JPS5822519B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPS5822519B2
JPS5822519B2 JP55014441A JP1444180A JPS5822519B2 JP S5822519 B2 JPS5822519 B2 JP S5822519B2 JP 55014441 A JP55014441 A JP 55014441A JP 1444180 A JP1444180 A JP 1444180A JP S5822519 B2 JPS5822519 B2 JP S5822519B2
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JP
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carbon atoms
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foam
represented
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JP55014441A
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紘二 相上
節 石井
宏 池田
勉 根橋
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Soap Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された起泡力を有する液体洗浄剤組成物に
関する。
液体洗浄剤、例えば食器用洗浄剤の基本性能としては洗
浄力、起泡力、皮膚に対する低刺激性等が要求されてい
る。
これら諸性能は互いに独立したものではなく、相互に関
連する。
例えば、泡の量が多ければ洗浄力が良いと評価されると
同時にすすぎ性が悪いと評価されることもあり、又泡が
非常に滑らかでクリーム様であれば手に対する刺激性が
少ないと感じられるといった具合である。
このように洗浄剤にとって泡は量的側面ばかりでなく、
質的、特に商品価値を考える上でも重要な因子であるこ
とが判る。
泡の物理化学的性質についての研究はなされているが、
商品価値を決める上で重要な嗜好性についての研究は殆
んどなされておらず、又定量化が非常に困難である。
本発明者等も泡のレオロジー的な数値と嗜好性との相関
について種線検討を行なったが、最終的には多数の主婦
に実際に使用してもらい官能評価でその嗜好性を調査せ
ざるを得ないことが判った。
しかしながら、好まれる泡を強いて言葉で表現するとす
れば、「非常に細かく、クリームのように滑らかで、若
干の粘性をもった泡」と言うことができる。
従来、液体洗浄剤としては洗浄力、起泡力、皮膚温和性
の諸性能が主として考慮されてきた。
これら諸性能を発揮する為、活性剤としてアルキルベン
ゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルサルフェート、α
−オレフィンスルホン酸塩等が使用されており、又これ
ら諸性能を更に向上させる為に種々の補助活性剤が併用
されている。
特にアルキルエーテルサルフェートは皮膚温和性に優れ
た洗剤基剤である為広汎に利用されている。
アルキルエーテルサルフェートはエチレンオキサイドの
付加モル数を多くすると刺激性が減少し、特に付加モル
数が3モル以上になると刺激性は極めて小さくなるが、
反対に洗浄力、泡立ちが急激に悪くなることが知られて
いる。
この欠点を改良する為、3級アミンオキサイドを併用す
ることにより皮膚刺激性を抑えながら洗浄力、起泡力を
向上させるという方法が、特公昭38−3264号公報
や特公昭38−17467号公報に開示されている。
しかしながら、前記公報で開示されている3級アミンオ
キサイドは、その長鎖アルキル基が炭素数12のアルキ
ル基を50%以上含有するものであるとされており、起
泡性に及ぼす効果の点から炭素数12のアルキル基を有
する3級アミンオキサイドであるラウリルジメチルアミ
ンオキサイドが主として併用されてきたが、泡の質的側
面、即ち泡の嗜好性や手に対する感触の点で必ずしも満
足すべきものではなかった。
本発明者らは、洗浄剤としての基本性能を十分満足させ
、且つ泡の質的特性の優れた洗浄剤組成物を得るべく鋭
意研究した結果、直鎖アルキル基の少なくとも50%、
好ましくは65%以上が炭素数14である炭素数10〜
18のアルキル基を有する3級アミンオキサイドをアル
キルエーテルサルフェートの補助活性剤として用いるこ
とにより優れた泡特性が実現されることを見出し、更に
高級脂肪酸アルカノールアミド及び第2級アルコールエ
トキシレートを併用することにより、洗浄力、起泡力及
び皮膚温和性も同時に改良されることを見出し本発明を
完成した。
即ち、本発明は下記の(a)〜(d)の4成分を必須成
分として含有することを特徴とする洗浄剤組成物を提供
するものである。
(a) 式(1)で表わされるアルキルエーテルサル
フェート10〜30重量% R1−0+CH2CH2O+n503M (1)(式
(1)中R1は炭素数10〜18の直鎖又は分枝アルキ
ル基、nは平均で2〜6、Mはアルカリ金属、アンモニ
ウム、又はアルカノールアミンを表わす) (b) 式(2)で表わされる3級アミンオキサイド
0.5〜5重量% (式(2)中R2は少なくとも50%が炭素数14であ
る炭素数10〜18のアルキル基でありR3及びR4は
それぞれメチル基又はエチル基を表わす) (c) 式(3)で表わされる高級脂肪酸アルカノー
ルアミド4〜10重量% (式(3)中R5は炭素数9〜17の飽和あるいは不飽
和の脂肪酸残基、ルは水素又はヒドロキシエチル基を表
わす) (d) 式(4)で表わされる第2級アルコールエト
キシレート1〜5重量% (式(4)中m−1〜14、l−1〜14、m+1=8
〜15であり、pは平均で2〜10でp−〇が4重量%
以下である) 本発明に用いることのできるアルキルエーテルサルフェ
ートは、天然源であれ合成源(例えばオキソ法アルコー
ルを出発物質とする)であれ使用することができ、直鎖
あるいは分校の如何も問わない。
但し、アルキル基の炭素数が小さいと起泡力が劣り、大
きすぎると溶解性が悪いので炭素数10〜18、好まし
くは11〜15である。
又、アルキルエーテルサルフェートのエチレンオキサイ
ド付加モル数は、付加モル数が増えると皮膚温和性が良
くなるが、起泡力が低下するため2〜6モルであること
を要する。
アルキルエーテルサルフェートの対イオンとしては、カ
リウム、ナトリウム等のアルカリ金属、アンモニウム、
及びモノエタノールアミン、ジェタノールアミン等のア
ルカノールアミンなどを挙げることができる。
又一部マグネシウムで置換されていてもよい。
本発明で用いられる3級アミンオキサイドは、モノ長鎖
アルキルージ短鎖アルキルアミンオキサイドであって、
長鎖アルキル基の50%以上が炭素数14であることが
重要であって、長鎖アルキル基が直鎖であるか分枝鎖で
あるかは問題としない。
長鎖アルキル基が炭素数14のアルキル基である割合が
多ければ多いほど泡特性(主婦による官能評価)が秀れ
ており、50%以上、好ましくは65%以上を必要とす
る。
父、3級アミンオキサイドの含有量は少量でも効果があ
り、多くなると起泡力がよくなるが、5%以上では効果
は変わらない。
それ以上使用しても溶液の安定性を悪くするため0.5
〜5%であることを要する。
本発明に用いられる高級脂肪酸アルカノールアミドは、
炭素数10〜18の飽和あるいは不飽和の脂肪酸の1種
又は2種以上の混合物とモノエタノールアミン又はジェ
タノールアミンとから得られる化合物である。
その添加量は3%以下では効果がなく、少なくとも4%
以上必要であって、多すぎても悪影響はそれほどないが
経済的に不利となる為、4〜10%であることを要する
本発明に用いられる第2級アルコールエトキシレートは
、炭素数9〜16の第2級アルコールにエチレンオキサ
イドを付加した化合物であって、エチレンオキサイド付
加モル数が小さすぎると制泡効果が現われ、多すぎると
増泡効果がなくなる為、エチレンオキサイド付加モル数
は平均で2〜10であることが必要である。
又第2級アルコールエトキシレートの添加量は、少なす
ぎると効果がなく多すぎると増泡効果はなく逆に制泡効
果があられれてしまう為、添加量は1〜5%であること
を要する。
本発明による洗浄剤の泡の質的嗜好性及び手に対する感
触性に関する優れた効果は、上記各成分を上記割合で配
合することにより初めて達成されるものであり、どの−
成分を欠いても、又それらの成分の割合が本発明に規定
する割合を外れても達成することは出来ない。
本発明の洗浄剤組成物には以上の4種の必須成分の他に
洗浄剤組成物に通常配合される公知の配合成分を配合出
来る。
例えば本発明の効果を害わない量の両性界面活性剤、非
イオン性界面活性剤、更にエチルアルコール、クリセリ
ン、フロピレンゲリコール、無機塩等の粘度調整剤、低
級アルキルベンゼンスルホン酸塩、尿素、低級アルキル
硫酸塩等のハイドロトロープ剤、香料、色素、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、防腐剤、外観変化剤(例えばパール
化剤)等を必要に応じて配合することができる。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明の範囲は
これら実症例に制約されるものではない。
実施例 1 表−1に示した組成を有する本発明組成物及び比較のた
めの組成物について洗浄力、起泡力を調べた。
結果を表−1に示す。試験法 イ)洗浄力 牛脂に指示薬としてスダン■(赤色色素)を0.1%添
加し、この5gを磁性の皿(直径25CrrL)に塗布
したものを洗剤10g、水2(Bi’をしみ込ませたス
ポンジでこすり洗いし、もはや皿より牛脂が清浄に取れ
なくなる迄の洗浄された皿の枚数をもって示す。
口)起泡力 汚れ成分として市販のバターを洗剤濃度 0.5%の洗剤溶液に0.1%添加した時の起泡力を測
定する。
測定法は直径5crftのガラス円筒にバターを添加し
た上記洗剤溶液4QCCを入れ、10分間回転攪拌を行
ない、停止直後の堰高を測定する。
(1)アルキルサルフェート: 平均炭素数12のオキソアルコールのエチレンオキサイ
ド平均4モル付加物の硫酸エステルナトリウム塩。
(2)アミンオキサイド: (3)第2級アルコールエトキシレート:実施例 2 3級アミンオキサイドとして表−2の如き種線のアルキ
ル分布を有する3級アミンオキサイドを用いた他は表−
1の組成物/I64と同様の成分配合から成る組成物に
ついて洗浄力、起泡力、泡の嗜好性を調べた。
洗浄力及び起泡性の試験結果を表−2に、文治の嗜好性
試験結果を表−3に示す。
泡の嗜好性の試験方法 女性30名により、洗浄力試験方法と同様の方法で洗浄
した際の泡の嗜好性をA、B2種の洗浄剤組成物の一対
比較法で調査した。
評価法 +2 Aが好き +I Aがやや好き 0 どちらとも言えない −I Bがやや好き −2Bが好き 実権例 3 表−4に示す種々の配合を有する本発明及び比較のため
の洗浄剤組成物について洗浄力、起泡力を調べた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の(a)〜(d)を必須成分として含有するこ
    とを特徴とする洗浄剤組成物。 (a) 式(1)で表わされるアルキルエーテルサル
    フェート10〜30重量% R1−0(−CH2CH20+、SO3M (1)
    (式(1)中R1は炭素数10〜18の直鎖又は分枝ア
    ルキル基、nは平均で2〜6、Mはアルカリ金属、アン
    モニウム、又はアルカノールアミンを表わす) (b) 式(2)で表わされる3級アミンオキサイド
    0.5〜5重量% (式(2)中R2は少なくとも50%が炭素数14であ
    る炭素数10〜18のアルキル基であり、R3及びR4
    はそれぞれメチル基又はエチル10 基を表わす) (c) 式(3)で表わされる高級脂肪酸アルカノー
    ルアミド4〜10重量% (式(3)中R6は炭素数9〜17の飽和あるいは不飽
    和の脂肪酸残基、鳥は水素又はヒドロキシエチル基を表
    わす) (d) 式(4)で表わされる第2級アルコールエト
    キシレート1〜5重量% (式(4)中m−1〜14、l=1〜14、m+l二8
    〜15であり、pは平均で2〜10でp=Oが4重量%
    以下である)
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