JPS5839132Y2 - 圧力鍋 - Google Patents

圧力鍋

Info

Publication number
JPS5839132Y2
JPS5839132Y2 JP11150680U JP11150680U JPS5839132Y2 JP S5839132 Y2 JPS5839132 Y2 JP S5839132Y2 JP 11150680 U JP11150680 U JP 11150680U JP 11150680 U JP11150680 U JP 11150680U JP S5839132 Y2 JPS5839132 Y2 JP S5839132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
pot body
pressure cooker
horizontal wall
retaining pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11150680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5736221U (ja
Inventor
勇 坂田
章一郎 増山
Original Assignee
昭和マツタカ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和マツタカ株式会社 filed Critical 昭和マツタカ株式会社
Priority to JP11150680U priority Critical patent/JPS5839132Y2/ja
Publication of JPS5736221U publication Critical patent/JPS5736221U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5839132Y2 publication Critical patent/JPS5839132Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧力鍋に関し、その目的とするところは、
圧力鍋の内圧のわずかな上昇でもパツキンが鍋本体と蓋
とに密着して、内容物かにじみ出ることがなくかつ鍋本
体と蓋の係合片同志が確実に係り合い、したがって使用
に便利でかつ安全性の高い構造を提供しようとするにあ
る。
この考案を、以下図面に示す実施例に基づいて説明する
この考案の第1実施例を示す第1図〜第6図において、
1は鍋本体で、これの開口部周縁に6個の係合片3が相
互に所定間隔をあけて外方突出状に設けられている。
4は鍋本体1の左右両側に取り付けられた一対の把手で
、これらのうち第2図において左側の把手4の上面には
、蓋位置決め用ピン5が上方突出状に設けられている。
2は鍋本体1に嵌め被せられた蓋で、これの周壁6の内
面には、上部水平壁7bと、下部水平壁7aと、これら
の外側縁寄りの部分を連結する垂直壁7Cとよりなりか
つ外周に凹溝18を有する横断面略工字形の環状パツキ
ン7が備えられ、また周壁6の下縁には6個の保合片8
が相互に所定間隔をあけて内方突出状に設けられている
9は蓋2の左右両側に取り付けられた一対の把手で、こ
れらのうち、第2図において左側の把手9の下面にはピ
ン嵌合用凹溝10が設けられ、この凹溝10の一端は把
手9の一側縁において開口している。
11は鍋本体1の左右両側の2個の保合片3の各下面に
設けられかつ保合片3の長さ方向に長いロック用凹部、
12はこれらに対応するように蓋2の左右両側の2個の
係合片8の各上面に設けられたロック用凸部である。
13は蓋2の中央に備えられた圧力調節装置で、これは
圧力調節装置14を備えている。
15は蓋2に備えられた安全弁である。つぎに、上記圧
力鍋の使用方法を説明する。
最初に圧力鍋をセットするには、まず、内容物の入った
鍋本体1に蓋2を嵌め被せる。
このとき、鍋本体1の係合片3同志の間に蓋2の保合片
8を通し、また係合片8同志の間に保合片3を通すよう
にする。
鍋本体1に蓋2が嵌め被せられた状態では、パツキン7
の下面が鍋本体1の開口部周縁に密接し、また把手4の
蓋位置決め用ピン5が把手9のピン嵌合用凹溝10の開
口端にのぞませられている。
つぎに蓋2を時計回りの方向に回転させる。
すると、凹溝10内にピン5が嵌まり込み、このピン5
が凹溝10他端の壁面に当たったところで、蓋2の回転
が止まる。
これによって鍋本体1に対する蓋2の位置決めが行なわ
れ、圧力鍋のセットを完了する。
このとき鍋本体1の係合片3と蓋2の係合片8同志、お
よび把手4と9がそれぞれ上下に対向状に配置されてい
る。
つぎに、この状態で圧力鍋の内容物を加熱すると、鍋の
内圧が高くなり、蓋2が内圧により押し上げられる。
なお、このとき、横断面略工字形のパツキン7の下部水
平壁7aの内側部分19が蓋2の上昇に伴って内圧によ
り押し下げられるが、パツキン7の外周には外方に開放
した凹溝18が形成されているので、下部水平壁7aの
内側部分19が下方に変形するさい、これと一体の同水
平壁7aの外側部分20が反対に若干上方に変形して凹
溝18内に入り込むことができ、したがって内側部分1
9の変形が非常に容易であり、これによって該内側部分
19は鍋本体1の開口部周縁に常に密接せしめられ、こ
れによって鍋内の気密が保たれている。
このような蓋2の押上げにより、係合片3と8が相互に
係り合わせられ、同時にロック用凸部12がロック用凹
部11に嵌め込まれて、鍋本体1と蓋2とが完全にロッ
クされる。
調理後、蓋2に取り付けられた圧力調整装置13の錐1
4を持ち上げて鍋内の蒸気を抜くと鍋の内圧が次第に低
下する。
しかしながら、この内圧が大気圧よりも少しでも高いと
蓋2が押し上げ状態に保持されて、ロック用凹部11と
ロック用凸部12とが互いに嵌め合わせられており、し
たがって蓋2を回転して開けることはできない。
そして鍋の内圧が大気圧とほぼ同じになると、蓋2が鍋
本体1の開口部周縁上に落ちて、保合片3と8が相互に
離間せしめられ、同時にロック用凹部11と凸部12と
の嵌め合わせが解除される。
これにより蓋2は鍋本体1に被せられた場合と反対方向
、すなわち反時計回りの方向に回転させて、開けること
ができる。
第7図と第8図は、この考案の第2実施例を示すもので
、上記第1実施例の場合と異なる点は、鍋本体1の係合
片3にロック用孔16があけられるとともに、蓋2の保
合片8にピンよりなるロック用凸部17が上方突出状に
設けられ、鍋の内圧が大気圧よりも高い場合、これらの
ロック用孔16とロック用凸部17が相互に嵌め合わせ
られることにより、蓋2の回転が阻止せられるようにな
されている点にある。
なお、上記各実施例においては、鍋本体1の係合片3に
ロック用凹部11または孔16が設けられ、蓋2の保合
片8にロック用凸部12.17が上向きに設けられて、
これらの凹部11または孔16と凸部12とが嵌合せら
れているが、これらの嵌合は対称的なものであるので、
逆に保合片3にロック用凸部12.17が下向きに設け
られ、保合片8にロック用凹部11または孔16が設け
られていてもよい。
また、これらの凹部11または孔16と凸部12.17
は鍋本体1と蓋2において上下に対向する少なくとも1
組の保合片3,8に設けられておればよい。
また蓋2の位置決め手段として把手4と9にそれぞれ位
置決め用ピン5とピン嵌合用凹溝10が設けられている
が、このような蓋2の位置決め手段としてはその他のも
のを適宜採用することができ、また場合によってはこれ
を省略してもよい。
さらに、各実施例では鍋本体1の開口部周縁に6個の保
合片3が外方突出状に設けられ、蓋2の周壁6の下縁に
同数の保合片8が内方突出状に設けられているが、これ
らの保合片3,8は少なくとも2個ずつ上下に対向する
ように設けられておればよい。
また鍋本体1の係合片3が内方突出状に設けられ、これ
に対して蓋2の保合片8が外方突出状に設けられること
もある。
この考案による圧力鍋は、上述のように、蓋2の周壁6
内側に、上部水平壁7bと、下部水平壁7aと、これら
の外側縁寄りの部分を連結する垂直壁7Cとよりなりか
つ外周に凹溝18を有する横断面略工字形の環状パツキ
ン7が備えられているもので、圧力鍋の内圧の上昇に伴
って蓋2が上昇するとともに、パツキン7の下部水平壁
7aの内側部分19が押し下げられるが、パツキン7の
外周には外方に開放した凹溝18が形成されているので
、下部水平壁7aの内側部分19が下方に変形するさい
、これと一体の同水平壁7aの外側部分20が反対に若
干上方に変形して凹溝18内に入り込むことができ、こ
のため内側部分19の変形が非常に容易である。
したがって圧力鍋の内圧のわずかな上昇でもパツキン7
が鍋本体1と蓋2とに密着して内容物かにじみ出ること
がなくかつ鍋本体1と蓋2の係合片3,8同志が確実に
係り合い、このため圧力鍋は使用に便利であり、かつき
わめて安全性が高いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は第1実
施例において蓋を開けた状態f17−.4視図、第2図
と第3図は内圧により蓋が鍋本体に固定された状態を示
しており、第2図は拡大縦断面図、第3図は要部拡大断
面図である。 第4図は蓋が鍋本体にゆるく嵌め被せられた状態を示す
要部拡大断面図、第5図は鍋本体の保合片部分の拡大横
断面断、第6図は第2図IV−IV線に沿う拡大断面図
である。 第7図はこの考案の第2実施例を示す要部拡大断面図で
、これは第3図に対応するものである。 第8図は同第2実施例の部分拡大横断面図で、これは第
5図に対応するものである。 1・・・・・・鍋本体、2・・・・・・蓋、3,8・・
・・・・係合片、4,9・・・・・・把手、6・・・・
・・周壁、7・・・・・・パツキン、7a・・・・・・
下部水平壁、7b・・・・・・上部水平壁、7C・・・
・・・垂直壁、18・・・・・・凹溝、19・・・・・
・内側部分、20・・・・・・外側部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋本体1の開口部周縁に複数個の保合片3が相互に所定
    間隔をあけて外方または内方に突出した状態に設けられ
    、蓋2の周壁6下縁に、鍋本体1の保合片3と同数でか
    つこれらと反対方向に突出した保合片8が相互に所定間
    隔をあけて設けられた圧力鍋において、蓋2の周壁6内
    側に、上部水平壁7bと、下部水平壁7aと、これらの
    外側縁寄りの部分を連結する垂直壁7Cとよりなりかつ
    外周に凹溝18を有する横断面略工字形の環状パツキン
    7が備えられたことを特徴とする圧力鍋。
JP11150680U 1980-08-05 1980-08-05 圧力鍋 Expired JPS5839132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150680U JPS5839132Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 圧力鍋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150680U JPS5839132Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 圧力鍋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5736221U JPS5736221U (ja) 1982-02-25
JPS5839132Y2 true JPS5839132Y2 (ja) 1983-09-03

Family

ID=29472610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11150680U Expired JPS5839132Y2 (ja) 1980-08-05 1980-08-05 圧力鍋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5839132Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5736221U (ja) 1982-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5839132Y2 (ja) 圧力鍋
JPS5820170Y2 (ja) 圧力鍋
JPH0417495Y2 (ja)
JPH0420361Y2 (ja)
JPS5943238Y2 (ja) 密閉容器
JPS594580Y2 (ja) 圧力調理器のパッキング
KR940004506Y1 (ko) 압력용기의 뚜껑잠금장치
JPH0312671Y2 (ja)
JPH0628459Y2 (ja) パツキン
JPS5934410Y2 (ja) 圧力調理器
JPS5839133Y2 (ja) 圧力鍋
JPS6213852U (ja)
JPS623047Y2 (ja)
JPS60151431U (ja) 圧力調理器
JPH0627561Y2 (ja) キャップ付き容器
JPH0338125Y2 (ja)
JPS5820176Y2 (ja) 圧力調理器の安全装置
JPS5817526Y2 (ja) 圧力鍋の目皿取付装置
JPH0454923Y2 (ja)
JPS5820180Y2 (ja) 圧力調理器の安全装置
JPS6326114Y2 (ja)
JPH0433075Y2 (ja)
JPH0713607Y2 (ja) 調理用容器
JPS5849704Y2 (ja) 圧力鍋等の安全弁
JPS5941788Y2 (ja) 金属製まほうびんの栓構造