JPS58222141A - ブロツク共重合体の熱処理方法 - Google Patents
ブロツク共重合体の熱処理方法Info
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- JPS58222141A JPS58222141A JP10391982A JP10391982A JPS58222141A JP S58222141 A JPS58222141 A JP S58222141A JP 10391982 A JP10391982 A JP 10391982A JP 10391982 A JP10391982 A JP 10391982A JP S58222141 A JPS58222141 A JP S58222141A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成
るブロック共重合体の熱処理方法に関し、更に詳しくは
、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成るブロッ
ク共重合体を特定の条件下で熱処理するに際し、分子中
に少なくとも1つの窒素原子と硫黄原子を有する安定剤
又は該安定剤とラジカル重合禁止剤の併用系を配合して
使用することにより熱処理の工程で起こるブロック共重
合体の熱劣化及び熱劣化により派生する特性低下を防止
する方法に関する。
るブロック共重合体の熱処理方法に関し、更に詳しくは
、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成るブロッ
ク共重合体を特定の条件下で熱処理するに際し、分子中
に少なくとも1つの窒素原子と硫黄原子を有する安定剤
又は該安定剤とラジカル重合禁止剤の併用系を配合して
使用することにより熱処理の工程で起こるブロック共重
合体の熱劣化及び熱劣化により派生する特性低下を防止
する方法に関する。
共役ジエンとビニル芳香族炭化水素からなるブロック共
重合体は、比較的ビニル芳香族炭化水素含有量が少ない
場合、加硫をしなくても加硫された天然ゴム或いは合成
ゴムと同様の弾性を常温にて有し、しかも高温で熱可塑
性樹脂と同様の加工性を有することから、履物、プラス
チック改質1アスフアルト、粘接着分野等で広く利用さ
れている。又、比較的ビニル芳香族炭化水素含有量が多
い場合は、透明で耐衝撃性に優れた熱可塑性樹脂が得ら
れることから、食品包装容器分野を中心に近年その使用
量が増加すると同時に用途も多様化しつつある。
重合体は、比較的ビニル芳香族炭化水素含有量が少ない
場合、加硫をしなくても加硫された天然ゴム或いは合成
ゴムと同様の弾性を常温にて有し、しかも高温で熱可塑
性樹脂と同様の加工性を有することから、履物、プラス
チック改質1アスフアルト、粘接着分野等で広く利用さ
れている。又、比較的ビニル芳香族炭化水素含有量が多
い場合は、透明で耐衝撃性に優れた熱可塑性樹脂が得ら
れることから、食品包装容器分野を中心に近年その使用
量が増加すると同時に用途も多様化しつつある。
ところがかかるブロック共重合体は分子中に炭素−炭素
二重結合を有するため成形加工時、或いは溶融混線等に
より種々の添加剤を配合する際に劣化しやすく、架橋や
ゲル化反応を起こして成形加工時の流動性を低下させた
り、外観特性を悪化させたり或いはブロック共重合体自
身の特性、例えば弾性的な特性、接着性、耐衝撃性の改
良効果等が十分発揮できないという問題点を冷している
。
二重結合を有するため成形加工時、或いは溶融混線等に
より種々の添加剤を配合する際に劣化しやすく、架橋や
ゲル化反応を起こして成形加工時の流動性を低下させた
り、外観特性を悪化させたり或いはブロック共重合体自
身の特性、例えば弾性的な特性、接着性、耐衝撃性の改
良効果等が十分発揮できないという問題点を冷している
。
従来、かかるブロック共重合体の熱安定性を改良するた
め、フェノール系安定剤、リン系安定剤、イオウ系安定
剤及びこれらの安定剤を糾合せた安定剤が使用されてい
るが、成形加工温度が比較的高い場合や加工時間が比較
的長い場合にはブロン、1゜ り共重合体の熱劣化を防止す、るでとができず、−F記
の様な問題を生じている。
め、フェノール系安定剤、リン系安定剤、イオウ系安定
剤及びこれらの安定剤を糾合せた安定剤が使用されてい
るが、成形加工温度が比較的高い場合や加工時間が比較
的長い場合にはブロン、1゜ り共重合体の熱劣化を防止す、るでとができず、−F記
の様な問題を生じている。
特に最近ではブロック共重合体を用いた成形品の生産性
を向上する目的で比較的高温で成形する場合、高温時に
おける安定性の改良が強く要望されている。
を向上する目的で比較的高温で成形する場合、高温時に
おける安定性の改良が強く要望されている。
かかる現状に鑑み、本発明者らはブロック共重合体の高
温下及び/又は長時間の熱処理における熱劣化を防止す
る方法について斂意検討し、本発明に到達した。
温下及び/又は長時間の熱処理における熱劣化を防止す
る方法について斂意検討し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、
共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成るブロック
共重合体(#分(a)とする)を、190≦T+151
ogt≦340 (ここでTは処理温度く単位は℃〉、tは処理時間〈単
位は分ンである。) の条件下で熱処理するに際し、分子中に少なくとも1つ
の窒素原子と硫黄原子を有する安定剤又は該安定剤とラ
ジカル重合禁止剤の併用系(成分(b)とする)を、ブ
ロック共重合体100重量部当り0.001〜10重1
″部配合することを特徴とするブロック共重合体の熱処
理方法に関する。
共重合体(#分(a)とする)を、190≦T+151
ogt≦340 (ここでTは処理温度く単位は℃〉、tは処理時間〈単
位は分ンである。) の条件下で熱処理するに際し、分子中に少なくとも1つ
の窒素原子と硫黄原子を有する安定剤又は該安定剤とラ
ジカル重合禁止剤の併用系(成分(b)とする)を、ブ
ロック共重合体100重量部当り0.001〜10重1
″部配合することを特徴とするブロック共重合体の熱処
理方法に関する。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明で使用される共役ジエンとビニル芳香族炭化水素
とから成るブロック共重合体は、ビニル芳香族炭化水素
の含有量が5〜95重量%、好捷しくけ10〜90重量
倦、更に好ましくは15〜85重、量のものである。か
かるブロック共重合体はビニル芳香族炭化水素の含有量
が60重量%以下、好ましくは55重量%以下の場合は
熱可塑性弾性体としての特性を示し、ビニル芳香族炭化
水素の含有量が60重量%を超える場合、好1しくは6
5重量%以上の場合は熱可塑性樹脂としての特性を示す
。
とから成るブロック共重合体は、ビニル芳香族炭化水素
の含有量が5〜95重量%、好捷しくけ10〜90重量
倦、更に好ましくは15〜85重、量のものである。か
かるブロック共重合体はビニル芳香族炭化水素の含有量
が60重量%以下、好ましくは55重量%以下の場合は
熱可塑性弾性体としての特性を示し、ビニル芳香族炭化
水素の含有量が60重量%を超える場合、好1しくは6
5重量%以上の場合は熱可塑性樹脂としての特性を示す
。
本発明で使用されるブロック共重合体の製造方法として
は、例えば特公昭36−19286号公報、特公昭43
−14979号公報、特公昭49−36957号公報、
特公昭48−2423号公報、特公昭48−4106号
公報などに記載された方法があげられる。
は、例えば特公昭36−19286号公報、特公昭43
−14979号公報、特公昭49−36957号公報、
特公昭48−2423号公報、特公昭48−4106号
公報などに記載された方法があげられる。
これらはすべて、炭化水素溶剤中で有機リチウム化合物
等のアニオン重合開始剤を用い、共役ジエンとビニル芳
香族炭化水素をブロック共重合する方法であり、一般式 %式%) (上式において、Aはビニル芳香族炭化水素を主とする
重合体ブロックであり、Bは共役ジエンを主2する重合
体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界は
必ずしも明瞭に区別される必要はない。又、nは1以上
の整数である。) で表わされる線状ブロック共重合体、あるいは一般式 %式% [(B −A+;1−B−輻万X 〔(A−Bモへ二
垢面X(上式において、A * Bは前記と同じであり
、Xは例えば四塩化ケイ素、四塩化スズ、エポキシ化大
豆油などのカップリング剤の残基又は多官能有機リチウ
ム化合物等の開始剤の残基を示す。m及びnは1以上の
整数である。)で表わされるラジアルブロック共重合体
として得られる。尚、上式において、ビニル芳香族炭化
水素を主とする重合体ブロックとはビニル芳香族炭化水
素を50重量%以上含有するビニル芳香族炭 6− 化水素と共役ジエンとの共重合体ブロック又はビニル芳
香族炭化水素単独重合体ブロックを示し、共役ジエンを
主とする重合体ブロックとけ共役ジエンを50fi量%
を超える量で含有する共役ジエ体ブロック中のビニル芳
香族炭化水素は均一に分布していても、又テーパー状に
分布していてもよい。
等のアニオン重合開始剤を用い、共役ジエンとビニル芳
香族炭化水素をブロック共重合する方法であり、一般式 %式%) (上式において、Aはビニル芳香族炭化水素を主とする
重合体ブロックであり、Bは共役ジエンを主2する重合
体ブロックである。AブロックとBブロックとの境界は
必ずしも明瞭に区別される必要はない。又、nは1以上
の整数である。) で表わされる線状ブロック共重合体、あるいは一般式 %式% [(B −A+;1−B−輻万X 〔(A−Bモへ二
垢面X(上式において、A * Bは前記と同じであり
、Xは例えば四塩化ケイ素、四塩化スズ、エポキシ化大
豆油などのカップリング剤の残基又は多官能有機リチウ
ム化合物等の開始剤の残基を示す。m及びnは1以上の
整数である。)で表わされるラジアルブロック共重合体
として得られる。尚、上式において、ビニル芳香族炭化
水素を主とする重合体ブロックとはビニル芳香族炭化水
素を50重量%以上含有するビニル芳香族炭 6− 化水素と共役ジエンとの共重合体ブロック又はビニル芳
香族炭化水素単独重合体ブロックを示し、共役ジエンを
主とする重合体ブロックとけ共役ジエンを50fi量%
を超える量で含有する共役ジエ体ブロック中のビニル芳
香族炭化水素は均一に分布していても、又テーパー状に
分布していてもよい。
本発明の方法で用いるビニル芳香族炭什水素としてはス
チレン、0−メチルスチレン、P−メチルスチレン、p
−tcrt−ブチルスチレン、1.3−ジメチルスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニル
アントラセンなどがあるが、特に一般的なものとしては
スチレンが挙げられる。
チレン、0−メチルスチレン、P−メチルスチレン、p
−tcrt−ブチルスチレン、1.3−ジメチルスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニル
アントラセンなどがあるが、特に一般的なものとしては
スチレンが挙げられる。
これらは1種の狗ならず2種以上混合して使用してもよ
い。 ) 本発明で用いる共役ジエンとは、1対の共役二本 重結合を有するジオレフィンであり、たとえば1.3−
ブタジェン、2−メチル−1,3−ブタジェン(イソプ
レン)、2.3−ジメチル−1,3−ブタジェン、1.
3−ペンタジェン、1,3−へキサジエン々とであるが
、特に一般的なものとしては1,3−ブタジェン、イソ
プレンが挙げられる。これらは1種のみならず2種以上
混合して使用してもよい0 本発明で使用するブロック共重合体の分子量は5.00
0〜1,000,000、好ましくは1olooo〜s
oo、ooo、さらに好捷しくは30.000〜500
,000である。また、ブロック共重合体はその基本的
な特性、例えば耐衝撃性改良効果などを損わない範囲内
で水素添加、ハロゲン化、ハロゲン化水素化、あるいけ
化学反応により水酸基、チオール基、ニトリル基、スル
ホン酸基、アミン基等の官能基の導入を行うなどの改質
が行われていてもよい。
い。 ) 本発明で用いる共役ジエンとは、1対の共役二本 重結合を有するジオレフィンであり、たとえば1.3−
ブタジェン、2−メチル−1,3−ブタジェン(イソプ
レン)、2.3−ジメチル−1,3−ブタジェン、1.
3−ペンタジェン、1,3−へキサジエン々とであるが
、特に一般的なものとしては1,3−ブタジェン、イソ
プレンが挙げられる。これらは1種のみならず2種以上
混合して使用してもよい0 本発明で使用するブロック共重合体の分子量は5.00
0〜1,000,000、好ましくは1olooo〜s
oo、ooo、さらに好捷しくは30.000〜500
,000である。また、ブロック共重合体はその基本的
な特性、例えば耐衝撃性改良効果などを損わない範囲内
で水素添加、ハロゲン化、ハロゲン化水素化、あるいけ
化学反応により水酸基、チオール基、ニトリル基、スル
ホン酸基、アミン基等の官能基の導入を行うなどの改質
が行われていてもよい。
本発明の方法においては、前述のブロック共重合体を、
□。
□。
190≦’]”−1−1510g’t≦340好ましく
は、 210≦T+1510gt≦320 更に好ましくけ、 230−=T+ 151!ogt (300(ここでT
は処理温度〈単位は℃〉、會は処理時聞く単位は分〉で
ある。) の条件下で熱処理する。T+1510glで計算される
値が上記範囲より小さい場合には、流動性が悪くて熱処
理が困難になったり、生産性の向上がはかれない等の問
題を生ずる。また、この値が上記範囲より大きい場合に
は熱劣化防止効果が低下して物性低下や外観不良を起こ
すため好ましくない。
は、 210≦T+1510gt≦320 更に好ましくけ、 230−=T+ 151!ogt (300(ここでT
は処理温度〈単位は℃〉、會は処理時聞く単位は分〉で
ある。) の条件下で熱処理する。T+1510glで計算される
値が上記範囲より小さい場合には、流動性が悪くて熱処
理が困難になったり、生産性の向上がはかれない等の問
題を生ずる。また、この値が上記範囲より大きい場合に
は熱劣化防止効果が低下して物性低下や外観不良を起こ
すため好ましくない。
本発明の方法において熱処理とは、前述のブロック共重
合体に常温以上、一般的には50℃以十以上り一般的に
は約100℃以上の熱を与える操作を意味し、予め加熱
された熱媒や電熱ヒーター類により直接又は間接的に加
熱する方法や、電子線やマイクロ波等により間接的に加
熱する方法などが含まれる。具体的な熱処理としては、
例えばブロック共重合体の加熱溶解処理、溶融混線処理
、加熱成形などがあげられる。加熱成形の方法としては
圧縮成形、射出成形、押出成形、プロー成形、 9− カレンダー加工、積層成形、真空成形、圧空成形、発泡
加工、ペースト加工、粉末加工などがあげられる。
合体に常温以上、一般的には50℃以十以上り一般的に
は約100℃以上の熱を与える操作を意味し、予め加熱
された熱媒や電熱ヒーター類により直接又は間接的に加
熱する方法や、電子線やマイクロ波等により間接的に加
熱する方法などが含まれる。具体的な熱処理としては、
例えばブロック共重合体の加熱溶解処理、溶融混線処理
、加熱成形などがあげられる。加熱成形の方法としては
圧縮成形、射出成形、押出成形、プロー成形、 9− カレンダー加工、積層成形、真空成形、圧空成形、発泡
加工、ペースト加工、粉末加工などがあげられる。
本発明の方法において処理時間1は、作業性等を勘案し
て0.1分〜約30日、一般には0.5分〜約10日、
より一般的には1分〜約3日である。
て0.1分〜約30日、一般には0.5分〜約10日、
より一般的には1分〜約3日である。
本発明の最大の特徴は、前述の条件下でブロック共重合
体を熱処理するに際し、成分(b)として、分子中に少
々くとも一つの窒素原子と硫黄原子を有する安定剤捷た
け該安定剤とラジカル重合禁市剤の併用系を、ブロック
共重合体100重量部当ね0.001〜10重量部、好
ましくは0.01〜5重量部、さらに好ましくは0.1
〜3重量部使用することである。該安定剤または該安定
剤とラジカル重合禁市剤の併用系の使用量が上記範囲よ
り少ないと、高温熱処理性能の改善効果が小さくて物性
の良好な組成物が得られない。一方、上記範囲を超える
場合には、本発明以上の顕著な改善効果が認められ々い
ため、使用量は本発明の範囲にするのが好まj〜い。
体を熱処理するに際し、成分(b)として、分子中に少
々くとも一つの窒素原子と硫黄原子を有する安定剤捷た
け該安定剤とラジカル重合禁市剤の併用系を、ブロック
共重合体100重量部当ね0.001〜10重量部、好
ましくは0.01〜5重量部、さらに好ましくは0.1
〜3重量部使用することである。該安定剤または該安定
剤とラジカル重合禁市剤の併用系の使用量が上記範囲よ
り少ないと、高温熱処理性能の改善効果が小さくて物性
の良好な組成物が得られない。一方、上記範囲を超える
場合には、本発明以上の顕著な改善効果が認められ々い
ため、使用量は本発明の範囲にするのが好まj〜い。
= 10−
本発明で使用する安定剤は、分子中に少なくとも一つの
窒素原子と硫黄原子を有する化合物であり、具体例とし
てはフェノチアジン、フェノチアジン誘導体、例えば、
炭素原子1〜30のアルキル基、アルケニル基、了り−
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、シク
ロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、シアン基、アミ
ド基、アシル基、アルコキシ基、ヘテロ環状研黄含有基
、ハロゲンからなる群より選ばれる置換基を含有するフ
ェノチアジン誘導体、6−(4−オキシ−3,5−ジー
tert−ブチルアニリノ) −2,4−ビス−(オク
チルチオ) −1,3,5−)リアジンなどがあげられ
る。
窒素原子と硫黄原子を有する化合物であり、具体例とし
てはフェノチアジン、フェノチアジン誘導体、例えば、
炭素原子1〜30のアルキル基、アルケニル基、了り−
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、シク
ロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、シアン基、アミ
ド基、アシル基、アルコキシ基、ヘテロ環状研黄含有基
、ハロゲンからなる群より選ばれる置換基を含有するフ
ェノチアジン誘導体、6−(4−オキシ−3,5−ジー
tert−ブチルアニリノ) −2,4−ビス−(オク
チルチオ) −1,3,5−)リアジンなどがあげられ
る。
また、本発明で使用するラジカル重合禁止剤は、一般に
モノマー類のラジカル重合禁止剤として使用されている
もので、ラジカルと速やかに反応して安定がラジカルま
だは中性惣1.質に変える試薬である。具体的には、ジ
フエ;ルビクリルヒドラジル、)’J−p−ニトロフェ
ニルメチル、ベンゾキノン、p −1crt−ブチルカ
テコール、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノアルキルエ
ーテル、ニトロベンゼン、ジアルキルジチオカルバミン
酸金属塩々どがあげられる。特に好ましいラジカル重合
糸止剤ハヒドロキノン、ヒドロキノンモノアルキルエー
テル、p −tert−フ゛チルカテコール、ジアルキ
ルジチオカルバミン酸金属塩である。
モノマー類のラジカル重合禁止剤として使用されている
もので、ラジカルと速やかに反応して安定がラジカルま
だは中性惣1.質に変える試薬である。具体的には、ジ
フエ;ルビクリルヒドラジル、)’J−p−ニトロフェ
ニルメチル、ベンゾキノン、p −1crt−ブチルカ
テコール、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノアルキルエ
ーテル、ニトロベンゼン、ジアルキルジチオカルバミン
酸金属塩々どがあげられる。特に好ましいラジカル重合
糸止剤ハヒドロキノン、ヒドロキノンモノアルキルエー
テル、p −tert−フ゛チルカテコール、ジアルキ
ルジチオカルバミン酸金属塩である。
本発明において、本発明で規定する安定剤とラジカル重
合禁止剤を併用すると高温熱処理性能が相乗的に改善さ
れるため、より特性の優れた組成物が得られる。併用す
る場合のこれらの組成比は99/1〜10/90 (重
量比)、好ましくは9015〜30/70、さらに好ま
しくは90/10〜50150である。
合禁止剤を併用すると高温熱処理性能が相乗的に改善さ
れるため、より特性の優れた組成物が得られる。併用す
る場合のこれらの組成比は99/1〜10/90 (重
量比)、好ましくは9015〜30/70、さらに好ま
しくは90/10〜50150である。
本発明の方法においては、必要に応じてフェノール系安
定剤、リン系安定剤、イオウ系安定剤、その他の安定剤
を併用してもよい。
定剤、リン系安定剤、イオウ系安定剤、その他の安定剤
を併用してもよい。
本発明で使用するブロック共重合体(a)には、必要に
応じて種々の添加剤、例えば無機充填剤、有機補強剤、
無機繊維、粘着剤、軟化剤、顔料、難燃剤、帯電防止剤
、滑剤、可塑剤、その他の増量剤など[詳しくは「プラ
スチックおよびゴム用添加剤実用便覧」(化学工業社発
行)や「ゴム・プラスチック配合薬品」(ラバーダイジ
ェスト社発行)に記載された添加剤〕、各種熱可塑性樹
脂、各種合成ゴム、天然ゴムを配合することができる。
応じて種々の添加剤、例えば無機充填剤、有機補強剤、
無機繊維、粘着剤、軟化剤、顔料、難燃剤、帯電防止剤
、滑剤、可塑剤、その他の増量剤など[詳しくは「プラ
スチックおよびゴム用添加剤実用便覧」(化学工業社発
行)や「ゴム・プラスチック配合薬品」(ラバーダイジ
ェスト社発行)に記載された添加剤〕、各種熱可塑性樹
脂、各種合成ゴム、天然ゴムを配合することができる。
本発明を更に詳細に説明するために以下に実施例を示す
が、これらの実施例は本発明によって得られる優れた効
果を示すだめのものであって、本発明の範囲を限定する
ものでは彦い。
が、これらの実施例は本発明によって得られる優れた効
果を示すだめのものであって、本発明の範囲を限定する
ものでは彦い。
なお、本発明の実施例で使用するブロック共重合体は、
次のようにして製造した。
次のようにして製造した。
窒素ガス雰囲気下において、1.3−ブタジェン15重
量部とスチレン20重量部を含むn−へキサン溶液にn
−ブチルリチウムを0.11重量部添加し、70℃で2
時間重合した後、さらに1・3−ブタジェン45重量部
とスチレン20重量部を含むn−ヘキサン溶液を加えて
70℃で2時間重合した。得られた重合体は、スチレン
含有量40重量%(7)B−A−B−A構造のブロック
共重合体であった。
量部とスチレン20重量部を含むn−へキサン溶液にn
−ブチルリチウムを0.11重量部添加し、70℃で2
時間重合した後、さらに1・3−ブタジェン45重量部
とスチレン20重量部を含むn−ヘキサン溶液を加えて
70℃で2時間重合した。得られた重合体は、スチレン
含有量40重量%(7)B−A−B−A構造のブロック
共重合体であった。
13−
rブロック共重合体(B)〕
窒素ガス雰囲気下において、スチレン30重量部を含む
シクロヘキサン溶液にn−ブチルリチウムを0.35重
量部添加し、70℃で1時間重合した後、l、3−ブタ
ジェン70重量部を含むシクロヘキサン溶液を加えて7
0℃で2時間重合した。その後テトラクロルシランを、
使用したn−ブチルリチウムの1/4当I゛添加して、
スチレン含有量30重−i%の(A B +−81構
造のブロック共重合体を得だ。
シクロヘキサン溶液にn−ブチルリチウムを0.35重
量部添加し、70℃で1時間重合した後、l、3−ブタ
ジェン70重量部を含むシクロヘキサン溶液を加えて7
0℃で2時間重合した。その後テトラクロルシランを、
使用したn−ブチルリチウムの1/4当I゛添加して、
スチレン含有量30重−i%の(A B +−81構
造のブロック共重合体を得だ。
窒素ガス雰囲気下において、スチレン30重量部とテト
ラヒドロフラン0.3重量部を含むシクロヘキサン溶液
にn−ブチルリチウムを0.08重量部添加し、70℃
で1時間重合した後、更に1.3−ブタジェン20重量
部とスチレン50重量部を含むシクロヘキサン溶液を加
えて70℃で2時間重合し7た。得られた重合体はスチ
レン含有量80重量%のA−B−A構造のブロック共重
合体であった。
ラヒドロフラン0.3重量部を含むシクロヘキサン溶液
にn−ブチルリチウムを0.08重量部添加し、70℃
で1時間重合した後、更に1.3−ブタジェン20重量
部とスチレン50重量部を含むシクロヘキサン溶液を加
えて70℃で2時間重合し7た。得られた重合体はスチ
レン含有量80重量%のA−B−A構造のブロック共重
合体であった。
14−
実施例1〜6及び比較例1〜5
表1に示しだ安定剤類を配合したブロック共重合体をそ
れぞれ40調φ押出機に供給し、同表に示した条件下で
ペレット化した。押出された各ベレットの溶融粘度指数
及びトルエン不溶分を測定した。
れぞれ40調φ押出機に供給し、同表に示した条件下で
ペレット化した。押出された各ベレットの溶融粘度指数
及びトルエン不溶分を測定した。
結果を表1に示したが、本発明の方法でペレット化した
ブロック共重合体は、従来公知のフェノール系、リン系
或いはイオウ系安定剤を添加したものより溶融粘度指数
の低下及びトルエン不溶分の生成が少ないことが明らか
になった。
ブロック共重合体は、従来公知のフェノール系、リン系
或いはイオウ系安定剤を添加したものより溶融粘度指数
の低下及びトルエン不溶分の生成が少ないことが明らか
になった。
(以下余白)
実施例7〜9及び比較例6〜8
表2に示した安定剤類を配合したブロック共重合体を、
同表に示した条件下で射出成形し、得られた成形片のア
イゾツト衝撃強度を測定した。
同表に示した条件下で射出成形し、得られた成形片のア
イゾツト衝撃強度を測定した。
結果を表2に示したが、本発明の方法で射出成形したブ
ロック共重合体は優れた耐衝撃強度を示すことが明らか
になった。
ロック共重合体は優れた耐衝撃強度を示すことが明らか
になった。
(以下金白)
Claims (3)
- (1)共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成るブ
ロック共重合体(成分(、)とする)を、19(lQT
+15eogt−Q340(ここでTは処理温度〈単位
は℃〉、tは処理時開く単位は分〉である。) の条件下で熱処理す・るに際し、分子中に少なくとも1
つの窒素原子と硫黄原子を有する安定剤又は該安定剤と
ラジカル重合禁止剤の併用系(成分(b)とする)を、
ブロック共重合体100重量部当り0.001〜10重
量部配合す置部とを特徴とするブロック共重合体の熱処
理方法 - (2)成分(b)における安定剤が、フェノチアジン、
フェノチアジン誘導体である特許請求の範囲第1項記載
の方法 - (3) 成分(b)における安定剤とラジカル重合禁
止剤との配合組成比が99/l〜10790 (重量比
)である特許請求の範囲第1項記載の方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10391982A JPS6028867B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ブロツク共重合体の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10391982A JPS6028867B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ブロツク共重合体の熱処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58222141A true JPS58222141A (ja) | 1983-12-23 |
JPS6028867B2 JPS6028867B2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=14366827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10391982A Expired JPS6028867B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | ブロツク共重合体の熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028867B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63186755A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-02 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ブロツク共重合体組成物 |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP10391982A patent/JPS6028867B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63186755A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-02 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | ブロツク共重合体組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6028867B2 (ja) | 1985-07-06 |
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