JPS5822440Y2 - 往復軸の保護装置 - Google Patents

往復軸の保護装置

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Publication number
JPS5822440Y2
JPS5822440Y2 JP6847278U JP6847278U JPS5822440Y2 JP S5822440 Y2 JPS5822440 Y2 JP S5822440Y2 JP 6847278 U JP6847278 U JP 6847278U JP 6847278 U JP6847278 U JP 6847278U JP S5822440 Y2 JPS5822440 Y2 JP S5822440Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
shaft
reciprocating shaft
seedling
ring body
Prior art date
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Expired
Application number
JP6847278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54169652U (ja
Inventor
陽一郎 西
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP6847278U priority Critical patent/JPS5822440Y2/ja
Publication of JPS54169652U publication Critical patent/JPS54169652U/ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は田植機等の農作業機や土木作業機等に於て、軸
ケース等の壁面を貫通して往復動する各種作業軸の軸外
周の泥等を排除するためのシール装置の構造に係り、往
復軸用オイルシールが取付くケースの外側において該軸
外周に接当する弾性リング体を支持するにあたり、該リ
ング体支持体を前記ケースの外面に対して開放して取付
けることにより、往復軸に付着する泥、泥水の大部分を
予め取り去りやすいようにし、往復軸及びオイルシール
の損傷を防止しようとするものであって、本考案を歩行
型田植機に適用した実施例に基いて説明すると、図にお
いて1は矢印a方向に走行する歩行型の4条植田植機を
示し、この田植機1は、前部にエンジン2が取付く機体
兼用の伝導ケース3と、該ケース3の下面に取付くフロ
ート4.ケース3の左右側面にスイングケース5を介し
て上下動可能に取付く車輪6,6、該車輪の外側に位置
する補助フロー) 4’、4’及び伝導ケース3後端の
軸ケース7の下面から後方の斜め上方に向って延長して
設けた一対の操縦ハンドル8,8とからなり、伝導ケー
ス3の略中央部には予備苗台9が設けられている。
またハンドル8,8の下部上面には断面り型のガイドレ
ール10を田植機の走行方向と直角に装架し、該ガイド
レール10上には横移動可能に構成した苗載台11をハ
ンドル8と略平行に上部を後方に傾斜して設け、ガイド
レール10の前方位置における伝導ケース3の後端のケ
ース7及びこのケースから左右に突設したケース12.
12にはそれぞれ苗植爪13がガイドレール10に設け
た苗取出口と圃場面との間を上下揺動するようにした苗
植機構14が設けられている。
前記伝導ケース3後端の軸ケース7内には、前記エンジ
ン2から動力伝達されるカム軸15をガイドレール10
と平行に軸支すると共に、苗載台11に突設するブラケ
ツ) 16.16に両端を接当した横送り軸17を平行
に摺動自在に設け、カム軸15の外周に設けた往復ねし
溝18に、横送り軸17上に固着した船型辷すキー19
を係合してカム軸15の回転により苗載台11を左右に
往復して横送りするように構成し、カム軸15の両端に
一方向送りカム20.20を摺動可能に設ける一方、前
記カム軸15と平行に設けた縦送り軸21両端にカムを
設け、前記苗載台11が右又は左の終端まで送られたと
き船型辷りキー19の側面が前記一方向送りカム20.
20を摺動させ縦送り軸21のカムに接当して該縦送り
軸21を一定角度だけ往復回動し、これを苗載台11裏
面の縦送り軸22に伝達し、該軸22に取付き苗載台1
1の表面に突出する爪車23を間欠回転させるように構
成している。
24は前記横送り軸17が軸ケース7側壁を貫通する個
所に設けたオイルシールであり、一方、25は横送り軸
17は前記横送り軸17外周に付着した泥、泥水等をケ
ース7外において拭い取るためのゴム又は合成樹脂等の
軟質弾性材料からなるリング体で、該リング体25の支
持体26の複数の脚27を前記軸ケース7外面に固着し
、支持体26におけるリング体25取付個所をケース7
の外面から適宜距離lだけ隔てるようにすると共に該支
持体25をケース7の外面で開放されているように構成
する。
この構成において、苗載台11上に苗マットを供給し、
エンジン2の始動によって駆動すれば、カム軸15の回
転に併い軸ケース7を貫通する横送り軸17が往復動し
、この軸先端に接当するブラケツ) 16.16を介し
て苗載台11も右又は左に横送りされる一方、苗載台1
1の横送り終端で縦送り軸21.22が−ピツチ間失速
りされ苗載台11上の苗マットを縦送りする作用をくり
返し、苗載台11上の苗は上下揺動する苗植機構14,
14.14の苗植爪13・・・・・・によって−株づつ
に分割され圃場面に苗植付けする。
この苗植作業時に、揺動する苗植爪13が圃場の泥や泥
水をはね上げて、横送り軸17に泥等を大量に付着させ
ることになる。
このときケース7外のリング体25個所によって、予め
該軸外周の泥等を拭い去るから、ケース7壁面のオイル
シール24個所では残余の少ない泥等を拭い取れば良い
のであり、前記リング体支持体26がケース7外面に対
し開放された形状であるから、横送り軸17の往復動に
従ってオイルシール24外側個所で拭い去られた泥、泥
水は該支持体26とケース7外面との間に留ることなく
落下するのである。
このように本考案は、往復軸が貫通する軸ケースの壁面
個所にオイルシールを取付ける一方、前記ケースには往
復軸の軸外周に接当する弾性リング体を、これを支持す
る支持体を介して前記ケース外面から適宜距離隔てて設
けると共に、該リング体支持体を前記ケース外面に対し
て開放形成してなるから、往復軸外周に付着する泥、泥
水はいわば2段構えで拭い取ることができ、軸ケース内
への泥水等の侵入を良く防止できると共に、外側の弾性
リング体個所で大部分の泥等を取り去るからオイルシー
ルの損傷が少なく使用寿命を長くできて、経済的である
また、弾性リング体は軸ケース外面に対して開放したよ
うに形成された支持体で該ケース外面から適宜距離隔て
て設けられているから、リング体個所で拭い取られなか
った泥等がオイルシール個所で拭い取られたときオイル
シール近傍に留ることなく落下し、またはケース外から
除去でき、オイルシール個所を損傷せず、さらに支持体
の開放部分からオイルシールの損傷程度等を常時見るこ
とができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は走行型田植機
の側面図、第2図はその平面図、第3図は苗載台往復機
構の断面図、第4図は第3図の要部拡大断面図、第5図
は第4図の■−■線視図である。 1・・・・・・田植機、3・・・・・・伝導ケース、6
,6・・・・・・車輪、7・・・・・・軸ケース、15
・・・・・・カム軸、17・・・・・・横送り軸、24
・・・オイルシール、25・・・・・・弾性リング体、
26・・・・・・支持体、27・・・・・・脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復軸が貫通軸ケースの壁面個所にオイルシールを取付
    ける一方、前記ケースには、往復軸の軸外周に接当する
    弾性リング体を、これを支持する支持体を介して前記ケ
    ース外面から適宜距離隔てて設けると共に、該リング体
    支持体を前記ケース外面に対して開放形成して成る往復
    軸の保護装置。
JP6847278U 1978-05-19 1978-05-19 往復軸の保護装置 Expired JPS5822440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6847278U JPS5822440Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 往復軸の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6847278U JPS5822440Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 往復軸の保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54169652U JPS54169652U (ja) 1979-11-30
JPS5822440Y2 true JPS5822440Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=28976378

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JP6847278U Expired JPS5822440Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 往復軸の保護装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172752A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 アイシン精機株式会社 シリンダ装置

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JPS54169652U (ja) 1979-11-30

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