JPS58222012A - ペ−スト状水虫薬及びその製造方法 - Google Patents

ペ−スト状水虫薬及びその製造方法

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JPS58222012A
JPS58222012A JP57102178A JP10217882A JPS58222012A JP S58222012 A JPS58222012 A JP S58222012A JP 57102178 A JP57102178 A JP 57102178A JP 10217882 A JP10217882 A JP 10217882A JP S58222012 A JPS58222012 A JP S58222012A
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JP
Japan
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water
extract
amount
paste
mixture
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JP57102178A
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English (en)
Inventor
Chuzo Abe
安部 忠蔵
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ABE YUKAGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
ABE YUKAGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、黄蜀葵(以下トロロアオイ」と称す。)の根
から得た抽出液を主剤とした水虫治療に効果のあるペー
スト状の水虫薬に関するものである。
トロロアオイは一年生植物で、その根から得られる抽出
液(粘り、)はネリと称して和紙抄造に使用されている
こと、更には医薬として用いらttでいることはよく知
らしているところであるが、トロロアオイの根は、これ
を堀り上げる際或は泥土を落すため水洗いする嫉視に傷
がつくと根そのものが、又抽出液自体も腐敗することが
極めて早く且つ悪臭を放つ性質を有するものでその取扱
いに注意を要する根物根であり、根も抽出液も保存性を
欠くものである。また抽出液の粘度低下速度か極めて早
いことも特徴であり、このため、トロロアオイ根及びそ
の抽出液の保存方法、粘度低下防止方法の開発が切望さ
れているところである。
出願人は長年の研究の結果トロロアオイ根及びその抽出
液の腐敗防止方法及びその抽出液を主原料とした整髪料
や塗布剤その他の薬効ある軟膏を提供することに成功し
た。本発明はこKLらのうちペースト状の水虫薬に関し
当該水虫薬とその製造方法を提供せんとするものである
以下本発明について詳細に説明する。
トロロアオイは一年生植物でその根の抽出液は極めて粘
性に冨み和紙抄造の際不りとして使用されていること、
また根に傷をつけると腐敗し易く、またその抽出液も速
やかに使用しないと腐敗し易いと共にその生命である活
性度の低下が極めて早いことも知られている。そこでト
ロロアオイを土中から掘り上げる際は根螢こ傷をつげな
いように注意して掘り上げ、これを洗うことなく、根に
土が剛着したまま             7゜■ 
クレゾール石けんの0.5%乃至0.7%溶液に、浸漬
して冷暗所に保存する。
■ 3X乃至5%の食塩溶液に浸漬して冷暗所薔こ保存
する。
■ トロロアオイ根を速やかに水洗し、65度の焼酎に
、トロロアオイ根が!気に触れない程度に浸漬し冷暗所
に保存する。
以上のように保存の方法としては三通りあるが、ホルマ
リン液や過酸化水素液に浸漬する方法では腐敗し保存は
不可能である。
、          さて、上記の方法で保存しであ
るトロロアオイ根を取り出し、なるべく速やかにしかも
完全に水洗(浸漬液や剛着土を洗い流す。)し直ちに破
砕する。次いでこの破砕根を重量比1対1の水に浸漬し
成分を水抽出する。(常温水抽出。)なお、焼酎に浸漬
保存しておいたものは再ひもとの焼酎の中に漬は戻し成
分を抽出する6常季節が春から夏の場什は2日程K、秋
から冬にかけては5日乃至7日程屁とする。然るときは
浸漬槽の中でトロロアオイ根から無色透明の成分が抽出
される〇 なお、破砕根を水(又は焼酎)に入れ攪拌することによ
り成分の抽出を促進することができる。
浸漬槽で成分の抽出が終ったならばこtcを濾過し繊維
素を除去し無色透明の抽出iを得る。
この抽出液は相当高い粘度を有し、いわゆる従来より和
紙抄造の際ネリとして使用されているトロロアオイの抽
出液である。
この抽出液は粘度が高いものであるが、普通の常態では
腐敗菌の発育に部会よく腐敗し易く且つ時間の経過と共
に粘度低下もいちしるしい。
そこでネリの研究では、その粘度低下の防止研究、腐敗
防止の研究が要望されているのである。
■ トロロアオイ抽出液 1000g ■ サリチル酸       5日g @ グリセリン       100g■ クエン酸 
       5ay ■  水                50 gを
用意し、サリチル(ysopとグリセリン100Vとを
よく練り合せ、この混合物にトロロアオイ抽出液i、 
o o o gを混合する。この混合物(液)に、水5
0ノでクエン酸60gを溶した溶液を加え混合し、c以
下1ペースト状組成物」という。)この、ペースト状組
成物を冷暗所又は冷蔵庫に保存する。然るときは、この
ペースト状組成物は長期間(実験ではすでに5年経過し
ても腐敗及C・粘度低下が防止されている。)の保存(
腐敗防止)と粘度低下の防止が可能であった0 即ちネリ(トロロアオイの抽出液)の腐敗防止と粘度低
下の防止には、上記の方法で抽出した粘液にサリチル酸
、グリセリン、クエン酸、水浴液か有効であることが解
明され、実験を重ねた結果トロロアオイの抽出液にたい
して、サリチル酸6%乃至5%、グリセリン6%乃至1
0%、クエン酸2%乃至5%、水6%乃至5%をもって
上記の手段を構ずnば可能であることが解明された。
以上のようにして抽出混合したペースト状組成物は、腐
敗もせず、粘度も低下しないが、従来和紙抄造に使用し
ていたネリとは完全にその成分を異にする(サリチル酸
、グリセリン、クエン酸が混合されている。)からいわ
ゆる従来の不りとはいえず、和紙抄造には使用できない
ものと推臓される。
然しなからこのペースト状組成物を基剤として蒸溜オレ
イン酸、脂肪族高級アルコール、グリセリン、炭酸加用
水溶液、べにトナイトを加え処理すれば水虫治療に効果
のあるペースト状の水虫薬が得られる。
以上の方法で製造したペースト状組成物を調剤用基剤と
して使用した本発明のペースト状の*11膏) 1DH
Iiij5fJ2+=vtz−c@o:z〜′1   
   、(により説明する。
まず、上記ペースト状組成物 2,0ロOgA膚オレイ
ン酸   1.・000f 1itm 肋IN 4 級7  ル コ −ル    
  100Nグリセリン         200)炭
酸加里        300f 水               1o00oc(y)
を用意し、先ず蒸溜オレイン酸と脂肪族高級アルコール
を同時に加熱溶解し、この溶解液にグリセリンを加入混
合する。
次に炭酸加里を水で溶解し、この炭酸力1里水浴/&を
前記、蒸溜オレイン酸、脂肪族焉級アルコール及びグリ
セリンの混合液籠こ加え攪拌する。
ことができる。
この脂肪酸炭岐加用塩を湯煎(脂肪酸炭酸力0里塩を容
器に入れて湯の温度で溶ys−t’ることを湯煎という
cl)シて溶解ペーストとなし、このMMペースト1.
、0009にた0シてペースト状I:(1成物2,00
0gを小量ずつ加尤なカメら攪拌す然るときは、脂肪酸
炭酸加用塩(アル′力1〕性)とペースト状組成物(酸
性)と(よ中Mlされて、ここに中性のペースト状の混
合物か得らオする。
なお、この出来上ったペースト状混合9勿のイヒ学反応
がなお酸性であるときは炭[’ld 7JL1里水浴液
をもって中和し、アルカリ性のとき(よりエン酸水溶液
で中和するとよい。
次に、1,5倍乃至2.0倍敗の水でよく練ったベント
ナイトを、上idlこより得らオ′した中性の混合物に
、混合物の10%乃至15%着を7JOえ両者を混合す
る。
しかるときは、水虫の患部に塗布擦0込んだ場合、患部
でよく展張すると共醗こよ(浸透し、また乾燥も速いペ
ースト状の水虫塗布jllカメ得らしる。
即チ、トロロアオイの抽出液は粘度カメ高く毛管上昇性
に富むから、@部にまんべんなく展張すると共に皮膚に
よく浸透し、オレイン酸番よ常温でも油状であるからペ
ーストの展張をよくし更に乾燥速進剤であるベントナイ
トのf[用効果を助け、サリチル酸は熱に弱も1トロロ
アオイの抽出故にたいして耐熱性を加味し、併せてその
殺菌性で6って抽出液の防腐効果をも果している。
またグリセリンは皮膚か荒nないように、皮膚に適度の
湿り気と軟かみをあたヘスベスベさせる。
このトロロアオイの抽出液を主剤とする水虫剤を患部に
塗布しよく擦り込むと、頑固な水虫でも冶癒することが
できるという実施結果を得ている。
しかしながら上記のようにその主剤がトロロアオイの抽
出液という関係上トロロアオイの含有成分中側がこの治
療効果をもたらすのか、昔から漢方医薬(特に生薬)が
そうであるようにこれを詳らかにすることはできないが
、トロロアオイは昔から医薬として用いられ、そのシラ
、プは日本桑局方にも採用された笑績を有するものなの
である。
トロロアオイの°抽出液は毛管上昇性−こ富むことは前
8己の通りであるが、この性質は抽出液の粘度と正比例
することは公知の事実であるが、\本発明の製造法によ
れば粘度低下はみられないし、また水抽出の際破砕根と
水の比を殆んど1:1(破砕根は空気に触れると腐敗す
るから破砕根が水にか(れる程度の水の量としてあり、
この量は丁度1:1の量となる。)の緻で、水抽出には
最低限の蓋であるから、抽出液の粘度も適度であり、こ
れに重付した合剤と相まって皮膚への展張と吸収、乾燥
と皮膚荒れの防止かた(みに配慮さしているので、水虫
剤としては好適な条件を有するペースト状水虫薬である
特許出願人 有限会社 安部油化学研究所 代理人弁理士 佐々木  弘 □、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)「炭酸加用水溶液に、蒸溜オレイン酸・脂肪族に
    アルコール及びグリセリンの混合液を混合してなる脂肪
    酸炭酸加里塩」に、[サリチル酸とグリセリンの混合物
    にトロロアオイの抽出液を(M、@シ、更にクエン酸水
    溶液を混合してなるペースト状組成物(調剤用基剤用を
    混合し、更にこの混合物にベントナイトの水練物を混合
    してなるペースト状水虫薬。 +21  r)ロロアオイの破砕根を、破砕根が窒気に
    触れないで水の中に没する程度の水量の中に常温で数日
    浸漬して得たトロロアオイの抽出液」を、抽出液の量に
    たいして「サリチル酸5%乃至5%量、グリセリン6%
    乃至10%にの割合で混合した混合物」と混合し、この
    混合物と、「トロロアオイの抽出液量にたいして2%乃
    至5%量のクエン酸を同様3%乃至5%量の水で溶解し
    た溶解液とを更に混合してペースト状組成物(調剤用基
    剤)」となし、他方混合開会を 蒸溜オレイン酸     100 脂肪族高級アルコール   10 グリセリン       20 炭酸加用         30 水               100とし、「蒸溜
    オレイン酸と脂肪族高級アルコールを同時加熱溶解混合
    し、更にこの溶解液にグリセリンを加入混合し、これに
    炭酸加用の水溶液を加入攪拌して脂肪酸炭酸加里塩」と
    なし、この「脂肪酸炭酸加里塩を湯煎して溶解ペースト
    」とし、この「脂肪酸炭酸加里塩の溶解ペースト1に対
    してペースト状組成物(調剤用基剤)2の割合の蓋を小
    量ずつ加入攪拌し」更に[上記混合物の全量にたいして
    10%乃至15%量のベントナイトヲ、ベントナイトの
    量の1.5倍乃至2.0倍の水で練リ」このベントナイ
    トの水練物を上記混合物に重付することを%徴とするペ
    ースト状水虫薬の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197227A (ja) * 1984-10-16 1986-05-15 Abe Yukagaku Kenkyusho:Kk ペ−スト状水虫薬
JPS61249931A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Abe Yukagaku Kenkyusho:Kk ペ−スト状水虫薬
JPH01165527A (ja) * 1987-12-23 1989-06-29 Tsumura & Co 漢方薬エキス剤の製造方法
EP2522336A1 (en) * 2009-11-02 2012-11-14 Fukumotogiken Corporation Co. Ltd Skin cosmetic kneaded composition and method for producing same, and method for using skin cosmetic kneaded composition

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EP2522336A4 (en) * 2009-11-02 2014-08-27 Fukumotogiken Corp Co Ltd COSMETIC COMPOSITION FOR MALAXATED SKIN AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME, AND METHOD OF USING THE COSMETIC COMPOSITION FOR MALAXATED SKIN

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