JPS5822452B2 - ポリヒドロキシメチルポリヒドロキシジフエニルメタン類の製法 - Google Patents

ポリヒドロキシメチルポリヒドロキシジフエニルメタン類の製法

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JPS5822452B2
JPS5822452B2 JP14655776A JP14655776A JPS5822452B2 JP S5822452 B2 JPS5822452 B2 JP S5822452B2 JP 14655776 A JP14655776 A JP 14655776A JP 14655776 A JP14655776 A JP 14655776A JP S5822452 B2 JPS5822452 B2 JP S5822452B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2・4・6−ドリヒドロキシメチルフエノー
ルの縮合により3・3′・5・5′−テトラヒドロキシ
メチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンを高
収率で製造する方法に関する。
3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4
仁ジヒドロキシジフエニルメタンは、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂あるいはポリエステル樹脂等の重合原料な
どに使用される化合物である。
従来、フェノールとホルムアルデヒドから3゜3′・5
・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロ
キシジフェニルメタンを合成する方法は多(の文献に報
告されている。
しかし、そのいずれの方法もフェノールとホルムアルデ
ヒドをアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属を含有す
る塩基性化合物の存在下に反応させるものであるが、高
沸点縮合生成物の副生が多いために3・3′・5・5′
−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジ
フェニルメタンの収率は低く、工業的な製造方法として
満足に採用することはできない。
これらの従来法によって3・3′・5・5′−テトラヒ
ドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメ
タンを製造する場合にも、通常フェノールとホルムアル
デヒドとの反応混合物を直接酸で酸析するか、または反
応によって晶出した3・3′・5・5′−テトラヒドロ
キシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタン
の塩基性塩を沢別した後水中に再び懸濁させて酸で酸析
する方法などが採用されている。
フェノールとホルムアルデヒドとの反応では一般に3・
3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−
ジヒドロキシジフェニルメタンの塩基性塩の他に多量の
高沸点縮合物が生成するので、前述の前者の方法を採用
した場合には酸析によって得られる生成物は高沸点縮合
物を多量に含む油状物となり、3・3′・5・5′−テ
I・ラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタンの純度も低く、反応系で生成した3゜3′
・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒ
ドロキシジフェニルメタンに対して単離された該生成物
の回収率も著しく低いという欠点がある。
また、前述の後者の方法を採用しても反応混合物中に晶
出してくる3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチ
ル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの塩基性
塩は極めて微細な結晶であるので、これを通常の遠心分
離法などによって分離することは非常に困難である。
また、この生成物の塩基性塩を分離し、酸析によって3
・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′
−ジヒドロキシジフェニルメタンを単離したとしても、
この生成物中にも前記と同様に高沸点縮合生成物が多量
に含まれてくるので純度が低く、反応系で生成した3・
3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4゜4′−
ジヒドロキシジフェニルメタンに対して単離される該生
成物の回収率も同様に低い。
本発明者らは、塩基性化合物の存在下に2・4・6−
トリヒドロキシメチルフェノールを縮合させて得られる
高沸点縮合生成物を多量に含有する反応混合物から、高
純度の3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−
4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンを高収率で単
離する方法について検討した結果、反応混合物を水可溶
性有機溶媒に接触させると、反応混合物中の高沸点縮合
生成物が選択的に溶解し、かつ3・3′・5・5′−テ
トラヒドロキシメチル−4・4′〜ジヒドロキシジフエ
ニルメタンの塩基性塩が選択的に晶出して溶射に沢別で
きることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、水溶液中で塩基性化合物の存在下
に2・4・ 6−トリヒドロキシメチルフェノールを縮
合させて得られる反応混合物を、水可溶性有機溶媒と接
触させることにより晶出した3・3′・5・5′−テト
ラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニ
ルメタンの塩基性塩を沢別した後、酸析することを特徴
とする3・3′・5゛・5′−テトラヒドロキシメチル
−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの製造方法
である。
本発明の方法で使用される原料は2・4・6−I・リヒ
ドロキシメチルフェノールである。
本発明の方法に使用される塩基性化合物とは、アルカリ
金属あるいはアルカリ土類金属を含有する塩基性化合物
である。
さらに具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などのアルカリ金属の水酸化物、酸化すl・リウム、酸
化カリウムな□どのアルカリ金属の酸化物、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムメトキ
シド、カリウムフロポキシド、カリウムフ用・キシドな
どのアルカリ金属のアルコキシドのようなアルカリ金属
を含有する塩基性化合物、水酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム、水酸化バリウム、酸化マグネシウム、酸化
カルシウム、酸化バリウムなどのアルカリ土類金属を含
有する塩基性化合物などをあげることができる。
これらの塩基性化合物のうちの少な(とも1種の塩基性
化合物が使;用される。
これらの塩基性化合物のうちでは、アルカリ金属を含有
する塩基性化合物を使用することが好ましく、ナトリウ
ムを含有する塩基性化合物を使用することがとくに好ま
しい。
本発明の方法において、2・4・6−トリヒドロキシメ
チルフェノールを前記のアルカリ金属あるいはアルカリ
土類金属を含有する塩基性化合物の存在下に反応させる
と、2・4・6−トリヒドロキシメチルフェノールはア
ルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属塩に変化するの
で、前記2・4・6−トリヒドロキシメチルフェノール
および前記の塩基性化合物のかわりに2・4・6−トリ
ヒドロキシメチルフェノールのアルカリ金属塩あるいは
アルカリ土類金属塩を使用することもでき、これも当然
本発明の範囲に属する。
前記の塩基性化合物の使用量は2・4・6−トリヒドロ
キシメチルフェノールに対するモル比で通常0.5な−
いし1.5、好ましくは0.7ないし1.2の範囲であ
る。
本発明の反応において、前記塩基性化合物と共に、アル
カリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の共存下、とくに
前記塩基性化合物と共通する金属イオンを含有する金属
塩の共存下に反応または縮合を行うと、生成物の3・3
′・5・5′〜テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジ
ヒドロキシジフェニルメタンの収率が向上するのでさら
に好ましい。
これらの金属塩の使用量は反応系内の溶液中の濃度で通
常0.2モル/、eから飽和溶解度まで広い範囲に選ぶ
ことができるが、経済的には0.5ないし2.0モル/
、eの範囲にあることが好ましい。
本発明の反応は水溶液中で実施されるが、必要に応じて
前記の塩基性化合物および金属塩の溶解性を損わない範
囲で他の水溶性の有機溶媒、たとエバ、アルコール類、
ケトン類あるいはニトリル類などの水可溶性有機溶媒と
混合して使用することもできる。
本発明の方法では、反応は通常20ないし100℃、好
ましくは40ないし90℃の温度で実施される。
2・4・6−ドリヒドロキシフエノール、塩基性化合物
、溶媒および必要に応じて金属塩からなる混合物を単に
前記の温度に保ちながら攪拌することによって縮合は進
行する。
本発明の方法は、2・4・6−ドリヒドロキシメチルフ
エノールを縮合させて得られる反応混合物から、高純度
の3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・
4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの塩基性塩を高収
率で単離することを特徴とするものである。
本発明の方法では、これらの反応混合物を水可溶性有機
溶媒と接触させることにより3・3′・5・5′−テト
ラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニ
ルメタンの塩基性塩を選択的に晶出させ、かつ副生じた
高沸点縮合生成物の塩基性塩を選択的に溶媒中に溶解さ
せるものである。
ここで水可溶性有機溶媒としては水と相溶することので
きる有機溶媒である。
具体的には、たとえば、アセトン、メチルエチルケトン
、ジエチルケトンなどのケトン類、メチルアルコール、
エチルアルコール、フロビルアルコール、インフロビル
アルコール、フチルアルコールナトノアルコール類、ア
セトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、ジ
メチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド、ジメチル
スルホン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、ヘキサメチルホスホルトリアミドなどがあげられ、
これらの水可溶性有機溶媒の1種類または2種以上の混
合物が使用される。
これらの水可溶性有機溶媒には、反応混合物の水溶液と
の相溶性を損わない限りにおいてベンゼン、ヘキサン、
エーテル、メチルイソブチルケトンなどの水と相溶性の
ない有機溶媒を少量添加することもできる。
前記の水可溶性有機溶媒のうちでは水可溶性のケトン類
または水可溶性のアルコール類を使用することが好まシ
<、アセトン、メチルアルコール、エチルアルコール、
n−7”ロピルアルコール、インフロビルアルコールお
よびブチルアルコールからなる群から選ばれた少なくと
も1種の有機溶媒を使用することがとくに好ましい。
本発明の方法により前記反応混合物と該水可溶性有機溶
媒とを接触させる方法はとくに限定されるものではなく
、単に両者を攪拌混合する方法によっても充分に目的を
達成することができるが、反応混合物中に3・3′・5
・5′=テトラヒドロキシメチル−4,4′−ジヒドロ
キシジフェニルメタンの塩基性塩が析出している場合に
は、加熱するかまたは水を加えることによって溶解させ
た後、水可溶性有機溶媒と接触させることが好ましい。
両者の接触時の温度は通常−30ないし40℃、好まし
くは0ないし30℃の範囲である。
水可溶性有機溶媒の使用量は、前記反応混合物中の水に
対する重量比で通常1ないし8の範囲、好ましくは1.
5ないし6の範囲にあることが好ましい。
本発明の方法により前記反応混合物と水可溶性有機溶媒
とを接触させると、目的とする生成物の3・3′・5・
5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキ
シジフェニルメタンの塩基性塩は選択的に晶出し、副生
成物の高沸点縮合生成物の塩基性塩は選択的に溶媒中に
溶解する。
この操作により晶出した3・3′・5・5′−テトラヒ
ドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメ
タンの塩基性塩は粒子が大きく、通常の遠心分離法など
の分離法によって容易に沢別できる。
沢別によって分離した3・3′・5・5′−テトラヒド
ロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタ
ンの塩基性塩を酸析することによって3・3′・5・5
′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒトロキシ
ジフエニルメタンが得られる。
酸析する方法としては、通常沢別した3・3′・5・5
′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシ
ジフェニルメタンの塩基性塩を水またはその他の有機溶
媒中に懸濁させた後、酸を加えると3・3′・5・5′
−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジ
フェニルメタンが粉末状結晶として析出するので、これ
を沢別した後、水洗および乾燥することにより3・3′
・5・5′−テトラヒドロキジメチル−4・4′−ジヒ
ドロキシジフェニルメタンが得られる。
本発明の方法では、生成した反応混合物中に存在する高
沸点縮合生成物が選択的に除去されているので、高純度
の3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・
4′−ジヒドロキシジフェニルメタンが得られる。
また、生成した反応混合物中に存在する3・3′・5・
5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキ
シジフェニルメタンカ高い回収率で単離できる。
次に、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
実施例 1 け)反応工程 コンデンサー、攪拌機を備えた内容積1.Olのセパラ
ブルフラスコの内部をN2 ガス置換をした後、フラス
コ内部に水80グおよび水酸化ナトリウム20 P (
0,5モル)、塩化すI・リウム30グ(0,5モル)
および2・4・6−ドリヒドロキシメチルフエノール9
2P(0,5モル:を入れ攪拌しながら、溶解させる。
仕込終了後、温度を60℃に上昇させて8時間攪拌した
反応終了後の反応混合物2222のうちの一定量を取り
、これに酢酸を加えて生成物を酸析した後、液体クロマ
トグラフィー(G、P、C,) で測定することによ
って生成した3・3′・5・5′−テI・ラヒドロキシ
メチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの量
ヲ定tした。
その結果、反応によって生成した3・3′・5・5′−
テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフ
ェニルメタンの全量は56グであり、仕込みの2・4・
6〜トリヒドロキシメチルフエノールに対する収率は7
0モル%であった。
(2)回収工程 反応終了後の反応混合物2221に水145rnlを加
えて晶出した生成物を60℃で完全に水に溶解させた後
、アセトン5QQmlを加え、5℃に冷却して攪拌する
ことにより3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチ
ル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンのナトリ
ウム塩を晶出させた。
この懸濁液は遠心分離法によって容易に分離することが
できた(300メツシユ沢布使用)。
このようにして分離した結晶を再び水200m1中に懸
濁させ、2Nの塩酸でpHが2になるまでに酸析するこ
とによって3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチ
ル−4・4′〜ジヒドロキシジフエニルメタンを析出さ
せた。
この結晶を沢別した後、水洗および乾燥することにより
、3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・
4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの粉末状結晶46
.4Pを単離した。
この3.3’−5゜5′−テトラヒドロキシメチル−4
・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの純度は96%
であり、仕込みの2・4・6−1−1,1ヒドロキシメ
チルフエノールニ対する収率は58モル%であった。
比較例 1 実施例1のけ)と全く同様の方法で反応を行い、3・3
′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジ
ヒドロキシジフェニルメタンのナトリウム塩63.79
を含有する反応混合物2221を冷却した後、遠心分離
法(300メツシユ沢布使用)によって3・3′・5・
5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′〜ジヒドロキ
シジフエニルメタンのナトリウム塩を分離したが、結晶
が微細で反応混合物が粘稠であるので分離が困難であっ
た。
分離した結晶を乾燥し、3・3′・5・5′−テトラヒ
ドロキシメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメ
タンのすトリウム塩を得た。
この結晶を実施例1の(2)と同様の方法によって酸析
することにより、3・3′・5・5′−テトラヒドロキ
シメチル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの
もち状固体37、6 Pを単離した。
この3・3′・5・5′〜テI・ラヒドロキシメチル−
4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの純度は85
%であり、仕込みの2・4・6−ドリヒドロキシメチル
フエノールに対スる収率は47モル%であった。
比較例 2 実施例1の(1)と全く同様の方法で反応を行い、3・
3′・5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−
ジヒドロキシジフェニルメタンのナトリウム塩63.7
t?を含有する反応混合物222′?を冷却した後、2
Nの塩酸でpHが2になるまで直接酸析を行った。
しかし、この方法で得られた生成物は粘稠な油状物28
.1’であり、もはや実施例1で得られたような粉末状
結晶ではなかった。
この3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチルジフ
ェニルメタンの純度は80%であり、高沸点縮合生放物
を多量に含A7でいた。
仕込みの2・4・6−ドリヒドロキシメチルフエノール
に対する収率は35モル%であった。
実施例 2〜7 実施例1において、(2)の回収工程で水可溶性有機溶
媒として表1に示した有機溶媒を使用した他は実施例1
と同様に行った。
その結果を表1に示した。
実施例 8〜9 実施例1の(2)の回収工程において、反応混合物22
2′?に水145Pを加えて晶出した生成物を60℃で
完全に水に溶解させた後、表2に示した量のアセトンを
加えた他は実施例1と同様の方法によって処理した。
その結果を表2に示した。実施例 10〜12 ′ 実施例1の回収工程において、反応混合物2222
に水145グを加えて晶出した生成物を60℃で溶解さ
せた後に、該反応混合物の水溶液とアセトンとの接触の
温度を表2に示したように変化させた他は実施例1と同
様に実施した。
その結果を表2に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶液中で塩基性化合物の存在下に、2・4・6−
    ドリヒドロキシメチルフエノールを縮合させて得られる
    反応混合物を、水可溶性有機溶媒と接触させることによ
    り晶出した3・3′・5・5′−テトラヒドロキシメチ
    ル−4・4′−ジヒドロキシジフェニルメタンの塩基性
    塩を沢別した後、酸析することを特徴とする3・3′・
    5・5′−テトラヒドロキシメチル−4・4′−ジヒド
    ロキシジフェニルメタンの製造方法。 2 水可溶性有機溶媒として、水可溶角のケトン類また
    はアルコール類を使用する特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 3 水可溶性有機溶媒として、アセトン、メチルアルコ
    ール、エチルアルコール、n−プロビルアルコーノL/
    、インフロビルアルコールおよびブチルアルコールから
    なる群から選ばれた少な(とも1種の有機溶媒を使用す
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 4 水可溶性有機溶媒を反応混合物中の水に対する重量
    比で1.5ないし6の範囲で使用する特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 5 反応混合物と水可溶性有機溶媒との接触を−30な
    いし40℃の温度で行う特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 6 縮合を、水溶液中で塩基性化合物および該塩基性化
    合物と共通する金属イオンを含有する金属塩の共在下に
    行う特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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