JPS5822513Y2 - 脱穀機の横断流フアン支持装置 - Google Patents

脱穀機の横断流フアン支持装置

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Publication number
JPS5822513Y2
JPS5822513Y2 JP9043079U JP9043079U JPS5822513Y2 JP S5822513 Y2 JPS5822513 Y2 JP S5822513Y2 JP 9043079 U JP9043079 U JP 9043079U JP 9043079 U JP9043079 U JP 9043079U JP S5822513 Y2 JPS5822513 Y2 JP S5822513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cover
cross
threshing machine
flow fan
Prior art date
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Expired
Application number
JP9043079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS568140U (ja
Inventor
永田哲治
吉野彰
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP9043079U priority Critical patent/JPS5822513Y2/ja
Publication of JPS568140U publication Critical patent/JPS568140U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5822513Y2 publication Critical patent/JPS5822513Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、脱穀機における横断流ファン支持装置の改
良に係り、脱穀機本体に対する横断流ファンの組込み及
び取外しを容易ならしめ、もって保守点検の便宜を図ら
んとするものである。
ところで脱穀機には送風用もしくは排塵用のファンとし
て、横断流ファンがよく採用されている。
この横断流ファンは、脱穀機本体内部に形成されている
一端で開放されたファンケース内へ収められ、該ケース
の閉鎖端と上記開放端を閉塞するファンカバーとに備え
られた各軸受でファン軸の両端が支持されて、上記ケー
ス内で回転するようになっている。
然し乍ら、かかる横断流ファンでは、ファン軸の軸端と
軸受との嵌合状態を緊密に保たねばならない関係上、フ
ァンケースに対する当該ファンの組込み及び取外しに際
して、ファンカバー側に備えられた軸受とファン軸との
間での嵌脱を伴なう該カバーの着脱が容易ではなく、従
ってその組込み及び取外しを面倒にし、ひいては保守点
検を行ない難くしている欠点が入られた。
本考案は、脱穀機の横断流ファン支持装置にみられる上
記したような従来の欠点に対処するため、ファンカバー
の着脱が容易に行なえるよう留意し、併せてファン本体
のファン軸上での位置調整をファンカバーの装着後に於
て行ない得るようにしたものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1は脱穀機本体であって、内部の所定個所には
、一端で開放されたファンケース2が形成されており、
3はその開放端を閉塞するファンカバーであって、着脱
自在なるように、ネジ止め等の手段で上記本体1側へ固
定されている。
4は横断流ファンのファン本体であって、同一の仮想円
筒面上に並ぶ多数の翼板4aと、それらの翼板を両端で
支える2枚の端板4bからなり、各端板の外周面と前記
ファンケース2の内周面との間の隙間イをできるだけ小
ならしめるようにして、該ケース内へ収められている。
5は上記したファン本体4の中心を貫通するファン軸で
あって、そのファン本体4は、各端板4bの中央に夫々
備えられたボス4cを介して該軸上に乗っている。
これらのファン本体4とファン軸5とは、キー6等の結
合手段で回転方向に対し結合されると共に、セントボル
ト1等の結合手段で軸方向に対しても結合されている。
なお、上記したセントボルト1等の結合手段は、後に述
べる位置調整の都合上、ファンケース2の開放端側、即
ちファンカバー3側へ位置するボス4cに備えられてい
る。
一方、上記したファン軸5の両端は、ファンケース2の
閉鎖端中央部及びファンカバー3の中央部に軸受ケース
8,8′を介して夫々配設された軸受9,9′で、回転
自在なるように支持されており、10は上記閉鎖端側の
軸端上へ取外し自在に備えられた人力ブーりである。
然して本考案は、上記のファンカバー3に対し、次の如
〈実施される。
即ち図例のファンカバー3は、外側面における軸受ケー
ス8′の両側に補強リプ11を有するが、該カバーにお
げ゛る上記両リブで挾まれた部分の両側方、換言すれば
、軸受9′を介して横断流ファンを支持するのに支障の
ない両側部分には、できるだけ大きな窓12が夫々形成
され、それらの6窓12には、開閉自在な蓋13が夫々
備えられている。
上記した横取における横断流ファンの組込みは、次のよ
うにして行なわれる。
まずファン軸5が貫通された状態にあるファン本体4を
、ファンカバー3が取り外されているファンケース2の
開放端から該ケース内へ挿入し、ファン軸5の一端をフ
ァンケース閉鎖端(第2図に於て左側)の軸受9に貫入
せしめる。
このとき、セントボルト7等の結合手段を備えしめた方
の端がファンケース2の開放端側へ来るように留意する
次いでファンカバー3をファンケース2の開放端側へ装
着し乍ら、該カバーに備えられた軸受9′を、ファン軸
5の他端へ嵌合せしめる。
かかるファン軸5への軸受9′の嵌合は、ファンカバー
3の窓12から確認しつつ、必要に応じては手や工具な
該窓から差し入れて行なうことにより、容易に実現でき
、従ってファンカバー3によるファンケース開放端の閉
塞も、速かに行ない得る。
然る後、ファンカバー3の窓12から手を差し入れて、
ファン軸5上でのファン本体4の位置を軸方向に調整し
、同じく窓12から差し入れた工具でセントボルト7を
締め付ければ、横断流ファンの脱穀機本体への組込みは
完了する。
このようにして組み込まれた横断流ファンにっいては、
運転中に前記の隙間イから侵入した藁屑な除去する等の
ため、定期的もしくは不定期的な保守点検を要する。
然してこの点検は、脱穀機本体から横断流ファンを取り
外して行なう方が好ましい。
かかる横断流ファンの取外しは、次のようにして行なわ
れる。
まずファンカバー3をファンケース2の開放端から取り
外し、その開放端を開放せしめる。
このとき、ファン軸5の一端を軸受9から離脱させるか
、或は該軸の他端から軸受yを離脱させねばならないが
、かかる離脱は、ファンカバー3における6窓12の縁
へ手を掛\、或はそれらの6窓からギヤプーラ−などの
ような抜取り工具を差し、入れて、該カバーを脱穀機本
体から強く引き離すようにすることで、容易に実現でき
る。
このようにしてファンケース2の開放端が開放された後
は、ファン本体4をその開放端から引き出すことが容易
であり、従ってその引出しにより、横断流ファンの脱穀
機本体からの取外しは完了する。
以上の如く、本考案は脱穀機本体におけるファンケース
の開放端を閉塞するファンカバーに、手もしくは工具を
差し入れ得る大きさの窓を設けて、開閉自在な蓋を備え
しめたものであるから、このような本考案によれば、フ
ァン軸と軸受との間での嵌脱が伴なう上記ファンカバー
の着脱ニ、該カバーの窓を利用し得て、脱穀機本体に対
する横断流ファンの組込み及び取外しを共に容易ならし
めることができ、後における保守点検つ便宜も図り得て
、軸受附近へ侵入した藁屑その他の異物を取り除き易く
する等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部欠截側面図、第2図
は第1図のA−A線よりみた拡大断面図である。 1・・・・・・脱穀機本体、2・・・・・・ファンケー
ス、3・・・・・・ファンカバー、4・・・・・・ファ
ン本体、5・・・・・・ファン軸、9,9′・・・・・
・軸受、12・・・・・・窓、13・・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀機本体内に形成され且つ一端で開放されているファ
    ンケース内に横断流ファンが収められ、且つこの横断流
    ファンが、上記ファンケースの閉鎖端と、開放端を閉塞
    する着脱自在なファンカバーとに夫々備えられた軸受で
    、回転自在に支持されている構成に於て、上記ファンカ
    バーの軸受側方個所に、開閉自在な蓋を備えた大きな窓
    が形成されていることを特徴とする脱穀機の横断流ファ
    ン支持装置。
JP9043079U 1979-06-30 1979-06-30 脱穀機の横断流フアン支持装置 Expired JPS5822513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9043079U JPS5822513Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 脱穀機の横断流フアン支持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9043079U JPS5822513Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 脱穀機の横断流フアン支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568140U JPS568140U (ja) 1981-01-24
JPS5822513Y2 true JPS5822513Y2 (ja) 1983-05-13

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ID=29323544

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9043079U Expired JPS5822513Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 脱穀機の横断流フアン支持装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4496881A (en) * 1982-09-29 1985-01-29 Tetra Pak Developpement Sa Method of cold cathode replenishment in electron beam apparatus and replenishable cold cathode assembly
JP4956463B2 (ja) * 2008-02-22 2012-06-20 三菱農機株式会社 コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS568140U (ja) 1981-01-24

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