JP3037486U - レーザ測量器のレーザアングル調整装置 - Google Patents

レーザ測量器のレーザアングル調整装置

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JP3037486U
JP3037486U JP1996011852U JP1185296U JP3037486U JP 3037486 U JP3037486 U JP 3037486U JP 1996011852 U JP1996011852 U JP 1996011852U JP 1185296 U JP1185296 U JP 1185296U JP 3037486 U JP3037486 U JP 3037486U
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JP1996011852U
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Inventor
イエン シェリー
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オーピーコム インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ装置を全円周の360度に調整可能な
平面に設置できると共に、この360度に調整可能な平
面に対して垂直に設置が可能であるレーザ測量器のレー
ザアングル調整装置を提供すること。 【解決手段】 ケーシング10の通孔14内に本体1を
設け、通孔14の周囲に目盛盤5を固設する。本体1に
軸方向に付勢されたスチールボール13を設ける。レー
ザ装置9を収納可能な水平室22と垂直室23とをトッ
プカバー2に設ける。目盛盤5の貫通孔16の内周縁に
沿って本体1に設けたスチールボール13と嵌合する定
位孔51を複数設ける。トップカバー2が本体1に取り
付けられて目盛板5に対して配置され、角度指示ダイヤ
ル3が、その通孔18を介してトップカバー2に重合さ
れると共に、内方突起31,31に設けられた調整孔3
2,32を介してネジ24によりトップカバー2に取り
付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は、レーザ測量器のレーザアングル調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザ測量器のレーザアングルを調整する装置は、主としてアルミニウム製の ケーシングの上部に固定式水準器と調整式水準器とを備えており、2つの水準器 に基づいてレーザ測量器を360度の範囲で調整すると共に、レーザビームの点 状あるいは線状の指示に用いる。
【0003】 一般に、レーザ測量器を用いる場合は、垂直または水平の独立したレーザ測量 器を使用する。測量と調整に用いるレーザ水平測量器またはレーザ垂直測量器は 、レーザ装置を角度調整が可能な調整固定枠に固定し、調整固定枠を水準器の水 平準位に調整してから、さらに水準器の先端に設置したレーザ装置により、水準 器本体と平行に単一の角度を発射する。
【0004】 しかしながら、従来のレーザ水平測量器またはレーザ垂直測量器は、レーザ装 置をその測定器内において水平方向から垂直方向までに全円周の360度を作る ように設置できる構造を具有していなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、レーザ装置を全円周の360度に調整可能な平面に設置でき ると共に、この360度に調整可能な平面に対して垂直に設置が可能であって、 その射出するレーザビームが確実に誤差を減少し、測量と指示と調整とに有用と なるレーザ測量器のレーザアングル調整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のレーザ測量器のレーザアングル調整装置は、上記課題を解決するため に、円状の通孔を有したアルミニウム製よりなるケーシングと、前記ケーシング に設けられた通孔内に設けられた本体と、前記ケーシングの通孔の周囲に固設し た目盛盤と、レーザ装置を収納可能な水平室と垂直室とを有するトップカバーと 、角度指示ダイヤルとからなり、 前記本体の壁面に軸方向に沿って貫通して挿通孔を設け、前記挿通孔内にスプ リングを配置すると共に、前記挿通孔内に配置された前記スプリングの底端をネ ジにより固定支持し、前記スプリングの先端に定位に用いるスチールボールを設 け、 前記目盛盤はその中央に円形の貫通孔を有し、その内周縁に沿って前記本体に 設けられたスチールボールと嵌合する定位孔を複数設け、前記トップカバーはフ ランジ部を有すると共に、該フランジ部にネジ孔を形成し、前記角度指示ダイヤ ルの中央に通孔を設けると共に、前記通孔内に相対する内方突起を形成し、前記 内方突起の各々に円弧状の調整孔を穿設し、 前記トップカバーがそのフランジ部に設けられたネジ孔を介してネジにより前記 本体に取り付けられて前記目盛板に対して配置され、前記角度指示ダイヤルが、 その通孔を介して前記トップカバーに重合されると共に、前記内方突起に設けら れた調整孔を介してネジにより前記トップカバーに取り付けられたことを特徴と する。
【0007】 また、前記ケーシングに固定式水準器を設ける構成とすることがある。 さらに、前記ケーシングに調整式水準器を設ける構成とすることもある。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は、本考案の実施形態に係るレーザアングル調整装置の要部分解斜視図で あり、図2は、レーザアングル調整装置の要部正面図であり、図3は、第1実施 形態のレーザアングル調整装置を適用したレーザ測量器の要部断面図である。図 1に示すように、レーザアングル調整装置は、円筒状の本体1、トップカバー2 、角度指示ダイヤル3、ボトムカバー4、目盛盤5及びアルミニウム製よりなる ケーシング10とにより構成されている。
【0009】 図3に示すように、ケーシング10には円形の通孔14が設けられている。本 体1は筒状をなし、その外径はケーシング10の通孔14の内径よりも略小さく 形成されており、通孔14内に本体1が設けてある。
【0010】 本体1の周壁には、図1に示すように、軸方向に沿って貫通した挿入孔11が 設けられ、挿入孔11内の正面寄りにはスプリング12が挿入され、挿入孔11 内の底面側にはネジ15が螺入されており、挿入孔11内に配置されたスプリン グ12の一端がネジの先端により支持されている。スプリング12の他端には定 位に用いるスチールボール13が固着されており、スプリング12により本体1 の正面側に向けて付勢されている。
【0011】 目盛盤5は、図3に示すようにケーシング10の通孔14の周囲に固設されて いる。図1に示すように、目盛盤5は、円板状をなすと共にその周縁に目盛が設 けられている。目盛盤5はその中央に円形の貫通孔16を有し、その内周縁に沿 って本体1に設けられたスチールボール13と嵌合する定位孔51が複数設けら れている。
【0012】 図1に示すように、トップカバー2は、円板形状のフランジ部17を有し、そ の上面側には、レーザ装置9を内部に水平な状態に収納可能な水平室22が十字 状に設けられ、水平室22の交差部からフランジ部17の下面に向けてレーザ装 置9を内部に垂直な状態に収納可能な垂直室23が設けられている。また、フラ ンジ部には、本体1に取り付けるための2つのネジ孔21,21が穿設されてい る(図3参照)。
【0013】 図1に示すように、角度指示ダイヤル3は、透明なアクリル樹脂製よりなる円 板よりなり、その中央に通孔18が設けられると共に、通孔18内側に向けて相 対する内方突起31,31が形成され、内方突起31,31の各々には円弧状の 調整孔32,32が穿設されている。また、角度指示ダイヤル3の周縁の適宜一 個所には目標33が設けられている。
【0014】 図1に示すように、ボトムカバー4は、本体1の内径に嵌合し得る程度の径の 円板状に形成されており、2つのネジ挿通孔19,19を有する。
【0015】 図3に示すように、本体1の正面側にトップカバー2が配置されると共に、本 体1の後面側にボトムカバー4が配置され、トップカバー2のフランジ部17に 設けられた2つのネジ孔21,21とボトムカバーの2つのネジ挿通孔19,1 9とを介してネジ20,20により本体1に取り付けられ、トップカバー2がケ ーシング10の通孔14の周囲に固定されている目盛板5に対して配置される。
【0016】 角度指示ダイヤル3は、その通孔を介してトップカバー2のフランジ部17の 上面に重合されると共に、図2に示すように、角度指示ダイヤル3の周縁に設け られた目標33を目盛盤5に設けられた基準目盛に調整した後、図1に示すよう に角度指示ダイヤル3の内方突起31,31に設けられた調整孔32,32を介 してネジ24,24によりトップカバー2に取り付けられる。なお、基準目盛と 目標33により、測量する場合に精密度を得ている。
【0017】 図3に示すように、トップカバー2の水平室22内には水平ポイントのレーザ 装置9aが配置される。図4は、図3に示すレーザアングル調整装置を適用した レーザ測量器の斜視図である。図4に示すように、図3に示す360度の範囲で 調整可能であるレーザアングル調整装置は、ケーシング10の正面左側に配置さ れ、ケーシング10の中央上部には固定式水準器6が設けられ、ケーシング10 の正面右側には調整式水準器7が設けられている。なお、符号8は、電池である 。
【0018】 図4に示すレーザ測量器の使用においては、水平ポイントのレーザ装置9aは 、ケーシング10に配備された固定式水準器6や調整式水準器7に基づいて、遠 方の物体の測量、調整を行う。
【0019】 また、平面でない角度の調整を行う。例えば、30度の傾斜面において水平面 と45度をなすレーザビームの指示を作り出す場合には、まず、傾斜面を30度 に測量し、レーザアングル調整装置を+15度だけ調整すればよい。このように 、水平を呈していない面上において正確に特定の角度の指示を作ることができる と共に、遠方の測量される物体のの水平を調整して測量する。
【0020】 図5は、第2実施形態のレーザアングル調整装置を適用したレーザ測量器の要 部断面図であり、図6は、図5に示すレーザアングル調整装置を適用したレーザ 測量器の斜視図である。図5に示す第2実施形態のレーザアングル調整装置では 、トップカバー2の垂直室23に垂直ラインのレーザ装置9bが配置される。
【0021】 図6に示すレーザ測量器の使用においては、垂直ラインのレーザ装置9bは、 線状の基準線を射出する。これによって遠方の設置物は、測量において調整する 角度を射出された基準線に合わせたり、基準線を基に遠方にある物体の傾斜度を 測量したり、測量される物体の水平を調整して測量する。
【0022】
【考案の効果】
本考案のレーザ測量器のレーザアングル調整装置によれば、レーザ装置を全円 周の360度に調整可能な平面に設置できると共に、この360度に調整可能な 平面に対して垂直に設置が可能であって、その射出するレーザビームが確実に誤 差を減少し、遠方にある物体の測量と指示と調整とに関して有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係るレーザアングル調整装
置の分解斜視図
【図2】同上のレーザアングル調整装置の正面図
【図3】第1実施形態のレーザアングル調整装置を適用
したレーザ測量器の要部断面図
【図4】同上のレーザアングル調整装置を適用したレー
ザ測量器の斜視図
【図5】第2実施形態のレーザアングル調整装置を適用
したレーザ測量器の要部断面図
【図6】同上のレーザアングル調整装置を適用したレー
ザ測量器の斜視図
【符号の説明】
1 本体 2 トップカバー 3 角度指示ダイヤル 4 ボトムカバー 5 目盛盤 6 固定式水準器 7 調整式水準器 8 電池 9 レーザ装置 10 ケーシング 11 挿入孔 12 スプリング 13 スチールボール 14 通孔 15 ネジ 16 貫通孔 17 フランジ部 18 通孔 19 ネジ挿通孔 20 ネジ 21 ネジ孔 22 水平室 23 垂直室 24 ネジ 31 内方突起 32 調整孔 33 目標 51 定位孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円状の通孔を有したアルミニウム製より
    なるケーシングと、前記ケーシングに設けられた通孔内
    に設けられた本体と、前記ケーシングの通孔の周囲に固
    設した目盛盤と、レーザ装置を収納可能な水平室と垂直
    室とを有するトップカバーと、角度指示ダイヤルとから
    なり、 前記本体の壁面に軸方向に沿って貫通して挿通孔を設
    け、前記挿通孔内にスプリングを配置すると共に、前記
    挿通孔内に配置された前記スプリングの底端をネジによ
    り固定支持し、前記スプリングの先端に定位に用いるス
    チールボールを設け、 前記目盛盤はその中央に円形の貫通孔を有し、その内周
    縁に沿って前記本体に設けられたスチールボールと嵌合
    する定位孔を複数設け、前記トップカバーはフランジ部
    を有すると共に、該フランジ部にネジ孔を形成し、前記
    角度指示ダイヤルの中央に通孔を設けると共に、前記通
    孔内に相対する内方突起を形成し、前記内方突起の各々
    に円弧状の調整孔を穿設し、前記トップカバーがそのフ
    ランジ部に設けられたネジ孔を介してネジにより前記本
    体に取り付けられて前記目盛板に対して配置され、前記
    角度指示ダイヤルが、その通孔を介して前記トップカバ
    ーに重合されると共に、前記内方突起に設けられた調整
    孔を介してネジにより前記トップカバーに取り付けられ
    たことを特徴とするレーザ測量器のレーザアングル調整
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングには、固定式水準器を設
    けた請求項1に記載のレーザ測量器のレーザアングル調
    整装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングには、調整式水準器を設
    けた請求項1に記載のレーザ測量器のレーザアングル調
    整装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108087684A (zh) * 2017-12-13 2018-05-29 贵州大学 一种煤矿井下激光指向仪用调节固定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108087684A (zh) * 2017-12-13 2018-05-29 贵州大学 一种煤矿井下激光指向仪用调节固定装置
CN108087684B (zh) * 2017-12-13 2023-05-12 贵州大学 一种煤矿井下激光指向仪用调节固定装置

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