁に設けた把手３の基部上面には１個の
ピン８をそれぞれ突設し、且つ蓋体２の同じく両側部に
設けた把手４に接近した位置における係合用突片５ａ（
第１図イ、第２図）の一端部下面に切欠凹部９を形成し
、この切欠凹部９とピン８とが重合した位置でのみ蓋体
２と鍋本体１とが嵌着できるようにする。
ピン８をそれぞれ突設し、且つ蓋体２の同じく両側部に
設けた把手４に接近した位置における係合用突片５ａ（
第１図イ、第２図）の一端部下面に切欠凹部９を形成し
、この切欠凹部９とピン８とが重合した位置でのみ蓋体
２と鍋本体１とが嵌着できるようにする。
さらに蓋体２の把手４には蓋体２の上記係合用突片６ａ
の切欠凹部９を形成した側と同じ側の一側下面に蓋体２
の廻り止め用突起１０を突設し、蓋体２をその係合用突
片６ａの切欠凹部９の形成側に向は突起１０が鍋本体１
の把手３の一側に接当するまで廻動することによって突
起１０がストッパーの役目をなし蓋体２の廻動を制止す
るよフにする。
の切欠凹部９を形成した側と同じ側の一側下面に蓋体２
の廻り止め用突起１０を突設し、蓋体２をその係合用突
片６ａの切欠凹部９の形成側に向は突起１０が鍋本体１
の把手３の一側に接当するまで廻動することによって突
起１０がストッパーの役目をなし蓋体２の廻動を制止す
るよフにする。
この考案は上記のような構造であるから、鍋本体側のピ
ン８が蓋体側の係合用突片６ａの切欠凹部９と重合した
位置（第２図）でのみ蓋体２の鍋本体１への嵌着が可能
となり、他の切欠凹部９が形成されていない突片の個所
では嵌着が阻止される。
ン８が蓋体側の係合用突片６ａの切欠凹部９と重合した
位置（第２図）でのみ蓋体２の鍋本体１への嵌着が可能
となり、他の切欠凹部９が形成されていない突片の個所
では嵌着が阻止される。
また蓋体２の廻動方向は突片６ａの切欠凹部９の形成側
の方向にのみ限られ、しかもこの廻動方向の限定はピン
８と切欠凹部９との位置関係により定められる。
の方向にのみ限られ、しかもこの廻動方向の限定はピン
８と切欠凹部９との位置関係により定められる。
そして若しピン８も切欠凹部９もすべて設けてない場合
には、鍋本体１と蓋体２とにおける係合用突片５，６は
すべて同一の間隔を隔てて設けられているから蓋体２は
どの位置でも鍋本体１に嵌めることができ、そのため把
手３，４が上下合致したところで蓋体２と鍋本体１とが
妄りに廻動しないようにロックすることが厄介且つ面倒
であり、本考案のように一定の個所で蓋体２を鍋本体１
に嵌め込むことが容易でしかも簡便であるという作用お
よび効果は得られない。
には、鍋本体１と蓋体２とにおける係合用突片５，６は
すべて同一の間隔を隔てて設けられているから蓋体２は
どの位置でも鍋本体１に嵌めることができ、そのため把
手３，４が上下合致したところで蓋体２と鍋本体１とが
妄りに廻動しないようにロックすることが厄介且つ面倒
であり、本考案のように一定の個所で蓋体２を鍋本体１
に嵌め込むことが容易でしかも簡便であるという作用お
よび効果は得られない。
また本考案では把手４に接近した位置の係合用突片６ａ
の一側下面に切欠凹部９を形成し、この切欠凹部９と鍋
本体側のピン８とが重合した位置でのみ蓋体２を鍋本体
１に嵌着することができるようにしであるから、蓋体２
の把手４を鍋本体１の把手３と上下互に合致する位置に
移動するため、把手４と共に蓋体２を第４図においてＡ
−Ａ線にて示す位置（すなわちピン８と切欠凹部９とが
重合した位置）からＢ−Ｂ線にて示す把手３，４の合致
位置にまで僅かに第４図中円弧Ｃにて示す狭い角度だけ
廻動する操作でストッパー用の突起１０が鍋本体１側の
把手３の一側面に突き当り、その位置に停止するので湛
だ簡便且つ容易に蓋体２の廻り止めを施すことができ、
したがって迅速且つ安全に蓋体２と鍋本体１とのロック
を確保することができる効果がある。
の一側下面に切欠凹部９を形成し、この切欠凹部９と鍋
本体側のピン８とが重合した位置でのみ蓋体２を鍋本体
１に嵌着することができるようにしであるから、蓋体２
の把手４を鍋本体１の把手３と上下互に合致する位置に
移動するため、把手４と共に蓋体２を第４図においてＡ
−Ａ線にて示す位置（すなわちピン８と切欠凹部９とが
重合した位置）からＢ−Ｂ線にて示す把手３，４の合致
位置にまで僅かに第４図中円弧Ｃにて示す狭い角度だけ
廻動する操作でストッパー用の突起１０が鍋本体１側の
把手３の一側面に突き当り、その位置に停止するので湛
だ簡便且つ容易に蓋体２の廻り止めを施すことができ、
したがって迅速且つ安全に蓋体２と鍋本体１とのロック
を確保することができる効果がある。
上記のように本考案は廻り止めのためのフランジなどを
一切設けることなく、ピン８と突片６ａの下面に切欠凹
部９と把手４の端面下面に突起１０とを設けるという簡
単な加工によって良く廻り止めの機能を果すことができ
、また切欠凹部９は突片６ａの下面の一部を僅かに切欠
くだけでよいから、突片６ａの強度を損う懸念はなく、
鍋本体１の把手３の基部に単にピン８を突植し、このピ
ン８と切欠凹部９とが重なった位置でのみ蓋体２を嵌着
することができると共に不必要な逆方向廻動は阻止され
、しかも蓋体２の把手４の一側下面にストッパー用突起
１０を設けるだけで蓋体２の廻り止めが確実に行われ、
全体として簡単な構造にて廻り止めの機能を充分に完遂
させることができる効果が顕著である。
一切設けることなく、ピン８と突片６ａの下面に切欠凹
部９と把手４の端面下面に突起１０とを設けるという簡
単な加工によって良く廻り止めの機能を果すことができ
、また切欠凹部９は突片６ａの下面の一部を僅かに切欠
くだけでよいから、突片６ａの強度を損う懸念はなく、
鍋本体１の把手３の基部に単にピン８を突植し、このピ
ン８と切欠凹部９とが重なった位置でのみ蓋体２を嵌着
することができると共に不必要な逆方向廻動は阻止され
、しかも蓋体２の把手４の一側下面にストッパー用突起
１０を設けるだけで蓋体２の廻り止めが確実に行われ、
全体として簡単な構造にて廻り止めの機能を充分に完遂
させることができる効果が顕著である。
第１図イは蓋体を上下反転してその内面側を見た一部截
断斜視図、第１図口は鍋本体を斜め上方から見た一部截
断斜視図、第２図は鍋本体に蓋体を嵌着することができ
るときの状態を示す一部截断説明図、第３図は第２図Ｉ
ＩＩ −ＩＩＩにおける一部截断縦断側面図、第４図は
第３図の状態から蓋体を廻動停止位置に廻動したときの
状態を示す一部截断説明図である。 １・・・・・・鍋本体、２・・・・・・蓋体、３，４・
・・・・・把手、５，６，６ ａ・・・・・・係合用突
片、７・・・・・・バッキング、８・・・・・・ピン、
９・・・・・・切欠凹部、１０・・・・・・ストッパー
用突起。
断斜視図、第１図口は鍋本体を斜め上方から見た一部截
断斜視図、第２図は鍋本体に蓋体を嵌着することができ
るときの状態を示す一部截断説明図、第３図は第２図Ｉ
ＩＩ −ＩＩＩにおける一部截断縦断側面図、第４図は
第３図の状態から蓋体を廻動停止位置に廻動したときの
状態を示す一部截断説明図である。 １・・・・・・鍋本体、２・・・・・・蓋体、３，４・
・・・・・把手、５，６，６ ａ・・・・・・係合用突
片、７・・・・・・バッキング、８・・・・・・ピン、
９・・・・・・切欠凹部、１０・・・・・・ストッパー
用突起。
Claims (1)
- 圧力鍋の鍋本体の直径方向に相対する両側部に設けた把
手の基部上面に、それぞれ１個のピンを突設し、且つ蓋
体の同じく直径方向に相対する両側部に設けた把手に接
近した位置における鍋本体と蓋体との係合用突片の一端
部下面にそれぞれ切欠凹部を形成し、・この切欠凹部と
上記鍋本体の把手側のピンとが重なった位置でのみ蓋体
と鍋本体との嵌着が可能であるようにし、さらに蓋体側
の把手において上記蓋体の係合用突片の切欠凹部を形成
した側と同じ側の一側下面に蓋体の廻り止め用突起を設
けて成る圧力鍋における廻り止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12476879U JPS5822650Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 圧力鍋における廻り止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12476879U JPS5822650Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 圧力鍋における廻り止め構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640716U JPS5640716U (ja) | 1981-04-15 |
| JPS5822650Y2 true JPS5822650Y2 (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=29356653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12476879U Expired JPS5822650Y2 (ja) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | 圧力鍋における廻り止め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822650Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6532132B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2019-06-19 | 株式会社 鋳物屋 | 圧力鍋 |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP12476879U patent/JPS5822650Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640716U (ja) | 1981-04-15 |
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