JPS5822241Y2 - オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置 - Google Patents

オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置

Info

Publication number
JPS5822241Y2
JPS5822241Y2 JP8135277U JP8135277U JPS5822241Y2 JP S5822241 Y2 JPS5822241 Y2 JP S5822241Y2 JP 8135277 U JP8135277 U JP 8135277U JP 8135277 U JP8135277 U JP 8135277U JP S5822241 Y2 JPS5822241 Y2 JP S5822241Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gauge
tip
tone arm
shell
overhang
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8135277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS548404U (ja
Inventor
藤本泰熙
正雄 鈴木
Original Assignee
山水電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山水電気株式会社 filed Critical 山水電気株式会社
Priority to JP8135277U priority Critical patent/JPS5822241Y2/ja
Publication of JPS548404U publication Critical patent/JPS548404U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5822241Y2 publication Critical patent/JPS5822241Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案ケレコード針を再生する際、ピックアップカート
リッジの針先をトーンアームの最適なオーバーハングの
位置に調整するゲージ装置に関するものである。
トーンアーム1のトラッキングエラーを減少させる一手
段としてオーパーツ・ングDを設けることが一般に行な
われている。
従来、カー) IJツジの針先2を最適のオーバー−・
ング位置に設定するには、第1図に図示するように、ヘ
ッドシェルのシェル本体3を介してカートリッジを取付
けたトーンアーム1を回動し、針先2をトーンアーム1
の支点4とターンテーブル1のセンター17とを結ぶ直
線上に位置させ、次にカートリッジ取付ねじ6を緩めて
カートリッジを軸方向に移動して、トーンアームの先端
から針先までの距離lを調整し、針先2を最適のオーバ
ーハング位置に設定し、再び上記取付ねじ6を締めてカ
ートリッジを固定する方法がとられていた。
ところがこのようにカートリッジをトーンアーム1の先
端部に装着した1寸ターンテーブルセンター17附近で
移動調整すると、前記針先2がセンターシャフトなど障
害物に当って損傷することがあり、またカートリッジの
針先2をトーンアーム1の支点4とターンテーブルセン
ター11とを結ぶ直線上まで移動しようとしても、カー
トリッジがセンターシャフトに妨害されてそれができな
いことがあり、また前記カートリッジ取付ねじ6を締付
ける際にカー) +1ツジの位置が狂ったり、また目視
によるため誤差が生じやすく、最適のオーバーハングを
精度よく簡単に得ることが困難であった。
本考案はこのような点を改良しようとするもので、ター
ンテーブル側に設けたゲージと、トーンアーム側に設け
たゲージとを用いて、各トーンアームに固有な最適のオ
ーバーハング値から、その最適オーバーハング値を得る
ために必要なトーンアーム先端から針先昔での適正な距
離を求め、この距離をもとにしてヘッドシェルをあらか
じめ調整できるようにするもので、直接カートリッジを
移動調整して最適なオーバー・・ング値を出すものに対
し、カートリッジの針先を損傷することなぐ、高精度の
オーバーハングが簡単に得られるようにするものである
本考案の一実施例を第2図ないし第6図に基づいて説明
する。
ゲージAはトーンアーム1の先端部に取付けて使用する
もので、第2図および第3図に示すようにターンテーブ
ルTに平行平板状のゲージ部8と、このゲージ部8に対
し直角状の基部9と、この基$9の外側面に突設したア
ーム取付部10とを合成樹脂などで一体に成形する。
上記ゲージ部8は、前記ターンテーブルセンター17に
対向する側を軸方向中心線まで切欠くとともに、この切
欠11の縁部にトーンアーム1の先端からの距離lの実
寸法を表わす目盛12を表示する。
また上記アーム取付部10は中央に割溝14を穿設して
弾力性をもたせ、この取付部10をトーンアーム1先端
部のロックナツト15に着脱自在にきつく嵌着できるよ
うにする。
次にゲージBは前記ターンテーブルTに載置して使用す
るもので、第4図に示すように、円盤16の中心部にタ
ーンテーブルIのセンターシャフトが挿入される穴17
’を穿設し、また前記アーム支点4とターンテーブルセ
ンター11とを結ぶ直線上に位置合わせされる基準線1
8を上記円盤16の直径に表示し、さらにこの基準線1
8の一側にターンテーブルセンター17からの距離すな
わちオーバーハングDの実寸法を表わす目盛19を表示
するとともに、他側に矢印21を表示する。
次に前記ゲージA、Bの使い方を第5図および第6図に
基づいて説明する。
なお各トーンアーム1ごとに前もって最適のオーバーハ
ング値は決められているものとし、この場合は例えばそ
の値を15闘とする。
1ず前記ゲージElターンテーブル7に装着する。
その際ゲージBの前記基準線18を、アーム支点4とタ
ーンテーブルセンター17とを結ぶ直線上に位置合わせ
するとともに、基準線18の矢印21なアーム支点4の
方向に向けて設置する。
次にゲージAをトーンアーム1に装着し、このゲージA
の前記切欠11の縁部すなわちゲージAの中心線をゲー
ジBの最適のオーバー・・ング値(例えば前記15闘の
場合は目盛値15)と交差させ、その交点のゲージA上
の目盛値(第5図において50)を読みとる。
このゲージA上に読みとられた目盛値50は、最適のオ
ーバーハング値15朋を得るためには、トーンアーム1
の先端からカートリッジ220針先2までの距離lを5
0朋にすればよいということを意味する。
このように上記距離lが求普れば従来のようにカートリ
ッジ22をトーンアーム1に装着した状態でオーバーハ
ングの調整を行なわなくてもすむ。
すなわち第6図に示すヘッドシェルのように、トーンア
ーム1先端部のロックナツト15にシェル取付部23を
固定し、このシェル取付部23に、上記カートリッジ2
2を備えたシェル本体24を軸方向摺動自在に嵌着し、
筐た上記シェル取付部23に設けた読取部としての読取
線25をシェル本体24の側面に穿設した窓穴26から
外部に現わし、一方、上記窓穴26の上部に、トーンア
ーム1の先端から針先2までの距離lの目盛27を表示
してなるヘッドシェルを用意する。
そして前記シェル本体24の固定ねじ29を緩め、上記
シェル取付部23に対してシェル本体24を移動調整し
、上記読取線25に上記シェル本体24の目盛値50を
合わせると、実測することなく、トーンアーム1の先端
から針先2までの距離lを50朋にすることができ、上
記針先2を最適なオーバーハングの位置に設定できる。
なか上記調整が完了した後は前記固定ねじ29を締付け
てシェル本体24をシェル取付部23に固定する。
次にゲージAの変形例としてのゲージA′を第7図およ
び°第8図に基づいて説明する。
アーム取付部30にゲージ部31を軸方向摺動自在に嵌
着し、上記ゲージ部31の先端折曲部には、ゲージBの
目盛19に合わせるための目印線32が表示しである。
また上記ゲージ部31の嵌着基部33の一部を軸方向に
切欠いて切欠窓34を形成し、この切欠窓34の下部に
、トーンアーム1つ先端から上記目印線32言いかえれ
ば針先2普での距離lを表示する目盛35を設け、さら
にこの、目盛35の読取線36が上記アーム取付部30
に表示されている。
そうして最適のオーパーツ蔦ング値が15朋の場合は、
前記ゲージBの15目盛に上記ゲージA′の目印線32
を合わせ、そのとき前記アーム取付部30の読取線36
に対応するゲージ部31の目盛値50を読取り、前記距
離lを50朋にすると最適のオーバーハング1直15朋
が得られることを知る。
次に上記ゲージA′の変形例としてのゲージにと、この
ゲージlに対応するゲージ「とを第9図、第10図に基
づいてそれぞれ説明する。
第9図のゲージには前記ゲージA′とほとんど同じもの
であるが、ただゲージにの目印線32に代えてゲージ部
31の下面に突起37が突設されている。
曾た第10図においてゲージ「には、円盤16のターン
テーブルセンター17において直交する基準線18トに
、前記ゲージA′の突起3Tが嵌合する複数の穴38を
所定間隔ごとに穿設し、この穴38の側方にターンチー
フルセンター17からの距離すなわち前記オーパーツ・
ングDの実寸法を表わす目盛19を90°ごとに順次表
示する。
なお、上記穴38はくぼみでもよい。
そうして上記ゲージにの突起37を前記ゲージσの穴3
8に嵌合して、最適なオーバー・・ング値より前記トー
ンアーム1の先端から前記突起3Tぎいかえれば針先2
までの距離lを求める。
本考案によれば、最適なオーバー−・ング値に対応する
トーンアームの先端から針先までの適正な距離を求める
ターンテーブル側の一方のゲージおよびトーンアーム側
の他方のゲージと、この両方のゲージによって得られた
上記距離をもとにして、トーンアームの先端から針先ま
での距離を実測することなく調整できるヘッドシェルと
を具備しているから、針先をヘッドシェルに装着した状
態で上記距離を実測しながらオーバー・・ング調整ヲ行
う必要がなく、したがって実測調整時に生じやすい針先
を損傷するおそれがなく、高精度のオーバーへンクを簡
単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオーバー−〜ング調整を示す平面図、第
2図ないし第10図は本考案の実施例を示すもので、第
2図は第1実施例であるゲージAの平面図、第3図はそ
の側画図、第4図は上記ゲージAに対応するゲージBの
平面図、第5図はゲージAおよびゲージBの使用状態を
示す平面図、第6図は上記ゲージA、Bから求められた
値に基づいてシェル本体を調整する状態の正面図、第7
図は第2実施例であるゲージA′の平面図、第8図はそ
の正面図、第9図は第3実施例であるゲージA′の正面
図、第10図は上記ゲージKに対応するゲージ「の平面
図である。 l・・・トーンアームの先端から針先までの距離、D・
・・オーバーハング、h、A’、I・・・他方のゲージ
、B、B’・・・一方のゲージ、1・・・トーンアーム
4・・・支点、I・・・ターンテーブル、8,31・
・・ゲージ部、10.30・・・アーム取付部、12,
35・・・上記距離lを表示する目盛、1T・・・ター
ンテーブルセンター、18・・・基準線、19・・・オ
ーバーハングの目L23・・・シェル取付部、24・・
・シェル本体、25・・・読取部としての読取線、2T
・・・目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーンアームの支点とターンテーブルセンターとを結ぶ
    直線上に位置合わせされる基準線と、この基準線に表示
    したターンテーブルセンターからのオーバーハングを表
    わす目盛とを備えターンテーブルに載置される一方のゲ
    ージと、この一方のゲージの目盛の最適なオーバーハン
    グ値に位置合わせされるゲージ部と、この位置合わせ時
    においてトーンアームの先端からカートリッジの針先會
    での適正な距離を表示する目盛とを備えアーム取付部を
    介してトーンアームの先端部に着脱自在に装着される他
    方のゲージと、上記トーンアームの先端に固定されるシ
    ェル取付部と、このシェル取付部に軸方向摺動かつ固定
    可能に嵌着されカートリッジを固定支持するシェル本体
    と、上記シェル取付部およびシェル本体のいずれか一方
    に表示された読取部および他方に表示され上記トーンア
    ームの先端からカートリッジの針先普での距離を表わす
    目盛とを備えたヘッドシェルとよりなることを特徴とす
    るオーバーハング調整ゲージ装置。
JP8135277U 1977-06-21 1977-06-21 オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置 Expired JPS5822241Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8135277U JPS5822241Y2 (ja) 1977-06-21 1977-06-21 オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8135277U JPS5822241Y2 (ja) 1977-06-21 1977-06-21 オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS548404U JPS548404U (ja) 1979-01-20
JPS5822241Y2 true JPS5822241Y2 (ja) 1983-05-12

Family

ID=29001131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8135277U Expired JPS5822241Y2 (ja) 1977-06-21 1977-06-21 オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822241Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS548404U (ja) 1979-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4731931A (en) Caliper system
GB2160970A (en) Arrangement for measuring wheel alignment and steering geometry in an automobile
US20060009930A1 (en) Monitoring and correcting for non-translational motion in a resonance measurement apparatus
JPS5822241Y2 (ja) オ−バ−ハング調整ゲ−ジ装置
US6684707B2 (en) Vibration measuring method, balance correcting method, and information recording and/or reproducing apparatus
CN205037858U (zh) 一种同轴度检测装置
US4283857A (en) Spindle-height gage and method of calibration
JP3698568B2 (ja) 傾き測定装置
US4567672A (en) Coordinate measuring instrument
JPS6023762Y2 (ja) ピツクアツプ用カ−トリツジ取付治具
US4351045A (en) Tracking error measurement
JP2560479Y2 (ja) 平行度計測装置
US4754343A (en) Method and apparatus for aligning computer disk drives
US4554743A (en) Universal head protrusion gauge for video recorders
US4423499A (en) Pickup adjusting equipment
JPH0714801Y2 (ja) 測定具
JPH063369B2 (ja) ゴルフ用クラブヘツドの測定法
JPS6112565Y2 (ja)
GB2317453A (en) Measurement of irregularity and/or misalignment of a video drum assembly
JPH0750661Y2 (ja) 座標計測用ターゲット
JPS60100801U (ja) 調節器
JP2536788Y2 (ja) 穴の芯ずれ測定具
US2573950A (en) Indicator for recording instrument
JPS599396Y2 (ja) ト−ンア−ムの取付治具
JP3037486U (ja) レーザ測量器のレーザアングル調整装置