JPS5822448B2 - アルキレングリコ−ルの製造方法 - Google Patents

アルキレングリコ−ルの製造方法

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JPS5822448B2
JPS5822448B2 JP54053346A JP5334679A JPS5822448B2 JP S5822448 B2 JPS5822448 B2 JP S5822448B2 JP 54053346 A JP54053346 A JP 54053346A JP 5334679 A JP5334679 A JP 5334679A JP S5822448 B2 JPS5822448 B2 JP S5822448B2
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reaction
iodite
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oxide
water
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JP54053346A
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哲夫 原
秀樹 森
淳 中西
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルキレンオキサイドの水和反応によるアルキ
レングリコールの製造方法に関し、詳しくは、アルキレ
ンカーボネートの共存下に第4ホスホニウム塩を触媒と
してアルキレンオキサイドを水和反応せしめることを特
徴とする方法に関する。
アルキレンオキサイドの水和反応によりアルキレングリ
コールを製造する方法は良く知られており、一般にアル
キレンオキサイドを多量の水を用いて触媒の存在又は不
存在下に100〜200℃の温度で水和反応せしめる方
法が行われている。
この方法に於ては、反応系に多量の水が存在しないとジ
アルキレングリコール、トリアルキレングリコール及び
その他の副生物の生成が著しく、目的とする(モノ)ア
ルキレングリコールの収率が低(、実用的でないため、
例えば、エチレンオキサイドからのエチレングリコール
の製造の場合にはエチレンオキサイド1モル当り10〜
15モル、また、プロピレンオキサイドからのプロピレ
ングリコールの製造の場合にはプロピレンオキサイド1
モル当り15〜20モルの如き、大過剰の水の共存下に
反応が行われる。
しかし、か(の如(多量の水を用いてもなお、比較的多
量のジグリコール、トリグリコール等の副生は避けられ
ず、また、多量の水を用いることから当然に、反応生成
物は可成り希薄な水溶液として得られることになり、従
って、反応終了後の反応生成物の分離、精製には相応す
る多大な設備及びエネルギーの消費を余儀な(されてい
る。
かくの如き従来法に於ける難点を克服する方法として、
最近、特定の触媒を用いてアルキレンオキサイドを水お
よび二酸化炭素と反応させてアルキレングリコールを製
造する方法が提案されている(特公昭49−24’44
8、特開昭51−127010、同54−19905等
)。
これらの方法によれば、アルキレンオキサイドに対しほ
ぼ化学量論量に近い水を用いて、しかも多量のジグリコ
ル、トリグリコール等の副生物を生じることなく、高い
収率をもって目的とする(モノ)アルキレングリコール
が得られ、上記従来法に於ける難点を大巾に改善できる
ことが示されている。
しかし、これらの方法を工業的に実施する場合には、当
該アルキレングリコール製造設備の近くに多量の二酸化
炭素を供給し得る設備を設けなければならず、例えば、
クロルヒドリン法によるプロピレンオキサイド及びその
水和によるプロピレングリコールの製造プラン!・など
に於いては、近くに−4酸化炭素の供給設備がない場合
には、上記方法による既存設備の改善は必ずしも簡乍で
はない。
そこで、本発明者らは種々研究の結果、反応当初より反
応系にアルキレンカーボネートを添加共存せしめて、触
媒の存在下にアルキレンオキサイドを水利反応させた場
合には、−I酸化炭素を供給しなくても、反応に要する
水の量をほぼ化学量論量近くまで減らすことができ、し
かも、ジグリコール、トリグリコール等の副生も非常に
少なく、高い収率が得られ、また、反応系に多量のガス
相を含まないため、反応が円渭に行われ運転操作も容易
である、腐蝕性の強い物質を用いないため製造設備に高
価な材質のものを必要どしない等、工業上極めて有利に
目的とするアルキレングリコールを製造することができ
ることを見出した。
即ち本発明はアルキレンカーボネートの共存下に第4ホ
スホニウム塩を触媒としてアルキレンオキサイドを水和
反応せしめることを特徴とするアルキレングリコールの
製造方法を提供せんとするものである。
以下、本発明の方法について更に詳細に説明する。
本発明の方法に於いて触媒として用いられる第4ホスホ
ニウム塩は次の一般式で表わされる。
(ただし、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ、
アルキル基、アルケニル基またはアリール基、Xは沃素
原子、臭素原頂または塩素原子を表わす。
上記一般式で表わされる第4ホスホニウム塩のうち、特
に、R1、R2およびR3が、それぞれ、炭素数1〜8
の鎖状若しくは環状のアルキル基、フェニル基、ベンジ
ル基または低級アルキル基で置換されたフェニル基若し
くはベンジル基であり、R4が炭素数1〜18の鎖状若
しくは環状アルキル基、炭素数2〜4の低級アルケニル
基またはベンジル基であり、Xが沃素原子または臭素原
子である化合物が製造、精製の容易性、経済性、触媒と
しての活性、安定性等の観点から最も実用的であると言
える。
しかし、必ずしもこれらのみに制限されるものではない
本発明の方法に於ける代表的な第4ホスホニウム塩の例
をいくつか示せば次の通りである。
l・リプロピルメチルホスホニウムヨウダイド、トリブ
チルアリルホスホニウムクロライド、テトラプロピルホ
スホニウムプロマイト、トリブチルセチルホスホニウム
ヨウダイト、トリブチルオクチルホスホニウムヨウダイ
ト、トリプロピルシクロヘキシルホスホニウムクロライ
ト、トリプロピルフェニルホスホニウムプロマイト、ト
リブチルメチルホスホニウノ、ヨウダイト、トリブチル
メチルホスホニウムブロマイド、l・リブfルxチルホ
スホニウムブロマイド、l・リブチルプロピルホスホニ
ウムクロライド、テトラブチルホスホニウムヨウダイト
、トリブチルアミルホスホニウムブロマイド、トリブチ
ルへキシルホスホニウムクロライド、トリブチルオクチ
ルホスホニウムヨウダイト、トリブチルデシルホスホニ
ウムブロマイド、トリブチルセチルホスホニウムヨウダ
イト、トリブチルベンジルホスホニウムクロライド、ト
リブチルアリルホスホニウムクロライド、トリブチルシ
クロ−\キシルホスホニウノ、ブロマイド、トリアミル
メチルホスホニウムブロマイド、トリへブチルブチルホ
スホニウムクロライド、トリヘキシルメチルホスホニウ
ムヨウダイト、トリヘキシルブチルホスホニウムフ胎マ
イト、トリヘキシルオクチルホスホニウムクロライド、
l・リオクチルメチルホスホニウムヨウダイド、トリオ
クチルメチルホスホニウムブロマイド、トリオクチルエ
チルホスホニウムブロマイド、トリオクチルプロピルホ
スホニウムクロライド、トリオクチルブチルホスホニウ
ノ・ヨウダイト、l・リオクチルアミルホスホニウムフ
゛ロマイド、テトラオクチルホスホニウノ、クロライド
、トリオクチルセチルホスホニウムヨウダイト、トリオ
クチルベンジルホスホニウムクロライド、トリフェニル
メチルホスホニウムヨウダイト、l−リフェニルプロピ
ルホスホニウムフロマイト、トリフェニルメチルホスホ
ニウムヨウダイト、トリフェニルへプチルホスホニウ1
1ブロマイド、トリフェニルベンジルホスホニウムクー
ロライド、トリトリルメチルホスニウムヨウダイト、I
・リキシリルベンジルホスホニウムブロマイド、トリベ
ンジルエチルホスホニウムクロライド、トリシクロヘキ
シルメチルホスホニウムヨウダイド、トリシクロペンチ
ルイソブチルホスホニウムクロライド、ジメチルエチル
フェニルホスホニウムヨウダイト、ジブチルメチルフェ
ニルホスホニウムヨウダイト等々。
これら触媒の使用量は原料アルキレンオキサイドに対し
、少くとも(1001モル%、好ましくは少くとも0.
01モル%であり、多い程反応は促進される。
しかし、当然のこと乍ら、触媒のもたらす効果には自ら
限度があり、余り多量に用いても必ずしもその量に比例
した効果は得られない。
従って、実際的には0.001%乃至反応液に対する飽
和量、好ましくは0.01乃至10モル%、最適には0
.1乃至1.0モル%の範囲で用いられる。
原料アルキレンオキサイドとしては低級アルキレンオキ
サイド、特に、エチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイドが用いられる。
原料オキサイドに対する水の量は化学量論量(モル比1
.0)で足り、反応形式によってはそれ以下でも行い得
るが、実用的な見地からは化学量論量より若干過剰乃至
約2.5倍程度にて行うのが好適である。
反応当初より反応系に添加すべきアルキレンカーボネー
トとしては原料アルキレンオキサイド1モル当り、少く
とも0.01モルで・あり多い程効果的である。
しかし、通常は0.05乃至0.20モル程度で充分な
効果が得られる。
反応温度は原料オキサイドの種類、触媒の種類、反応当
初の反応液組成等により異なり、1律には規定し得ない
が、一般に40〜180°C1好ましくは100〜15
0℃の範囲で行われる。
圧力は通常液相条件下に保たれる反応系の自然発生圧で
行われ、特別な加圧、減圧は必要ではない。
しかし、必要に応じて反応器内の圧力を適宜調節するこ
とは側段差支えはない。
本発明の反応は、液相条件下に行われるが、反応様式に
ついては特別な制限はない。
工業的規模での実施に当り好適な態様の一例を示せば、
以下の如き方法が挙げられる。
例えば、原料調整槽にて所定量のアルキレンオキサイド
、水、アルキレンカーボネート及び第4ホスホニウム塩
を混合して均一な溶液とし、これを反応器に送って所定
の温度で一定時間滞留せしめ反応させる。
この場合の反応器としては種型反応器でもよいが、前型
反応器の方が実用的であり好ましい。
反応器から流出する反応液は蒸発器に送られ、目的物で
あるアルキレングリコールを他の低沸点成分と共に蒸発
せしめて組成物として得、引続き所定の精製工程を経て
製品とする。
蒸発器の液側には第4ホスホニウム塩及びアルキレンカ
ーボネートが残存し、これは必要に応じ不足分の補充、
夾雑物の除去等の措置を講じて、原料調整槽に循環され
て、新たに供給される原料アルキレンオキサイドおよび
水と混合されて上記と同様に反応せられ、かくて連続的
にアルキレングリコールが製造される。
以下本発明の方法について代表的な反応の例を示し更に
具体的に説明するが、これらは説明のための単なる例示
であり、本発明はこれらの例によって何ら制限されない
ことは言うまでもない。
実施例 1 内容積300m1のオートクレーブにプロピレンオキサ
イド46.5?、水19.8?、プロピレンカーボネー
ト20.49およびトリブチルメチルホスポニウムヨウ
ダイド413グを仕込み、窒素ガスを10kg/c77
fGとなる迄圧入した後、電気炉で加熱し120℃で2
時間、攪拌下に反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
プロピレンオキサイド転化率 96.8%選択率:
プロピレングリコール 97.5%シフロピレングリ
コール 2.5% 尚、プロピレン力・−ボネートおよびトリブチルメチル
ホスホニウムヨウダイトはそれぞれ、反応当初添加した
量がほぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 2 内容積300 rnlのオートクレーブにエチレンオキ
サイド70.49、水39.6?、エチレンカーボネー
)35.2Pおよびトリブチルメチルホスホニウムヨー
ダイト8.26?を仕込み、窒素ガスを10kg/ca
Gとなる迄圧入した後、電気炉で加熱(〜120°Cで
2時間、攪拌下に反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
エチレンオキサイド転化率 98.0尚、エチ
レカーボネートおよびトリブチルメチルホスホニウムヨ
ウダイトはそれぞれ、反応当初添加した量がほぼ全量そ
のまま残存していることが認められた。
実施例 3 内容積300m1のオートクレーブにエチレンオキサイ
ド83.6P、水39.6、エチレンカーボネ−1−8
,1およびトリフェニルメチルホスホニウムヨーダイト
9.709を仕込み、窒素ガスを10kg/cmGとな
る迄圧入した後、電気炉で加熱し120℃で2時間、攪
拌下に反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
尚、エチレンカーボネートおよびトリフェニルメチルホ
スホニウムヨウダイトはそれぞれ、反応当初添加した量
がほぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 4 内容積300 mlのオートクレーブにエチレンオキサ
イド52.8y、水39.6 P、エチレンカーボネー
ト70.42およびテトラブチルホスホニウムヨーダイ
ト9.21’を仕込み、窒素ガスを10kg/cyaG
となる迄圧入した後、電気炉で加熱し150°Cで2時
間、攪拌下に反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
尚、エチレンカーボネ・−トおよびテトラブチルホスホ
ニウムヨウダイトはそれぞれ、反応当初添加した量がほ
ぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 5 内容積300m1のオー トクレープにエチレンオキサ
イド70.4P、水39.6L?、エチレンカーボネー
1−35.2 ?およびトリブチルオクチルホスホニウ
ムヨウダイト2.65?を仕込み、窒素ガスを15 k
g/cr;tGとなる迄圧入した後、電気炉で加熱し1
20℃で2時間、攪拌Fに反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以「
の通りであった。
尚、エチレンカーボネートおよびトリブチルオクチルホ
スホニウムヨウダイトはそれぞれ、反応当初添加した量
がほぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 6 内容積100 mlのオートクレーブにエチレンオキサ
イド35.2P、水27.1’、エチレンカーボネート
17−6およびトリノエニルフロビルホスホニウムブロ
マイド4.21’を仕込み、窒素ガスを10kg/ca
Gとなる迄圧入した後、電気炉で加熱し120℃で2時
間、攪拌下に反応させた。
反応終了後得られ液は無色透明で、分析の結果は以下の
通りであった。
尚、エチレンカーボネートおよびトリフェニルフロビル
ホスホニウムブロマイドはそれぞれ、反応当初添加した
量がほぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 7 内gi 300 rnlのオートクレーブにエチレンオ
キサイド70.4 P、水39,6グ、エチレンカーボ
ネート35.2Pおよびトリフェニルベンジルホスホニ
ウムクロライド9.32?を仕込み、窒素ガスを10k
g/a?tGとなる迄圧入した後、電気炉で加熱し12
0°Cで2時間、攪拌下に反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
尚、エチレンカーボネートおよびトリノエニルベンジル
ホスホニウムクロライドはそれぞれ、反応当初添加した
量がほぼ全量そのまま残存していることが認められた。
実施例 8 内容積300 rnlのオーI・クレープにプロピレン
オキサイド55.IP、水19.l、プロピレンカーボ
ネー1−5.1 ?およびトリオクチルメチルホスホニ
ウムヨウダイドロ、14Pを仕込み、窒素ガスを10k
g/c4Gとなる迄圧入した後、電気炉で加熱し150
℃で2時間、攪拌下に、反応させた。
反応終了後得られた液は無色透明で、分析の結果は以下
の通りであった。
尚、プロピレンカーボネーI・およびトリオクチルメチ
ルホスホニウムヨウダイトはそれぞれ、反応当初添加し
た量がほぼ全量そのまま残存していることが認められた
実施例 9 原料混合槽にプロピレンオキサイド、水およびフロピレ
ンカーボネ・−トを重量比で54:23:23の割合で
入れ、これにトリブチルメチルホスホニウムヨウダイト
を全液量に対して5重量%添加して攪拌し、均一な溶液
とした。
この原料液を定量ポンプによってIl/hr の速度で
反応器に供給した。
反応器は内径28mm、長さ3mのステンレス製チュー
ブであり、その外側に熱媒を循環し得ろように2重管構
造としである。
熱媒は反応開始時には熱源として、また、定常反応時に
は反応熱を除去するための冷却媒体としての機能を果す
ものである。
反応器内の圧力は反応器の後に取付けた圧力調節弁によ
って定圧が保たれる。
反応器は内部が完全に反応液で満たされ、不要な気相空
間部を生じないよう出口部を入11部より高くしである
このようにして、120°C(反応器入口部)15kg
/cniGにて連続的に反応を行った。
反応が安定した状態に達したところで、反応器より溜出
する液を定法によりサンプリングし、分析した結果は以
下の通りであった。
反応液の状態 無色透明、無臭 尚、プロピレンカーボネートおよびトリブチルメチルホ
スホニウムヨウダイトはそれぞれ、原料液中に含まれ゛
でいた量がほぼ全量そのまま残存していることが認めら
れた。
比較例 1 プロピレンカーボネートを添加しない他は全て実施例1
と同様にして反応を行ったところ、得られた反応液は無
色透明で、その分析の結果は以下の通りであった。
比較例 2 トリブチルメチルホスホニウムヨウダイトを添加しない
他は全て実施例2と同様にして反応を行ったところ、得
られた反応液は無色透明で、その分析の結果は以下の通
りであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルキレンカーボネートの共存下に第4ホスホニウ
    ム塩を触媒としてアルキレンオキサイドを水和反応せし
    めることを特徴とするアルキレングリコールの製造方法
JP54053346A 1979-05-02 1979-05-02 アルキレングリコ−ルの製造方法 Expired JPS5822448B2 (ja)

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